腐葉土BOXがやって来た
暖かい風がやって来ました。
いろいろなことがあったけれどいよいよ仙台も春です。
クラブアップルの蕾もピンクに色付きました。
次回は庭ネタでお会いしましょう!と力強く書いてしまったので(笑)今日は 秋に拾った落ち葉のその後です。
2回切り返しをして冬はそのまま保存していましたが久しぶりに袋から出してみましたよ~。袋から開ける時ってちょっとドキドキです。どうなっちゃってるのかな?
秋に拾った落ち葉は翌年の秋に使いたいと思っています。今回はこの秋に使う為に切り返しをして腐葉土BOXに投入しました。(^-^)
そう言えば腐葉土BOX!
そうなんです。長年 庭で出るごみの多さに閉口していたので以前から庭ごみ用BOXと腐葉土用BOXを設置したいと思っていたのですが、どこに置くか?そしてデザインをどうするかで ずっと迷っていました。
庭の広さは限られているし、BOXのスペースがあれば薔薇を3本くらい植えられそう!(笑)
しかも薔薇の横にゴミ入れってねぇ。そうなるとデザイン性のある物でないと変だし・・・・と、迷いつつ・・・サイズをゴチャゴチャ考えつつ・・・念願の木枠を庭師の村上さんに作って頂きました。
お値段のことを考えて「色は自分で塗ります!」と、言ったものの、なかなか気に入った油性の色が見つからず、散々探して 結局オスモを友人に買ってきてもらいました。
一番小さい缶でもなかなかのお値段よぉ。でもこの色にしたかったんです。布で塗り込んでいき、裏側も塗ったらオスモがどんどん減ってしまいました~。今更ながら「私が塗ってる物ってゴミ入れだよね?」と、自分でブツブツ。(笑)
乾燥中~
この自分のこだわりって何なんだろ?でも気に入った物でないと庭に置きたくないし。そういう自分が好きだけど疲れるから少し嫌い!(笑)
フタも初めはマジで筆記体風に自分でRを切りぬいて模様のようにする気マンマンだった~(大笑)
結局、懲り過ぎるとゴミ入れとしてはやり過ぎのような気もして、シンプルに作ってもらいました。
うふふ・・
と、笑うツボが家族には理解できないと思うけど、一緒に笑わなくてもツボを尊重してくれればそれでいいよ。(笑)
BOXは当初、二つ並べて畑に置くことをイメージしていたのですが、薔薇の移動には少し遅かったことと、立体的になったら作業をする時に狭いような気がしたので取りあえず別々に置いてみました。 念願がかなって嬉しいな。
同じ趣味を持つ人でもそれぞれ好みは微妙に違います。
庭が好きな人もしかりです。「好き」といっても好みも 庭仕事にかける時間もお金も 考え方もいろいろです。もちろんどれが正しいなんていうこともないし、正解があるわけでもない。
でも、物を作るにはそれなりの定義があって、それに沿った方がより良い物が作れる訳で、それにはそれなりの労力と大げさに言えば学習が必要です。
腐葉土も買ってしまえば数百円の物。野菜だって買えば虫食いのない綺麗な野菜がいくらでも手に入ります。
自分が作ることを楽しいと思えなければその付加価値はないんですよね。自分が循環させることを喜べるかどうか。
とどのつまりは畑でも腐葉土作りでも手をかけるからこそ楽しい訳で、向き合って 作業を楽しみたいかどうか ということなのでしょうね。時には「何やってるんだろ?」と言いつつね~。(笑)
庭ではクリスマスローズの花が次々と咲いています。
秋に庭友から頂いた新人さん。よろしくね。
色の変化を見るのも楽しいですね。
ジューンベリーの花びらが光に透けています。
薔薇の葉も開いてきて、いよいよ本格的な庭シーズンです。
カーディナルドリシュリュー
虫が出てくるまで薔薇の葉は綺麗なんですが、連休明けからぼちぼち虫たちの登場です。
しもつけの新芽はオレンジ色なんですね~。
去年「明日も咲くのにアスチルベ」って言ってた人いたなぁ。(笑)
ユリもいつの間にか芽を出していました。
一個踏んじゃった。(涙)
ターシャが大好きだったというピオニー。
春のこの姿をどんな思いで見ていたのでしょう。
ユーフォルビアにも春の光が・・・キラキラまぶしいな~
今年も うふふ・・・と、
庭で楽しむことにしましょうね。(^-^)
明日はKスタで楽天をガッチリ応援してきます。
春になりました
肌寒い雨の日が続いていましたが、今日は久しぶりに良いお天気です。
同じ仙台でも津波被害のない地域はライフラインも復旧してきて それぞれが自分たちの生活を取り戻しつつあります。 毎日余震はありますが 贅沢を言わなければ ほとんど以前の暮らしができる状態になってきました。
今日は保険会社の方が来てくれました。被害の少ない我が家ですが、改めて家を見るとあちらこちらに寂しくなる部分が・・・。(T_T)
あぁ~家財保険も入っていればよかったなぁ。備えあれば(ほんの少しは)憂いなし。
スーパーの店頭も空いていた陳列棚に品物が戻ってきました。でも、よく見ると蒲鉾は新潟産や東京産だったりして、今までの宮城の商品を他の地域の物で補っているような部分もあります。
Rui子の好きなダノンビオもお1人様一個が解除され、
私の好きなマスカルポーネもやっと店頭に戻ってきました~。
しかし、思ったほど改善していないことも沢山です。友人の家は宮城野区で あと1.5キロの所まで津波がやって来ました。同じ地域でも波の来た場所と来ない場所では天と地のようになってしまった・・・ということでした。
すぐ近くで大変な思いをされた方がいるという現実。それは信じたくないけれどまさに現実で・・・時間と共にその様子を聞くにつけ 胸が張り裂けそうなお話がありすぎます。
あまりにも近い場所での震災だったので 普段の生活ができるようになっても しばらくの間はこんな時に庭に出ていいのか?という迷いもありました。誰もそんなことを言う人なんていないのにね。私だけでなく友人たちもそんな感じで 自分たちの心の中で見えない何かに戸惑うような・・・そんな感じがありました。
私たちにできることは?こんなおばさんでもできることはあるのだろうか?
それは何回も繰り返しになりますが 何も失わなかった私たちが元気を出して 少しでもいい 細くてもいいから 継続して無理のない支援すること。心をその場所に向けることなのではないと思います。
菜の花
結局、もろもろの迷いとは関係なく 今年は春に押されて庭に出ました。
まだ葉の緑も少なく すぐに見渡せる空間です。でも地面の様子や香りでわかります。春になっちゃったよ・・・。
今まで何もしていなかったツケは大きいです。もう春だよ!春~!
剪定もアレもコレも(笑)してない~!
庭は自分の元気の源でもあります。いつもの春のように庭に出よう。
まずは(びっくり遅い)春剪定だね。(笑)
それから(今更だけど)土ね。
結局庭ネタは何も書かないまま終わってしまい何なのか~?と言う感じですが・・ぼちぼやりますので。(笑)
ふきのとう
次回からは庭ネタでお会いしましょう!(^o^)
前を向いて
地震の日から一カ月以上が経ちました。
あの日を境にいろいろなことが変わってしまいました。
本当にこれがすぐ側での出来事なのだろうかと、未だに信じられない・・・皆さんもきっと同じお気持ちだと思います。
被災地以外の地域はライフラインも少しずつ回復してきて今までの暮らしに戻りつつありますが、今までと何かが違う気がします。
すぐ近くでは家や家族をなくした方たちが前を向いているんですものね。本当に小さいことでも自分にできることを探しながら 長い期間ずっと支援していくことが大切だと思うこの頃です。
今までの暮らしを取り戻す為に欠かせないのがライフラインの確保でした。
停電で思うこと
今回の地震も強い揺れでした。余震って・・コレが余震?
何とか今までの暮らしを取り戻そうとしていた時期で 余震にも慣れてしまっていましたが、久しぶりに緊張した夜でした。
慌ててお風呂の浴槽の水をいっぱいにして、お鍋にも水を入れて断水に備えました。簡易の非常持ち出し袋も持ち出せるように玄関に。
昨晩はまたロウソク生活に逆戻りでした。
携帯ラジオ、ライト、ロウソクの夜の3点セット(>_<) は玄関に置いていました。 またお世話にはなりたくなかったんですが・・・
弟の持ってきたくれた携帯ラジオは携帯電話も充電できる手巻き自家発電付きでした。知らなかったけど あるんですね~そういう物が。
非常時に何が不便だったのか、どんな物が便利なのかも かなり勉強させられました。備えの意識があまりなかったので参考にはなりませんが、いつか機会があれば・・と思います。(弱気)
しかし電気のない人間の生活はなかなか頼りなく寂しいものですね。日常いかに電気に寄りかかっていたか。今回のことでそれに気付かされました。
ハロウィンのパンプキンキヤンドルがココで活躍するとは。(汗)
節電できるもの、自分ができること。
電気製品の選び方。
それから車を見る目。
そして日常の過ごし方!
これらの見方があの日を境に変わったことは確かです。
今日来る予定だったガス局の開栓隊さん・・・
また気長にお待ちしてます。
がんばろう東北
皆が今回の地震のことを考え、福島原子力発電所のことを憂い、過ごしています。
自分の暮らしを取り戻すために暮らしつつ・・・
自分にできることは何かを考えつつ・・・
「思いやり」の形は人それぞれだけど同じことを願っている!
それが今の日本なのだと思います。
今日は主人と職場の同僚だった方の所に行ってきました。
家も流され お母さまも・・・ 今まで身内の所に身を寄せていたとのことですが、今日からアパートで再出発です!
何が足りないのか聞いてもらったのですが、連絡ができない時も多く 情報が少ないので様子がはっきりとつかめませんでした。
人に物を差し上げるのは実は少し難しいことです。
様子がわからないだけに、やり過ぎて気を遣わせては・・・などいろいろ考えたのですが・・・。
でも、今回私たちも親戚や友人に物資を送って頂いてとても有難かったし、今は何でもあった方がいいように思え、「とにかく役に立ちそうな物を持って行ってみよう!」ということになりました。
ご近所さんにもお話をして未使用の毛布やタオルケット それに食器を寄付してもらい、生活用品などを積んで石巻に出かけました。
街の様子はテレビで見た物と同じです。
もう写真はとても撮れませんでした。
波の形をしたままの塩を含んだ泥。
これからしばらくはこの地区は泥との戦いです。至るところで家財道具を出して泥を取り去る作業に追われていました。
尋ねたアパートもまず泥を取り除くことから始まったそうです。今日何とか使えるようになった・・という床は綺麗に掃除されていました。
寝具など 持って行った物資はどれも喜んでくださり、とても嬉しかった!!
一番喜んでくださったのは娘たちが用意したステーショナリーグッズ。
春に一年生になる娘さんがいらっしゃるので、とりあえず使える物にお手紙を入れて娘たちが用意していたのです。
地震の日からご家族は3日間会えず、やっと水が引いて奥様が泣きながら小学校に歩いて行った時、建物はほとんどなかった・・・とのこと。高台で会えた時は嬉しくて!というお話もお聞きし、津波の恐ろしさに驚くと共に 家族を心配する気持ちは いかばかりだったことかと思いました。
でも、お子さんたちもとても明るくて~良かった~(^o^)
「少しずつやっていくしかないですよね。」そう言ってこれからを見据えて頑張っているご家族に 逆に私たちが元気を頂いたような感じでした。
帰りに仙台駅の前を通ったので遅い昼食をとることにしました。
街はまだ完全にはほど遠いけれど、開店するお店も日に日に増えています。
いつもはめったに行かない牛タンのお店が開いていたので入りました。
お店を開けるもの大変だったことでしょう。
沢山のエールが掲げられ、街も立ち直ろうとしています。
がんばろう仙台!
復興に向けて道のりは長くても
がんばろう東北!
前を向いて行こう!