チャールズ・レニ・マッキントッシュ
薔薇が咲くまでは静かな庭も、一つ咲き始めると次々に咲いて毎日違う風景になります。
そして、これからしばらくは花がらを摘むのが庭の一番の仕事になります。
チャールズ・レニ・マッキントッシュはとても恥ずかしがり屋の美男子で、うつむいて咲きます。
花付きが良くて、晩秋まで花を付けるので驚きました。
せっかくイケメンなんだから前を向いて~
葉は少々弱いですが、青みがかったライラックピンクで、とにかく色が、花びらが素敵。
白い薔薇にとてもよく合います。
ウインチェスター・キャセドラル
かなり昔からうちにいます。
四季咲きの中輪です。
白が好きで白い四季咲きの薔薇を探したのですが、
昔は白いイングリッシュ・ローズがほとんどなくて、迷う余地がありませんでした。
時々その年によってウチのウインチエスターはピンクが混じります。
メアリーローズの枝替わりだからかな?
二種類楽しめた感じで、ちょっと得した気分になります。
細い枝の薔薇ですが、下にライラック色の薔薇を入れたかったので高く仕立てています。
雨の中であわてて撮ったので全然見えないですが(汗)
上がウインチェスター・キャセドラルで下がチャールズ・レニ・マッキントッシュです。
ジェントル・ハーマイオニー
イングリシュ・ローズの中では比較的新しい品種です。
ハーマイオニーはハリーポッターに出てくる女の子ではなくて、シエークスピアの「冬物語」の登場人物だそうです。
上品な色の花に、濃い色の葉がとても合います。
雨に強くて、少々の雨では花が崩れないので本当に助かります。
私的には葉も好きです。
いか~にも丈夫そうで安心感があるからです。
もちろん丈夫ですヨ。(笑)
手のかかる薔薇が多いと疲れますからねぇ。
そして・・・
こーんな樹の下だって咲いちゃいます。
君は偉いよ。ホント。
でも秋はもう少し咲いていいよ。
(さんざん誉めて、最後に注文をつける貪欲なRuiでした。)
グラミス・キャッスル
前回投稿の「薔薇の世界」の中にあった薔薇をタイトルごとに分けました。
まとまっている方が様子が見やすいのでは・・・と思っていたのですが、せっかくブログで記録できるいい機会なので、この際、タイトルで薔薇の名前が解る方がいいのではないかと考えました。
くださったコメントとその返信は、残してある「薔薇の世界」にありますので、お手数ですがそちらをご覧ください。
さて、今日はmissグラミスのその後です。
強風にさらされボロボロになり、最後にはRuiにお説教をされ、散々だったMissグラミスですが・・・。
(以前のmissグラミスの様子は、「薔薇に言い聞かせる」にありまーす。)
派手なうどんこ病のお化粧もやめて、葉がボロボロのピアスも取り、人生の立ち直りに成功しました。
そうだよぅ~グラミスぅ~
この方がずっと似合うよ~
顔立ちも上品だし、お化粧しない方がずっと綺麗だよ~
薄化粧ぐらいは仕方ないから許してあげるね。
細い枝が揺れて優しく美しいグラミス・キャッスルでした。(*^_^*)
イレーヌ・ワッツ
イレーヌの魅力は秋に解ります。
丈夫で花付きも良く、秋は色も濃くなり、和の庭にも調和しそうな雰囲気があります。
この間までギボウシ(ハルシオン)とアイリスの間に植えていましたが、違和感がありませんでした。新枝が赤いからかな?
次々に咲いている薔薇達。
せっかく咲いてくれたのに雨が降ったりするとハラハラしてしまいます。
しおれた花を切ったり、倒れてくる枝を支柱や紐でしばったり、足元がぬかるんだり・・・と、お手入れはかなり大変ですが、雨の後に咲いた薔薇は花びらが瑞々しく、美しさがぐんと増します。
自然の恩恵を受けたんだな、と感じる時です。
レディ・オブ・メギンチ
ウイリアム・シエークスピアよりも少しだけ明るい色合いです。
刺し色が欲しかったのと、秋の花付きの良さに魅かれて去年購入しました。
レーヌ・デ・バイオレット
開き始めは臭いがしないのに、開花とともに突然素晴らしいオールドローズ香が辺りに漂います。濃いライラックだと思っていましたが、我が家で咲くとライラックピンクみたいな感じです。
ジェフ・ハミルトン
一時期、Ruiが薔薇病になった時に購入。
地植えにして一年目の為か、今年は花数が少ないです。
この場所に慣れてくれる来年に期待してしまいます。
アブラハム・ダービー
はじめはピンクですが、しばらくして黄とサーモンピンクが混じったような色になります。香りはとてもフルーティです。
花びらを見てみると・・・
一枚に黄色とサーモンピンクそれぞれの色が入っています。
お皿に置いたらフルーツ系の香りが漂いました。
マダム・アルフレッド・キャリエール
毎年ウチのトップバッターでした。
春一番の花はそれは嬉しいものです。
次々に咲いて見ごたえのある景観を造ります。
しかし、梅雨期になると枝がぐんぐん伸びて花は先端にほんの少し。
ときどき美容師さんになってカットしてあげないと自由なマダムになっちゃいます。
日に日に変化するので追いつけなくなってます。
いつの間にか下からシャンテ・ロゼ・ミサトが追いかけて咲き始めていました。