夏の終わりに

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 少し気温が下がり、窓を開けると涼しい風が通り抜けるようになりました。

 

 

                         プロスペリティ                               

長雨に始まった今年の夏。雨の間は長そでを着る生活だったので、暑い日は例年よりも短かかったように感じます。

 

             中には虫よけキャンドルが入ってマスニコニコ(女の子)  

 

季節は毎年巡ってきますが、その年の天気で花の咲く時期や実のなる時期が少し変わり、毎年すっかり同じ景色になることはないもので・・・

花たちはその年の天気に左右されながらその年なりの花を咲かせます。

 

 

庭に植えているお馴染みの花たちのことは分かっているつもりでも、自分の手入れで調整できることは限られていて、あとはその時期の天気次第というところが大きいのです。

 

 

その年の景色を見て 時には喜んだり時にはジタバタしながら(笑)過ごすことが自分らしい庭時間なのかもしれません。

 

       りんご        りんご        りんご

 

 今年はお礼肥が効いたのか 薔薇の返り咲きはかなりの数で、夏の長い期間楽しむことができました。西洋紫陽花やカサブランカも花数が多かったように感じます。

 

細かい花びらを沢山つけた夏の姿のイレーヌ・ワッツ。

 

                    イレーヌ・ワッツ

 

 ピエールの返り咲きの花は結構好きなんです。夏は春よりもこじんまりとしていて、きっちり決まり過ぎでない優しい雰囲気の花が咲きました。

                     ピエール・ド・ロンサール

 

そうそう、5月にブログでご紹介したハイドラシアのマジカルはブルーからピンクになった後にこんな色に変化しました。

 

 

西洋紫陽花らしい花形で、雨で乱れることなく花首もシャキンと立っているし 葉も深緑でいい感じ。

 

 

でも、夏の長雨で芝生はかなり傷みました。夏の庭は花はそんなに咲かなくても芝生だけは綺麗であってほしい。でもその為にはやはり土に手を入れなければなりません~。

 

 

今までも私的には芝生には随分手をかけてきましたが、おばさんの一人仕事には限界があり、その場しのぎ的な作業にならざるを得ないのです。

昨年は渋る主人を捕まえて(笑)二人で部分的に作業をしましたが、芝生の作業は重労働でもあり、いよいよ業者さんにお願いして土を全面的に砂に入れ替えようかとも考えたのですが・・。

でもね、もう一回だけ自分たちでやってみようかと思って。ニコニコ(女の子) 

これからの季節は作業に期限がある訳でもありません。一気に綺麗にしようと思わなければ、今週末は少し掘ろう!とか、来週は予定があるから休み!とか、そんな感じでも作業ができるので、もう少し庭で芝生とジタバタしてみますね。(笑)

 

 

病気(男の子)「砂って重いんだよね~。」

ニコニコ(女の子)「偉い!頑張った!でもあと一往復!」

 

病気(男の子)「ここはそのままでもそのうち生えるよきっと。」

ニコニコ(女の子)「この地肌じゃ無理だね!」

汗(男の子)「・・・・。」

 

 

だんだん何の話か分からなくなってきましたが(笑)

相変わらずの会話が響く 晩夏のRuiの庭でありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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お盆の一コマ

テーマ:お出かけ

 ご無沙汰しております~。

 

 お盆前にやっとスマホになりまして、新しい文明とお付き合いを始めました。使ってみるとなるほど便利で優れものなのですが、恐れていた通り目が疲れてしまい、メールの返信は長くて2行文。 

 

      

 

メールを受け取った皆さま、文は短いですが怒っている訳でも避けてる訳でもないのでご了承ください~。(笑)

 

     クローバー          クローバー          クローバー         

 

 さて、やっと夏休みを通過しまして、今日から自分の時間を取り戻すことができました。

 

 

今年は実家の母を車で迎えに行き、仙台でしばし親子の時間を持つことができました。

今まではなかなかそうした時間が取れず、忙しい母との時間調整もできなかったのですが、そうこうしているうちにお互いに歳はとりますもんね・・。だからそんな時間は自分たちで何とか作らないと!と相談したのでした。

仙台に着くまでの道の途中で、予約していたお食事処に立ち寄りました。

   ここは「麩」のお店 文四朗麩の「清居」 リンク→

 

   

クエッションマーク クエッションマーク と言われそうですが(笑)そう、麩なんです。

 

 

ここは、この土地の昔ながらの麩を工夫した料理にしてもてなしている懐石のお店と、麩の工場、そして売店のあるとても工夫された面白いスポットです。数年前のtoledoさんのブログにもこのお店が載っていましたね。

 

同じ山形でも 海沿いの庄内の麩は京都の船から来た流れの作りで 汁物に浮かべて食べるのですが、内陸の麩は全く違った調理法で食感も違うので、こういった場所でもなければ食べる機会はほとんどありません。

 

 

私の独断と偏見では山形のお店3トップの一つかもしれません。(3トップは数年単位で変化することもあるのでご了承くださいね。笑)

その理由は、都会のマネでもなく頑張り過ぎのイタさがないというか・・・地の物を使って それを紹介しつつ 絶やさぬように工夫しているところでしょうか。お店も地域の物を使い山形の良さを無理なく表現できているように思えました。

 

昔、麩は海のない内陸の貴重な蛋白源だったということで、この地域では麩が盛んに作られていて、目の前のお向かいさんも別の麩のお店です。

 

   

 

こちらのお店「奥山製麩所」の麩のラスクがナイスなんです。おみやげにお勧め。 リンク→  ちなみにお店のまわし者ではありませんのであしからず~。(笑)

 

さてさて、本題の麩の懐石料理はとても手のかかったものでした。

 

 

写真を撮らずに食べた物が数品。(笑)

もちろんカロリーは控えめね。ニコニコ(女の子)

 

お部屋の窓の景色も、そんなに頑張ってないけど(笑)何だか素敵。

 

                 

お料理も美味しかったのですが、母が喜んでくれて良かった。時間をやりくりして迎えに行った甲斐がありました。

私がまだ独身の頃、母は長く病気を患いました。何とか治ってほしくて一緒に病院に通った日々、入院生活のことなど、苦しかった頃の話にもなりました。もはや私がその年になり、あの頃の長くて暗い日々を思い出すと今の健康な母の姿が夢のようでもあります。

仙台に来てからも一緒に日帰り温泉や食事などに行き、昨日高速バスで帰って行きました。少しは寛げたかなぁ~。

 

 

          クローバー          クローバー          クローバー            

 

 

 ☆おまけ☆

主人の実家のお墓参りの際、「近くに田んぼアートがあるよ。」と言われ、カメラを片手に出かけてみました。
青森ねぶたのような田んぼアートを想像して出かけたのですが・・・

あれれ?こんなかわいいスイカ君(ちゃん?)でした。


 

田んぼアートは、品種の異なる色の違う苗を植え付けて作る稲の絵です。

この場所は地元の小学生も一緒に色の違う稲を植えたとのこと。
とても可愛らしく、思わず笑顔になれる田んぼアートでした。

     

     

 

エンジ色の稲がRuiにはパープルファウンテングラスのように見えて~~真面目な顔で「コレ庭に植えたい!」と言うと、冷やかに笑う家族でありました。

 ピンクの薔薇とディアボロの側に植えたら合うよね!銅葉色の植物にもマジで合うと思わない?この色がいいよね~~!

え?水田の稲なんだから庭には無理でしょって?

了解~!(笑)

 

 

 

 

 

 

 

秘密の路地

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 梅雨明けのニュースの後も雨が降り、家の中までじめじめしていましたが、仙台もやっと やっと 晴天となりました。

レンガや土がすっきりと乾いたのは本当に久しぶりです。

 

 

 

庭では返り咲きの薔薇が次々に咲き始めました。

ピラミッドアジサイも咲き、カサブランカの素敵な香りが庭に漂っています。

 

はぁ~ダウンでもねぇ。芝生が汚いと、かくもテンションが下がるダウンものとは思っていませんでした。

    

例年だと夏は芝生の調子が一年で一番良いのですが、今回の長雨は木の多い庭の芝生にとっては過酷だったようです。これからどうしようかなぁ・・。はぁ。ダウン

 

     雨      雨      雨      雨      雨

 

 なので、今日は芝生を見ないようにして 庭以外のRuiのお気に入りを見てみましょうか。(笑)

 

 

このグリーンのBOXは「バスツアーご苦労様!」と、S先輩がプレゼントしてくださったのですが、何に使う物かお分かりでしょうか?

 

           

 

名前はズバリビックリマーク「虫カバーズ」とのことで、虫コナーズなどの防虫剤カバーなのです。目立つ場所に吊り下げるのがためらわれる防虫剤ですが、こんなアイテムでカバーできると良いですね。くださった方の思いも感じることのできる嬉しいプレゼントでした。    

    プレゼント      プレゼント      プレゼント      プレゼント      プレゼント 

 

 お気に入りの品の後は・・・             

ここはお隣さんとの境の狭いスペースで、生垣だったベニカナメが数本しかなくなった為に3月に設置したコーナーです。通路の奥は植物の養生スペースになっていて、秘密の路地的なイメージ?(笑)

            

 一応、「秘密の路地」なので写真も小さくしてみました。

一応・・と言ったのは、この春にオープンガーデンでいらした方は皆さんこの通路を歩かれたので、今となっては「全然秘密じゃない通路」という名前に改名すべきかも。(笑)              

ここはいつかは手を入れなければと思っていたのですが、今年の3月に「この時期は暇なんスよぉ。今ならいろいろ作れますけど。」という庭師の村上さんの言葉に後押しされて重い腰を上げました。

しかし、始めると「ここはああして、こんな感じで~」と、細かく注文をつけ(笑)カーテンを開けた時のリビングからの景色を意識して、かなり悩みながらデザインしました。友人にも客観的な意見を聞いて、棚の型紙も自分で手作り。

 

 このモザイク鏡は3コインズショップで購入。確か700円くらい。落下しないようにナイロン紐と釣り糸で固定しています。

 

今年のオープンガーデンの一番人気はメインのボーダー花壇ではなく何故かこの「秘密じゃない通路」でした。(苦笑) 皆さん庭シーズンは花を見過ぎて、逆にほとんど植物のないシンプルな空間にホッとするのかもしれませんね。

庭に手をかけたいのでこの通路にはほとんど植栽をせず、地植えの植栽はハニーサックルとロニセラのみ。ハニーサックルはつるが伸びて通路を歩くと良い花の香りが楽しめます。雨のかからない場所には、遊びで手のかからない小物たちを置いてみました。

 

 

 メインの庭に関しては、植えてみたい組み合わせの植栽がいくつかあって、いつも「あと10坪あったらなぁ。」が口癖なのですが、残念ながら土地は後で引き伸ばすことができませんよね~。(笑)

でも今回は、今までと違って自分の好みの小部屋を作るような・・狭い空間の面白い感覚を味わいました。狭いからこその面白さとでも言うのでしょうか。 これからもう少し手直しをして、自分らしいテイストの空間にできたらいいな~。

 

 

 

夏の暑さも本番。これからますます暑くなりそうですね。

熱中症に気を付けて、楽しいお盆をお過ごしください。

 

 

あぁ、芝生、どうしようかなぁ・・・。(最後はやっぱりそこに戻る。笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

雨ばかりで・・

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 各地で雨の被害が報告されていますが、皆さまの地域は大丈夫でしょうか? 

仙台は ここのところ2週間以上雨が降ったり止んだりの天気が続いて気温も上がらず、ずっと長そでを着る生活です。湿度も日に日に高くなり、湿気の影響でいよいよアレルギーによる咳も出てきました。

8月になったのに梅雨はいつ明けることやら・・・。とにかく早く晴れてもらいたいものです。

 

 

そんな長雨のため、自分の一番好きな景色はあっという間に通過してしまいました。

夏の花が咲いたら オープンガーデンの日を臨時で設けてお茶をお出ししよう と、考えていたのですが・・・ずっと雨が続いて その後は花も雨で崩れて葉も汚くなってきました。

その為、切り戻しのきく宿根草は全部カットして薔薇の足元の風と光を確保することにしました。少し寂しい感じもしますが、この天気ですから足元の植物の切り戻しはかなり有効だったような気がします。

 

 

今年は薔薇の開花が全体的に遅かったので、返り咲きしている薔薇は止まない雨の中で咲くこととなりました。

 

                         ラ・レーヌ・ビクトリア

雨の中、けなげに咲く薔薇・・

でも、雨で一番困っているのは芝生。(汗)宅地の造成前は沼の多い山だったという粘土質の土地だけあって、これだけ雨が続くと芝生が弱るのも早いのです。

 

雨続きで 現在の庭は綺麗とは言いがたい状態なのですが、少し前に写真を撮っていたので 初夏の様子をご覧いただければと思います。

 

 

ベンチの後ろはアナベルの白とシモツケのピンクの花のコラボ。

 

 

アナベルは私の中では特別・・そんなことを昨年のブログに書いたような気がします。色の変化も花びらの大きさも素敵。

だけどね~。支柱を着けたり、紐を結んで起こしたり、花首が折れないように花を支えたり・・・素敵な姿をずっと維持するにはやはり手をかけなければなりません。

この場所にアナベルを植えたのはベンチとのシーンを作りたいからということもありますが、椅子が支柱がわりになって、紐がひっかけやすいと思ったから。不思議なことに手間が少ないとその景色がますます好きになれるのです。(笑)

紐や支柱のつけ方も初めは丁寧なんですが、後半になるとだんだん雑になるのはナイショね。(笑)

 

 

アナベルは白からライムグリーンに変化してきたのですが、長雨で汚く茶色になってしまったので昨日カットしました。例年はもっと長く楽しめるだけにちょっと残念・・。

 

雨に打たれるボーダー花壇。この後、切り戻しをしました。

 

春はデルフィニュームに埋もれていたエキナセアもいよいよ開花です。

 

 

 

ギボウシの花がヒューンと伸びてくる景色は「夏が来たよ~!」って言っているみたいで好きだなぁ。

 

 

でも、毎年ギボウシの花が落ちる頃に雨が降って、葉が傷みます。手入れを省略する為には蕾の頃に切り取るのが得策と思われますが、Rui はこの花が好きで、なかなか切ることができません。

そして今年も 葉に落ちる花を棒でポンポン落としたり、手で一つずつ取り除く・・という超めんどくさ~いことをしているのでありました。

 

 

 

 

 最近の目標は庭がジャングルにならないようにすること。

蒸れないように 要らない枝や葉は迷わずバシバシ切るよ~!もう止まらない!(笑)

 

 

 

そして、綺麗かどうかは度外視しても 一度目の返り咲きの薔薇たちには無事に咲いてもらいたい・・・。

 

                               ルージュ・ピエール・ド・ロンサール

 

この雨の中、頑張っているんですものね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロフィール

Rui

庭で過ごす時間が大好き。
小さな畑も作っています。

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