春の庭仕事(寄せ植え・雑貨編)
春の庭仕事。今日は寄せ植えと雑貨についてです。
この季節はいよいよ薔薇の葉がモサモサになり、庭に出れる日は葉の手入れがしたいところです。
せっかく薔薇の咲き揃う季節ですから寄せ植えや雑貨も置いて気持ち良く薔薇シーズンを迎えたいな~。その方がお互いを引き立て合い、見ても楽しいですよね。
多肉は冬に生き延びた物に新しい物を加えてリメイク。ボーダー花壇で増やした多肉(勝手に増えただけ)も鉢に使いました。
こちらも高さのある物を加えてリメイクしました。ブルー系の色がお気に入り。夏にグリーンネックレスが枝垂れてくれるとまた雰囲気が変わってきます。
鉢たちはそれぞれの場所で薔薇のシーズンを迎えます。
寄せ植えは既存の宿根草に新しく植物を足して作るのですが、一昨年 鉢の数をガッチリ減らし、鉢はほんの数鉢になりました。だからなのかな。数少ない鉢は大き目なので、できるだけ自分の好きな感じにまとめたいけど~まとまらないものですねぇ。少ないから気になるわぁ~。
寄せ植えって・・ やり過ぎでも気恥ずかしかったり・・・
自分の畑にはちょっと似合わなかった。
頭の中では良かったんだけど実際合わせてみたら「だ~めだこりゃ」ということも多くて(笑)・・・
植えてみて「もっと立ち上がる物がないとバランスが悪いな~」なんて思ってお花屋さんに行ってしまったら 時間だけがどんどん経ってしまいます。
最後には薔薇や植物のお手入れの時間が惜しくなり、「もうこれでいいわぁ~。何か違うけどいいことにする~。」と、なかば諦めて終了。(笑)
成長してボリュームが出てきたらまたご紹介しま~す。
それから雑貨です。
雑貨は冬にそのまま置いておくと 雪や寒さで割れたり錆びて壊れたり飛ばされたり・・・。昨年は大丈夫だろうとそのまま置いていた軒下の時計が飛ばされ、かなり探しました。劣化も激しくなるので晩秋に回収しています。
春にそれをまた出して それぞれの場所に置いていきます。
アイアンの椅子は錆びてきたので塗り直しました。
このランプを木にかけるとまた薔薇のシーズンが来たことを実感。
最近のガーデン雑誌は雑貨満載。女性の入り口としては入りやすいのかな。素敵なのかもしれないけれど・・・・個人的には雑貨は少なめが好きです。
最近の流行なのはわかるけど、雑貨をたくさん置いたりわざとジャビーに見せるっていうのもちょっと苦手です。
飾るだけでなく実用的にも優秀だったらいいですよね。
以前作った庭ゴミBOXも 初めは木目が見えるように布でこすって色を付けて作りました。見た目は自然な感じで シャビーな趣も出て良かったのですが、ずっと湿気のある物を入れておくので腐食が心配になり、ハケで塗り直しをしました。
雑貨に色を薄く塗ってクラックを入れたりスパッタリングをするより、3回ベタ塗りの方が絶対丈夫だし。ピカピカでも放っておけば私のようにいずれシャビーになるヨ。(笑)
それに残念ながら在来工法の築○○年の我が家にシャビーな雑貨が似合わないんです。
湿気のない外国の方たちが 自分たちでフェンスなどを何回も塗り直して丁寧に住んで 自然にできる古びた感じは確かに素敵ですよね。建物も昔のキッチン雑貨もそれだけで絵になるし。
転勤時代に思いました。「ここは文化も乾燥した空気も違う。この街の石も家の天井も 古びた実用品も 一つ一つのパーツが何て素敵なんだろう」と。
でも湿気の多い日本で初めからシャビーな塗り方の小物や木製品を外に沢山置いたら梅雨時期は・・・。数年経ったら・・・汚くなりそうな予感。
屋根のある外になら置けるかなと、一瞬思ったけど・・・ウチには屋根のある外スペースがないんですよね~。
でも雑貨は個人的な好みが反映される物ですから 自分の好きでいいよね。
自分が楽しめるエッセンスだったら足せばいい。
多かったら引けばいいね。
庭の景色の中に雑貨がさりげなく置かれている感じにできたらいいな。
でもその空間を作ることや探すことって結構難しいですねぇ。
リスちゃんの泥落とし
さて、これ以上自分もシャビーにならないように ファンデーションをベタ塗りしてから庭仕事しようかな~。(笑)
※次回は宿根草の咲いた庭の様子で~す。
小さな春
昨日はとても良いお天気でした。仙台もやっと暖かくなってきて、朝庭に出ても寒さを感じなくなりました。
先日、娘たちから母の日のプレゼントがありました。この紙袋の中身は化粧品ではなく黒のナイロンバック。(母も少し出資)
最近のトレンド情報は ほとんど長女経由です。自分では行かないショップも見てみると面白いですね。プレゼントのバックはドリンクホルダーも付いていて可愛いデザインでした。お庭巡りにぴったり(それですか~)
それから~Rui 子が初めて作ってくれたガトーショコラ。
クッキー以外の焼菓子は初めての体験です。「角が立つまで混ぜる ツノって何
」と、迷いながらの作業です。でも十分美味しかったよ。
息子からはアジサイ(MARLEY)の鉢花が届きました。いつもはメールしても一言文の返事しか来ないんですけどね。
お花屋さんと相談したのかな?それともテニス部の友達と買いに行ったのかな? タグには酸性土壌だとブルーの花でアルカリ土壌だとピンクに発色すると書いてあります。他のお花屋さんで見た時は水色でした。
根のある花、しかもアジサイなら庭にも植えられ、親ばかの母は喜びまくりです。我が家の庭に植えたら来年は何色になるのかな?
さてさて、暖かさに誘われて庭に出てみましたよ。
今日は庭の小さな春の様子です。
メギ ローズグロー
毎年 この時期は春の庭仕事をしていますが、今年はいつもの庭仕事と違い完全に後追い作業をする形になっています。
お手入れにはやはりちょうど良い時期というのがあって、それを逃すと後の仕事が増えたり、花付きが悪かったりということがあるように思います。
でも今年は庭に出れることを感謝するというか・・・何と言えばいいか・・・この季節の生命力を感じることができ、ガーデニングが好きで良かったな~と、思う自分がいます。
ピオニー
昨年のように こだわりや目標がある年もいいけれど、今年は春の光を受けて庭で過ごせるこの時間がありがたいと感じます。
いつも春早い時期に咲くイベリス。
小さな白い花ですが、花の少ない早春の庭ではとても嬉しい存在です。
泉ヶ岳からやってくる春風で薔薇の枝が折れるのは毎年のこと。
ゴーッと巻きながら繰り返し強風がやって来ます。(T_T)
風と格闘している様子はコチラ。クリック→ 薔薇に言い聞かせる
この周辺のトマトの植え付けは連休明けがベストです。
2年前にso-maさんにお勧め頂いたデルモンテのフルーツイエローとkatorinさんお勧めのスイートベリーも早く探さないと~。
ティアレアは花の時期です。朝日が眩しそうですね。
花が終わった後は半日陰の葉物として雪が降るまで重宝しています。
アジュガの花とリシマキアのグラウンドカバーコンビ。
ホスタ(ハルシオン)はこれからグングン大きくなります。
コゴミは一昨日の雨で突然大きくなりました。
今年こそ食べてみようと思っていたのに~。(笑)
ラムズイヤーやキャットミントもここのところの暖かさが気に入ったようです。
イチゴの花もいつの間にか・・・
今日は久しぶりにイチゴ柄の食器を使ってみよう。
そんなことを思いながら花を見つめました。
去年はみぞれ交じりの雨で咲かなかったリンゴの花。
今年も寒い春だったのでヒヤヒヤしていましたが、少なめながらも何とか咲いてくれました。 ヽ(^o^)丿
今年も昨年と同じように花はだいぶ遅めでしたね。
小さな春たちが庭にやって来た様子でした。
腐葉土BOXがやって来た
暖かい風がやって来ました。
いろいろなことがあったけれどいよいよ仙台も春です。
クラブアップルの蕾もピンクに色付きました。
次回は庭ネタでお会いしましょう!と力強く書いてしまったので(笑)今日は 秋に拾った落ち葉のその後です。
2回切り返しをして冬はそのまま保存していましたが久しぶりに袋から出してみましたよ~。袋から開ける時ってちょっとドキドキです。どうなっちゃってるのかな?
秋に拾った落ち葉は翌年の秋に使いたいと思っています。今回はこの秋に使う為に切り返しをして腐葉土BOXに投入しました。(^-^)
そう言えば腐葉土BOX!
そうなんです。長年 庭で出るごみの多さに閉口していたので以前から庭ごみ用BOXと腐葉土用BOXを設置したいと思っていたのですが、どこに置くか?そしてデザインをどうするかで ずっと迷っていました。
庭の広さは限られているし、BOXのスペースがあれば薔薇を3本くらい植えられそう!(笑)
しかも薔薇の横にゴミ入れってねぇ。そうなるとデザイン性のある物でないと変だし・・・・と、迷いつつ・・・サイズをゴチャゴチャ考えつつ・・・念願の木枠を庭師の村上さんに作って頂きました。
お値段のことを考えて「色は自分で塗ります!」と、言ったものの、なかなか気に入った油性の色が見つからず、散々探して 結局オスモを友人に買ってきてもらいました。
一番小さい缶でもなかなかのお値段よぉ。でもこの色にしたかったんです。布で塗り込んでいき、裏側も塗ったらオスモがどんどん減ってしまいました~。今更ながら「私が塗ってる物ってゴミ入れだよね?」と、自分でブツブツ。(笑)
乾燥中~
この自分のこだわりって何なんだろ?でも気に入った物でないと庭に置きたくないし。そういう自分が好きだけど疲れるから少し嫌い!(笑)
フタも初めはマジで筆記体風に自分でRを切りぬいて模様のようにする気マンマンだった~(大笑)
結局、懲り過ぎるとゴミ入れとしてはやり過ぎのような気もして、シンプルに作ってもらいました。
うふふ・・
と、笑うツボが家族には理解できないと思うけど、一緒に笑わなくてもツボを尊重してくれればそれでいいよ。(笑)
BOXは当初、二つ並べて畑に置くことをイメージしていたのですが、薔薇の移動には少し遅かったことと、立体的になったら作業をする時に狭いような気がしたので取りあえず別々に置いてみました。 念願がかなって嬉しいな。
同じ趣味を持つ人でもそれぞれ好みは微妙に違います。
庭が好きな人もしかりです。「好き」といっても好みも 庭仕事にかける時間もお金も 考え方もいろいろです。もちろんどれが正しいなんていうこともないし、正解があるわけでもない。
でも、物を作るにはそれなりの定義があって、それに沿った方がより良い物が作れる訳で、それにはそれなりの労力と大げさに言えば学習が必要です。
腐葉土も買ってしまえば数百円の物。野菜だって買えば虫食いのない綺麗な野菜がいくらでも手に入ります。
自分が作ることを楽しいと思えなければその付加価値はないんですよね。自分が循環させることを喜べるかどうか。
とどのつまりは畑でも腐葉土作りでも手をかけるからこそ楽しい訳で、向き合って 作業を楽しみたいかどうか ということなのでしょうね。時には「何やってるんだろ?」と言いつつね~。(笑)
庭ではクリスマスローズの花が次々と咲いています。
秋に庭友から頂いた新人さん。よろしくね。
色の変化を見るのも楽しいですね。
ジューンベリーの花びらが光に透けています。
薔薇の葉も開いてきて、いよいよ本格的な庭シーズンです。
カーディナルドリシュリュー
虫が出てくるまで薔薇の葉は綺麗なんですが、連休明けからぼちぼち虫たちの登場です。
しもつけの新芽はオレンジ色なんですね~。
去年「明日も咲くのにアスチルベ」って言ってた人いたなぁ。(笑)
ユリもいつの間にか芽を出していました。
一個踏んじゃった。(涙)
ターシャが大好きだったというピオニー。
春のこの姿をどんな思いで見ていたのでしょう。
ユーフォルビアにも春の光が・・・キラキラまぶしいな~
今年も うふふ・・・と、
庭で楽しむことにしましょうね。(^-^)
明日はKスタで楽天をガッチリ応援してきます。
春になりました
肌寒い雨の日が続いていましたが、今日は久しぶりに良いお天気です。
同じ仙台でも津波被害のない地域はライフラインも復旧してきて それぞれが自分たちの生活を取り戻しつつあります。 毎日余震はありますが 贅沢を言わなければ ほとんど以前の暮らしができる状態になってきました。
今日は保険会社の方が来てくれました。被害の少ない我が家ですが、改めて家を見るとあちらこちらに寂しくなる部分が・・・。(T_T)
あぁ~家財保険も入っていればよかったなぁ。備えあれば(ほんの少しは)憂いなし。
スーパーの店頭も空いていた陳列棚に品物が戻ってきました。でも、よく見ると蒲鉾は新潟産や東京産だったりして、今までの宮城の商品を他の地域の物で補っているような部分もあります。
Rui子の好きなダノンビオもお1人様一個が解除され、
私の好きなマスカルポーネもやっと店頭に戻ってきました~。
しかし、思ったほど改善していないことも沢山です。友人の家は宮城野区で あと1.5キロの所まで津波がやって来ました。同じ地域でも波の来た場所と来ない場所では天と地のようになってしまった・・・ということでした。
すぐ近くで大変な思いをされた方がいるという現実。それは信じたくないけれどまさに現実で・・・時間と共にその様子を聞くにつけ 胸が張り裂けそうなお話がありすぎます。
あまりにも近い場所での震災だったので 普段の生活ができるようになっても しばらくの間はこんな時に庭に出ていいのか?という迷いもありました。誰もそんなことを言う人なんていないのにね。私だけでなく友人たちもそんな感じで 自分たちの心の中で見えない何かに戸惑うような・・・そんな感じがありました。
私たちにできることは?こんなおばさんでもできることはあるのだろうか?
それは何回も繰り返しになりますが 何も失わなかった私たちが元気を出して 少しでもいい 細くてもいいから 継続して無理のない支援すること。心をその場所に向けることなのではないと思います。
菜の花
結局、もろもろの迷いとは関係なく 今年は春に押されて庭に出ました。
まだ葉の緑も少なく すぐに見渡せる空間です。でも地面の様子や香りでわかります。春になっちゃったよ・・・。
今まで何もしていなかったツケは大きいです。もう春だよ!春~!
剪定もアレもコレも(笑)してない~!
庭は自分の元気の源でもあります。いつもの春のように庭に出よう。
まずは(びっくり遅い)春剪定だね。(笑)
それから(今更だけど)土ね。
結局庭ネタは何も書かないまま終わってしまい何なのか~?と言う感じですが・・ぼちぼやりますので。(笑)
ふきのとう
次回からは庭ネタでお会いしましょう!(^o^)
前を向いて
地震の日から一カ月以上が経ちました。
あの日を境にいろいろなことが変わってしまいました。
本当にこれがすぐ側での出来事なのだろうかと、未だに信じられない・・・皆さんもきっと同じお気持ちだと思います。
被災地以外の地域はライフラインも少しずつ回復してきて今までの暮らしに戻りつつありますが、今までと何かが違う気がします。
すぐ近くでは家や家族をなくした方たちが前を向いているんですものね。本当に小さいことでも自分にできることを探しながら 長い期間ずっと支援していくことが大切だと思うこの頃です。


今までの暮らしを取り戻す為に欠かせないのがライフラインの確保でした。




















停電で思うこと
今回の地震も強い揺れでした。余震って・・コレが余震?
何とか今までの暮らしを取り戻そうとしていた時期で 余震にも慣れてしまっていましたが、久しぶりに緊張した夜でした。
慌ててお風呂の浴槽の水をいっぱいにして、お鍋にも水を入れて断水に備えました。簡易の非常持ち出し袋も持ち出せるように玄関に。
昨晩はまたロウソク生活に逆戻りでした。
携帯ラジオ、ライト、ロウソクの夜の3点セット(>_<) は玄関に置いていました。 またお世話にはなりたくなかったんですが・・・
弟の持ってきたくれた携帯ラジオは携帯電話も充電できる手巻き自家発電付きでした。知らなかったけど あるんですね~そういう物が。
非常時に何が不便だったのか、どんな物が便利なのかも かなり勉強させられました。備えの意識があまりなかったので参考にはなりませんが、いつか機会があれば・・と思います。(弱気)
しかし電気のない人間の生活はなかなか頼りなく寂しいものですね。日常いかに電気に寄りかかっていたか。今回のことでそれに気付かされました。
ハロウィンのパンプキンキヤンドルがココで活躍するとは。(汗)
節電できるもの、自分ができること。
電気製品の選び方。
それから車を見る目。
そして日常の過ごし方!
これらの見方があの日を境に変わったことは確かです。
今日来る予定だったガス局の開栓隊さん・・・
また気長にお待ちしてます。
がんばろう東北
皆が今回の地震のことを考え、福島原子力発電所のことを憂い、過ごしています。
自分の暮らしを取り戻すために暮らしつつ・・・
自分にできることは何かを考えつつ・・・
「思いやり」の形は人それぞれだけど同じことを願っている!
それが今の日本なのだと思います。
今日は主人と職場の同僚だった方の所に行ってきました。
家も流され お母さまも・・・ 今まで身内の所に身を寄せていたとのことですが、今日からアパートで再出発です!
何が足りないのか聞いてもらったのですが、連絡ができない時も多く 情報が少ないので様子がはっきりとつかめませんでした。
人に物を差し上げるのは実は少し難しいことです。
様子がわからないだけに、やり過ぎて気を遣わせては・・・などいろいろ考えたのですが・・・。
でも、今回私たちも親戚や友人に物資を送って頂いてとても有難かったし、今は何でもあった方がいいように思え、「とにかく役に立ちそうな物を持って行ってみよう!」ということになりました。
ご近所さんにもお話をして未使用の毛布やタオルケット それに食器を寄付してもらい、生活用品などを積んで石巻に出かけました。
街の様子はテレビで見た物と同じです。
もう写真はとても撮れませんでした。
波の形をしたままの塩を含んだ泥。
これからしばらくはこの地区は泥との戦いです。至るところで家財道具を出して泥を取り去る作業に追われていました。
尋ねたアパートもまず泥を取り除くことから始まったそうです。今日何とか使えるようになった・・という床は綺麗に掃除されていました。
寝具など 持って行った物資はどれも喜んでくださり、とても嬉しかった!!
一番喜んでくださったのは娘たちが用意したステーショナリーグッズ。
春に一年生になる娘さんがいらっしゃるので、とりあえず使える物にお手紙を入れて娘たちが用意していたのです。
地震の日からご家族は3日間会えず、やっと水が引いて奥様が泣きながら小学校に歩いて行った時、建物はほとんどなかった・・・とのこと。高台で会えた時は嬉しくて!というお話もお聞きし、津波の恐ろしさに驚くと共に 家族を心配する気持ちは いかばかりだったことかと思いました。
でも、お子さんたちもとても明るくて~良かった~(^o^)
「少しずつやっていくしかないですよね。」そう言ってこれからを見据えて頑張っているご家族に 逆に私たちが元気を頂いたような感じでした。
帰りに仙台駅の前を通ったので遅い昼食をとることにしました。
街はまだ完全にはほど遠いけれど、開店するお店も日に日に増えています。
いつもはめったに行かない牛タンのお店が開いていたので入りました。
お店を開けるもの大変だったことでしょう。
沢山のエールが掲げられ、街も立ち直ろうとしています。
がんばろう仙台!
復興に向けて道のりは長くても
がんばろう東北!
前を向いて行こう!
これからを生きる
昨日から水道の水が出るようになりました!
今まで糸の線のような水だったので、凄い水圧に感動しましたが、もったいなくて慌てて水を止めました。水がどれほど貴重かをこの14日間で知りました。
義姉のゆうパックも届き、物流が少しずつ動き始めたのを感じます。
一昨日、娘たちが実家から高速バスで帰って来ました。
地震の2日後、携帯も通じない状態の中で弟が迎えに来てくれて 揺れも激しくライフラインが何も回復していない状態だったので、娘たちを実家に連れて行ってもらいました。本当に有難かった!
余震の中一人の時は、いつの間にか咲いていたさとちゃんショップのクリローの花に癒されました。水が不足していたので、お米のとぎ汁をあげました。
最初に水が出た時はこの糸ピコの線のようでした~。
10日経って帰って来たのは小学校の卒業式の為です。まだ余震もあり、式ができない学校もある中で 山の住宅地の卒業式は静かに行われました。
当初、式には袴を予約していたのですが、家にある服を着用することにしました。
いつも仕事が忙しく、学校行事になかなか参加できないパパさんは「卒業式だけは行くからね。」と、言っていました。ですが、この地震で仕事はますますハードに・・・。 何とか1時間だけでも!ということで、参加しましたが・・・
席に着いたらすぐに・・・カクッ・・・カクッ・・地震の日からずっと緊急の対応で、前日は徹夜だったのです。そして式が終わると すぐに職場にダッシュで消えて行きました。
姉と一緒に高速バスを乗り継いで帰って来たRui子には彼女なりの仕事がありました。
皆で頑張って練習したお別れの歌の伴奏。
主役は「歌のハーモニー」。
伴奏は歌が綺麗に聞こえるように・・・
子供にとっても地震は大変な出来事でした。
それによって子供なりにいろいろなことを考え体験しました。
今回の地震や原発事故を教訓に これからの時代を作るのも子供たちです。
この歌のハーモニーように皆で築きあげることを願い・・・
命あることに感謝し、これからも強い心で!
心からそう願いました。
卒業式の鉢花
地震から10日
地震から10日経ちました。
被災され、家族や家がなくなり大変な生活をされている皆さんのことを思うと胸が痛むばかりで、ブログ更新は控えようかと思っていました。
しかし、今日山形のに~のさんからお電話を頂き、皆が心配しているから もしできれば状況報告をとのこと。心配してくださっている皆さん、本当にありがとうございます。
あの日は大きな揺れの後、信号のつかない地割れしている道を揺れながら5キロほど車で走って家に帰りましたが、走っている時から車は変でした。
パンクしたのか?衝撃でバランスが悪くなったのか・・?とにかく辿り着けばいい!!と、何とか家に着き、子供を迎えに行きました。
家の中は・・・食器、本棚、タンスなど転倒防止金具は付けていましたが、どこも置き家具の中身はグシャグシャでした。至る所にガラスの破片が飛び散って危険で歩けない状態。
思い出の食器たちは家族の代わりに壊れてくれたと思っています。これで済んで良かった。
地震当日は 暗い中で余震の揺れももの凄く、子供が怖がるので 間仕切り空間が狭くすぐに逃げれる玄関にロウソクを灯し、コートを着たまま布団を敷いて寝ましたが、揺れでほとんど眠れませんでした。
携帯は通じませんでしたが、iチャンネルのニュースの見出しは見ることができ、これは今までにない もの凄い被害なのだと感じました。大丈夫だから!大丈夫だからね!と、子供には言い聞かせました。
今は日々暮らしていく為に自分なりに何とか動いています。
主人は地震の日からずっと職場で緊急の対応に追われています。
今日からほんの少~しだけ糸のようなお水が出ました!糸のようでも有難い!!
ライフラインが完全ではない私たちにとって大変なのが水の確保でした。お皿にラップを敷いたり、あれこれ水を使わないように調理しています。
今までは一回に流すトイレの水の量など考えたこともありませんでしたが・・・
何回も水汲みに行ったり、駐車場の雨といを自分で一部カットしてバケツを置き、雪が解けるまでトイレの水に使っていました。
気に入った物がなくても取りあえずでいいから雨水タンクを設置しておけば良かった!でもこの知恵は庭ブロをしていたおかげです。
飲料水は水道が使える友人や集会所に行けば何とかなります。でも、初めは少ししか運べませんでした。
それはガソリンがないから。
ガソリンスタンドは最後尾がどこなのか?どこのガソリンスタンドの列なのか?も分らない長蛇の列です。
そろそろ給油しないと~と思っている時の地震だったので、車で並んでガス欠したら ただでさえ大変な皆さんに申し訳ない!でも、何かあった時に車が使えないのはやはり不安です。
それで友人に携行缶を借りて雪の中4時間並びました。せっかくゲットした少量のガソリンですが、缶に入れると女性には重い!何とか車まで運んだけど~腰がっ!
でもその甲斐あって水を運べるようになり、ホッとしました。このグッズで何往復したかしら。
昨日までは何を買うのも長蛇の列で一人10点~15点限り。手に入れるまで3時間近く。(@_@;)
でもお店は少しずつ良い方向に向かっているのを感じます。 当面必要のない物を「不安だから」という理由で買い過ぎないようにしたいものです。
昨日は娘の友人にもガソリンを分けて頂きました。友人にもお水や食品を頂いたり、ない物を交換し合ったりして とても助けられました。
水道の開通した友人には洗濯機を借り、お互いの情報を交換して周りの方々と知恵をしぼっています。
そろそろお風呂に入りたいけど・・今日は少~し水が出たので(^o^)電気ポットやカセットコンロでお湯を沸かして何とか試してみようと思います!
まだまだ余震もあり、暮らしが落ち着くまではかなりかかりそうですが、私たちには家もあります。
前回も書きましたが、被災地の方がたの苦労を思うと、本当に胸が痛く、私たちの不便さなどささいなことです。毎日がどんなに辛いことでしょう・・・。
救いの手がとにかく早く届きますように!厳しい環境が改善されますように!それだけを祈っています。
皆さんのメッセージやコメントにとても励まされ、力をいただいています。
本当にありがとうございます。
地震によって
突然の地震により今までの生活は一変しました。
今回の地震で亡くなった皆さまのご冥福を祈ると共に、一人でも多くの方が救助されることを祈っています。
昨日の夜も宮城の冷え込みは大変なものでした。
寒さの中、厳しい生活を余議なくされている方々のことを思うと本当に胸が痛みます。まだ余震があり、避難所でお過ごしの皆さんはどんなに不安だろうかと思います。
避難所にいる方々に一刻も早く物資が届きますように!!と願っています。
ライフラインはまだ電気しか確保できていませんが、家の残った私たちの不便など 被害にあった方々に比べれば何の苦労でもありません。
たくさんの皆さんにご心配をいただき、本当にありがとうございます。励ましのコメントやメッセージに力をいただきました。
これからも頑張ります。