ドメーヌ・ドゥ・サン・ジャン・ドゥ・ボールガール
デルバール社の薔薇 ドメーヌ・ドゥ・サン・ジャン・ドゥ・ボールガール。
ボールガールは この長~い正式名称が正しいのか少し自信がなかったので、確実に名前をお伝えするためにデルバール社のサイトから薔薇の名前を貼り付けました。(笑)
名前が長いこともありますが、自信がない理由は他にもあります。
専門家やマニアの方は別として、薔薇好きの一般の人達は多分同じように思っていらっしゃる方が多いのではないかと・・・。
ほんの数年前まで園芸店の薔薇コーナーはまだまだハイブリットも多く、プラス オールドローズとイングリッシュローズの薔薇が同じくらいという所がほとんどでした。
しかし1~2年くらい前から 突然デルバールの商品がイングリッシュローズと同じくらい沢山 店頭に並ぶようになり、
どれがどんな姿でどんな香りなのか確認しきれないというか、みんなまだよく解らない という状態なのではないかと思います。
その為、他のお庭に行って拝見して花の特徴をお聞きすることもほとんどできません。
Ruiにとっては自分で花を見て確認し、育ててみて初めてこの土地での耐病性や花期が解る薔薇達なのです。だから面白い というところもあります。
またしても雨でした。(汗)
Ruiがこの薔薇を選んでみたのは、秋にしっかり咲く中輪の色の濃い薔薇を探していたからです。
毎年夏~秋になると、何故か色の濃い薔薇が良く見えてきます。
ボールガールは花が大きくない色の濃い薔薇。(自分の都合ではもう少し紫色が出てほしいような気もしますが。)
庭の一角にシックなコーナーを作りたくなり、ギンヨウアカシア(パープレア)とディアボロ、ブロンズフェンネルの側に植えています。
オールドローズのレーヌ・デ・バイオレットと同じくらいの花の大きさです。
シックなラインは難しいです。
色の濃い薔薇を植えたから即シックになるわけではないんですね。
シルバー系の葉や低木の助けを借りてこれから少しずつ試してみたいと思っています。
ジュビリー・セレブレーション
Ruiといいます。
いえ、ジュビリー・セレブレーション。
Ruiのイメージ画像の薔薇がこのジュビリーです。
白や薄いピンクばかりだった庭にさし色としてお迎えした薔薇です。
この頃(三年前)がいちばんの薔薇病だったと思われます。
なぜ薔薇病にと思われていた方も、上の一番花の姿を見れば少し解っていただけたのでは?。
少し陰る場所で 絶妙な色で咲いてくれています。
前面にはギボウシのハルシオンと白花フウロを。
後ろには日陰に強い白のアスチルベを合わせました。もう少し盛り土をしてアスチルベが見えるようにしてもよかったかも。
ベンチに座って横から見るとアスチルベの白とジュビリーの濃いサーモンピンクとハルシオンのブルーの 違うコントラストが楽しめます。
ニセアカシアの葉の色とディアボロの葉の色そして足元のリシマキアの色・・・黄緑であわせて縦の黄緑ラインを作って 色の流れが出せないかなぁと思いました。
晩夏はアスチルベとバトンタッチして 後ろにあるノリウツギが上から白い花を咲かせてジュビリーと色のコラボをしてくれます。
春は薔薇も大きくたくさんの花を咲かせますが、花の少ない秋は周りの低木の葉の色がお手伝いしてくれて違う景色を作ってくれます。
薔薇だけでなくもう少し庭の植栽の写真を というリクエストを頂いたので薔薇のまわりの植え込みについてお話してみました。
庭ブロはプロだらけなので本当は自分のブログでは・・勇気要ります・・・
こんな雰囲気です。(汗)
薔薇が終わる頃にいつも思うこと・・・
限られた小さな空間でも四季を感じて楽しめないかなぁ。
葉の色どりで季節を感じるには何がいいのかな?
植える場所がないからなぁ〜夏にジャングルになっても困るし。
あんまり入れずに厳選した物を少し・・・でもハズレたら?ブツブツ・・・
またまたRuiの独り言でした。
ソニア・リキュエル
昨日も今日も本当に暑いですね。
梅雨の合間にお天気の良い日があると 蒸れていた日陰の植物達にとっても まとめて作業がしたいRuiにとっても有難いです。
夕方に作業しようとすると藪蚊の集中攻撃を受けるので やはり朝仕事がいいのかなぁと思っていますが、朝は雑用も多いので時間のやりくりがなかなか出来ずにいます。
ソニア・リキュエルはギヨー社の薔薇です。
ジェネロサ系で甘くフルーティな香り 。
ソニア・リキュエルとお聞きになるとなんとなく馴染みがある方もいらっしゃるのでは?
そうです。あのファッション界のニットの女王のお名前です。
ソニアの香水もエブリンのように世に出ていますが、残念ながらRuiは持っていないので薔薇と同じ香りなのかは確認できていません。
花色はうすいピンク。シルバーピンクに見える時もありますが、季節によってサーモンがかかる時もあります。
開花したら写真を・・・と思っていましたがちょうど長雨で綺麗な一枚がご報告できませんでした。
本当はこの写真の後が見たいですよね。
残念
お詫びと言ってはナンですが・・・
薔薇の写真にかなり飽きているRuiの次なる作品
前回の生き物作品(?)は6月18日投稿の「プロスペリティ」に載っています。
イグアナ君じゃないですよ。
でも分類すると生き物です。
昨日撮影致しました。
Ruiにブログを教えてくださったタカショーのお二人。
本当にお世話になりました。
「さあ、始めますよー」と、意欲と熱意を感じさせる杉本先生と
「ここはですねぇ。」と、優しい口調でフォローしてくださる岡本サマ。
なかなか絶妙のコンビです。
まさに薔薇とクレマチスのコラボレーションでした。
フェリシア
そろそろ花が一段落した薔薇が多くなってきました。
雨の切れ間に 花が終わった枝を見てみると、枝が混んでしまい病気になってしまいそうな予感の葉や黄色になった葉が付いていたりします。
週末は少し葉を整理しながら花が終わった薔薇からお礼肥をしていくことにしました。
フェリシアちゃんはカタログにはシルバーピンクと載っていますが、どう見てもアプリコットピンクですよね。
でも庭友宅のフェリシアちゃんはピンクなんですよね。日当りや土の関係なのでしょうか。
この花は 明るくて気の良い 女の子という感じの花です。
中輪より少し小さめの花で、とにかく強いです。夏も咲いて偉い
最初は道路に面したフェンスに仕立てましたが、どうもイメージが違うように思え、門柱の下に移動し、ブッシュに仕立てています。
通ると香りがほのかに漂います。
少し日陰になる場所なのですが、ちゃんと育ってくれて助かっています。
毎年花がどんどん咲いている時期は、パパさんの職場にも薔薇をお届けします。
パパさんを送るのか 薔薇を送るのか よくわからない状態でこの時だけ職場に送迎。(笑)
去年同じ花瓶を二個買い、一つは職場用に持って行ってもらいました。
家にいても花瓶の間口や大きさがわかるので、そのサイズにアレンジできます。
持って行った時に お忙しい職場の皆さんの負担にならず すぐにパブリックなテーブルに飾れて良かったのですが・・・
パパさん、家の花瓶を割っちゃいました。
あれれ・・・
まぁ いいかぁ。
なんとなくこのぐらいの大きさかな。
花の綺麗な時期は短いので、少しでも見ていただける方がいると薔薇達も幸せです。
ブラッシュ・ノワゼット
ブラッシュ・ノワゼットは小ぶりの愛らしい花を付けます。
この薔薇をお迎えした理由・・・それは
名前が素敵だったから。
いい香りがしそうな予感がしたから。
四季咲きだったたから。
アーチで 大ぶりのカップ咲きの薔薇とコラボさせたら絶対に素敵だと予感したから。
でも今年も鉢に入ってスタンバイしたままです。
将来的には薔薇の鉢は極力無くして 地植えにしたいのですが、まだアーチがなくて植えられないんです。
実はアーチを増やしてやり過ぎになるのが怖くて、手を付けずにいるのです。
アーチは立体感が出て便利ですが、一度設置すると撤去は大変。
広くない庭ではなおさらです。
“オシャレ”と “やり過ぎ ”の線引きは微妙ですよね。
どうしようかなぁ・・・
なんだか今年も鉢で楽しむことになりそうです。
クマさんも考え中?
モーティマー・サックラー
雨の合間のほんのひと時。
そろそろ植物の葉の整理をしたいと思っています。
下側の葉が黄色になった物や傷んだ葉を処理する仕事です。
きれいに床屋さんをしてあげると、植物の足元も風が抜けるようになり、なんだかホッとします。
まとまった時間と晴れがうまく重なるといいなぁ。
広くない我が家の駐車場。
二台入れたら通路はほんのわずかです。
駐車場の横には本当にわずかばかりの花壇があります。
以前はここにベニカナメ(カナメモチ)が植えてありました。
でも、年とともに大きくなり、車を乗り降りするたびにお洋服が枝に引っかかるという事態になり、サヨナラさせてもらいました。
フェンスを付けてしまうと どうしても出庫する時の視界が悪くなり、車を出しにくくなるし・・・
それで、何を植えようかなぁ…と考え・・・
モーテマさんにお願いしてみた訳です。
このイングリッシュローズは大型になりますが、枝にトゲがなく、葉もあまりモサモサ付かずにスーッと上に伸びてくれます。
トゲがないつる薔薇は少ないので狭~いこの場所には最適かなぁ、と。
今年移動したばかりでまだ小さいですが、少し上に花が付いてくれるとジャマにもならず、駐車場が明るくなるような気がします。
足元にはコニファーのゴールデンモップとラベンダーを。
道路に面しているので常緑の植物があると冬も淋しくないかな、と思っています。
マダム・ハーディ
遅咲きのつる薔薇が雨の中ではらはらと庭に落ちてきます。
見ているだけならとても風情があるのですが・・・・
雨の中、つる薔薇を上で処理するのはやはり大変。
以前もお話しましたが、最近はあまり頑張らずに 出来る範囲だけ落ちそうな花びらを取ってあげて、あとは花びらが落ちたら朝か夕に下の植物をポンポン掃ってあげています。
花びらが雨で付いたままになっていると、植物の葉がカビたり穴があいたりしてしまいます。
届かない所はトマトの支柱でポンポン。
これだけで植物たちの雨の傷みはかなり防げています。
後の処理は時間がある時ね。
一期咲きのオールドローズのマダム・ハーディーは素敵なグリーンアイ(ボタンアイ)を持っています。
花の中央のグリーンが見えますか?
庭を拝見した時に、マダム・ハーディとピンクのグリーンアイの薔薇を合わせていらっしゃるお宅がありました。
Ruiだったらグリーンアイが二つあったら違う場所に植えていると思うのですが、ピンクのグリーンアイを重ねると特徴が際立ち、とても綺麗でした。
花の形や取り合わせで色々な楽しみ方があるのですね。
雨続きでも次々と咲き、病気に強いマダム。
葉が明るい緑なので、後ろが明るく見えればいいなぁと思い、ボーダー花壇の後面に植えています。
セント・セシリア
なんとか雨が止みましたが、今にもまた降ってきそうなお天気です。
ここ何日かで 虫たちがとても活発に動きだし、畑の葉物はRuiが食べる前に無くなってしまうのではないかと内心不安です。
セント・セシリアはとても上品な色の薔薇です。
セシリアさんのファンは多いですね。
清楚で美しい聖杯形と色が女性好みなのだと思います。
白に近い淡いピンクで、強香。
デビットオースチンの図鑑には「非常に強香でミルラ香にレモンとアーモンドの花の香りが混じった独特の芳香があります。」
と、書いてありますが、お解りになりますか?
想像だけで鼻をクンクンさせてみてもですよね。
結局、何なんですかぁ?とお聞きしたいところですが、
簡単に言うと、香りはとてもいいです。(笑)
この姿と香りにいつも癒されます。
アンチューサー、ジキタリス、デルフィニューム、セント・セシリアへと続きます。
庭の訪問者?
ファビラス!
ここ三日ばかり、ずっと雨でした。
庭がどうなっているか・・・
花びらは次々に雨で崩れ、西日のあたる通路側のシルバータイムも雨で部分的に黒くなってしまいました。
芝生をそろそろ刈りたいところですがこれでは当分無理かも。
その後の芝生の様子も後日ご報告します。できたら・・・。(かなり弱気)
ファビラス!はアメリカのJackson&Perkins社の薔薇です。
白い花びらはとてもしっかりしています。
ファビラスは、「」までが名前です。
だから「ファビラス!」といいます。
「素晴らしい!」という意味です。
なんだかファビラスと言うたびに京成の宣伝してるみたいな変な感じがしますが。
どこがファビラス!なのか?って?
「繰り返し咲いて雨に強くて耐病性,耐寒性に優れています。(省略)
翌年から勢いがついて太いシュートがどんどん出てきます。」
と、京成のカタログさんは言ってます。
人ごとなのはですねぇ・・・
Ruiは「強いならイケるでしょう。ファビラス!って言うくらいだしぃ。頑張れぇファビラスぅ」
と、とんでもない日陰に植えていましてぇ・・・「翌年」は過ぎてるんですが・・・
ご成長をお祈り申し上げております。
ファビラス!
スノーグース
小ぶりの花のつる薔薇です。
畑の南面のフェンスにどんな薔薇を植えようかを考えて、畑にあっても違和感のない素朴なつる薔薇にしたかったのでこれをチョイスしました。
スノーグースっていう名前がこの花の雰囲気にぴったりですよね。
全体を見ると・・・
ポタジェの入り口から見た風景
畑とのバランスも良かったので、めずらしくタイムリーに選べたかも・・・と、ちょっとうれしいコーナーになりました。