シャリファ・アスマ
15年来の とてもおしゃれな美しい友人がいます。
少しだけお姉さんなので、Ruiは教わることばかりです。
知り合った頃は、お互いにガーデニングが好きだと全く知りませんでした。
二年前に村田晴夫先生監修のつる薔薇の本を見ていたら彼女の家が出てきてびっくり。
彼女らしいとても洗練されたお庭に変身していました。
その彼女の家に遊びに行った際の彼女の言葉はいろんなことを考えさせられるものでした。
“薔薇は好きだけれどそれに振り回されないようにしたいね。
つる薔薇は見ごたえもあるけれど、剪定は大変。そして管理も必要。
母の世話も少しずつしなければならなくなった今は、負担を少なくしていきたいと思う。
これからどうやって楽しむかを考えると、つる薔薇はあまり大きくし過ぎないで 、適度な大きさにしていきたい。
少しの数の鉢で、好きな薔薇を楽しむのはこれからの自分でも出来そうだから、これからは自分の負担のない方法で楽しみたい。”
と、要約すると、そういうお話でした。
足すのは簡単。
でも、引き算をして、それでもおしゃれにセンス良く楽しむのはとても難しいことです。
生活スタイルが変わってきたら庭とのかかわりも変えて、自分に合わせていかないといけないんだな、と考えさせられました。
その彼女の去年のお気に入りがイングリッシュローズのシャリファ・アスマでした。
「開きはじめた時の姿がとっても好き」とのこと。
今度東京に行ったら彼女のお庭におじゃましたいな。
彼女ならきっと今頃、上手に引き算をしてると思います。
ラ・フランス
以前は地植えでしたが、雨の多い年に調子が悪かったので鉢上げして今は鉢で楽しんでいます。
我が家にハイブリット・ティーはほとんど残っていないのですが、ラ・フランスは花びらに特徴があり、香りも良いので、何だか可愛いがってしまいました。
今年は何やらデカくなって「どうしちゃったの?あなた?」という感じ。
馬糞がお気に召したようです。
ギヨー社の薔薇は華やかな花が多いですが、これもまさに「おフランス」の風が吹いてます。今年は太めのパリジェンヌですけどね。
「食べれるの?」と、家族に聞かれたことがありますけど、試したことありません。
山形のラ・フランスの方が美味しいと思うので。