春の庭仕事(1)
冬に比べると庭では次々と変化があり、何を書けばいいか迷うほどの季節になりました。
「次回からは庭ネタで」と書いてから数回投稿しましたが、被災地に近い自分が庭のことを書くことに今も迷いがないわけではありません。楽天戦の記事を投稿した後もそんな気持ちでした。
もちろんこれからは今までのように暮らして元気を出していくことが大事です。だけど決して忘れないことも大切。心の中で様々な線引きをしていくことが近くにいる私たちの課題なのかな。何だか上手く言えませんが・・・。
これは今年のオープンガーデンみやぎの募金箱。私もオープンガーデンの庭主として震災の募金箱を設置する予定です。
「花と緑の力で」 自分にできることは少ないけれど・・・少しの支援でも 細く永く等身大の応援をしていきたいと思っています。
去年のこの時期はブログに何を書いていたのかな?かぶらないことを書きたいな~と思い、自分の5~6月のブログを見てみました。
すると去年のこの時期は 仲良く庭と寄り添っていて 庭づくりに没頭している自分がいました。しかも文章に迷いがなくて 恥ずかしいくらい語っていました。はは。
昨年の様子はコチラ クリック→ 6月の庭
昨年の6月
その時どんな思いだったのか ちゃんと覚えているつもりだったのですが 結構そうでもなくて 人はいつも「今」の目線で過去も記憶しているものですねぇ。
去年の一生懸命な自分に刺激を受けつつ、今年も庭の状況に合わせて活動することにしましょうかぁ。
さて、今日は春の庭仕事です。正確には春の後追い作業なんですけどね。
毎年、春の初めの仕事は肥料のすき込みと葉の処理です。これはとっても適当だったけど できたことにして終了ね。(笑)
植物も薔薇の芽も もはや動き出していたので、慌てて冬にダメになってしまった植物の撤去とボーダー花壇の配置の微調整を始めました。
この冬は寒かったせいか冬枯れした物がとても多く、やっと見応えのでてきた植物もかなりやられてしまいました。
ラベンダーのグロッソも・・・
寒さに強い品種にもかかわらず冬枯れしてしまいました。
それで同じ品種をこのように植えたんですが。
しょっぼ~い(笑)
道路周りなのにこれでいいのか~い?とは思いましたが、同じ品種の大きい物はびっくりの値段だし~。
1~2年我慢すればまた大きくなるしね。気にしな~い! ♪私待~つ~わ いつまでも待~つ~わッ♪(古っ!)
ちなみに、今季発売のガーデン&ガーデン37号の66Pに この同じアングルの春の写真が一枚掲載されています。もしお持ちの方はご覧くださいね。(買うほど載っているわけではありませんのであしからず。)
お気に入りのローズマリー、ギンヨウアカシア、セントーレア、そしてニューサイラン。どれも残念ですが寒さに負けてしまいました。しばらくぶりに空いたスペースはどうしようかな~。
今年の春は新しく3種ほど入れました。これを植えると春はとってもいいけど・・夏はどうなるかな?秋は寂しくないかな?と、小さなポット苗や低木を植える時に1~2年後の繁った春~秋の姿を想像して それに伴って既存の植物を少し動かしてバランスを取ります。
植物の配置換えや入れ替えは楽しい作業です。 葉の色や形、花の時期を考えながら組み合わせるのは もしかして庭仕事の中で一番好きな作業かもしれません。
途中、ギボウシの葉がマキマキしながら開いてきたのを見てあぁ~と、焦りました。葉がない時に早く移動した方がいいよと庭友も言ってくれたのに。
ギボウシは葉が開いてしまうと移動の時にどうしても葉を痛めてしまい、その後ずっと痛んだ葉を眺めて過ごすことになるからです。
「こーなると高さが足りないなぁ。葉の色合わせはいいんだけどな。秋はどうかなるかな?」と、独り言を言い・・・
あちこちから眺めてウロウロするので、見方によってはちょっと危ない人のようです。(笑)
それでなくても 今年は目の乾燥予防と黄砂のアレルギー対策で見かけも かなり怖いんですよぉ~。鏡に映った自分を見てギョッとしました。
コレですもん。
「こんにちは~宅急便で~す」と、やって来たクロネコ便のお兄さんも引きまくりで~す。自分でも怖い(笑)
バブルの頃のサングラスはレンズが大きくて目のガードにぴったりなのよねぇ。(汗)
でもブログでの初めての写真がコレっていうのも・・・
どうなんだろう・・・・・
冬の庭仕事
こんにちは。
毎日寒いですね。
空気の冷たさに庭も凍ってしまったかのようです。
12月上旬にこんなに綺麗だったクリローも・・
埋もれてしまい行方不明。(汗)蕾が沢山付いていたんですが・・。
お~い! 呼吸できてるぅ~?
冬の庭仕事を書こうと思い、半端な記事を保存して かなり時間が経ってしまいました。(汗)11月に捻挫してから庭仕事がなかなかできなかったからです。
寒くなり、薔薇の葉が落ちてきて庭の奥からフクロウさんが顔を出し始めた頃から冬の庭仕事は始まります。
この地域は仙台駅まで車で20分少々の場所ですが、標高が高く風が強いので 寒さは半端ではありません~。
冬の間は雪も降るのでガーデン小物たちはお片付けをします。
洗って乾かして・・・。また春に会おうね!
グッズだけでなく、植物たちも寒さ対策です。
去年も冬の庭仕事を書いています。
今年より詳しいので(笑)是非ご覧ください。クリック
クリック

庭仕事は基本的には毎年同じはずなのですが、その年その年で新しいことや迷うことが出てきます。
今年の新しい仕事は 落ち葉拾いと庭で出たごみの処理。
庭で出たものを庭で腐葉土にしていくことは今までずっと考えていたけれど踏み切れないことでした。
それは「これ以上庭仕事が増えらたらどうしよう…ただでさえ手のかかる庭で引き算をしているのに・・」という不安が大きかったからだと思います。
一人では立ち往生の課題でしたが、ブログを始めて友達の輪が広がったことで腐葉土作りも楽しくできそうです。
私のことですから作業を省略したりしかねないとは思いますが、腐葉土は堆肥ほど難しくないと信じてますよ~(笑)
来春に向けて小さいけれど楽しいコーナーも作っています。
新しいことを少し取り入れることで新たな楽しみができ、新鮮な気持ちになれます。同じ庭にいるとどうしてもマンネリになってしまいますから。
良かれと思ってやってみたら以前の方が良かった・・な~んていうことも多いんですけどね。(笑)
12月末までには終わらせる予定だった庭仕事でしたが、大仕事を半端にしてしまいました。それはつる薔薇の剪定です。
これはつる薔薇のサマースノー。
とてもさわやかな 初夏にふさわしい名前の薔薇ですよね。小さめの中輪咲きで とげがなく、枝も柔らかいので扱いやすい薔薇です。
扱いやすいつる薔薇とは言っても、薔薇は木のように枝がそのまま形よく維持される物ではありません。
枝を少しずつ更新していかないと花付きが悪くなってくるからです。
昨年の剪定と誘引
前年に首尾よくお気に入りの形に整えたとしても(笑)、翌年新しいシュートが出てきたらそれを生かして更新し、古くなった枝を取り除く作業をしなければなりません。
昨年の春の様子
どの枝を生かすか、どの枝を取り除くかで必ず手が止まり・・・「う~ん」と、座り込みます。
どうしようかなぁ~と、楽しくて面倒な悩みの始まりぃ~。(笑)
今年の誘引。 テラスを設置したので日当たりを考えて花付きの為に枝を高めの誘引に変えました。
その判断は自由というか、どう仕立てたいかという庭主の考え一つなので、「薔薇が好き」と言っても 庭の環境やそれぞれの剪定で 同じ品種の薔薇でも 違った姿に仕上がっていて驚くことがあります。
大きく仕立てる空間があれば、オールドローズなどはさほど剪定しなくても美しい景観を作ってくれるとは思いますが、枝が太くなると足元や目線にはあまり花が付かないし、大きく仕立てるということは手の届かない場所もたくさんある訳で・・・。
誘引や剪定は本当に好みが反映される物なのですね。
昨年は、自分の管理できる範囲を考えて枝の本数をかな~り減らしました。
今年はどんな感じで整えたらいいかなぁ。
残ったつる薔薇の剪定は3月の春剪定で挽回ね。(寒いから~)
ここで お知らせです
「とうほく蘭展
薔薇とガーデニングフェスタ2011」
が 1月27日~31日 夢メッセみやぎで開催されます。
今回の主催者展示は吉谷桂子さんのデザインの「妖精の住む庭」。
ワタシは日曜日に講演にいらっしゃる真島康雄先生のファンなので、今からとっても楽しみにしていま~す。
この年季の入った愛読書にサインを頂こうかと思ってますよぉ
それから、27,28,31日の午前にオープンガーデンみやぎのブースのフォトのコーナーでお当番をしています。
お時間があれば 是非お声をかけてくださいね。
蘭展についてはまた次回~
秋の庭仕事
涼しい風がやってきて 秋の空になりました。
夏の庭仕事が終わってからは 葉を整理する程度のことしかしていませんでしたが、いよいよ秋の庭仕事のシーズンが始まりました。
庭仕事に本腰を入れたのは本当に久しぶり。重い腰をあげて作業を開始しましたよ~。
去年の秋は一番先に株分け作業をしました。去年は梅雨明けせずに夏になり、植物の株の大きさのバランスがとても悪かったからです。
でも今年は・・・株分けはしなくても良さそうなんです。この夏の暑さは庭の薔薇や木、植物にとっては過酷でした。その為、株分けするほど成長しすぎて困っている物が少ないんです。
なので この秋は気になる場所の土の確認と、気になった植物等を少々移動する作業が中心です。
昨年も秋の庭仕事を書いています。
是非ご覧くださいね。
こんな感じにしたいな~と、思って植えてみたのに 育ってみたら「な~んか違うかも~?」と思うことはしばしばありますよね。
まずは気になっていた紫式部。 「う~んと日陰」に植えていたのでさすがに2年間花が咲かず。 可愛そうなので「ちょっと日陰」(笑)にお引っ越ししました。日当たりのよい場所に植えればさぞや綺麗だろうとは思いますが、何せスペースがね~。
このへんで何とか咲いてちょーだいね。お願い!
そう言えば、斜め45度のクリステル・・・いえいえ、カリオプテリスも斜めにならない程度の日の当る場所に出してあげなければ。
でもね~。その前にはクレマチスがあるし・・その前には・・・あぁ~~場所がな~~~い(やっぱりね。)
庭友からいただく予定のピンクのアジサイ・・・。アジサイはバラが終わった時期のお助け選手なので是非植えたいのですが、まとまったスペースはなかなか探せないのでした。(泣)
植える場所を探して あちらから眺めてはウロウロ こちらからウロウロ。毎年恒例です。
去年の秋に移動したパンパスグラス(小型種)は今年は穂が一本だけでした。さみし~
パンバスグラスは移動すると数年はほとんど穂が出ません。わかっているのに何回移動する気なのか?見応えのある穂はいつやって来るのか~
場所が決まらない植物はだいたい同じで、しっくりこなくて何回か移動してしまう事が多いです。そして最後には元の場所に戻ったりします。あれ?(苦笑)
今回移動したのはほとんどが秋に花や実の付く物でした。
春~夏の庭は選択肢もたくさんあると思いますが、夏~秋の流れは かなり難しいです。スペースも限られているので、どうしても春夏優先の植物構成になってしまうからです。
少しでも「その季節を感じられる庭」にできるといいんですけどね。
庭でウロウロするのは秋の季節行事なので置いておくとして(笑)、秋一番にチェックしたかったのは土の状態でした。あり得なく暑かった今年の夏。土は見た目はカンカンでした。
夏は土を掘ることはできないので、気になる部分はこの時期に掘り上げて 植物の株間を調節する作業をしながら 土を柔らかくしていきます。
キンモクセイが素敵な香りを届けてくれています。
良い香りが漂う頃に 土に油かすをうっすら入れる作業をしました。
油かすは少し匂うので玄関先でキンモクセイの香りが漂ううちに済ませてしまいたい作業なんです。
土を掘ってみると最近手をかけて作ったところとしばらく手を入れていない土の違いは一目瞭然です。スコップを入れた時の感触が全く違うのです。
しばらくぶりに掘った部分は、その年に「コレを使ったらどうかしら?」と思って使った物たちが出てきて、何だか自分の庭のタイムカプセルを自分で開封したような気持ちになります。
自分が庭で試してみたことだけでなく、その頃の出来事も一緒に思い出すのです。
「十和田砂は悪い素材ではなかったけれど、単品では良さが出なかったね。腐葉土や油かすも足してやればよかったかもしれないね?」と、以前の自分と会話しながら作業をしているような感じになります。
最初はおっくうだったはずなのに 汗をかきながら少しずつ土が軟らかくなっていく工程は何とも楽しく、作業が進むことで気持ちもスッキリするような(言葉で言うのが難しいのですが・・・)不思議な充実感があります。
そんな作業を続けていると・・・、植える為、咲かせる為に作っていたはずなのですが、何かを植えることや咲かせることは さほど問題ではなくて おまけのような気持ちになるというか・・・
「土が作れればいい。」そんな気持ちになってきます。
庭仕事の合間に「ふぅ~」と、ため息をついてベンチで休憩。いつの間にか かなりの時間が経っていることに驚きました。
ベンチの横に咲く秋バラを愛でて香りを楽しみます。
木の葉が少しずつ落ちてきて秋を実感しました。
鳥の声もどこからか・・・
秋の庭仕事は とても心なごむ時間でもあり、
秋の庭で過ごす時間はとてもゆったりとしています。
薔薇開花後の庭仕事
テラス工事、オープンガーデン、…この春は本当にハードでした。
時々、このエネルギーを仕事に使ったらさぞや良かろうと思ったりしますが・・・ははは・・・。
追われるように 終わりかけの花を摘み取る作業をしていましたが、ここのところの雨で花はほとんど終了しました。2番花が咲くまではあと少しかかりますし、夏の花たちが咲くまでほんの一時期 あまり花のない庭になります。
薔薇と宿根草と木が入り混じっている庭なので、この時期は 花が終わってからの庭仕事があります。
花を摘んだ後の枝を少し整理して2番花が咲きやすいように手助けをしてやります。
ビヨ~ンと伸びた枝に花が咲いたら、その部分は 次の花が咲いてもうな垂れてしまわない長さに切りつめます。
枝が混んでいたら 内側の枝は少し取り除いて 風が通るようにしています。
そして~
梅雨の時期、木の枝や葉はモコモコ成長中!
偽物ではないけど「ニセアカシア」とか・・
踊らない「フラミンゴ」とか・・・
今年はスモークを忘れちゃった「スモークツリー」とか…(汗)
ネグンドカエデの「オーレ」だったのに
途中から気が変わって「フラミンゴ」になっちゃった木とか・・・。
はぁ~みんなで薔薇の肥料食べたでしょ~
風も光も入らないじゃなぁ~い!!
と、いう訳で・・・
庭ブロのかんちゃんとtomboさんが また喜びそうですが・・
風と光が通れるようにバッサリ枝を切ります
いつもは高枝切りばさみで自分で切ってしのいでいたのですが、スッキリ切れずに木の皮がめくれたり、枝がブラブラ下がったり・・・
なので今年は無理せずに 背の高い大物はプロにお願いしようと思います。
植物も梅雨に入ってビロ~ンと伸びてグニャグニャ~。
なので・・・復活できるものはバッサリ切って体制立て直しです。
デルフィニュームは根元から切ります。
新芽が出てきましたね。運が良ければ秋に小さめの花が咲くらしいです。
薔薇(ムンステッドウッド)と相性の良かったラムズイヤーもそろそろ・・・
こんな感じに切って・・・
こじんま~りしましたが、心配しなくても大丈夫で~す。
またしばらくすると2回目の花が咲きます。
白花フウロは手前の小さな葉だけ残してバッサリ(笑)
ピオニー(シャクヤク)も葉がモコモコしてきたので 葉を少し落として風が入るようにしてあげます。
あぁ~スッキリ~。
これから咲く花たちの様子は・・・
白いフロックスがもうすぐです。咲くとさわやかなんですよ~
ブルーのフロックスも楽しみ♪
我が家のアガパンサスはブルーです。
ギボウシの花も風情があって好きです。もうすぐですね。
咲いている花も少しだけあります。
この時期の切り花に欠かせない紫陽花。
柏葉アジサイ
鉢植えなのに花がデカイ。
クレマチス「プリンス・チャールズ」
クレマチス「プリンセス・ダイアナ」の近くにだけは植えないように・・・別のコーナーに入れて つるが伸びてもバッテイングしないように Ruiなりに気を遣っています。(汗)
薔薇の枝を整えて宿根草のお手入れが終わると しばらくは庭仕事から解放されてホッと一息です。
長女のバーゲンセールにつき合わされるシーズンだなぁ。
財布が痛っ
6月の庭仕事
まだか まだか と待っていた薔薇シーズン。
イングリッシュローズに始まり、デルバール オールドローズ・・・。そして あっという間に遅咲きのつる薔薇が咲き始めました。
この期間がいつもの年よりタイトで、最近は終わりかけの薔薇を摘みとる作業が朝の日課になっています。
あっという間に切り取った花でいっぱい
花びらが下にバラバラと落ちてしまうと仕事が10倍(?)増えてしまうので、花びらが落ちる前に落ちそうなものを確認しながら切り取っていきます。
拾うのが大変だということもありますが、一番の理由は・・・
梅雨に入ってしまったので、下の植物に花びらが付いた状態にしていると その部分の植物の葉が傷んでしまうからです。
バラバラに散ってしまうヘリテージのような薔薇は早めに。
綺麗ですがこのくらいがヘリテージを摘み取る目安です。後ろ側の花びらを触るとハラハラ~と、花びらが落ちます。
チャールズ・レニ・マッキントッシュのように花持ちが良いものは遅めに 様子を見て花を取ります。
美しいのにうなだれて咲くチャールズ。「せっかくイケメンに生まれたんだから もっと自分を生かせ!」と、時々気合を入れますが(笑)今のところ効果はありません。
でも花持ちは良く、かなりの期間花びらを維持します。
ボーダー花壇の奥で手の届かない花は 高枝切りばさみでキャッチ!
でも数が多いと めんどくさくなって・・・結局ガサゴソと中に入って切ることが多いです。はは・・
それよりこの写真を撮るのが大変だったぁ。
片手で高枝切りばさみ(しかもハンドルを握らないと落ちる)片手でデジカメぇ~筋肉プルプル・・・
バラバラと花びらが奥の植物に落ちてしまったら、トマトの支柱でポン!ポン!と払います。
これが結構有効で、忙しくて花びらを拾う時間がない時なども 「ポンポン」で しのいだりしています。
この時期はこの作業がほとんどで ・・・?
去年までもっと庭仕事をやっていたような・・・?
そうなんです。 見てない方はど~ぞ
去年の秋に頑張った庭の引き算(4つ)のおかげで庭仕事は本当に軽減されました。
まず今年は鉢が少ない。
ポイントに使う鉢数個以外は全部撤去して地植えにしたので ほとんど水やりをしなくなりました。何より庭がスッキリしました。
Rui は地植えにしてから一週間しか基本的には水やりをしないので、夕方バタバタと水をやる時間が必要なくなりました。
それから薔薇の枝を思い切りバシバシ整理して「風の通り道」を作ったせいか 今年はまだウドンコ病になっている葉がありません。(去年より株が安定してきたこともあると思いますが。)
この葉の照りを見ると安心します。ロザリアン(薔薇愛好者)ならおわかりでしょう。葉が健康だと不思議とロザリアンの精神状態は安定します。(笑)Ruiはロザリアンの域に入ってないけど。
モサモサした葉が少ないのであまり手入れも必要なくて・・・なので「イソジンうがい液」の出番もまだありません。(笑)
デルフィニュームなどは日当たりのよい場所に移動したのでお互いのストレスもなくなりました。
薔薇「ファビラス!」も場所を移動したら花がたくさん咲きました。
良かったねぇ~ファビラスぅ~
今になると、自分はどうして何年も無理してあんな日陰に入れていたのかなぁ~と、思ったりします。その植物が好きな場所に植えてやればいいだけだったのに・・・。
自分の都合や固定観念を優先しないで 初めから植物の性質に合わせてやれば良かったのにね~。 (゜_゜)
今年は初めてオープンガーデンを経験しましたが、仕事量が減り 本当に助かりました。「庭の引き算」をやって良かったぁ~
でも最後までやれなかった芝生の引き算・・・・・・
これだけが心残り。
予算なし!去年まであった体力もなし!(笑)
今年も苦し紛れに慌てて芝生のパッチワークにしましたよ~。でもいやになって途中で止めましたけど。はは・・
それからは雑草も芝生だったことにしてま~す。そしたら雑草の花が咲きましたぁ。育ててないんですけど~(笑)
宿題を残した子どもみたいな気分だなぁ。
やっぱり宿題はちゃんとやらないと後で困るのね。(*_*;
でもこの宿題 難しいよね~(汗)
春の難関 (土作りとデルフィニューム)
いよいよ庭シーズンがやって来ましたね。
仙台はまだまだ寒いのですが、この時期を逃すと上手くいかない庭仕事もあり、そろそろ楽天野球団と一緒に(汗) 重い腰を上げなければいけません~。
寒いことを除いても 気が重いのは、この作業がなかなか重労働だからかもしれません。
それは枯れ草の処理と土作りです。これをするとしないでは春の植物は全く違った姿になります。
秋~冬に落ちた葉はほとんど拾いませんでした。
この地域の風の寒さを考えて植物たちのお布団にする為です。
そのお布団をこの時期に今度は馬糞やクンタンなどと一緒に土に混ぜていきます。
数年前までは、葉はすべて取り除いて捨てていました。害虫の被害が怖いからです。
でも、大量のごみ袋を見ていつも疑問に思っていたんです。せっかく馬糞などの肥料をあげて農薬も最小限の落ち葉なのに・・・循環させなくていいのかなぁ・・・もったいないなぁ・・・と。
薔薇の枝や木の枝は容易には土に還らないので 取り除いて(これがけっこう面倒です。)、葉だけを馬糞やくんたんと混ぜて・・・
場所によって油かすを、水はけの悪い場所には十和田砂やパーライトを少々、 土と混ぜていきます。
この方法が最善なのかはわかりませんが、無理なく出来ることからやってみようかなと、思い、最近はこの方法で春の準備をしています。
枯葉を集めながら、もう必要ないと思われる植物の葉も整理していきます。
クリスマスローズの葉はオープンガーデンの先輩Yさんに「もういいですかねぇ?」と、確認してから散髪しましたぁ。毎年この時期に同じ用件で電話してごめんなさい。自信がないもんで。(汗)
あぁ~すっきりぃ~!クリロー嬉しいぃ~(と、言っているかも)
こちらも・・・・
あぁ~すっきりぃ~フウロ嬉しい~
春だよぉ~起きてるぅ~
また雪が降っちゃったら自力で何とかしてねぇ~
そうそう、冬は鉢に入れていたリンゴの「ゴージャス」も無事植え込みました~。
植え込む時に雪が入ると根に良くないとのことだったので、鉢に入れて春を待っていたのです。土に入れてやるとホッとしますね。
花が咲くといいな~
もう一つ、土と同時進行でこの時期にしたいことはデルフィニュームの植え付けです。
昨年のデルフィニューム
デルフィニュームはRuiにとっては本当に難しいアイテムです。
上手くいった試しがない。(笑)
初めはボーダー花壇で薔薇の後ろから背の高いデルフィニュームが顔を出すように植えていました。結果、大惨敗。半分しか咲きませんでした。
風と光と株の充実度。どれが欠けても上手く咲かないのです。
我が家の場合は風と光が全然足りない環境でした。
ブルーのデルフィニューム
光と風が十分の場所に植えたデルフィは花色も綺麗で株も充実しています。
春の植え込みの時はこの時期に小さい物を選んで植え込みます。
この時期にこの大きさの物を植え込むと、 「寒さ」と「我が家の土」に慣れてくれて、ちょうど薔薇と開花時期が同じになるのです。
問題の植え込む場所ですが、無理 な場所にはもう植えないことにしましたぁ。見応えを狙って植えて無理しても疲れるしぃ。
ここなら無理なく咲くでしょうという場所にだけ植えることにしました。
土を作ったばかりなのでフカフカの土をなるべく踏まないようにレンガで足場を確保します。
分かりずらいのですが、こんな間隔にしてみましたぁ。
あぁ、足場の足がもつれるぅ~倒れるぅ~。
おしりに薔薇のトゲが引っかかって動けないぃ~。(笑)
昨年は初めて半分ほど秋にも植え付けをしてみました。さて、どのくらいの確率で生き延びているかなぁ??
寒かったよね。よく頑張った
こちらさんは・・・
おーい大丈夫ぅ
春なんですけどぉ
デルフィニュームの苗の植え付けは春の方が確率がいいかな。
でも冬越しをした植物は成長期に強いから・・もう少し観察してみよう。
去年までの失敗で今年どうするか・・・とか、こうしてみたらどうかしら?という植物とのキャッチボールは土に触れた人にしか分からない 触れた人だけの喜びや楽しみです。
だから結果は気にしなくてもいいんです。
駄目だったら また来年に違った会話ができますから~。
早春の庭仕事
少し春の風を感じるこの頃です。
まだ2月ではありますが、そろそろ春に向けての庭仕事が始まりました。
暖かな日を狙って そして自分の都合の良い日・・なかなか合わないものですね。
暖かな・・と言っても仙台の風はまだまだ冷たくて、日が陰るとブルブル。
とにかく寒がり&冷え性なのでこのような三枚重ねの出で立ちで いざ庭に~
まずは秋からずっと気になっていたフェンスの汚れを取っていきます。
ひたすらフキフキお掃除しましたよ~。
ミドリのコケ(?)との激しい戦いだぁ!!
ギャーウソォ~!フェンスにキノコも生えてるぅ~
作業の途中で暖かくなって、一枚ずつタケノコのように脱いでいきます。
格闘の甲斐あって、かなり汚れは取れたかも。下の方はこれ以上こすると危ないので止めました。葉が茂ってくれれば見えないかな。(汗)
実はペンキを塗るか迷っています。前回塗ったのは2年前。あと一年持たせたいところですが・・・。
薔薇の芽が少し顔を出し始めています。これを過ぎて葉が開く前になると、ぶつかった時に芽がポロポロ落ちてしまいます。
塗るなら今しかない!どうしよう~
そしてこの時期は薔薇の春剪定と誘引です。
カッコよく薔薇の革手袋装着!と、言いたいところですが、どうも紐が結びずらい!というわけで・・・
笑われそうですが、Ruiはこんな感じです。
超薄手の使い捨てナイロン手袋。サイズは必ずS。指にぴったり着かないと紐が結べないからです。
寒い日はその上にこれ。
ははは~こんなのブログに出していいの?(笑)
気休めですが防寒です。指のついてない軟らかい革手袋とか、トゲがガードできて 紐も結べる手袋があるといいなぁ。
ご存知の方、お勧め手袋があれば是非是非お教えください
さて作業開始です。
始めると止まらない。(笑)バシバシです。
同じ薔薇を育てていても、消毒に対する考え方と剪定方法は人によって全く違っていたりするものですよね。
プロでも最近は「内側に伸びた枝や細かい枝は切り、各枝が程よく揺れる丈を想定して」と言う方もいらっしゃいます。
かと思えば、「もったいなくても根の為にも花の為にも思い切りよく切りましょう」という従来の方法の方もいらっしゃいます。
薔薇の種類でも異なると思うし、植えている場所でも違うので、色々試して自分が好きな形でやればいいのかな?と、思っています。
ニュードーンの先端はこんな感じにしてみました。
引き算の結果、今年は枝の数と高さをかなり抑えました。これでかなりお手入れは楽になる予定です。(*^_^*)
こちらはピエール・ド・ロンサール。年数も経ったので、下からのシュートの更新が難しくなってきました。
今回の春剪定の作業はあと半分。
トゲによる手の流血3か所。いつものことながらヒリヒリです。また手のシミを増やしたかも。
それでもあの時間の為に作業してしまいます。
昨年6月
花開くあの季節の為に
綺麗に咲いてね~。待ってるよ~!
(^o^)丿
剪定した枝は、葉のように容易には土に返せないので、細かく切ってこんな感じで出しています。
「綺麗な薔薇にはトゲがある。」
昔の名言ですね。
皆さんもトゲ(いろいろな)にはくれぐれも気を付けて。
冬の庭仕事
年の瀬になり、何だか慌ただしいですね。
Ruiも今年のうちにやっておきたいことを確認しながらパタパタしています。
クリスマスツリーも何とか片づけました。ふぅ~
今日は11月から少しずつやっていたRuiの冬の庭仕事です。
この地域は標高が高いので寒さは・・・仙台ではないみたいです。(笑)
雪も降ります。なので・・・
手作りの妖しいテラスの椅子は春までお片づけです。
畑に置いていた椅子もネジをはずしてたたんでお片づけ。
お気に入りのグッズたちも回収して春まで休憩です。
パラソルもお片づけ。
庭とのバランスを考えて2.5Mにこだわって散々探してや~っと見つけたパラソル。
開封して説明書を見たらタカショーだったいわくつきです。
(汗)
新しいカタログにもパラソル全商品を載せてください。タカショーさん
白菜は冬対策&保存も兼ねて紐で結びます。
コルデリーネは寒さに弱い植物ですが、芯さえ痛めなければ大丈夫とのことで、園芸店で教えてもらったこの方法で越冬してみたら大丈夫でした。
比較的寒さに強いニューサイランですが雪につぶされると葉はかなり傷みます。
雪囲いするほど雪が沢山降るわけでもなく、でもそのままでは葉が傷むので
ゆったり結んでいます。
タケノコではありません~
ラベンダーも雪でつぶされやすい植物なので
もったいないのですが思い切り小さくカットして雪に備えます。
枯れた植物も
短くカットです。
でもあんまり短いと・・・
春になってから
あれ?この辺あれ?あっち
と、探すことになっちゃいますから注意です。
たまにスコップでザックリ・・・(T_T)/~~~
なんていうこともやってしまいますからね。(汗)
モサモサだったセージの枝も
Rui床屋が散髪します。
残念ながら植物は床屋が選べません~(笑)
そして冬に欠かせない作業が薔薇のお礼肥です。
我が家の馬糞は2種。
園芸店グリーンスポットの馬糞
これはリアルな原形アリの・・・まさに馬糞!
もう一つは園芸店ガーデンガーデンで買うお馬のたい肥
こちらは開封するとワラの匂いがします。
色も違いますね。
かなりソフトなので、土が硬くなった時に混ぜたり、暑い季節に使う事が多いです。
どちらも重宝に使っています。
冬の堆肥はグリーンスポットの「リアル君」(笑)を使いました。
薔薇の足元にお礼します。
綺麗に咲いてくれてありがとう~。
来年もよろしくね。
毎年秋~冬のボーダー花壇の落ち葉は拾いません。
拾うのは芝生とそのエッジの部分だけ。
寒い地域なので、葉が少しでも土を暖かくしてお布団になってくれるといいな~と、思っているのです。
こういう気の早い植物の為にもね。
春は花いっぱいのテラス付近の様子です。
冬には葉も落ちて枝の状態がよく見えるようになります。
薔薇の枝の状態を確認して・・・
冬の間に暖かい日を見つけて少しずつ剪定をしていきます。
汚れたフェンスもフキフキしますよ。そのうちね。(いつだぁ~)
それから・・・
コマ切れの時間を利用して今期最後の芝生の草取りをします。
来年の春にガックリしない為にも(笑)ボチボチ雑草を抜いていきましょうかぁ。
あっと言う間に草でいっぱい。
でも来年芝生がどうなるかは誰にも解りません~(-_-;)
冬の鳥のごちそう。
この季節、鳥もたくさんやって来ます。
先日も芝生の草取りをしていたら・・・
あっちに行ったりこっちに来たり目の前でウロウロ・・・
一緒に草取りしますぅ?
まさかバードバスをリース置き場にした抗議に来たとか?
のはずないですよね~(笑)
でもリースをはずしたら・・・
楽しそうに水遊びしてました。
部屋の中からガラス越しに・・・ズーム・・・・ズーム・・・デジカメだからこれ以上大きくできない~
また遊びに来てね。
冬の庭仕事はけっこう好きです。
薔薇や植物に合わせるのでなく自分のペースでゆっくり 少しずつ作業できるから。
これからの準備をしながら すっきりした気持ちで庭を見渡すことができるから。
終わりのようで始まりだから。
秋の庭仕事
10月に入ってから コマ切れの時間をかき集めて時間がある時は庭仕事をしています。
この時期は、ここはこうすれば良かったとか 来年はもう混んでしまうだろう・・・など、今年の春~夏の反省点をもとに移動、植え替えをするのです。
この地域での この時期は、暑さで植物を傷めることもなく 寒くもなく 冬の前にほんの少しでも根を張らせて越冬させるギリギリの時期なのです。ずっと触ってきて何となくそう思えるだけですけど。
最初は順調に楽しく進んでいた庭仕事ですが、後半になって・・・
突然パタリと仕事の手が止まり、そんなに広い訳でもないこの庭で あっちウロウロ こっちウロウロ焦るばかりで無駄に歩いてばかり~。
だいたいのイメージは決まっていたはずなんですが、植えてみたら・・・
「何か違う~!かなり違う!どこか違うよぉ~!」と、またウロウロ。
あと10cm いや、あと5cm と、ずらし そのうちだんだん植物がヘナヘナしてきて また焦る!
な~んていうことをやってます。(汗)
一つ植物を移動すると芋づる式に他の物も移動しなければならなくなり・・・
考える時間の方が多くて・・・また焦り・・・すぐに暗くなって・・・。
オット、水を忘れた~
あぁ、時間が欲しい・・・。
また明日やり直し~何をやっているのでしょうか。
いつもの年はそこまでウロウロしないのですが(笑)今年は引き算をしながらなのでことのほか時間がかかり、じっと立ったまま30分・・・ということも。
頭の中の内容を一部・・・
捨てる!・・・でも何処かに使える?そんなこと言ってたら、全然今までと変わらない~!
もっとシンプルに~・・・でも、シンプル過ぎるのはつまらない?
この植物はこの場所だったらどのくらいの高さになるかな?でもここは嫌いかも。これからは無理しない場所に植えるはずだったよねぇ~。じゃあ、どこに?
こうすればかっこいいけど、こんなに混んでたら手がかかって大変だよ~。引き算引き算!この土はヤバイでしょう。何が足りない感じ?くんたん?馬糞?
いやいや この感じはもみがらかな?バーミキュライトにしようかな。
全然まとまらない頭の中をご紹介しました。
ほとんど立っているので 結局まだ作業終わらず、ドツボなので先輩のお庭を拝見させて頂くことにしました。
ガーデニングが好きな方であれば引き算はいつかは皆が通る道。
一足先に引き算した先輩が一番参考になります。
どこまで削るのか。スタイルを変えずもう少し頑張りたいのか。何を削るのか、それは「今までの自分」が「これからの自分」と相談することなのだと思います。
引き算の具体的なことは、できればまた後日ご報告しますね。(弱気)
さあ、やるよ~と、思っていたら・・・おっ?
しばし、チャールズ・レニ・マッキントッシュの美しさに立ち止まりうっとり。
あちらから眺め、こちらから愛でて・・・香りを楽しみ・・・
イケメンだなぁ~と、つくづく感心。
幸せな時間です。
自分は何を楽しみたいか、その為に何を削るか。
何だか見えてきたような気がした瞬間。
そうだった、掘ったから とりあえず水やりね。
やっぱり ほとんど立っているだけのRuiの秋の庭仕事でした。