庭の引き算 (2 ) 薔薇編
イーグルスは本当に残念でした。でもファンとして暖かく応援したので何だかスッキリしました。また来年も応援しようかな(●^o^●)
庭の引き算 今回は薔薇編です。
数年前に薔薇病になって以来、どんどん増えた我が家の薔薇ですが・・・。昨年あたりから自分でも「これでいいのかなぁ?」と、思い始めてました。
薔薇の分量が増えて植物とのバランスが微妙になってきたからです。
でも自分はやはり薔薇が好き。薔薇に触れている時間が好き。
しかし、手入れをするのは自分一人です。
じゃあ、どうしたらいいのかな・・・。
グラミス・キャッスル
白い花が 雪が降るまでずっと咲き続けます。
Ruiは入り口までのアプローチに三本植えにしました。色々な花を取りまぜず、シンプルに薔薇の白を楽しみたかったからです。
しかし、この薔薇は・・・
ウドンコに弱~い
あれ?表現が変ですかね。うどん粉病になりやすい薔薇です。
カタログ等には「普通」と書いてあります。でもいろいろ育てて解りました。
「普通」は弱いということですっ
「強健」が普通なんです!
その「普通さん」をRuiは3本植えにしてしまったぁ~
そしてイソジン登場
薔薇を育てていない方はお笑いください。
Ruiは一枚ずつウドンコの葉を 水で薄めたイソジンではさんで ポンポンしました。
そして咲かせちゃいました。
でも、これから先もこの三本の薔薇と付き合ってイソジンでポンポンしたいか?と言えば答えはNoです。
毎日見てしまう玄関先なので、葉がボロボロなのは 性格上気になってしょうがない・・・(笑)
なので・・・
一本お嫁に出しました。お嫁入り先は私の信頼する庭友です。我が家にいるよりずっと幸せ
えっなんで一本だけって?
愛着あるんです~。今年はこれが精一杯。
代わりに、日陰に植えていたウインチェスター・キャシードラルを深堀りして移動しました。その反対側の隣はアイスバーグ。(全部白薔薇)
弱い薔薇の側には強い薔薇を。乱れても隣が元気だとあまり気にならばいはず。
クロッカスローズ
上品で華やかなイングリッシュローズです。
デビット・オースチンの図鑑にクロッカスローズの二本植えと思われる写真があり、これだぁ!と思い、Ruiは去年の秋に二本植えをしました。
いろいろな薔薇を植えるのではなく本当に好きな薔薇を群生させて植える。できれば植物も何か所かに同じ植物を連続して入れる。シンプルで大人の庭に!と、考えたまでは良かった~。
広いお庭ならね。
だってコチラさんも「普通様」なんだも~ん。葉が弱いんです。黒点病とか・・・。夏は葉が無くなりました。
秋はとってもいいですよぉ~。花も綺麗~。
でも、広くない庭で二本植えで葉がないってツライ・・・。庭がハゲてる感じです。(汗)
なので・・・
お嫁に行きましたぁ~。 嫁ぎ先はちいちゃん。
大事にしてくれるご主人様に巡り合えて良かったね。
マダム・アルフレッド・キャリエール
とにかく発育旺盛。
花は清楚なのに本当は自由奔放なマダムなんです。
上品なお顔立ちを武器にどんな楽しい生活を過ごされたマダムだったのだろうか・・・と、想像して楽しむ事に・・・していられませ~ん!
伸び過ぎ!一か所から3本シュートが出るんですよぉ~~。マダムの遊びに付き合ってたら庭がジャングルになるじゃないですかぁ。
もう、抜いてピエール・ド・ロンサール・ルージュ(ピエールなのに完全四季咲き!!)に替えようかなぁ・・・と、考えましたが、植えた責任上、もう少し仕立て方を変えて様子を見ることにしました。
バチバチ枝を落として、小さい枝は全部払って大きいシュートを8本だけ残しました。今までの半分の量です。
他のつる薔薇も自分で管理できる大きさに留めて、大きくし過ぎず、高さを少し低めに設定しました。
簡単に手をかけれる場所、高さにすれば薔薇のお世話はとっても楽しいはず。
見応えはもちろん大きい方が断然いいですけどね。
今年新しくボーダー花壇に植えた稙物は4種。でも最終的には2種にしぼりました。今まであった物も数種欲しい方に差し上げました。
植える場所が無い事もありますが、春~晩秋まで形が整う物に。薔薇を楽しみたいので、植物はあまり手のかからない乱れにくい物だけにしました。
薔薇の引き算 (今回やってみたことです。)
♪ 弱い薔薇を減らす。弱い薔薇の側には強い薔薇を植える。
♪ すぐお手入れ出来る場所に植える。
つる薔薇はなるべく自分が「楽しく」管理できる大きさ、高さ、密度にする。
♪ 薔薇の時間を確保する為、植物はなるべく丈夫な物を選ぶ。
これでどのくらい引けたかはですが、それはまた来年の楽しみとして・・・。
♪来年も楽しく薔薇と付き合えますように。♪
(●^o^●)/