早春の庭仕事
少し春の風を感じるこの頃です。
まだ2月ではありますが、そろそろ春に向けての庭仕事が始まりました。
暖かな日を狙って そして自分の都合の良い日・・なかなか合わないものですね。
暖かな・・と言っても仙台の風はまだまだ冷たくて、日が陰るとブルブル。
とにかく寒がり&冷え性なのでこのような三枚重ねの出で立ちで いざ庭に~
まずは秋からずっと気になっていたフェンスの汚れを取っていきます。
ひたすらフキフキお掃除しましたよ~。
ミドリのコケ(?)との激しい戦いだぁ!!
ギャーウソォ~!フェンスにキノコも生えてるぅ~
作業の途中で暖かくなって、一枚ずつタケノコのように脱いでいきます。
格闘の甲斐あって、かなり汚れは取れたかも。下の方はこれ以上こすると危ないので止めました。葉が茂ってくれれば見えないかな。(汗)
実はペンキを塗るか迷っています。前回塗ったのは2年前。あと一年持たせたいところですが・・・。
薔薇の芽が少し顔を出し始めています。これを過ぎて葉が開く前になると、ぶつかった時に芽がポロポロ落ちてしまいます。
塗るなら今しかない!どうしよう~
そしてこの時期は薔薇の春剪定と誘引です。
カッコよく薔薇の革手袋装着!と、言いたいところですが、どうも紐が結びずらい!というわけで・・・
笑われそうですが、Ruiはこんな感じです。
超薄手の使い捨てナイロン手袋。サイズは必ずS。指にぴったり着かないと紐が結べないからです。
寒い日はその上にこれ。
ははは~こんなのブログに出していいの?(笑)
気休めですが防寒です。指のついてない軟らかい革手袋とか、トゲがガードできて 紐も結べる手袋があるといいなぁ。
ご存知の方、お勧め手袋があれば是非是非お教えください
さて作業開始です。
始めると止まらない。(笑)バシバシです。
同じ薔薇を育てていても、消毒に対する考え方と剪定方法は人によって全く違っていたりするものですよね。
プロでも最近は「内側に伸びた枝や細かい枝は切り、各枝が程よく揺れる丈を想定して」と言う方もいらっしゃいます。
かと思えば、「もったいなくても根の為にも花の為にも思い切りよく切りましょう」という従来の方法の方もいらっしゃいます。
薔薇の種類でも異なると思うし、植えている場所でも違うので、色々試して自分が好きな形でやればいいのかな?と、思っています。
ニュードーンの先端はこんな感じにしてみました。
引き算の結果、今年は枝の数と高さをかなり抑えました。これでかなりお手入れは楽になる予定です。(*^_^*)
こちらはピエール・ド・ロンサール。年数も経ったので、下からのシュートの更新が難しくなってきました。
今回の春剪定の作業はあと半分。
トゲによる手の流血3か所。いつものことながらヒリヒリです。また手のシミを増やしたかも。
それでもあの時間の為に作業してしまいます。
昨年6月
花開くあの季節の為に
綺麗に咲いてね~。待ってるよ~!
(^o^)丿
剪定した枝は、葉のように容易には土に返せないので、細かく切ってこんな感じで出しています。
「綺麗な薔薇にはトゲがある。」
昔の名言ですね。
皆さんもトゲ(いろいろな)にはくれぐれも気を付けて。
庭の引き算 (4) 芝生編
蘭展で薔薇など買ったりして~
バツが悪いこともあり~
もう そろそろ 引き算シリーズは切り上げたいところですが~。(;一_一)
前々回の記事でリンクの作業をしていたら、「引き算はあと一つ」と、しっかり自分で書いてました。書かなきゃよかった~。(笑)
そうなんです。実は あと一つあるんです。
でも・・・
まだやっていないんです。
関係のない方はごめんなさい。
それは・・・・
7月
芝生です。
決して芝生の面積が広いわけではありません。(誤解がありませんように~!写真は奥行きが出ますから~)
昔、転勤先で見た芝生の美しさに感動したことが、芝生を止めない原動力です。
芝生があるからこそボーダー花壇が生きるということもあります。
そして、芝生があるから いろいろ植えてもすっきり見えるという部分もあります。
でもね~春の作業のかなりのウエイトを芝生が占めているのは事実です。毎年、雪の後の芝生は「あ~ぁ~あ」です。
それに凄く水はけが悪い土なので、手をかけないと結果は一目瞭然。(゜-゜)
かなりの枚数を毎年春に自分で敷き直しています。
でもコレがね。ホント大変おばさん仕事だからね~砂も水分があると半端じゃなく重いしとっても疲れるのよォ~(口調もおばさんよぉ~)
今までの作業の詳しい内容はコチラからどうぞ!
そこで、これからの選択肢です。
①芝生をやめる。
芝生は手がかるけれど やはり魅力的なアイテムです。我が家の花壇との相性を考えても今は削れないなぁ~。
②業者さんに頼んで水はけのよい土台に改善してもらう。
以前 庭ブロのマイマイさんに教えて頂いたトヨタ?のM-??っていうのは良さそう。 ベントとか洋芝も良いなぁと、思うけど入手は大変そう。
費用はかかるけど水はけが良くなれば作業時間はかなり短縮できる?でも効果はどのくらい持続できるのかなぁ。
③自分で今までどうりパッチワークをしつつ、根性で手入れする。
基本、自分で何でもやりたいRuiなので、もう少しお姉様になるまで気合いを入れて芝生のパッチワークをする。これが安上がりでしかも脂肪も燃やせる? ((+_+))大変だけど。
④ハゲても気にせず、雑草が生えたら芝生だったことにする。
これが一番楽です~。自分さえよければこれもアリです。
というわけで・・・
芝生はしばらく解決引き延ばしです~~。
雪が降っているので現実味のないお話でしたが、また春になると「芝生がぁ~」って言うんだろうな。(笑)
4つ目の引き算 芝生は・・・これから考える。 (;一_一)
庭ブロは業者さんが沢山いらっしゃるので、春に向けて芝生について アドバイスを頂けると嬉しいです。(*^_^*)
カカオの香り
日曜日がバレンタインデーだった為に一度に配布できず、土曜日も月曜日もさっきも 延々と 娘たちのチョコ作りを手伝わされ・・・もうチョコの匂いは当分遠慮したい~。
友チョコって誰が考えたのぉ~
本命だけで十分じゃない~
では、チョコたちを。
次女(Rui子)の友チョコ トリュフ
(24人分 86個)
長女(スイーツ)の友チョコ ロシェ
チョコケーキ
曲がったんじゃなくて もともとこういう形ですよ~最近の流行形。
マシュマロパフェ
ず~っと作ってたので、家の中はカカオの香りですよ~。
ここは南国かぁ (笑)
これは庭ブロかぁ (汗)
蘭展の副産物
こんにちは。
寒い日が続いていますね。
前回の函館の記事では沢山の方々に見て頂き、ありがとうございました。(^u^)
コメントも とても嬉しかったです。
さて、先日 とうほく蘭展の展示物をご紹介しました。
蘭展の素晴らしい大型展示をご紹介した時、庭ブロのso-maさんが「展示した作品はその後はどうなるのかな~?」と、コメントをくださいました。
確かに、展示後 どのような形で処理されるのか?疑問ではありますよね。機会があればお聞きしてみたいことです。
そんな大型展示とは別物ですが(笑)、我がフォトクラブの蘭展の展示物のその後をご紹介します。
ここは何処だかお解りですか~?
ここは、仙台市近郊の住宅地にあるコミュニティークリニック上桜木です。
病院に写真があるだけで明るくなりましたよ~。
患者様が診察を待っている時間に、少しでも癒しになってくれるといいのですが・・・。
玄関ではピンクの花がお出迎えです。(下は傘立て)
この病院には2か月間展示され、その後も病院や大学、仙台市の七北田緑化ホールに展示されることになりました。
それぞれが撮った小さな花たちが円になって いろいろな場所に出かけて行く。
写真を撮っていた時は思いもつかなかった展開になりました。
ブロッコリーやキャベツ、それにリンゴのタルトも旅に出るんだぁ~。実は 提出の枚数が足りなくて苦しまぎれにブログの写真まで出したRuiです。(汗)((+_+))
いつもは何もない病院の階段には華やかな赤が飾られました。
蘭展の副産物と言えばコレもそうだなぁ。
クリスマスローズのピンクダブル。
クリスマスローズは小さい株でもお値段が高~いので ここ何年も買ったことがないのですが、蘭展の閉館1時間前の半額に負けました~。
Rui はとにかくダブルが大好き~(欲深ですから。)
去年までダブルだった我が家の白花が今年はシングルになってしまい、ガッカリしていたこともあって、庭ブロのさとちゃん のイメージ画像に似たこの姿を見て、思わず「コレでしょ~」と、買ってしまいました。
そして副産物Part.2
お笑いくだされ~。
お正月にカタログでもじ~っと見ていた デルバール社のラ・ローズ・ド・モリナール。
Lisserさんのブログで立派なシュートを見てからずっと気になっていたんです。
あれっ?
秋にあんなに苦労して鉢を減らして
庭の引き算する~って言ってた人は誰?
引き算(3)(2)(1)
庭はもう満員御礼だけど・・・
相も変わらず学習しないRuiでした。
ははは~ (;一_一)
愛すべき街 函館 (4)
函館のオープンガーデンの旅
今回は3軒目、最後のお宅です。
レンタカーの運転にも少し慣れてきて~ナビの誘導で夏の北海道を走りますよ~~
海沿いの道から少し登っていき、小高い丘の住宅地のTさん宅に到着しました。OPENの文字に心おどります。
濃いピンクの薔薇のアーチが華やかです。きっと薔薇のお庭~~
ご主人がにこやかに出迎えてくださいました。
入ってすぐ左側に Asian Exotic Garden の文字が。Asian Exotic
この芝生の先には何が?奥に大きなパーゴラが見え、煙が上がっています。
入るとそこはまさに 不思議な異国の世界
ここはどこ
バリ島シンガポ~
確かに海は越えてきたけど・・・青函トンネルで。(汗)
テイストは一貫していて・・・絵になるコーナーがいたる所に設置してあり、どれもアジアンテイスト
庭を屋根のない部屋に見立ててデザインしたかのような・・・不思議な空間なのです。全てご夫婦の手作りで、アイディアと努力の力作です。
コーナーには必ずポイントになる物があり、
どこかアジアの香りのする世界です。和でもない洋でもない・・・アジアの何処だろう?
バリシンガポ~(さっき言ったでショ!)
家の周りには夏ツタが勢いよく伸びて、家の一階部分は照りのある緑で覆われています。リビングは二階にあり、庭を見ながら時々バランスをチェックされるとのことです。
写真で見える窓の部屋は作業スペースになっていて、ご主人が様々なガーデングッズを制作。
お二人で散歩して流木を探されたり、日常の中でガーデングッズとして使えそうな物を探して、このような楽しいグッズが生まれたそうです。
使えなくなった物たちも こんな形で再び使われて アートになっています。
寄せ植えも一味違います。多肉植物がいろいろな場所に効果的に使われているのです。
どれも雰囲気のあるものばかりですが、大きな特徴は 水やりの手間の少ないローメンテナンスの寄せ植えが多いことです。
植物の選定は 乾燥に強い物、葉が乱れにくい物だけで かなり厳選されていました。
「ローメンテナンスの手抜きガーデナーなんです。」と、笑っておられましたが、お仕事をされている方の見本にもなるチョイスです。
黒法師がイキイキと育っていました。エンジがしっくりマッチして、このお庭に似合いますね。
小物もどこか異国の雰囲気。
バリシンガポ~(もういいでしょ~汗)
小さな鉢も どこかアジアのテイストですね。
ふふ・・・バリシンガポ~(どうしても言いたい~)
これはご主人手作りのパーゴラ。
扇状に作られていてボリュームがあり、庭のシンボルになっていました。
炉の煙と炎が庭に不思議に似合い・・・ここが北海道であることをしばし忘れアジアの香り漂うお庭を楽しみました。
奥様はこの日はお仕事でしたが、後日 ホテルでお会いし、お庭のミニアルバムと美味しいスイーツまで頂きましたぁ。ありがとうございました。
函館のオープンガーデンの旅はこれで終了です。
公開日以外の日程にもかかわらず三軒とも快く庭を見せてくださり、本当にありがとうございました。記念になる楽しい思い出になりました。
今回投稿して思ったこと、それは・・・
しばらく経つのに、自分でも驚くくらい記憶は鮮明で・・・心の中に函館が刻まれているという事でした。
息子の函館での暮らしを心配して過ごしたこと。
会うたびに大人になっていく息子を見て 嬉しいけれど淋しい複雑な気持ちを抱きつつ過ごしたあの頃・・・・・
楽しいだけではない色々な気持ちが入り混じっていたけれど・・・
路面電車や街並み。
仲良くさせて頂いたご父兄。
庭での素敵な出会いもあり・・・
やはり私たち家族にとって函館は
「愛すべき街」だったのだと思います。
とうほく蘭展 後編
とうほく蘭展が終了しました。
きょうは蘭展の様子の後編です。
朝早く家を出て会場まで一時間半の道のり。(山から海まで仙台横断~)
パパさんが朝のラッシュでどういう気持ちなのかも体験できました。
今回は蘭展を関係者入り口から初めて見て、思ったことをお伝えしてみますね。
毎朝、開館前に皆さんが一斉にやっていたお仕事は・・・
水やりです!
展示物はやはり乾燥が天敵で、夜の水やりと 朝の水やりが大切だそうです。
それはそうかも~。だって~
こんな素晴らしい蘭のディスプレイも・・・
枝に一つ一つオアシスを付け、それに蘭を刺して成り立っている蘭の木なんですもん。
作る作業も 管理する作業も 手をかけ技を駆使した手間のかかる仕事なんですね。
他のブースも
あっちでも水やり~
こっちでも一生懸命水やり~
展示の方は作品の管理ですね~。(霧吹き中)
こちらは不足分の商品の搬入中。
こちらも植物のチエック&水やり中でした。
主催者展示ブースは「ローズガーデンカフェ」のある街
隣には温室があります。
こんな形のオシャレな物置きが欲しいよぉ~。
でも置く場所ないよぉ~(笑)
温室には何と蝶が~飛んでいました。
庭ブロのKikiさんの雨水利用コーナーも水の管理中。
ミルク缶とブロッコリーの相性もバッチリです。
大きな展示をしていらっしゃる方に
「展示して一番気をつかう事は何ですか?」と、お聞きしてみました。
「水切れはもちろん注意していますが、作品に触れたり、お客様の手荷物がぶつかったり、足元の植栽が踏まれたりすることも時にはあるので、形がキープできているかをいつも確認しています。」とのことでした。
植物や花なだけに期間中に綺麗な形を維持するのも大変なんですね。
それから、日曜日に庭ブロのうめちゃんとヘリテージさんが会場に遊びに来てくださいました~。
日曜日は人数制限をするほどの混みだったのでゆっくりお話できなくて残念でしたが、とても嬉しかったです。ありがとうございました。
休憩時間はこの のぼりに誘われて~
お昼を食べました。(上の写真は開館前の朝の様子。昼は歩けないほど混んでいました。)
トッポキ、チヂミ、オムレツ焼きそば、玉コンニャク。あぁ幸せ~(笑)
講演にいらした柳生真吾さんを見つけると、相棒とダッシュで走って行って~ガッチリ写真を撮りました。隣はRuiです。
おばさんは何も怖くない~~
今回はとても良い経験をさせて頂きました。
Ruiが今回、知ったこと それは・・・
見せる立場の方々がどのような気持ちで仕事をしていらっしゃるのか。ということでした。
BISESの写真などはかなり高価なもので 美術品扱いの「作品」です。
一番の目的は沢山の方々に見て楽しんで頂くことだけれど、大事な写真なので皆でかなり神経を使いました。
いろいろな展示物を拝見する時に、見せる立場の方がどのような気持ちなのか?という事は今まであまり考えたことがありませんでしたが・・・。
「これからは美術館に行っても見方が少し変わるかもね~」と、担当の相棒と語り合うRuiでした。
次回は函館のオープンガーデンの旅 最後の一軒です。
意表を突く 思いがけない不思議な世界をご紹介しますね。
(●^o^●)/