秋の庭仕事 2011
最近寒暖の差が激しいですね。仙台では先日みぞれも降りました。体調を崩さないようにお互いに気を付けましょうね。
庭ではまた薔薇の開花が始まりました。
昨日はパパさんがヘリテージを職場に持って行きました。花数は少ないけれど、この季節の薔薇はいいものですね。
今日は秋の庭仕事の様子です。
10月の上旬から、主婦のこま切れの時間を使って ボチボチ秋の庭仕事をしていました。
「ナイロンに入れて軒下に置いてた去年の落ち葉いらな~い?」と言ってくれた庭友のNちゃん。ありがとね!
さっそく米ぬかで作ったボカシと薄めた木酢液を入れてマゼマゼ。
5日後にはもうこんなホウセン菌だよぉ~~自然って不思議だねいったいここで何が起こっているんでしょう。
事件は会議室で起こってるんじゃな~い
腐葉土BOXで起こっているんだぁ~~
そして次に取りかかったのは芝生で~す。庭仕事の中で芝生の作業が一番嫌いなRuiです。それでも夏に茹でダコになりながら何とか雑草を根絶したはず!なのですが・・・
いつの間にか雑草があるってどういうことですかっ
私の夏の苦労は何処に行っちゃったわけぇ~~
と、雑草にケチを付けつつ、作業を開始しました。
芝生の雑草はいろいろですが、下のコレ(チドメグサ系?)が一番憎いぃ~~取っても取ってもなかなか終わりません。
もともと粘土質な土地なので、草を取っていったら芝生がな~い なんていうこともあります。
汗をかくことが嬉しい秋の草取り。
な、訳ないデショ。(笑)
ホントはラクして終わりたい、雑草が憎~い秋の草取りでした。
そして、秋に新しい薔薇をお迎えしてしまいました。
昨年、テッポウムシにやられてしまったマダム・アルフレッド・キャリエールの代わりに、アルべリック・バルビエを注文しました。
村田薔薇園のオールドローズの苗は凄いです。長いシュートがグル~ンと巻いてあるんです。それから、納品書に毎回簡単なメッセージが書いてあるのですが、短い文章に商売とは違う思い入れのようなものが感じ取れます。この人は本当にオールドローズが好きなんだなぁ・・・と。
嬉しい気持ちで薔薇の植え付けは完了。少しでも根が張って寒い冬を乗り越えられますように。そして素敵な背景を作ってくれますように。
冬の前に根を伸ばしてほしい物は、まだまだあります。この時期は冬越しする為に少しでも根を張らせるギリギリの時期だからです。
植物の株間を調節する作業をしながら、終わった宿根草を刈り取ると・・・
あっという間に枯れ葉は山盛りです。
刈り取った後には、来年の期待の星がもう待機していますよ~。
冬もがんばれっ!
刈り取ってみると株の状態が良く分るので、大きくなり過ぎた植物は株分けをして、強い物だけが生き延びることのないように根を確認しています。
まず大きな植物を掘り上げて・・・スコップでザックリ株分け。「けっこう大ざっぱなんだね・・・。」ってよく言われます。(笑)
掘り上げたら土を確認して、たぶん足りない?(ただのカン)と、思われる物を加えていきますよ~。今回植え換えをした土には、クンタンと 馬糞と 手作りしたボカシを混ぜました。土が硬めの場所には腐葉土も投入~~土さえ作れば何を植えても来年は楽しいだけ
初めはスローペースだった作業ですが、土にふれて体を動かしていると次第に夢中になってしまいます。昨年も書いたような気がしますが、この土の作業を始めると、途中から何を植えるとか 咲かせるとかは もはやどうでもよくなってきて、とっても満たされた気持ちになってくるんです。 体も心もあったまるような感覚。
掘る~掘る~混ぜる~~良くわかんないけど凄~く良くなったような気がする~~
しかし、日が暮れるのも早いので、植え込みがどうでもよくなったとも言っていられませんよね。植物を戻して、新しく購入した苗もボーダー花壇に入れていきますよぉ~。
この秋は庭ブロのso-maさんから宿根草を数点購入しました。
梱包もとても丁寧で、株も丈夫そう~~担当の石島さんありがとう~~
花壇には来年の大きさと高さを予想して植え戻していくのですが、いつものように「何か違うよぉ~」と、出したり引っ込めたり。毎年同じような作業をしているんだから、もう少し効率が良くてもいいと思うよ、ホント。(苦笑)
最後は暗くなってきて焦り、強制的に作業完了~。
気付けば、いつの間にか肌寒い夕方になっていました。
片づけしながらだんだん暗くなり・・・
何て楽しい秋の時間だったんでしょうか。
日暮れと片づけの追いかけっこの・・・・
Ruiの秋の庭仕事でした。
秋の楽しみ 2011
秋の楽しみっていろいろありますよね。 紅葉を見たり、秋野菜を食べたり、果物を食べたり・・相変わらず食べることばっかりですが、何と言っても結実の秋ですから。
この時期、ラ・フランスも香りが良くて美味しいですね。あ、薔薇じゃなくて洋ナシのラ・フランスですよ~。(笑) 香りに誘われて今年もタルトを作りました。
ラ・フランスは砂糖とワインで少しだけ煮て、タルトが焼けたら熱いうちにラ・フランスで作ったジャムを塗ります。諸事情により、甘さは控えめで作ってま~す。
でもやはりガーデナーの喜びは自分の庭で秋を見つけることでしょうか。
秋バラも少しずつ咲き始めました。
アスピリンローズと糸ススキ
花数は春のように多い訳ではありませんが、秋の花は色も濃く、香りも一段と強いような気がします。でも、そう感じるのは、もしかしたら秋の方が自分に余裕があるからかもしれません。
アイスバーグ
春は薔薇に押されて庭仕事をしなければなりませんが、秋の薔薇は花持ちが良いのでゆっくりと愛でることができ、下に植えてある宿根草もそろそろ終わりなので、花びらが落ちる事を気にせずに薔薇が楽しめます。
ムンステッド・ウッド
だから 秋の薔薇は自分へのご褒美だと勝手に(笑)思っているんです。
花びらが落ちることすら美しいと思える
ゆったり流れる時間・・・。
今年も小さな庭で充実した時間が過ごせて・・・
こんな美しい花びらをありがとう。
そうだった、春に庭仕事優先でとばっちりにあった家族にも お礼を言っておこうかな~。ありがとね。来年の春こそは、夕飯を手抜きしないようにがんばりま~す。でへ。
ラ・ローズ・ド・モリナール
それから、今日 雑誌の入った郵便物が届きました。
11月16日発売のBISESに我が家の庭が掲載されています。
今年の夏に、八木編集長がチャリティ活動の為に来仙された際、我が家の庭にも立ち寄ってくださいました。花の少ない時期なのは残念でしたが、限られた空間でも少しだけ季節を楽しめるような庭に・・・そんな部分を見てくださったことは、とても嬉しいことでした。
他の季節の写真も送ってほしいとのことだったので お送りしたところ、私の撮った写真も掲載してくださいました。それらの写真はブログにも使ったので、見覚えのある写真も載っています。
八木編集長に「はい、あなたの写真を撮るわよっ!」と言われ・・・
「えっ?」・・・。
という訳で、今回は顔写真までガッチリ写っている次第です。(大汗) もっと背筋を伸ばせば良かったぁ。どうして帽子を深くかぶってしまったのかな~。え?何をしても変わらない?はは・・。
庭の掲載の他に、我が家のリビングから見た景色も紹介されています。(106P) 時間があればご覧くださいね~。 (^-^)
ヘリテージ
充実した園芸雑誌が少ない時代に、BISESは私たちに外国の美しい庭を教えてくれました。今、15年前の古いBISESのイギリスの写真を見ても決して古さを感じないし、改めて見ると とても新鮮だったりします。
木と宿根草の組み合わせ等、BISESは私たちガーデナーに間違いのない方向性と、刺激と、楽しみを与えてくれました。一日の終わりに雑誌を読む時間は楽しいものですよね~。
今回掲載して頂けたことは正直とても嬉しく、このような機会を与えてくださったオープンガーデンみやぎに感謝しています。
これからも庭のある暮らしを 少しずつ 自分らしく 楽しんでいけたらいいな~と、思っています。
秋の庭
仙台では山の紅葉はいよいよ終わりを告げ、街の並木に移動してきました。日中は暖かいのですが、朝は窓のガラスがうっすらと曇っていて、いよいよ冬がやってくることを感じます。
今日は庭の秋の様子です。
落葉した葉をほうきで掃くことから庭仕事は始まります。
ヘンリーツタも赤く紅葉し、毎日はらはらと少しずつ落ちています。
今、一番美しいのは何かしら?と見渡すと・・・・
ちょっと変化球のようですが、ニューサイランの葉です。春は、冬の風と雪で傷んでボロッとしていますが、秋には色の深い美しい葉が更新され エンジの深さに惚れ直します。
でも、ニューサイランはこの庭を作り始めたころはあんまり好きではなかったんです。乙女(笑)はやっぱり花が好きですからぁ。(プププ・・・) しかもニューサイランって葉がごっついし、このエンジって何なのさ?と思ったりして。はは。
しばらくしてこの場所にニューサイランを入れたのは、庭としての骨格が欲しくなったからです。このすぐ側にはスモークツリーがあるので色で繋げたかったことと、春は花で何とかなるのですが、宿根草だけではあまりにもフワフワとしていて落ち着かなかったんです。
いつも安定して必ず定位置にあるもの。木と宿根草をつなぐもの。そういったものが低木だったり、常緑の葉だったりするのでは・・と思っています。
グリーンのニューサイランはまた違った雰囲気です。
入れてみて感じることは、フォーカルポイントになるので庭がボケないし、硬いイメージの葉があることで 逆に周りの花のやわらかさが強調されたような気がします。花が優しく見えるというか・・・。上手く言えませんが・・・。
そして今年の秋にゾッコンなのが「絶対いいから植えてみて!」と、庭友に頂いてきたアスター。 この色好きだなぁ~。
ふふ・・・アスターもね、最初はあんまり好きじゃなかったんです。
「コレ、名前は外人だけど、結局は小さい菊なんじゃないの~?(笑) しかもダラダラ~っと広がって下がるしぃ。」と、思っていたんです。
パパさんはもっとヒドイことを言ったんですよぉ。「ハルジョオンかヒメジョオンに似てる」ですって。ソレ雑草じゃない 何も知らない人に雑草に似てると言われて・・確かに白いアスターはどこか似ているだけに・・・ガックリのRui(笑)
でもこの品種のアスターは色も自分の好みで芯もなかなか強いんです。
最近は植物も次々に新しい品種が出て、私たちはその情報に追いつけない状態です。それに、育ててみると実際は当たりだけでもないので、庭友の情報はとても助かります。
あの暑~い夏を耐えてこんなに花を咲かせるなんて・・・強いなぁ。偉いなぁ。
この時期は景色も枯れ葉色になってきているので、今が盛りと咲いている花を見ると嬉しい気持ちになれますね。だってホラ、乙女だから~。(汗)
畑の赤唐辛子とパプリカも順調です 。
パプリカに向かって「いい加減、そろそろオレンジ色になってもいいんじゃな~い?もう11月だしぃ。」と、話しかけるRui。 だって早く鍋用の春菊を植えたいんですもん。 トマトもまだ花が咲いているんですが、さすがに皮が硬くなってきました。残念だけどそろそろお別れです。
ベロニカ トウティランも花の季節になりました。でも一か月前に移植してしまったので、ちょっと花もこじんまりです。(汗)
この植物は薔薇のコンパニオンプランツとして使っています。薔薇の葉の色との相性がとても良く、気に入っています。
晩夏からずっと咲き続けているのがセージの花。頑張るねぇ。
ピラカンサの実と斑入りの糸ススキが秋らしさを感じさせてくれます。
キミキフーガ(ブラックネグリジェ)はもうすぐ終わり。
その足元にあったピオニーの葉はとうとう枯れてしまったので切りました。春は素敵な花をありがとう。乙女(もういい?)はその姿に酔いしれました。来年またね!(^-^)
ピラミッドアジサイも秋色に。
日、一日と緑色が少なくなっていく秋の庭。
あんなに暑かったあの夏はいったい何処に行ったのかなぁ・・・。
いろんなことがあったのに・・・季節ってちゃんと巡るんですね。
あっという間に日は暮れて・・・・
秋は四季の巡りを改めて実感する季節でもあり・・・
冬の寒さを覚悟する心の準備期間のようでもあります。