収穫の喜び (ナス編)
涼しい風が通り抜ける季節になりました。
畑のトマトもナスもまだ花や実が付いていますが、葉を見てもやはり盛夏のような勢いのある様子ではありません。
まぁ、今までのようなペースを期待しなければもう少し収穫できそうな気もしますが・・。
でも我が家の畑はスペースに余裕がある訳ではなく、前回もコールラビを収穫するのがもったいなくて ナスを地植えにする時期が少々遅れてしまいました。
やはり野菜にも成長する時期やタイミングがあって、ハズしてしまうと その後いくら手厚く扱っても成長が今一歩のような気がします。
次に植える秋の野菜はもうスタンバイし、鉢増ししたのに根がもう張ってきています。淋しいけどナスやトマトともそろそろお別れです~。
去りゆく夏を惜しみつつ、今日はナス編を・・・
春、青葉区愛子の園芸店に苗を買いに行った時のこと。
「ほにゃ」 すごーく立派な苗発見
「イヌワシ」という名のナス。
「イヌワシ?何かかっこよくな~い?」と、カートに入れました。
※ 注 その後、良~く調べたら「オオワシ」であることが判明しました。ごめんなさい。
しばらくして、後ろから・・・・・
「ちょっと、ちょっとぉ~そごの奥さん~」と、いかにも畑を作っていそうな 日焼けしたおじいさんに呼び止められました。
「そいず、その立派なやづ、どのへんさー、あったのっしゃぁ~?いいなやぁ~」
(それ、その立派な苗はどの辺にあったんですか?いいですね。)宮城出身じゃないけど、そんな感じ?
「それはーあの辺でー」と、案内しましたがもう立派な苗はなし。
じーっと熱い視線を感じつつ、「これ、そんなにいいものだったの」と、ホントは品種は何でも良かったんだけど・・・
いいと言われると譲れない心の狭~いRuiでした。
ところでこれ、どんなナス?(爆)
では、その成長の様子を。
初めは大きめの鉢に入れて 土をかさ増しして育て、コールラビとスイスチャードの収穫を待ちました。
その後地植えに。少々遅くなりました。
7月10日
ナスの花。紫に青が混じったようないい色ですね。
植物で「紫宝華」という花があります。
小さなナスのような花が鈴のようにぶら下がって咲くのですが、ナスの花も十分観賞できる花だなぁ~と、思わせます。
7月18日
何やらトッポリしていて大ぶり。
何時、収穫したらいいのやら・・・・?でもまだの感じがする・・・。
他のナスのように鈴なりになりません。どーして
7月31日
迷いつつ、第一弾を収穫。
「うわ~大き~い」と言ってRui子がちょっとお化粧してましたぁ。
解んないので母に聞きました。
「あぁ、それはね」というわけで、聞いたことをご説明します。
通称「米ナス。」 (ベイナス)
何だぁ~それ、昔からあるじゃない。
一般的なナスとの決定的な違いはこの部分。
植えて解らなくなっても大丈夫。ナス君の帽子の色が違うから。
でも大型品種のため、左のナスのように鈴なりにはなりません。
収穫はこのくらいが目安。
切ってみると・・・
種がほとんど無い?と言うか、目立たない。
スーパーでは高いです。
長女に「これ、ワシなんだよ。」と、言ったら・・・「楽天?」と言われました。
イーグル?2個あったらイーグルス気付かなかったぁ~
貯金が貯まっても、すぐにドーッと無くなる・・・我が家の銀行通帳のようなイーグルス・・・
中村ま~さとぉ~(アナウンスの真似!)
サヨナラヒットをありがとう。
今日も勝ってねイーグルス
今日は岩隈です~
おっと、話がそれました。
では、食べますっ
種が殆ど目立たないこのナスは煮崩れしません。
なので火の通し過ぎを気にしなくても全然OK!
まずはやっぱりマーボナスでしょ。
普通のナスは パパさんに「あれ、作って。下宿のおばさんが作ってくれた あれ。」と、毎年言われます。パパさんは高校時代から親元を離れて下宿していたので、育ち盛りのこの頃の味がオフクロの味ならぬおばさんの味なんです。
Ruiは見たことも食べた事もないので話で想像するしかないんですが、でも多分これはスタンダードな・・・
焼きナスに味噌がのっていたらしい・・・・です。この日はひき肉をのせました。
シンプルだけど美味しいです。
それから・・・
薄焼きピザです。
パンを無駄に10年近く習っているのに腕はイマイチのRui。(汗)
薄焼きは少々苦手でしばらく敬遠していましたが、生地をこねて何回か試し焼きして挑戦してみました。
薄焼きは素材の味が生きて美味しいですね。
ナス、バジル、トマトは畑から調達。
モッツァレラチーズをのせて。気分だけはイタリア~ン
ホワイトソースの上にジュノベーゼソースをかけるピザは只今練習中。
食べる前に特製のオイルをかけていただきまーす。
オイルについてはまた機会をみてお伝えしますね~。
今年改めて実感したのは、ナスとトマトは小さな畑でも凄ーく楽しめるということ。
狭い畑では、薬味以外の物は一回収穫して終わる物よりも、次々に採れる野菜を植える方が効率良く楽しめるということでした。
抜くのは淋しいけど、葉が弱くなってきた野菜から少しづつ 時間を見つけて秋の野菜を迎えます。
秋も美味しく食べれるといいな♪
(●^o^●)