薔薇の時間
忙しい庭シーズンも終わり、しばしホッとしていましたが・・・
笑われそうですが、最近は植物や低木の配置換えや来年の薔薇のことを考え始めているRuiです。
2年前から少しずつ庭仕事を軽減するために庭の引き算をしています。
ボーダースタイルを維持する為には季節季節でやはり手がかかり、一時期ではありますが自分一人で維持するのが大変な時もあります。
6月中旬の様子
で あれば 庭のスタイルを替えればいいだけなのですが、自分はやはりこのスタイルが好きで、手をかけるからこその喜びもあり・・・・
という訳で、庭の引き算をしながらもどの程度したらよいのか・・・という迷いもあるのでした。
6月末の様子
庭の引き算をしていく中で、薔薇については特に変更を加えています。
つる薔薇は発育の旺盛な薔薇は植えず、自分一人で管理できる枝数や高さに抑えたり、
基本的には性格の良い薔薇(強い薔薇)と付き合うことにして、持て余す弱い薔薇とはお別れしました。どうしてもお別れしがたい弱い薔薇は手入れしやすい場所に置いて、その近くには葉の強い薔薇を移植。(葉の強い薔薇が横にあるとボロが気にならない。笑)
夏から下枝がボロになるオールドローズ系の薔薇は背景として使い、上枝のきれいな部分だけを見るぅ~(笑)
薔薇は品種によって個性があるので 育ててみないとわからない部分もあり、自分との相性もありますよね。
季節で花期や花の大きさや香りも違ってくるので、楽しみを兼ねて年に数種ずつ新しい品種をお迎えしています。
今日はその数種をご紹介しますね。(^-^)
デルバールのディオレサンズ
クリスチャンディオールの香りとして名高い薔薇です。香りは それはそれはクリスチャンディオールですよぉ~。バブル期にディオールのコロン使ってたわぁ。
パープル系ピンクなのでブルーや白に合わせてみました。
花は・・・そうですねぇ・・・形はちょっと自分の好みとは違ったかも。花びらが思ったより少なくて平べったい感じの薔薇でした。 2番花はこの色ではなく少し白っぽくなります。
こちらも今年のニューフェイスです。
デルバールのマミーブルー
いいわぁ~ 色も形もいいわぁ~香りもいいわぁ~ 好きだわぁ。
でもね、梅雨時期に宿根草の葉がかぶってしまい・・・瀕死です。
残念ながらどちらの品種もデルバールにしては強くない・・かも・・・。
最近どうしてもデルバールの花に目が向きます。理由は簡単です。
花持ちが良いから
全体的な花付きはイングリッシュローズよりもかなり少ないのですが、花摘みの手間を考えると一人で庭仕事をする自分にはちょうど良いのです。
おばけのような一番花にはびっくり~ですけどね。
大人の薔薇と言えばコレでしょうか。
河本バラ園のヘブンシリーズの ルシファー
代表作「ブルーヘブン」の血を受け継ぐ品種です。
さすがは女性育苗家が作った薔薇だけあって、とにかく繊細で風情もあります。 これはガブリエルと共に最近の薔薇好きのトレンドかも。(笑)
ただねぇ。
素敵だけれど雨にメチャ弱いんです。ガブリエルも枝を見ていかにも弱そ~うな予感はしていたのですが、それよりさらに難しいような気がします。
蕾の色が付いてから開花までが長くて まだか~まだかぁ~と、恋のかけ引きのように待たされる。(笑) そのうち梅雨に入って・・・はは。
雨に濡れた姿は はかなげでしょ~
軒下の鉢で観賞する薔薇なのかもしれませんね。地植えにしたらどうなるのかなぁ無謀かしら~(笑) 地植えで育てた事のある方は是非お教えくださ~い。
今回はどの薔薇も強健とは言えない品種だったなぁ。結局、全然引き算になってないじゃん こうやってまた一年過ぎる・・・・。(汗)
今までは どの品種が弱くてどんなクセがあるのかまでは 踏み込んで書いていませんでした。自分だけの思いこみかもしれないし、持っている方のそれぞれの思いもあるだろうし・・・・と思ったりして。
でも、せっかくのブログなので 情報ツールとしてもう少し楽しんでもいいのかなぁと、思うこの頃です。
今回は薔薇好きの為の薔薇ブログのようになってしまいました~。 薔薇に興味のない方が見たら病気カッ?と言われそうですが・・・
病気なんです!(キッパリ)
これでもかなり病気は改善されたんですよ~。はは。
皆さんの薔薇のお話も 是非お聞かせください。
そうそう、薔薇に関係ないツッコミもお待ちしていま~す! (^-^)
コメント
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2011/09/03 12:09
病気ですね~~~うひひぃ~~
私も、季節ごとお花を取り換えるのは疲れるのでやりません。ビバー!!宿根草でございます。
ヘブンシリーズにはハマりました。ドップリと。全部買いましたよぉ~(;;)ウリエルだのアブデルは結構強いんですよね。でも肝心の青バラ系が・・・
私はほったらかすからヘロヘロになるのかと思ってましたが、Ruiさんのお宅のもイマイチと聞いて、何だか嬉しいわ!(悪いヤツです)
バブルのころ・・・
もしかして・・・マジンガーZみたいなお洋服着てました・・?[Res]Rui2011/09/04 21:28あはは~。
マジンガーZみたいな服・・・時々ね。
当時はニュートラでした。(汗)アントンさんはまさかハマトラ?
眉毛も書いてたよぉ~太いのが流行ってたから。あは。
ヘブンシリーズにドップリ?病気ですね。(笑)
どれが一番お好きだったんでしょうか?
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2011/09/03 19:24どの薔薇も素敵ですね、それにしても良く観察していますね、自分で育てて見ないと良くわかりませんね
輸入された薔薇の説明書は気候が違うので湿度の高い
日本の風土では性格も多少変わっているように思えます
手を掛けた分答えてくれるのが庭ですね。[Res]Rui2011/09/05 09:20確かにイングリッシュローズは地植えにすると記載された高さどころではありませんね~。
そう言えば、我が家のルージュ・・・一度移動したら・・・瀕死です。
少し作業が遅かったのかも。
toledoさん宅のルージュどうなってますか~?
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2011/09/03 19:33此れだけバラがあるのに まだまだばらばら買って育てるんですね~があはははあっ
薔薇を育てるには何だか奥が深そう~
薔薇を見て香りを楽しむのは凄く好きですが
Ruiさんの写真から香りが出るといいな~って何時も思うかんちゃんです・・・があははははっ
競い合い 薔薇の宴や 散歩道
散歩の途中ツル薔薇が咲いてたよ~[Res]Rui2011/09/06 10:20フッフッ・・そうです。病気ですから。
でもお別れしている薔薇も結構あるんです。
育ててみないとよくわからなくて とんでもない発育旺盛の物を植えてしまったこともあります。
とんぼ先生!いつもながら素敵な歌をありがとうございます!
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2011/09/03 23:31僕も前の会社にいた頃、薔薇が大好きなおば様達と仲良くしてもらってましたっ!今でも会いに行けば、いいんだろうけど。前に、園芸店で会って、携帯番号教えたしなぁ〜!!いつかそのお宅に遊びに行こうと思ってます!Ruiさんのブログも、その方々見てましたよぉ〜!!(笑
(確認したのは一人。。。笑)
正直薔薇の世界は奥が深すぎて。。。僕には20年早いカモシカですがっ!!でも奇麗だと思います♪[Res]Rui2011/09/06 10:23近かったらおば様たちと仲良くできそう~。
カモシカさんのブログはおば様には楽しい刺激で、かなりボケ防止になってますカモシカ~。(笑)
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2011/09/04 07:56Ruiさん程、バラはまだ育てていませんが、バラの特性って、ほんと育ててみないとわからないというか・・・(^_^;)初心者にも育てやすいをキーワードに品種選びをしてきましたが、実際育ててみると、植場所でも影響するだろうし、育てやすいってのも、いろいろなレベルがあるんだなぁって。
植えて間もなくだと、本来の特性もできってないだろうし、なかなか、品種選びは難しいですね。大苗の季節にむけて、またあれこれ考え中です。でも、これが楽しいです~(#^.^#)我が家のバラの中で今、総合得点が一番高いのが、ドンファン。Ruiさんのお庭でNo,1は何ですか~??(^o^)
[Res]Rui2011/09/06 19:43
薔薇はだいたい3年目に本来の姿になると思っているので、一年目に残念な感じでも もう少し様子を見てあげようかな~。
ドンファンがお勧めなんですね!チェックしてみます。
私のNO1は・・・何だろう・・・?あまり考えたことなかったけど・・・。
花形と色で選ぶとイングリッシュローズのつる薔薇、スピリット・オブ・フリーダムは限りなく好みです。(^-^)
それから、花びらが好きなのは薔薇病の発症源の(笑)アラン・ティッチマーシュです。
丈夫さではやっぱりデルバールでしょうか。でもな~
あぁ~、NO1が選べないよぉ~。(笑)
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2011/09/04 22:54いつまで経っても先の見えないleonの庭です(汗)
多くの薔薇師匠さんのご指導を受け今年の薔薇は去年より優秀ですよ
アンブリッジローズが大きくなって嬉しいなぁ~♪
早く、お奨めのラ・ローズ・ド・モリナールもお迎えしたいなぁ~♪
前回の記事の件、やはり西畑清順さんでした。最近は週に一度、お願いしているそうです あんなにお若い方だったのですね^^[Res]Rui2011/09/06 19:51あはは~先が見えないのは私も同じです。
歳のせいか ブログのせいか とにかく目が疲れて・・以前より見えないです。(何か違う?)
ラ・ローズ・ド・モリナールはとにかく「何者かっ?」と思う程丈夫です。でも色がねぇ。自分の好みより華やかで濃いんですよね。フランス人ですらねぇ。(笑)
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2011/09/05 00:49私の庭は、今年の猛暑と、雨無しのせいで、引き算をしなくても、勝手に計算されてしまいました。
一番感じることは、宿根草を絶え間なく咲かせることの難しさは、バラなんてもんじゃありません。
6月限定ですが、たくさんのバラと、また一緒に咲き誇る宿根草にあふれた庭に居ると、夢心地で、安らぎます。疲れや苦労なんて吹っ飛びます。
バラは、品種や手をかけるかけないで、結果が予想できますが、宿根草は、植えっぱなしとは言え、ほんとに何もしないで、毎年出てくる宿根草は、限られています。
それ以外を植えないと、自然な野原の感じになるのかも?
雑草も、花が咲くしね・・・・
私も、絶対病気です!!
「ルシファー」
私も鉢植えで、大苗で植えた後2年管理していますが、地際からのシュートがあまり出ません。花数は少なめだし、ひよわな感じです。だからこそ、この秋に地に降ろして見ようかと思っています。素敵なバラなので、庭で、咲いたらいいですよね。
近くの、ガーデンでは、しっかり地植えで、高さ1.2mくらいで咲いていました。
「マミーブルー」
丈夫で、茎は長く切花にもなって、花期も長いですね。
台風の対策で、新しいシュートの補強あわててやりました。まだこれからも来ますかね?
何かと色々やることがありますが、引き算で楽になることを夢見ます。
[Res]Rui2011/09/06 20:07宿根の種類にもよりますが、薔薇の庭より宿根草だけの庭の方が断然難しいですね。
なので以前私が薔薇病になる前に宿根草の庭だった頃は、かなりの低木を入れていました。そうでないと庭の骨格すら保てなくなってしまうので。
本当は6月の薔薇時期に咲くそよそよ系の植物をもっと入れたいのですが、小さい空間なので咲いた後のことを考えると無理かなと思って一区画だけにしています。
広い空間があればいろいろ試したいけど宿根草の管理は体力が必要かも。はっちゃんの頑張りが見えるようです。
6月の景色って最高ですよね。でもその頃って実際には花摘みに必死でゆっくりできないんです。「あぁ~花びら落ちるぅ~」ってね。(笑)
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2011/09/05 15:46Ruiさんこんにちは。
今度は、台風が日本をいじめていますね。こちらは雨が降り始めました。
薔薇きれいですね〜。私、犬が大好きで犬ばかりイラストで描いてきましたが、叔父の応援で乳牛の液肥に関わるようになって、花やお庭の世界に紛れ込みましたが、よかったです。クリスチャンディオールの香りの薔薇…。ため息が出ます。雨に弱い薔薇とかもあるのですね。花を描きたくなりそうです。これからもブログを楽しみにしています。
[Res]Rui2011/09/08 08:40イラスト可愛かったですね~。是非お花も描いてくださいね。
野菜はプランター栽培なのでしょうか?
野菜がプランターで育てられる方だったら 薔薇も鉢植えで管理できると思いますよぉ~。
ついでに(笑)育ててみてくださいね!
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*Lyra*2011/09/06 10:21わ〜い♪バラブログだ〜!!
ディオレサンズは一時期入手困難なレア品種でしたよね。今はどうなんでしょう。
この色味、Ruiさんのイメージにぴったりですね。こういう青系のバラを庭の風景に溶け込ませるのってかなり難しいと思うのですが、Ruiさんガーデンなら全体の雰囲気とも合ってて(*´ο`*)=3 うっとりです。
取り憑かれたように集めていたころと今ではバラに求める物が違って来ていて、どうにも気持ちが入って行かない株がいくつか出てきました。
無農薬にしてからどうしようもなく葉が落ちる物も。。
私もRuiさんの引き算参考にして、庭を見直して行く秋にしようと思ってます。[Res]Rui2011/09/08 08:47パープル~ブルー系の薔薇は是非取り入れたいのですが、丈夫な物がなかなかないですね。何かお勧めありますか?
好きな花型が丈夫ということは少ないんですよね。
パープルではないけれど、ど真ん中の白い「アレ」は強いのですか?
フフ・・名前忘れました・・・(汗)
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2011/09/06 12:40すごい花園~♪季節を通して、状態把握するのってブログが便利ですねぇ!
Y家の庭、狭いから教えて頂いたオレンジい色のジュード・オブ・スキュアも
お迎えする事が出来ず…でも何年後でもお迎えする際のリストには
この子がトップに上がりそうです♪(きっとずっと覚えてます(笑))
間に挟むコスモスイラストに、愛らしさと秋らしさを
同時に感じました♪(Y)[Res]Rui2011/09/08 08:54ごめんねぇ。押し付けてますよねぇ~
でもYさん宅にお嫁に行く薔薇はどんなにか幸せなことだろう!と、いつも思うんですよ。
妹さんとか お母さんとか そうそう、お父さんもきっとあの香りに感動されるだろうなぁ~と、勝手に妄想してしまうんです。(すごい押し付け!)
ジュードはオレンジと言うよりも・・・濃いクリームのような・・黄色でもない・・・ニュアンス色です。
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