秋の京都
先日、久しぶりに関西にいるスイーツ(長女)に会ってきました。
夏に出かけるつもりだったのですが、実家のこともあってなかなか行けずにいました。今回は留守番を主人に頼み、ほんの数日でしたが関西の空気に触れて心の洗濯をすることができました。
初日は仙台の庭友と大阪で待ち合わせをして京都の紅葉の名所へ。
京都は今まさに紅葉のシーズン。
源光庵
一度は拝見したかった迷いの窓と悟りの窓。
残念ながら撮影はNGだったのでJRのHPから画像をお借りしました。
品のある窓のしつらえとモミジの枝の流れに見入りました。
光悦寺
いつも明るい庭友たち♪(^O^)
岩倉実相院
こちらも写真はNGなのでHPから画像をお借りしました。
米ぬかで磨き上げた床に紅葉が映し出されます。
翌日は大阪の友だちと電車で再び京都へ。
東福寺
素晴らしいモミジの嵐!そして、もの凄い人の波!(笑)
お昼は食通のtoledoさんお勧めのナガタケで。見過ごしてしまいそうな小さな路地を入って行き、繊細なフレンチを頂きました。
お互いの近況報告をしながら食べ、そして歩きつつまたおしゃべり。若い頃はもっと明るい話題が多かったのだけれど、最近の話題は身内の健康のことや親の介護などの話になってきました。
話をしてお互いの状態が改善される訳ではないのですが、こんな時間がとてもとても大切。(笑) そして一致したのは 頑張り過ぎずに でもしっかり向き合っていかないとね ということでした。
自分が後悔しないように・・という思いもあり、この夏は少々無理をして体調を崩してしまいました。まず自分自身が安定していることで優しい気持ちになれるし 心を強く持つことができる と、その時に感じたのでした。
あれれ・・・何だか旅とは違う話になってしまいましたね。(笑)
錦市場
高台寺
ライトアップと紅葉がマッチ。
高校生の時の修学旅行は京都でした。地図を片手にワクワクして京都を巡った記憶はあるのですが、あの頃の自分にはいったい何が見えていたのかなぁ。
残念ながら人はだんだん歳をとり、肌や視力が衰えることを身を持って経験します。でも、歳を重ねると共に 同じ場所がまた違った風景に見えることもあります。
次回京都を訪れた時も、また違う目線で景色を見ることができるかもしれません。だから生きてるっておもしろい。シミだらけになったけど、まぁ、おばさんも悪くないかぁ。(笑)
そんなことを思った旅でもありました。
パンを焼く日 Vol.2
昨日は月に一度のパンの日。
フランスパン用粉で生地をこねて・・・
2度の発酵後に生地をハサミでチョキチョキ。
左右に振り分けて形を作ったら・・・
さあ、焼きましょ。
Rui の大好きなエピの完成~!
ベーコンと黒コショウがベストマッチです。
こちらのパンも発酵させて・・ 丸めて・・
それから形を作っていきます。
どんな形のパンかしら~?
そしてまた発酵~!
朝夕寒くなり、なかなか発酵しなくなった酵母。
発酵するまで気長にゆっくり付き合いましょ。
膨らんだらオーブンで焼きま~す。
香ばしい香りと共に出来上がったのは羊パン。
夜に眠れない方は数えてみてください。
羊が一匹・・・羊が二匹・・・
Ruiは数えた後に 寝ないで食べました。
あぁ、お腹いっぱい。(笑)
手ごわい酵母の話を昨年書いています。→☆
キッチンガーデン 2014
秋も深くなり、小さなキッチンガーデンでも秋の作業をしました。夏に活躍したトマトやシソを撤去し、土を作り直してこれから秋野菜にチェンジ。とは言っても、とっても小さなスペースなのでネギと春菊を植えると満員御礼です。
秋のキッチンガーデン
葱を植えるとキッチンガーデンはいよいよ「鍋専用畑」まっしぐら。もうキッチンガーデンと呼んではいけない風景に。
これはもう「はだげ」だね。(なまってます)
もうこの際オシャレじゃなくていっか!鍋の材料がすぐそこにあることが大事なんだもん。(笑)
春のキッチンガーデン
毎年春に植えるのは夏野菜やシソを代表とするハーブなどの薬味が中心です。
薬味はちょっとつまんで食卓に乗せたり、お皿に華を添えるのに重宝しますね。スーパーで買うと結構高いからぁ。(笑)
今年あまりご紹介できなかったのですが、小さなキッチンガーデンではそれなりに収穫が楽しめました。
ただ、Rui 子も高校生になり 小さい頃のように一緒に収穫する楽しみはなくなってしまいました。それだけ大きくなったということなんですよね。
それでも秋にトマトを収穫してサラダに入れたところ、「今日のトマトはウチのトマトだね。」と言われてビックリ。「どうして分かるの?」と、聞いたところ、「ウチのトマトの味がするもの。」とのことでした。
ウチのトマトが美味しいか美味しくないかは別にして(大味です。汗)自分の家の味が分かるということに驚きました。
6年前の画像
私が庭仕事をしている間、側で過ごす子どもにとっては夏野菜の様子を見ることも 虫を採ることも 庭時間の全てが遊びでした。
野菜の成長や色の変化の面白さをまじかに見ることができたので、収穫の時期は子供の方がよく分かっていました。子どもにとっては収穫もまた遊びだったからです。
コールラビ ラズベリー
そういった色や香りは 親がその時に発した言葉と共に、形には残らなくても子どもの記憶として残ってくれるといいな~。そして美味しくて楽しい思い出になっているといいな~と思います。
チャイブ・パプリカ・ミニトマト・赤唐辛子
以前の画像ですが、最後は収穫した果物でよく作る我が家の「タルト3兄弟」です。
畑のラズベリーでタルト
ラズベリーは収穫時期になると一気に赤くなるので、全部はとても採りきれない状態になります~。 できたものから冷凍保存し、アイスクリームやケーキのトッピングにも使っています。
庭のリンゴのアップルタルト
我が家のつがるは糖度控えめで大きさもとっても残念~でもアップルパイには何とかOKです。(笑)
ブルーベリーのタルト
ブルーベリーは鳥におすそ分けして減ってしまうので、半分はお店で買い足します。☆このブルーベリーはブログ友だちのトレドさんに頂きました。ありがとうございました!
どのタルトも分量は同じ。
どれもカロリー高いで~す!(笑)
☆次回は今年のお料理画像を探してみます。
秋の庭 2014
朝、シェードを上げると・・・庭はすっかり秋の景色。
以前のブログで、秋の枯葉拾いは嫌いじゃない というお話しをしました。でも最近は木の葉もずいぶん落ちて、枯葉のお掃除は必要なくなってきました。
落葉後の庭は思いのほか明るくなり、庭の花に優しい陽射しが沢山降り注ぐようになりました。
シスターエリザベス
秋薔薇たちはゆっくりと開花し、素敵な香りを届けてくれます。
クロッカスローズ
クロッカスローズも秋は濃いクリーム色で香りも濃く、美しさが際立ちます。この表情に似た薔薇をずいぶん前に雑誌で見たような気がします。昔のBISESの表紙だったかもしれません・・・。
ムンステッド・ウッド
ムンステッドウッドの春の色は華やかなので、自分の庭にはバランス的にどうなのかな・・・とは思うのですが、秋の色はダークで花びらの質感もビロードのようでとても素敵です。数輪の開花でこの存在感~。
ヤブランやニューサイランの葉は季節的に今が一番綺麗ですね。春もこんなに綺麗だといいのですが、これからの冷たい風や雪でどうしても葉が傷みます。
ニユーサイランはもっとしっかり囲ってあげればいいのでしょうね。でもそこまでしない可能性大ね~。汗
数年前に庭友のIさんに頂いたアスター。
色も綺麗で茎が強くスッキリ立ち上がる品種で、花の少ないこの時期には大助かりです。
こちらは昨年の母の日の息子のプレゼント 紫陽花の「マジカルハイドラシア」です。地植えにした2年目は全然マジカルに変化しなかったヨョ~。
でも、形も色もなかなか素敵です。これからはマジカルとしてではなく西洋紫陽花として可愛がります!(笑)
ベンケイソウの花は先日までピンクだったのですが・・
朝夕の寒さですっかりエンジ色になりました。
9月上旬からカラミンサの花が玄関周りに沢山の花を咲かせています。
地味ですが私はこの小花が結構好き。触ると爽やかな香りがするのもこの花が好きな理由の一つかもしれません。
柔らかく明るい陽射しのこんな日は、庭仕事にもってこい。
さあ、秋の庭のゆったりした空気の中で過ごしましょうか。
指のお医者様
先日、仙台市メディアテイクで「百年の杜づくりフォーラム」が開催されました。
このフォーラムではBISESの八木編集長、ガーデニング王子の三上真史さんと園芸家の金子明人さんが講演をされました。
BISESの八木編集長と三上真史さん
仙台の海沿いにうず高く積まれたがれきは3年かかって綺麗に処理され、いよいよ緑化に向けての骨組みが作られようとしています。
海沿いが緑いっぱいの公園になるまでにはまだまだ長い道のりですが、いろいろな団体の協力も受けながら、確実にそれらは進んでいることが実感できたフォーラムとなりました。
さて、ガラリと変わって 今日はRuiの中指のお話です。
小さな庭の中でも庭仕事をしているといろいろな出来事が起こります。時には小さな危険も・・
薔薇の誘引で脚立に上る時はいつもロックを確認し、それでも転落しないかと少し緊張します。細い支柱は作業中にうっかり目に当たらないように上の部分は丸く曲げて使い、太いバラの枝を切る時には、指を気にして慎重になります。
でも、気を付けている時は大丈夫なもので、思いもよらない時にこそ何かが起きるものです。
8月中旬、高枝切りハサミでニセアカシアの枝を切りました。大きなトゲのある枝なので注意深く扱ったのですが、それをゴミ袋に入れる時、枝がしなってトゲがグサァ~ツと右中指に・・・。
薔薇のトゲはしょっちゅう刺さるので慣れているのですが、その時はいつもと違い「やってしまった~」という感覚でした。その後、お薬は飲んでいたものの2か月経っても痛みも腫れも引かず、とうとう一昨日に手の専門クリニックでオペをしました。
クリニックは街のど真ん中のビルの中。ビルの入口はさほど人の気配はないのですが、5階フロアーの扉が開くと・・そこは満員御礼。
診察では指のレントゲンを数枚撮り、超音波も使って調べて、丁寧に指の様子を確認してくださいました。
指定されたオペ当日は5時間前から飲食禁止で、もちろん運転も禁止。手術棟で手術着に着換えて紙製の帽子をかぶり、肘までブラシで殺菌消毒しました。その後、ベットで抗生剤の点滴を開始・・・凄い!ホントの手術だぁ。
点滴を見ながら「私は確か指の異物を取るだけだったよね」と、自分に確認しました。大丈夫!まだ認知症ではない。たぶん。
その後、またまた殺菌消毒して いよいよオペ室へ。先生たちは慎重に指のじん帯を寄せ、神経を寄せ、指の奥から異物を発見して除去し、縫合してくださいました~。
除去できてスッキリ心晴れやかぁ~!
これでやっと腫れや痛みともおさらばね~!
抜糸したら思い切り植物の植え替えするうぅ~!懲りてない?(笑)
皆様も枝のトゲにはくれぐれもお気を付けくださいね。
次回こそ秋の庭の様子をお伝えします。
すぐ書きます。ホント!(笑)