ラ・フランス
以前は地植えでしたが、雨の多い年に調子が悪かったので鉢上げして今は鉢で楽しんでいます。
我が家にハイブリット・ティーはほとんど残っていないのですが、ラ・フランスは花びらに特徴があり、香りも良いので、何だか可愛いがってしまいました。
今年は何やらデカくなって「どうしちゃったの?あなた?」という感じ。
馬糞がお気に召したようです。
ギヨー社の薔薇は華やかな花が多いですが、これもまさに「おフランス」の風が吹いてます。今年は太めのパリジェンヌですけどね。
「食べれるの?」と、家族に聞かれたことがありますけど、試したことありません。
山形のラ・フランスの方が美味しいと思うので。
アラン・ティッチマーシュ
Ruiが一時期、薔薇病にかかったきっかけがこの薔薇でした。
いわゆる感染元ですか。
花びらがとにかくいいんです。(そうなのよ~)
香りもいいんです。(いいよ~)
病気にも強いです。(助かる~)
ただ、首が重くてうなだれるので、オベリスクが必須かも。
素敵な薔薇は最後にバラバラ落ちるのが多いですが、花びらが落ちるのがいやだったら手と目の届くところに植えるのがいいと思われます。
その方が花びらが落ちる前に簡単に処理できるし。
Ruiは一年は鉢で育ててから地植えにするので、その性質をわかっていたはずなのに奥に入れちゃいました。あぁ~
うなだれる花の顔が見たかったので、高さを出す為に後ろに植えたのです。
もういいよ。下に落ちても。拾いきれないし。見なかったことにしよう~。
というわけで、アランの足元は今、ピンクのじゅうたんです。
ジ・インジニアス・ミスター・フェアチャイルド
「秋までよく花が付く」というカタログの言葉に魅かれて購入。
どうしてこんなにカタログの誉め言葉に弱いのかなぁ。
今の季節は花をもて余してますが、その時は秋で、花が欲しかったんですね。きっと。
ざっくりとしたラフな花型です。
枝もラフなのでかなり支えが必要です。
やたらと長いこの名前はヨーロッパで初めて人工交配をした育種家の名前だそうです。
ハンデル?
自分の家で咲いてるけど名前が解らないっていうことたまにありませんか?
これは、たぶん・・・ハンデル?
いつかも忘れるくらい昔に購入。
薔薇に興味がなかったのでタグもありません。
その後調べて、ストロベリーアイスだとばかり思っていました。
でも、他のお宅で見せていただくと何だか違うような・・・
やっぱり違うような・・・
しかも毎年切っても切ってもつる薔薇になっちゃうし。
華やか過ぎて気恥かしいけど。
ハンデル?でも「日本では希少」って書いてあります。それは違うよね。
だってダイシン(ホームセンター)で買ったんですもん。
シャポー・ド・ナポレオン
シャポー・ド・ナポレオンは ロゼッタ咲きで、本当に“オールドローズの中のオールドローズぅ~”という花型です。
鉢に入れて、けっこう大切に育てています。
香りもオールドローズぅ~です。
でも、Ruiがこの薔薇が好きな理由はこの部分
蕾を包むこの緑の帽子
昔、うちのおじいちゃんが帽子のことを「シャポー」と言っていましたが、まさにナポレオンの帽子みたいなんですよね。
名前の由来まで真のオールドローズなんだなぁ。楽しいでしょ。
でも、そのナポレオン君に、今年、事件発生
横から新しいシュートが出たと思ったら・・・葉が明らかに違う・・・
接ぎ木という やつですか?台木でしたっけ?
本当はすぐに切った方がいいんですよね。浸食されないように。
でもね、見てみたかったんです。何でできているのか???
もしかして結構綺麗な花が咲いたりしてっ
オールドローズの突然変異でいい花が出来たとか、デビットおじさんの薔薇の本で見たことあるしぃ。
うふふ・・と、思って楽しみにしていたら・・
ちょっとぉ~!
これ、ただのノイバラじゃないのっ。
しかも花を咲かせてしまったからか、肝心のナポレオンくんが元気ないんですけどぉ。おーい素敵な帽子のナポレオン君元気出して~
Ruiはデビッオースチンでも薔薇のナーサリーの人でもなく、やっぱりただのおばさんでした。(当たり前でしょ)
奇跡よ来いっ!
(まだ言ってるし・・・)
ブル・ドゥ・ネージュ
やっと昨日の午後から雨が止み、雨で乱れた花たちを整理しました。
花の命は短いですねぇ。
「だからいいのよ」 と、おしゃる方もいます。
確かに一年中咲いてたら薔薇も植えた人も疲れるかも。
適度が大事??
ブル・ド・ネージュは「雪のような白い花を付けます」というカタログ特有の表現に魅かれてお呼びしましたぁ。(そういうのに弱いかも・・・)
ブルボン・ローズの中でも人気が高いらしいのですが、しかし、ウチでは庭の奥に追いやられました。
花型が悪いわけではないんですよ。
思ったより高さが出て、前に植えておけなかったんです。
前にはやはり色つきの薔薇とか、手のかかる薔薇(すぐ手入れできるように)を植えたいんですよね。
でもいつの間にかちゃんと咲いてました。えらいねぇ
二度の移動に耐えられる薔薇なんてそうそうありませんよね。
しかも翌年に病気にもかからずちゃんと咲いてくれたし。
でも散るのも結構早かったような気がする・・・
奥だからよく見てなかった・・・
香りもいいはずなんですけど、奥だから今年は確認できてないです。
せっかく咲いたのに ホントごめんね。
ジャック・カルティエ
オールドローズのロゼット形で、花首が短く、少し小ぶりで、真上を向いて咲きます。
おもしろい咲き方ですよね。
雨が降ると直撃だと思うんですけど・・・。
名前からするとかっこいい系かな?と思ったら、濃いピンクのかわいい女の子系でした。
ジョン・クレアとジャック・カルティエ
ジョン・クレア
ジョン・クレア
去年の秋に購入しました。
薔薇の足元は、ほとんどの場合は葉や花がないので、薔薇の前に植物を入れています。
でも足元に背の低い薔薇が欲しい場所もあるので、背丈のあまり高くない薔薇を探していました。
ジョン・クレアは今のところRuiの希望の高さで、ブッシュ形になり、存在感もあって、いいかもしれない~と、思っています。
背丈の低い薔薇は花も小ぶりのものが多いですが、これはかなり花も大きく
カップ咲きで、色もポイントにできます。
まだ二年目なのでこれからの樹高ははっきり解りませんけどね。
来年も♪何だかこれは~イケる気がする~っ♪て言えるといいな。
その詩吟、来年はみんな忘れてる?
クロッカス・ローズ
ここのところ本当に雨の日が多く、せっかく咲いた薔薇たちは花の重みでうつむいて、バラバラと乱れてきてしまいました。
東北の地域は花が始まると梅雨がすぐに追いかけてきて、せっかく育った薔薇にはちょっと可哀そうな気がします。
クロッカスローズはクリーム色から開きながらホワイトに近くなっていく感じで、色がとても上品です。そしてロゼット咲きで見ごたえがあります。
葉が少々うどん粉病に弱い気がしますが、この色のロゼット咲きはやはり素敵で、ボーダー花壇に二本植えにしています。
大輪になるので、堅さを取りたくて足元には花の細かいグルーテンドルスト・シュパリーズホップを合わせています。
(オープンガーデンでお庭を見せていただいた時に、私の好きな花合わせだったので参考にさせていただきました。)
クロッカス・ローズを追いかけてアラン・ティッチマーシュが咲いてきました。
グルーテンドルスト
小ぶりのカーネーションみたいな雰囲気の花です。
四季咲きの小ぶりの花はとても重宝で、大輪の薔薇に混じりあう感じで使っています。
ピンクだけだと何だかかわいくなってしまいそうな気がして白も混ぜてみました。
オープンガーデンで拝見したお庭での花合わせのチョイスです。
今日Ruiの庭を見にきてくださったお客様によると、赤のグルーテンドルストもあるそうです。
まさにカーネーションみたいかも・・・と想像しました。
庭を通じて知り合った方々は色々な情報やアドバイスをくださいます。
昔からの知り合いみたいにすぐに話が盛り上がるのは大好きな共通の話題があればこそです。
窓ごしにクロッカス・ローズとグルーテン・ドルストが見えます。
雨の前に撮ってればよかったぁ~雨で痛んだ薔薇を処理した後でした。