一足早い春
先日、用事があって東京に出かけました。
普段は戸口から戸口まで車で移動する暮らしなのですが、東京に行くと電車や階段で結構な距離を歩きます。でも 暖かかったので街を歩いてもとても快適。歩くと体も暖まり、ロングブーツはここでは防寒の為の物ではなくオシャレアイテムの一つなのだろうな~と改めて思いました。
しかし、仙台に到着するとそこは凍結した路面と吹雪・・・。 新幹線で行けば2時間かからないのに、やはり寒さの質が違います。 慌ててバックから手袋を出して マフラーをグルグル巻いて家に帰りました。笑
外は吹雪で庭は雪で埋もれていますが、家の中でほんの少しだけ春の準備を始めました。
今までは小ぶりの麻紐を庭で使っていたのですが、麻紐が途中でなくなって庭仕事が中断してしまうこともあったので、大巻の麻紐を小分けにして庭仕事用に準備中です。どのくらいの大きさや形が使いやすいのかは分からないので、大小いろいろな大きさにマキマキしてみました。
この冬に部屋の中に庭の多肉植物を一部入れたのですが、乾燥気味のリビングの環境がとても合っていたようで元気に復活しました。
庭の吹雪をよそに、我が家にはとても綺麗な薔薇たちがやって来ました。
庭のテーブルにて。
雪が沢山積もっていて、テラスに出ただけで足が雪だらけに。笑
ヘリテージとジェフ・ハミルトン?セントセシリア?
でも中輪だからこれはオールドローズかしら。
いえいえ、これはキャンドルなんです。
昨年の春にある方の素敵なブログでスタンド型のレリーフキャンドルを拝見し、その作品を作るキャンドル作家さんのファンになってしまいました。
この薔薇形はそのキャンドルのついでに購入したはずだったのですが、手にしてその繊細さに目が釘づけになりました。
クォーター・ロゼットの花びらのクシュクシュ感が胸をキュンとさせてくれます。それにしても、ロゼット咲きの薔薇をキャンドルにするなんて素敵な発想ですね。女性ならではの感性とご本人のこだわりが伝わってくるようです。
春の薔薇の季節は崩れそうな薔薇たちを何個となく手で握って摘み取ります。その時に手にするカップのふんわりした感じをこの薔薇にも感じました。
2月の日常はとても気ぜわしく・・・心落ち着かず・・・外は吹雪だけれど・・・
キャンドルの繊細さと美しさにしばし見入り、薔薇たちに春のおすそ分けをしてもらったような気がしました。
薔薇の剪定
ちょっと暖かいと思ったらまた寒くなりました。仙台はしばらくこんな三寒四温が続きそうです。
最近、使い終わった豆苗の根に水を与えています。「水を入れるだけでもう一回食べれる」という宣伝につられて買い物カゴに入れたのですが、台所のカウンターに置いているうちにどんどん成長して一週間で食べれるくらいになりました。
いつの間にか水が綺麗になっていると思ったらパパさんが水を取り替えてくれたようです。園芸のアンテナゼロだと思っていたけど・・・しめしめ。こんな感じで芝を手伝わせて…褒めて煽てて・・・いつか庭ブロのアントンさんのご主人のように芝の係を任命しよう。(野望)
豆苗はその後ベーコンと一緒にクリームパスタとなりました。(あちゃぁ~写真撮るの忘れた)
外は今までよりちょっとだけ暖かくて雨も降り、ムフフと笑うRuiです。
そして雪を見ながら呪文のように独り言を言います。
~溶けろぉ~~~溶けろぉ~~(笑)
昨日は呪文が効いたのか(笑)雪もずいぶん減って、今年初めての庭仕事に出ました。
久しぶりに庭に出てよく見ると・・寒い冬だったことを物語る光景も。
今年は特別寒かったものね。
このコンビも寒さがこたえたんですね。
昨年の春はこんな様子でした。
昨年6月
コルジリーネは囲ったんですが、もちろんダメ。
ニューサイランもほぼ葉が枯れてました。もっとまじめに何かで巻けばよかったな。それにしても寒すぎだったよね。
そして春の片りんも見え隠れしています。今年買った薔薇は暖かい場所に置いていたので動きだしていました。
うわぁ。焦るぅ。
いくら寒がりでもそろそろやらなければなりません。薔薇の剪定を!
気合いを入れて完全防備。だるまのように着込んで薔薇の剪定開始です。冬に十分だるまになっているので、もうパンパンで~す。
西の玄関側から剪定をしていき、今年の難関の畑ラインに到着。丈夫なはずのスノーグースとアンジェラですが、昨年は花付きがあまり良くありませんでした。株元の宿根草が大きくなり過ぎたこともあるのですが、原因の一つは古い株を多めに残してしまい新しい株の更新ができなかった為だと思います。
昨年6月
本当は新旧が混じりながらじゅんぐり更新できれば一番良いのですが、それが上手くいかない場合もありますね。今年は株の更新を進める為に思い切って古い株を取り除いてみました。
見た目 かな~り寂しいのですが、これからの花付きと手入れのことを考えてスッキリさせました。
枝が古くなって太く木質化してくると、目の高さの位置に花が付かなくなってきますよね。太い枝は誘引時も硬くて持て余してしまうので、自分の庭の広さを考えても順番の株の更新は必須です。
枝しかないけど~私的には妄想と願望でこの場所の春の姿が見えるぅ~。(はい。変なおばさんです。)
このへんの昨年の様子は・・・。
昨年6月
あれ?去年よりちょっと切りすぎた気がする。
からまった長い枝を切って、どの枝を生かすかどの枝を取り除くかを考えるのはクイズを解いている感じに似ています。冬の間に全然使っていなかった脳の外付けディスクを起動させたらPCがうなってる感じ。(笑)
作業をしていると、途中でどうしていいのか解らなくて煮詰まって・・・はた?と手が止まってしまう時もあります。
そういう時は その場所からちょっと離れて遠くから見てみたり、少し違う作業をしてから改めてその部分を見ると、うまく自分の好きな形に収まったりします。ずっと目の前で枝だけを見ていると全体の姿が見えなくなっている時があるからです。
何だか自分にかかわるいろんな物事を見る時に似ているような気もします。
こっちもできた~♪ サマースノーとジェフ・ハミルトン
剪定や誘引は面倒だけれど、それでいて楽しい悩みです。庭主の好みが反映されるので、以前も書いたような気がしますが、それぞれの庭の環境や剪定で同じ品種の薔薇でも全く違った仕立てになっていて驚くことがあります。
もちろんどれが正解というわけではないので、本の通りでなくても自分が「こんな感じが好きだな~」とか「こうなればいいな~」と思う形を試してみるのが断然楽しいです。 結果、春に変だったら自分で笑っちゃいましょ。
作業途中に強風が吹いて枝がおでこに直撃あ~んおでこにトゲがぁ~~小さいけど刺さってるよぉ。痛いよぉ。
時おり雪のちらつく冷たい山風に鼻をすすりながら枝を切っていたら、あっという間にバケツいっぱいになりました。
「ただいま~」とRui子が帰ってきて ハッと気づけば半日が経っていました。
小さな春と共に、時間を忘れ夢中になれる楽しい時間がやっと仙台にもやって来たんですね。
細い枝のたい肥化はまだ寒くて無理なので、切った枝は全部指定ゴミ袋にまとめました。剪定作業はあと半分。
庭初仕事後の夜は顔がヒリヒリ・・・しまった!帽子をかぶってませんでした。寒くても紫外線に注意で~す。(^_^.)
早春の庭仕事は寒いけれど~ おでこもちょっと痛いけど~(笑)
気持ちがポカポカして嬉しい時間でした。
冬のお出かけ
ちょっと前になりますが、東京にお出かけしてきました。
しばらくぶりに友人と銀座で待ち合わせ。銀座はどれもお高いけれど、老舗のデパートがおなじみの場所に陣取ってくれているので 新しいお店ができてもあまり道に迷わず、街が綺麗なので歩いても楽しいですね。そして何よりスイーツが美味しい
時間もなかったのでじっくり街散策はできなかったのですが、「アバクロ」に立ち寄り(商品にだけスポットライトが当たっていて店内は真っ暗)その後、友人お勧めのスイーツ店「アンリ・シャルパンティエ」
http://www.henri-charpentier.com/ に立ち寄りました。
ここの「銀のモンブラン」が本当に美味しくてファンになってしまいました。お勧めで~す
銀のモンブランも文句なく美味しかったのですが、私がもっと感動したのは友人がおみやげだと手渡してくれた手づくりのスイーツたちです。
ご覧くださいこのアイシングの素晴らしさ
食べるのがもったいなくてしばらく飾っていましたが、見るたびに幸せな気持ちになれるのは手づくりだからなのかしら?デザインもとても素敵ですね。手仕事の素晴らしさに感心しきりです。
今回は息子の部屋に行ってきました。3年間で2回目。ほったらかし?いえいえ、信用してですよ。高校生の時は携帯電話禁止,門限厳守,義務自習3時間 という規則の厳し~い寮生活を送っていたので、身のまわりのことはそこそこできているはず・・・なんだけどね・・・。
部屋の写メを撮って家族に送ってみました~。どんな感じだったかは彼の人格を尊重してナイショ。(笑)
最近庭は完全オフです。
たまたま目をやったら薔薇の太い枝が雪の重みでダラ~ンと下がってました。でもこのおばさんはすぐに直そうとしません。はは。だって今年はメチャメチャ寒いんですもん。
私のOFFモードとは違い、仲良しの庭友は一足早く完全ONです。先週は薔薇友3人で薔薇の苗を見にフジアグリガーデン工房さん
http://blog.niwablo.jp/yumekoubou/ に行ってきました。
まずは目的地に行く前に太白区の「杜瀞」(トトロ)で腹ごしらえ。
最近は11時半には着かないと食べれない人気スポットです。
アプローチも手作りで楽しいですね。
お料理も綺麗です
もちろん薔薇苗を見に行ったんですけど、まずは食べないと。(笑)
良く見てね。いなりの皮と卵の着物のお雛様たちがラブラブなのよぉ。
味もとても美味しかったです。しかもこのお料理は何と税込み千円。
今回は写真を撮らなかったのでこれは秋の写真なのですが、すぐ側には名取川が流れていてゆったりした時間が楽しめそう。
でもゆったりしている訳にもいきません。(笑)目的地に行かなければ!
庭ブロもされているフジアグリガーデン工房さんは、我が家からは遠いので しょっちゅうは行けないのですが、見応えのある薔薇苗のラインナップなので、最近はハズせないスポットになりました。
残念ながらこの日は薔薇担当の大友さんはお休みでしたが、社長さんたちが親身に相談にのってくださいました。大友さんは私のつたないブログも見てくださっているとのことで・・・プロも見ている?(汗)あんなことやこんなことも書いたような・・・あぁぁ恥ずかしや・・・・・と隠れたくなって シュ~~ッとしぼむRuiです。え?全然しぼんでないって?プンプン。
この日も寒くて立っているとブルブルでした。仕事だからと言ってしまえばそれまでですが、こんな寒い季節に赤玉や骨粉etc.の新苗の土をブレンドし、霜に当てないように管理して、少しづつ寒さに慣らして・・・・大苗の土を入れ替えて・・・何て大変な仕事なんでしょうか。好きでなければできない仕事だなぁと、つくづく思います。
帰り際に写真を撮らせていただきました。私がこんな事を言うのは失礼かとは思いますが、薔薇のお話をしている時のお二人はとても楽しそうで~私たちも楽しい気持ちで苗の選定ができました。
だから~~帰りは友人の車がこんな感じになっちゃいましたとさ~(笑)
3人分の薔薇苗は後ろだけでは収まらず、グルグル巻きの大苗が座席にも鎮座してまるでヒト状態でした。
買う予定なかったのに・・・この日を境に薔薇病が完全に再発(笑)
前回に引き続きまた言います。 春よ来~い!
薔薇の時間(冬編)
ここのところ寒過ぎて庭のこと全般は休憩中です。
早春の薔薇の剪定時期頃まで庭シーズンにできなかった家のことや見えない事にしていた用事(笑)をボチボチやってます。
先週はたまっていた布でランチョンマット作り。
柔らかい生地には接着布を貼って縫い込みます。
いつもは無地が多いので今年は柄物で作ってみました。
でも洋服同様、きっと頻回に使うのは地味な無地だと思うけど。(笑)
1月~2月末は家の中で冬眠リセットし、春まで気力と体重・・・・じゃなくて体力を充電ね。
そんな熊さんみたいな冬眠状態のRuiに庭友からお茶のお誘いがあり、「相談にのって!」とのこと。何のことかと思ったら・・・
「今、どの薔薇にするかとっても迷ってるんだけど、どの薔薇がいいと思う?」「早く春が来ないかなぁ。」あはは。ソレですか。
庭友の言葉に冬眠していた自分の薔薇脳(笑)も刺激されました。
そうだった!あまりにも寒くて庭を忘れ過ぎていました。この時期だからこそ楽しいのが薔薇カタログの閲覧ですよね。そしてこの時期であれば薔薇を注文しても「品切れでいつ入荷するかわかりません。」な~んて冷たく言われなくて済む!(笑)
「Ruiさんのところのマダムプランティエはどんな感じなの?」と、聞かれ、どんな花かと言いますと~~あれ?あれ?写真がないのよね~ 。遅咲きのオールドローズが咲く頃は、イングリッシローズの花がら摘みで疲れが出ている時期なんです。薔薇に酔うというか・・・いい加減もういいでしょ~!という精神状態になっているので写真を撮る気力がないのです。
「じゃあ、あの薔薇の葉はどう?」と、聞かれたのがマダム・ルグラデ・サンジェルマン。こちらはかろうじて(偶然)撮ってました。
ちょっと手に入りにくい品種になってきているようですが、中輪のお花が上品でなかなかいいですよね。ただ、植えてまだ2年目なのと、ちょっと厳しい環境に植えている為、本来の姿がまだはっきりとはわかりません。
庭友たちがオールドローズを買う時に慎重になるのには理由があって・・・
春のオールドローズは綺麗に咲くし香りもいいので問題ないのですが、花が咲き終わってからの葉っぱがどうなるのか葉の丈夫さは品種によってかなり左右されるので、それがとっても気になるところなんです。
オールドローズの一季咲きはだいたい長くて一週間綺麗に咲いた後、残るのは枝と葉っぱ・・・。その葉っぱが梅雨時期や夏から病気だったり、ずっとハゲだったら・・広いお庭と違ってそれをまじかに見てず~~っと過ごすことになってしまいます。
「ポールズ・ヒマラヤン・ムスクも良い花だけど付き合う勇気がない。」という話も出ました。発育旺盛で何しろトゲも凄いからです。「素晴らしい景色を作るには労力と気合いが必要なんだよね~。素敵なんだけどね。」と、話は尽きません。
「花に騙されたけどあのマダムは大変だったよね。」と、未だに話に出るのがマダム・アルフレッド・キャリエール。早咲きの白い花と香りはとっても素敵で枝もしなやかで扱いやすいので目立つ場所に植えたのですが、その後のウドンコ病だらけの葉の弱さとガンガン伸びるシュートに閉口したものです。
3年前の記事にマダムのことや薔薇との付き合いを書いていました。もしよければご覧くださいね。当時の自分のホンキさにビビリました。(笑)
http://blog.niwablo.jp/rui/kiji/29934.html
昨年あたりから真島先生が有機の液肥を与えると夏の葉も丈夫だと言っていらっしゃいますね。Ruiはまだ試したことがないんですが、使った方はいかがだったんでしょう?有機の液肥というテがあったんですね。
化成肥料は土が硬くなるからやりたくない・・
でも花はそれなりに咲かせたい・・
あんまり発育旺盛過ぎても困る・・・
葉っぱも丈夫でないと・・・・
と、まぁ~わがままな注文は果てしなく続くのでありました~。(笑)
こんなわがままなお話で終わるのも申し訳ないので、昨年Ruiがオープンガーデンの庭巡りで好きだった薔薇の景色をお伝えしますね。
これは私の好きな薔薇の組み合わせその1
仙台市太白区のSさん宅。ルージュ・ピエール・ド・ロンサールとシンデレラの組み合わせです。
この薔薇の組み合わせを見て華やかさにびっくりしました。大輪のルージュを引き立てる中輪のシンデレラが何ともチャーミング。
庭主はRuiと一回りは違う若いガーデナーさん。華やかだと上品さが失われがちなものですが、このお宅の薔薇はそんなこともなくて 華やかでエネルギッシュ。何より、手をかけて薔薇を楽しんでるんだな~と感じました。
こちらのクレマチス プリンセス・ダイアナも華やかな色ですが、バックに小輪の白っぽい薔薇パール・メディランドが入っていてスッキリ!濃い色の使い方がいいですよね。薔薇が主役でなく、クレマチスが主役で薔薇が脇役もアリだなぁと思わせる風景でした。
そして私の好きな薔薇の組み合わせその2
こちらは仙台市泉区のベテランガーデナーのSさん宅の薔薇。
シャリファ・アスマとバレリーナ(たぶん)のコラボ。
同色の小輪と大輪の組み合わせです。色を変えずに おとなしいピンク同士でも品よく華やかになるのですね。
※バレリーナは開花直後はピンク色が強いのですが、開花が進むと白っぽくなってきます。
「もう薔薇は卒業したからいろんな薔薇をお友達に差し上げたんですよ。今度は盆栽をゆっくり楽しみたいの。」と おっしゃいましたが、まだまだ薔薇の庭を見ていたいなぁ~と思わせる風景でした。
さてさて、こちらは我が家の春の庭の様子です。
アンチューサーとセント・セシリア
薔薇と宿根草の組み合わせも自然でいいけれど、でも違うシーンで久しぶりに薔薇と薔薇のコラボがあっても楽しいかも。それから宿根草と一年草のミックススペースもあると楽しい。広くない敷地でも場所によって違うシーンを作ってメリハリをつけられたらいいな~。
ラ・ローズ・ド・モリナールとオルラヤ
そして今年もまた買ってしまいました。だはっ。
3月上旬の発送にしてもらうつもりだったのですが記入を忘れ、もう届いてしまいました。しかも何処に植えるかもはっきり決まっていないのに。(笑)
もう寒さはいらないよ~ 春よ来~い!
ローズウォーターの香り
寒いですね~。
朝、外に出ると空気が冷たくて皮膚がキンキンしました。これからますます寒くなるんですねぇ。12月の初めにスタッドレスタイヤに交換して雪や凍結に備えました。いよいよ本格的な冬ですね。
年末の慌ただしさをぬって昨日は庭友2人と忘年会ランチに行って参りました。場所は仙台銀座にあるおばんざいの懐石料理で~す。
まずはノンアルコールのスパークリングワインで乾杯!今年も一年 穴掘り&薔薇との格闘お疲れ様ぁ。
主婦の忘年会なんてオジサマ達の宴会に比べれば可愛いものよね~と、自分に言い訳をしつつ・・(笑) いただきま~す。
いろいろなお料理が何品も出たのですが、写メも適当で(汗)完全におしゃべりと食欲のコラボタイム。帰りは3人で雑貨屋さんに立ち寄り、Ruiおばさんの今年の忘年会は終了したのでした。
年末の慌ただしい中ですが、先日友人にあることをお願いしていました。「いいよ~来て~。」と、快く承諾してくださったのでカメラを持ってご自宅へ。
何とシャルドネの家なんだよ~素敵だよね~
※オジサマたちの為に説明するとシャルドネはワインではなく(笑)、家具やキッチンを提案するお店の名前です。家具を支持するこだわりの人が多数。数年前から家も手掛けるようになりました。
本当にピンクの薔薇の似合う家だなぁ。
旦那様はズバリ薔薇マニア!(ズバリでごめ~ん)愛情と手の掛け方が素晴らしいんです。
鉢には見た事もない廃番状態のイングリッシュローズやオールドローズ等々が沢山。春に薔薇たちを拝見するとRuiは薔薇の名前がわからな過ぎて(笑)パニックになってしまいます。
木目の玄関ドアにはこんな感じの自然素材のリースがぴったりですね。
春にお庭を拝見した時に、ちょうどご自宅の薔薇でローズウォーターを作られていて、初めて蒸留器を実際に見て「おぉぉ~」と声を上げてしまいました。それで是非ブログで紹介させてほしい!と、お願いをしていたんです。
これがその蒸留器です。
アラビック社の銅製蒸留器。
蒸留水やフローラルウォーターを作ることができるのだそうです。
まずお庭から薔薇を調達して・・。
冬も色の濃い素敵な薔薇が残っていました。綺麗ですねぇ。
薔薇と一緒にミネラルウォーターを入れて 蓋を閉めて アルコールランプで温めます。そして右側のグルグルしたスペースで間接的に冷やしながら抽出されるローズウォターを待ちます。30分くらいかかるとのことです。
待っている間もこだわり空間で気になるものばかり・・・雑貨もストーブも。
シャンデリアも綺麗~
「タティングレースって知ってる?」と、言われてのRui。
こんなクリップみたいな材料を使って作るレース編みらしいです。棒編みでもなくかぎ編みでもないんです。糸をこのクリップみたいな物に巻いて手で引っ掛けて通すだけ・・・
ササ~っと通しながら可愛い円形のレース編みが出来上がっていきます。テレビで見てタティングレースが気に入って本を買って始めたとのこと。
自分で本を見てって・・・?できそうでなかなかできないですよね。私なら本を買ってもそのままにしてしまいそう~。
お隣ではワンちゃんが気持ちよさそうにお昼寝中です。絵になるワン。(汗)
ちなみにワンちゃんはトイプードルとチワワと・・え~と名前わかんないけど可愛いっ。
そして薔薇の香りの蒸留水が抽出されてきました。
こうやって抽出されたローズウォーターはアトマイザーに入れてオーデコロンとして振りかけたり、化粧水を作る時の材料になっていました。さらに薔薇の花びらで石鹸も作るとのこと。
好きなことで楽しむ時間と薔薇の香り。
愛情込めて作った薔薇があればこそですが・・・。
さらに面倒がらず、自分の好きなことを楽しもうとする姿勢があれば手に入れることのできる時間なのですね。
薔薇の世界は本当に深いです。
お知らせ
オープンガーデンみやぎでは来年度の新規会員を募集しています。
庭公開や見学の他にも、花や植物を通じて交流を深めたい方、庭情報を交換したい方も是非ご入会くださいね。会員には素敵なガイドブックの他に年3~4回の季刊誌が送付され、庭の情報や楽しい催しの案内なども見ることができます。
個人会員だけでなく企業会員も募集しています。造園関係だけでなく、ハウスメーカーやレストラン等、多方面からの企業会員がいらっしゃいます。
庭ブロの中では・・・
グリーンケアさんhttp://blog.niwablo.jp/toshihiro/
素敵なサンプルガーデンをお持ちだったので企業会員だけでなくオープンガーデンもお願いしています。いつもありがとうございます。(^u^)
フジアグリ・ガーデン工房/夢工房さんhttp://blog.niwablo.jp/yumekoubou/
薔薇苗の種類も豊富です。薔薇担当の綺麗な大友さんのアドバイスもバッチリ。
入会の申し込みや詳細は
オープンガーデンみやぎ事務局 022(348)2230
までお尋ねください。
冬の薔薇 男子と女子
秋も終わり、いよいよ冬突入ですね。
一昨日、友人から手作り石鹸が届きました。
いろいろな種類の石鹸があり、ラッピングも凄くおしゃれ~。友人のセンスとワザに感動しました。
それから 少し前になりますが、関西の友人からクリスマスローズの可愛い苗がっ!
開封してすぐにクリスマスローズに話しかけるRuiです。
「長旅だったね。可愛がられて育ったんだねぇ。これからよろしくねでも今までよりきっと環境は過酷だから(笑)頑張ってね!」
この時期、多肉植物のグリーンネックレスはエンジ色になり、かなり長く枝垂れました。花は黄色。昨年までは気付かなかったのですが、繰り返しとても長く咲いているんです。何年も植えているのに見過ごしていたようです。
先日、我が家周辺では山風が巻いて もの凄い強風でした。ガーデングッズもぶっ飛び~、慌てて回収。でも強風や寒さの中、四季咲きの薔薇たちはまだ咲いています。
先日、ホリーガーデンのTさんがアンブリッジローズは女子だと言っていらっしゃいました。薔薇には男女はないのかもしれませんが、私の中でも「これは男子だなぁ。」とか、「女の子だわぁ。」と思う薔薇があります。(笑) 今日はそんな秋~冬の男女の一部を紹介しますね。
こちらの女子は・・・
ドメーヌ・ドゥ・サン・ジャン・ドゥ・ボールガール長っ!
♪きみ、かわうぃ~ね~♪
春は周りの薔薇に埋もれているのですが、秋の庭では存在感があり、中輪の上品な花が咲きます。発育旺盛ではありませんが、安定した形と花持ちです。
これは手のかかる女子高生 グラミス・キャッスル
冬の様子
初めは順調に育つのですが、梅雨時期になると一晩でウドンコ病の粉のお化粧をしてしまいます。女子高生の頃は素肌の方が美しいので、良くない方向に行かないようにイソジンうがい液でフキフキしてお手入れ。手入れさえすれば翌日はちゃんと更生して、うっとりするほど美しや~~
そして梅雨が終わる夏に今度は黒点病になります。この頃はもう大人の女子になっているので、ちょっと葉を取ってあとは自己責任(笑) 波乱万丈の人生でしたが、冬はご覧の通り円熟女性の美しさです。今も蕾を沢山付けています。
こちらはメチャメチャオシャレなパリ娘 ラ・ローズド・モリナール
パキッとお化粧をしたパリの美女。いろいろあってもブレずに必ず咲くし、冬でも華やかさを残しています。
芯のあるオシャレな女友達です。こういうパキッとした裏表のない女友達は一緒にいても楽で楽しいです。あはは。
私の今カレ(笑) チャールズ・レニ・マッキントッシュ
美しいお顔なのにうなだれて咲き、自分の美しさを生かせないシャイなカレですが、11月の花付きは見事でした。
そしてモテモテの元カレ。岩隈(嘘で~す)
自分の一眼レフにも「岩サマ」と名前を付けたのに、今シーズン撮った写真がボケボケのコレですから。今年はホームでの完投が少なかったので、ほとんど撮れなかったんです。(涙) 新天地でもがんばってねぇ。
おっと、薔薇の話だったのに元カレの話になっちゃったぁ。(だから違うでしょ。)雪が降るまで まだ少しだけ薔薇の男女が楽しめます。(^u^)
庭ではいよいよクリスマスローズが咲き始めました。
寒いはずですよね~。
風邪に気を付けてクリスマスを迎えましょうね。
クリスマスの準備
今日は寒かったですね。暖房で室内も乾燥してきたので、部屋には加湿器も登場しました。寒暖の差も激しいので、体調管理に気を付けないといけませんね。
先日、Rui子(中一)の通っている音楽教室の発表会があり、ピアノだけでなくバイオリンやチェロ、アンサンブルなどいろいろな音楽が奏でられました。大学のコンサートホール隣の礼拝堂でパイプオルガンの演奏の発表も聞くことができました。
ステンドグラスも美しい
Rui子はドビュッシーを弾かせていただきました。(汗)緊張しているのかと思ったら・・。
Rui子 「ママぁ~。またドレスがチクチクしてかゆ~い!ドレス苦手ぇ。」※安物の為
Rui 「カクっそういう問題?おしゃれはがまんだよっ!」
と、いつもの会話を交わす親子でした。
ピアノは日々練習をしないと成り立たない習い事なので、中学生になってからは時間のやりくりに四苦八苦です。反面、いよいよミスを見過ごせない年齢にもなってきました。いろいろな意味で大人への移行期なのだなぁと、思うこの頃です。
余談ですが、オシャレは我慢!と、娘には言ったけど 自分もヒールを全然履かなくなったなぁ。足が痛いだけでなく、ピンヒールに体重がかかってつぶれそうだし。(笑)我慢するくらいならオシャレしなくていいわぁ、と、思う自分はどうなのよ~。 自分もある意味移行期なんですかねぇ~。
大学の廊下で昨年撮ったタペストリー。讃美歌のハーモニーが聞こえてきそうです。
さて、我が家でもぼちぼちクリスマスの準備です。今年もコニファーでリースを作りますよ~。
昨年は庭のコニファーで作りましたが、 昨年ケムシの発生で枝をガッチリ剪定した為、今年はお花屋さんで枝を買い足しました。
クジャクヒバ ヒムロスギ 雪冠スギ ビバーナム
リボンを新しく買っても材料費は2千円かかりません。(笑) そうそう、畑で採れたトウガラシも忘れないで付けないとね
そして~1時間ほどで完成しました。
昨年も書いたかもしれませんが、リースはデカイのが好きです今年は上の部分に少し丸みを付けたしずく形にしてみました。
リースが玄関ドアに飾られるとクリスマスが来たなぁという感じです。
ツリーを出して室内もクリスマス・・・。
いよいよ12月ですね。(^◇^)♪
薔薇の時間
忙しい庭シーズンも終わり、しばしホッとしていましたが・・・
笑われそうですが、最近は植物や低木の配置換えや来年の薔薇のことを考え始めているRuiです。
2年前から少しずつ庭仕事を軽減するために庭の引き算をしています。
ボーダースタイルを維持する為には季節季節でやはり手がかかり、一時期ではありますが自分一人で維持するのが大変な時もあります。
6月中旬の様子
で あれば 庭のスタイルを替えればいいだけなのですが、自分はやはりこのスタイルが好きで、手をかけるからこその喜びもあり・・・・
という訳で、庭の引き算をしながらもどの程度したらよいのか・・・という迷いもあるのでした。
6月末の様子
庭の引き算をしていく中で、薔薇については特に変更を加えています。
つる薔薇は発育の旺盛な薔薇は植えず、自分一人で管理できる枝数や高さに抑えたり、
基本的には性格の良い薔薇(強い薔薇)と付き合うことにして、持て余す弱い薔薇とはお別れしました。どうしてもお別れしがたい弱い薔薇は手入れしやすい場所に置いて、その近くには葉の強い薔薇を移植。(葉の強い薔薇が横にあるとボロが気にならない。笑)
夏から下枝がボロになるオールドローズ系の薔薇は背景として使い、上枝のきれいな部分だけを見るぅ~(笑)
薔薇は品種によって個性があるので 育ててみないとわからない部分もあり、自分との相性もありますよね。
季節で花期や花の大きさや香りも違ってくるので、楽しみを兼ねて年に数種ずつ新しい品種をお迎えしています。
今日はその数種をご紹介しますね。(^-^)
デルバールのディオレサンズ
クリスチャンディオールの香りとして名高い薔薇です。香りは それはそれはクリスチャンディオールですよぉ~。バブル期にディオールのコロン使ってたわぁ。
パープル系ピンクなのでブルーや白に合わせてみました。
花は・・・そうですねぇ・・・形はちょっと自分の好みとは違ったかも。花びらが思ったより少なくて平べったい感じの薔薇でした。 2番花はこの色ではなく少し白っぽくなります。
こちらも今年のニューフェイスです。
デルバールのマミーブルー
いいわぁ~ 色も形もいいわぁ~香りもいいわぁ~ 好きだわぁ。
でもね、梅雨時期に宿根草の葉がかぶってしまい・・・瀕死です。
残念ながらどちらの品種もデルバールにしては強くない・・かも・・・。
最近どうしてもデルバールの花に目が向きます。理由は簡単です。
花持ちが良いから
全体的な花付きはイングリッシュローズよりもかなり少ないのですが、花摘みの手間を考えると一人で庭仕事をする自分にはちょうど良いのです。
おばけのような一番花にはびっくり~ですけどね。
大人の薔薇と言えばコレでしょうか。
河本バラ園のヘブンシリーズの ルシファー
代表作「ブルーヘブン」の血を受け継ぐ品種です。
さすがは女性育苗家が作った薔薇だけあって、とにかく繊細で風情もあります。 これはガブリエルと共に最近の薔薇好きのトレンドかも。(笑)
ただねぇ。
素敵だけれど雨にメチャ弱いんです。ガブリエルも枝を見ていかにも弱そ~うな予感はしていたのですが、それよりさらに難しいような気がします。
蕾の色が付いてから開花までが長くて まだか~まだかぁ~と、恋のかけ引きのように待たされる。(笑) そのうち梅雨に入って・・・はは。
雨に濡れた姿は はかなげでしょ~
軒下の鉢で観賞する薔薇なのかもしれませんね。地植えにしたらどうなるのかなぁ無謀かしら~(笑) 地植えで育てた事のある方は是非お教えくださ~い。
今回はどの薔薇も強健とは言えない品種だったなぁ。結局、全然引き算になってないじゃん こうやってまた一年過ぎる・・・・。(汗)
今までは どの品種が弱くてどんなクセがあるのかまでは 踏み込んで書いていませんでした。自分だけの思いこみかもしれないし、持っている方のそれぞれの思いもあるだろうし・・・・と思ったりして。
でも、せっかくのブログなので 情報ツールとしてもう少し楽しんでもいいのかなぁと、思うこの頃です。
今回は薔薇好きの為の薔薇ブログのようになってしまいました~。 薔薇に興味のない方が見たら病気カッ?と言われそうですが・・・
病気なんです!(キッパリ)
これでもかなり病気は改善されたんですよ~。はは。
皆さんの薔薇のお話も 是非お聞かせください。
そうそう、薔薇に関係ないツッコミもお待ちしていま~す! (^-^)
薔薇の時間
待っていた薔薇のシーズン。
薔薇たちが次々に開花を始めました。
あれやこれやで なかなか庭仕事ができず、今日もパタパタしてやっと夕方庭に出ると・・・・
皆が一斉に「私を見て!」と、言っています。
Ruiは 「はい!」「はい!」と見て歩き(笑)
香りに満ちた薔薇たちの中で深呼吸。
花びらを手で感じながら 花びらが落ちる前に終わりかけの花を摘んでいきます。
今だけの美しさ・・・・今だけの時間。
今年もがんばったね。
薔薇は木と宿根草があってこそ自然で美しい・・・
春はその自分のこだわりが形になる嬉しい季節でもあります。
夕方 芝生に立つと 薔薇や蕾たちが自分を囲み
静かに一斉にこちらを向いていて・・・
その静かな迫力に圧倒されます。
夜になるのがもったいない・・・・夕方の至福のひと時です。
春 庭に迎える薔薇
友チョコ 義理チョコ 散乱のバレンタイン。
皆さんはどんなチョコを食べましたか?
毎年のことながら我が家では娘二人がチョコ作りに励み、狭くて古い台所は大賑わいでした。(昨年も言いましたが、キッチンではなく台所ねぇ)
何人にあげたのかしらね。長女の今年の成果はいかに。(笑)
Rui子(小6)も20個作りました~。お疲れぇ。
こちらはRui子が頂いたチョコの数々・・・・
時代と共に変化して 最近のバレンタインは女子同士の交換会になっている感じですね。
今年もカカオの香りの我が家でした。
さて、今日は東北蘭展でゲットした薔薇と植物を見てやってくださいねぇ~。(^O^)
蘭展最終日のセールで500円でゲットしたクリスマスローズ。
ステルニー 「シルバードーラー」
これは花を楽しむと言うより葉の色を合わせて楽しむ為に購入しました。スモークツリーやニューサイランなどのエンジに合わせたり、色の濃い薔薇や木の足元に似合うかな~と思っています。
こちらは薔薇です。
丈夫さは体験済みのデルバール社の薔薇「ディオレサンス」。
“名は、フランスの有名ブランド「クリスチャン・ディオール」の限定香水にちなむ”とのことですよ~。
昨年の秋に買う予定だったのですが、この品種の細い枝が寒さに弱いとのアドバイスを受けたのでこの時期に買うことにしました。
それから・・・初めて河本薔薇園の薔薇もお迎えしました。
ヘブンシリーズの「ルシファー」です。
育種家河本純子さんは女性らしい薔薇を沢山作っていらっしゃいますが、ヘブンシリーズの花形は特にエレガントですね。花の形と香りに負けたけど・・・さてさて、どんな感じで育つかな~。
そして、お世話になっている友人にはヘブンシリーズのガブリエルを。
枝を見て、な~んか見るからに弱そうだなぁ~と思い、昨年は買うのを躊躇したのですが、それにしても花形が本当に素敵で・・・彼女の好みにぴったり!
本人は「好きな薔薇だから とにかくつきあってみる」とのことでした。そうだよね~。いい花だもんね。香りもいいしねぇ。
好きな花形だけどちょっと難しいかな・・と思っていても、育ててみたら自分の庭ではそんなに弱さが気にならないというバラも中にはあります。植える環境が合ったのでしょうね。
今年迎える物たちも 庭と相性良く咲いてくれると嬉しいなぁ~。
反面、いろいろ手を尽くしたけれど 何だか・・・という物もあります。
庭の引き算もだいぶ進んできましたが、今年はさらに体力や時間的なことを考えて どうしても合わない物とは無理せずお別れする勇気も必要だと思っています。
これからどう楽しむかは 結局自分次第なのかもしれませんね。
今年の目標は庭でゆっくりお茶を飲む時間を作ること。
新しい薔薇たちも我が家に溶け込んでいるかしら?
と、好きな花の様子を見ながらお茶が飲めたら・・・いいんですけどね~。