角がとれて丸くなる
どんな言葉にも、それなりの意味があると言うことを改めて教わりました
庄内の酒田の町にある本間家の別荘の庭に柊の樹が植えられていて
この柊、20年もの歳月が過ぎると上の方の葉が丸くなつています
柊の葉のイメージはギザギザの痛い感じのする葉ですが
月日が経つと だんだん 角が取れて 丸くなるようです これが 語源とか 初めて知りました

同じ柊の樹の下の葉と上の葉をみくらべると 葉の形が違います
本来ならば、もつと ギザギザの感じなのですが

昔の人は、考える時間がたくさんあったんでしょう、ものをしっかり見ています
言われてみれば なるほどと 納得のいく説明でした

昭和天皇が宿泊したことのある本間家の別荘、池のある広い起伏のある庭が素敵でした
建物の中が素晴らしいのですが、写真は厳禁で撮れませんが、説明してくれるスタッフのおかげで
とても良い勉強にもなりました

日本で一番最初に作られたガラスは撮影がOKと言うことで撮りましたが
実際には、表面が可なりゆがんでいます わかりずらいですね

ガラス越しに庭を見ると、置石があり、右側の黒めの石は北海道の石・中央の赤石が四国の石
左側の石は聞きわすれましたが、日本中から集めて作られた庭は
当時、2700人の小作がいて日本一のお金持ちだった本間家の力です
その本間家が、冬の労働者の仕事確保のために庭を作らせたとか
力だけではなく優しさのある 家のことを知り 優しい気持ちになれた酒田でした

今回酒田に行く前までは、この黒壁の倉庫しか知りませんでした。
宿の朝食
海の見える宿だの朝食は、写しですが魯山人の器を5点ほど使用して出していただきました

少し天気が回復して、あおぞろが見えていた、白波も昨夜より綺麗に見える
高さのある部屋からカモメが眼下を飛ぶ様子が見える、海に飛ぶ鳥は普段家では見ることが出来ない
テーブルに並べられた朝食、家では朝からこんなに食べることが無いので少し大目です
刺身があり、納豆があり、ハムに目玉焼 和と洋の混ざり合った朝食
はえぬき米が盛られたご飯茶碗、おしんこの乗った小皿、たらこが乗った中皿、刺身の乗った器



魯山人の写しは、本物をあまり見たことが無いので少しイメージが違う気もしたけれども
気持ちがしき締まる朝食です、本物の器だと食事どころではないようなきがする

納豆が笹の葉に巻かれていて、開く前には、ちまきかなと感違い

目玉焼だから、お皿には卵がふたつ焼かれている ごめん 嫌いではありませんが
たまごは、出来るだけ食べないようにしている

朝のフルーツは、嬉しい
いちばんのご馳走は、部屋から見なる景色です、人は無いものに憧れを抱く
信州には、海が無いので、波の音、カモメの鳴き声、遠く見える水平線 どれも 素敵です
また、いつか、今度は、日本海に沈む夕陽を見に来たいと思います。