愛すべき街 函館 (2)
函館のオ−プンガーデンの旅
7月下旬。レンタカーのナビの誘導で〜函館空港に向かって走ります。
飛行機と競争して走って〜(?)何とか一軒目に到着です。
伺ったのはMさん宅です。「遠くからよくいらっしゃいました〜。」と、歓迎してくださり、にこやかに出迎えてくださいました。
向かって左がご自宅で、 右は・・・・
これは小屋とは言えませんよね〜。家みたいですよね。別邸?
以前は薪などを入れる小屋があったそうですが、建て直され、一階は薪やガーデン用品を置き、二階は趣味を楽しんだりできる空間になっているとのこと。北海道らしいとてものびのびした外観です。
Rui は素敵な別邸に釘ズケ。Rui子はチャッピー君に夢中〜。
お庭も拝見しつつ、お口もなめらかに〜。初めてお会いしたのにすぐ庭の話で盛り上がります。(笑)
オーダーで作ってもらったという薔薇誘引用のアイアン。壁にオブジェのように設置されていました。(写真がない〜!)こういったオシャレなアイアインがあると、葉のない冬も絵になります。冬の長い北海道ならなおさらです。
「お茶をどうぞ」と 誘っていただき白い手すりの階段を上がりましたが、中に入ってビックリでした。
雰囲気のある素敵な空間が広がっていたのです。
Mさんのお気に入りの物たちがあちこちにディスプレイされて。
昔懐かしい貴重なお皿も現役選手でした。お茶を出してくださったカップもアンティーク。嬉しいけれど、ちょっぴりドキドキでした。(笑)高い天井にはドライフラワーがたくさん。(北海道は梅雨がないのでカビないらしいです。)
庭に自分が寛げる趣味の空間を造る
何て大胆で楽しい発想なんでしょう。
そしてまたまた驚いたのは小物たちです。
懐かし〜い中がガラスになっている魔法瓶。小さい頃、これを落として中のガラスを割ってしまったことを思い出しました。
「古いだけなのよ〜」と言っていらした棚にはガーデニングの本がずらりです。足踏みミシンは昔実家にもあったな〜。何処に行ってしまったのかなぁ。
お孫さん用のオモチャは懐かしのブリキ製。
「これな〜に?」と、Rui子が眺めるのは傘の付いたランプ。配線にもこだわりが。
左写真は最近の製品とのことですが、北海道民ではないRuiにとっては見慣れないストーブです。上段ではパンやピザが焼けるらしいです。
ちょうどRui子が夏休みの宿題に「古い物調べ」をしていたのですが、
「古い物なら母屋にもたくさんあるのよ〜」と、Rui子は特別に母屋にも入れて頂き、説明を受けながら写真も撮らせていただきました。
ダイヤル式の電話はなんと現役選手。
レジスターとタイプライター。「レジの中にお金が入ってた〜」とRui子。
レコードを聞くとか?ですか?ビクターの犬かぁ〜。懐かしい。忘れてたな〜。
こんなに沢山どうやって集めたんですか?とお聞きしたところ、函館の街はアンティークな物が比較的探し易く、たまに掘り出し物が見つかるとのこと。
きっと 街に西洋の文化が色濃く混じっているんですね。街並を見ても それを感じます。
これも古いコレクションの品かと思いきや・・・。何と函館の「消火栓」です。今も現役だとか。黄色はこの地域で指定された色で、場所によって色が違うそうです。
すぐ後ろにある娘さんのお宅もちゃっかり拝見しましたぁ。まるで洋書を見ているようでしたよ~。テイストの揃ったお宅はバランスもよくて本当に素敵!
特記すべきはベットルームからの眺めです。
朝、カーテンを開けるとお母様が丹精込めて手入れされた庭が輝いているなんて いいなぁ〜〜
その年のRui子の夏休みの宿題です。
「またチャッピーに会わなければ〜」と、言いながら作業していました。楽しかったんですね。
後日、「まだまだ古い品があったから」と、写真を送ってくださいました。旅の私たちにこんなふうに接してくださる Mさんに感謝するRuiでした。(*b´∀`)b♪
2軒目はまた次回に。