花の素顔 (2)
朝起きると、一晩で植物の姿が変化していることがあります。
まさに成長していることを実感する瞬間です。
この季節は毎日それを感じ、楽しめる素晴らしい季節だとしみじみ・・・
おっと、ここ2,3日PCの調子が今ひとつだったので植物と薔薇UPが追いつかなくて。そして季節がら、お庭拝見のお約束優先!それから雑用・・・
本当はタイムリーにしたかった自分の記録もタイムリーじゃなくなってきました。(;一_一)
でもRuiがあたふたしている間にも植物たちは成長してました。
デルフィニューム
これが上手く使えたら上級だと思います。植える場所と、本数と、花期の合う組み合わせ。そして株の充実度。これらが上手く揃わないと良さが出せません。
もちろん今年も(-_-)でした。
あと3年くらいで上手くなりたいなぁ。やっぱり無理かなぁ。
ジャーマンアイリス
この色が好きで、咲くのが毎年楽しみです。
エリゲロン
グラウンドカバーとして重宝しています。
白とピンクが混じっていてなんとなく野草っぽくてホッとします。
ミヤコワスレ
日当たりがよかったらもっと株が大きくなれるとは思うのですが、日陰でも咲いてくれる偉い花なので・・・楚々と咲きます。
これは15年前にお隣のおばあちゃんから頂きました。
タニウツギ
あれ?植物じゃなかったです(笑)分類できてない。(*^^)
この時期は花が綺麗なので。
ヒューケラ ( シルバースクロール)
去年、西日の強い所に植えていたら瀕死に・・・今年は場所を移して養生中です。
後ろに映っていたレンガはボーダー花壇の足場です。
もっとイケてる足場の工夫が欲しくて考え中です。
アストランティア
あぁ この花の繊細さが上手く写せない自分が淋しいデス。いい花なんですよホントは・・・
アストランティアちゃんごめん。
Ruiの庭では白は発育旺盛ですが、マヨールなどのピンクは気を抜くと翌年さみしいことになったりします。
今咲いている花やこれから咲く花は薔薇のコンパニオンプランツ的な目的もあります。でも、どちらが主役でもいいような・・・
それぞれが元気だとお互いがとっても引き立ちます。
元気に育ってね。みんな。
薔薇に言い聞かせる
我が家は山を切り開いた住宅地にある為、この街周辺でも春が一番遅くやって来ます。
でも、いよいよ待ちに待った薔薇のシーズンがやって来ます。長かったなぁ〜。蕾もほころび、新しくて美しい葉が照って…うんうん 蕾もたくさん・・・うんうん
と、思っていたのにぃ・・・。
ものすごい山風がやってきて、3日間吹きっぱなし!
ゴーッっと音を立てて巻き巻きの風が薔薇を〜〜薔薇をぉ〜〜
二度と来るなぁ〜~! (T_T)
風が去った後、それはそれは悲しい風景が・・・。
照りのある美しかった葉はボロボロ。
自分のトゲで自分の葉に穴を開けてしまったこの悲しさ
アスパラのような新しいシュートはポッキリ。
茹でても食べれないけど・・・。
これは一部です。
風と一緒に雨だった為か、玄関沿いに三本並べて植えている薔薇(グラミス・キャッスル)の葉はうどんこ病に。もともとあまり強くないご体質ですが・・・。
そしてRuiは(薔薇が悪いわけではないのに)薔薇に言い聞かせるのでした。
ちょっと早いんじゃないのぉ?Missグラミス!
白いファンデーションも持ってないのに、あなた達どうして一晩で白くうどんこのお化粧してるわけぇ?
お化粧とピアスは高校を卒業してからだよ〜〜(かなり古い?)
その後、友人に「すごい風だったね」と言ったところ、
「大変だったよね。うちなんかツル薔薇が全部アデランスみたいにズリ落ちちゃったよ。」とのことでした。
お化粧もアデランスも早過ぎでしょ。
まだ咲いてないんだからね!(と、気合いを入れる)
あなた達の青春はこれからなのよっ。
これから梅雨という人生の荒波も待っているんだよ。根性出して!
頼むよぉ!薔薇さん達
次回あたりは開花の様子がお伝えできると思います。たぶん。
お祝いに
友人がこの春に庭付きのマンションにお引っ越しをしました。
長い付き合いの友達で、子供達もお世話になったので、Ruiはお祝いを差し上げることにしました。
要らないものを差し上げも仕方がないので、長い付き合いをいいことに何が欲しいか聞いてみました。すると意外な返事が。
「今までは庭のない暮らしだったけど、せっかく庭付きのマンションに引っ越したのだから、いずれ庭にカーブした路を作って、左右は花壇にしてガーデニングを楽しみたい。やったことないけど花の世話って大変なの?相談に乗ってくれる?」とのこと。
物じゃないわけね。ホントできた友達じゃ
煩悩の嵐のRuiにはあり得ないこの謙虚さ
「んじゃあ、まずは寄せ植えでも作ってみない?材料費がお祝いね~。」
というわけでやって来たのは泉ケ岳のふもとのお花屋さん。
適当な写真がありません。
これはお店じゃなくてお店の横の田んぼ(笑)
そういうのどかなところです。
かえるがたくさんいて、ウチの娘はここが大好き。
ここには植え込みのアドバイスをしてくださる強い味方のKさんがいらっしゃいます。(kikiさんのブログにも登場。)
以前は、ハンギングは綺麗なお花で作るものというイメージだったのですが、Kさんの作品はそれとは全く異なるものでした。
花材は、メギ、セイヨウイワナンテン、ギボウシ、シモツケ、ユーフォルビア、山アジサイ…ほとんどが日本の庭にある植物です。
ハンギングの中に“ホッとする空間”がある感じです。おだやかなお人柄と類似しています。庭がなくても庭は作れるのですね。
友人の好みを説明してまず鉢選び。
軽いプラ鉢の中からどれを選ぶか迷っていると・・・「もし、良ければ四角い鉢にしてみない?」とアドバイスしてくださいました。
どうしてだかわかりますか?
引っ越し祝いは「門出だから」角のある鉢がいいとのこと。なるほど~です。
そして鉢をひし形に使って友達が作った、いえ、ほぼ創ってもらった作品がこちらです。
相変わらず写真が…お許しを~(-_-;)
代わりに解説させていただきますっ。
大きな実の付くジューンベリー、柏葉アジサイ、ラベンダー、フランネルフラワー、セージ、その他、色合いも友人好みに仕上がりました。鉢もプラに見えませんよね。
秋に柏葉アジサイとジューンベリーが紅葉したら、周りの花を秋らしい物に交換しても楽しいですよね。
マンションのベランダから見た寄せ植え
友達はもともとおしゃれな人なので、このスペースがどんな庭になるか楽しみです。
目隠しもかねて株立ちの樹があっても素敵かも
Kさんは昨年の国際薔薇とガーデニングショウのハンギング部門で大賞を受賞。今年も特別賞を受賞されています。
驚いたことに花材は去年ショウで使ったものを秋に解体して冬に養生し、今年新芽が吹いてからそれらで又作り直されたとのこと。確かな技術と植物への思いが感じられます。
受賞した作品はオープンガーデン宮城のホームページ
ガーデンNOW!の5月13日に掲載されています。
花の素顔 (1)
ここのところ日一日と植物が成長し、毎日いろいろな花が咲くようになりました。
一年で一番わくわくするシーズン。
庭に咲き始めた花を写してみました。
青いフウロ草
今年やって来ました。咲きましたよ~
オルラヤ
お嫁に来ました。種から育てたものはまだ小さめ。やはり秋の取り蒔きがいいようです。
去年からガーデンフォトクラブの部員になり(なかなか行けなくて、ほぼ幽霊部員ですが)、また、ブログを始めてから、必然的にデジカメを手にする機会が多くなりました。
お恥ずかしーい写真を毎回撮りながら、腕はともあれ、景色が今までとちょっぴり違ってきました。
何が違うのか?
撮るために自分がしゃがみこむようになったからだと思います。
黒花フウロ
長年見ている自分の庭なのに、色合いやバランスを気にして見ていた今までと ちょっと景色が違うのです。
たとえばフウロ草。“ああ、咲いてくれたんだ”とは思っても、じっくりと小さい花を見る機会はその植物が庭にやってきた頃と違い、少なくなっていたような気がします。
しゃがみこんでカメラを向け、“うん。こんな花びらだったよね 。”と、うなずいたりして・・・
白花フウロ
クレマチス (モンタナ )
たかがモンタナされどモンタナ。
株が古くなっても頑張って今年も咲いてくれました。
咲くたびに毎春思うのですが、どうして花びらが四枚なのか?(どうしてって言われても・・・ですよねぇ)
チャービル
つる薔薇(ピエール・ド・ロンサール)の下草として。時には魚料理の香辛料として。
どうしても薔薇の華やかさに気を取られてしまいますが、やさしい雰囲気です。
フワフワ揺れてお話しているみたいです。
サルビアネモローサ
強そうで弱い。でも白い薔薇の下草としてやっぱり捨てがたい。魅力ある花です。
ヒューケラ(ストロベリースワール)
ツルニチソウ
実家より。私の中では和風のイメージが強いのでどうしようかなぁと思いつつ・・・
日陰に強くて斑入りの葉を持ち、常緑樹の下でも耐えるグラウンドカバーは他になかなか見つけられないので・・・。
キャットミント(ウォーカーズロー)
我が家が猫の散歩コースになっているらしく、時々部分的になぎ倒されています。
遊びに来るのはかまわないけどおみやげを残すのは・・・。
アジュガ
メギ (ローズグロー)
あやめだと思っていましたが菖蒲でしょうか?
実家より。私が小さい頃、祖父が生け花の花材としてよく使っていました。
おわかりの方はぜひ教えてください。
コデマリ
18年ぐらい前に頂きました。
仲良くさせていただいたお隣のおばあちゃんから。
風に乗ってうぐいすの声が聞こえます。今年のうぐいすは上手くなるのが早いなぁ。薔薇も植物も今年は少し早めです。
その声を聞きながら自分の庭の見慣れた花を愛でる・・・
ちょっと幸せな時間です。
母の日に
「ママ、母の日に欲しいものある?」と、長女に聞かれ、「ある ある ある ある ある!」と、五回も連呼!(煩悩の嵐は健在です。)
でも貧乏学生が買うにはちょっと大変かなぁ?
と、いうわけで相談の上、一部は母が負担することで商談成立
(あとは姉弟で割るらしいです。)
そして買わせた・・おっとそうじゃなくて、プレゼントしてもらったのがこちらデス。
欲しかったんですぅ!このフクロウさんが。
ワンダーデコールのこのフクロウさん。ちょっと斜めから見事なモデル立ち
フクロウと言うとハリーポッターを思い出しますが、“森の賢者”的な、なんとなく庭の守り神的な感じもします。
“不苦労”といって縁起をかついだりするお話も聞きますよね。木彫りのフクロウさんもよく見ます。
高い所に置いて、お庭を見降ろしてもらおうと思っていたのですが、予想より かなり重かったのでどこに置くか試案中です。
夕方、モジモジと末の娘が。
「ママ、母の日だから・・いつもありがとう。」と渡してくれたのは・・
子供らしいプレゼントに何やら胸が熱くなりました。
一週間前に一人でローソンに行ったのはそういう用事だったのね。
お手伝いしてお小遣い貯めたのに・・・
煩悩だらけの母に、金額ではない本当のプレゼント。
「ママは薔薇が好きだから」と、小さいキャンドル。
そしていつものガーナチョコはお化粧してちょっぴり華やか。
手紙の内容も嬉しかったな。
胸にたたんで大切にします。
たけのこ掘ったどー
あちこちウロウロして過ごした連休ですが、最終日は宮城県丸森町耕野にタケノコ狩りに行って参りました。
庭ブロの中では、丸森のたけのこネタはのブローロさんがすでにご報告済み。先月に 一目千本桜を見た時は、その素晴らしさをお伝えする気マンマンだったのですが、グリーンケアのトシヒロさんがほのぼのとしたいい感じでアップしていて、宮城ネタはかぶりまくりです。 まっいっか。(笑)
実はこのタケノコ狩りツアー 我が家は三年連続の参加です。
安いか高いかよくわからないこのツアー。毎年、この季節になるとなんだか行きたくなる・・・多分それは森林浴効果だと思われます。
まず、丸森町耕野に行くまでの道が阿武隈川沿いで、ゆったりしていていいんです~。
そして とにかく竹林は何とも言えずすがすがしく心地よいところです。
案内してくださる地元の方々も とてもいい味出してます。
ふるさと交流センターという名前の公民館みたいなところが集合場所。
Kトラック先導のもと、竹林へゾロゾロ移動。
そして地元のおじいちゃんの案内と説明をお聞きし(もちろん毎年同じ)確認して、さあー掘るぞぉー
ところでタケノコにお腹と背中があるのはご存知でしたか?
指さしているほうがお腹です。お腹に鍬を入れるのが基本とか。
確かにサクッと掘れました。
親子を見るとなんだか掘るのが可哀そうになっちゃいます。
タケノコの根って自然がつくる美術品?
そして上を見上げると・・・・
いいなぁ~ 大きく深呼吸です。
今回の戦利品。根を取り除いてもらい、時価で購入。だいたいスーパーの半値くらいです。いつもお世話になっている方々に差し上げます。
そして、集合場所に戻ってタケノコずくしのお昼ごはんです。朝取りのタケノコの刺身、へそ大根、その他すべて丸森産
タケノコ水煮のおまけ付き。
タケノコご飯とタケノコ汁はお代り自由。
でもこれ、どう考えても食べきれないでしょう~
食後に耕野小学校の皆さん(全校生徒の半分にあたる9人が参加)の太鼓の演奏を聴いて、その後、景品付きのジャンケン大会。(今年は温泉入場券が当たりました。)
こんなものも販売してました。
家族から“トトロ?”と声が上がります。
何ていう種類のふきなんですか?とお聞きしたら、「耕野のふきです!」とのこと。なるほど・・・その通り
ミニキッチンガーデン
我が家の庭には小さ~い畑があります。
小さすぎて畑の機能を果たしていないような気もするのですが、これがあることによって気分転換にもなり、庭で過ごす時間がちょっと楽しくなっています。
小さくても混ぜる掘るの作業はきついです。ふぅ~!!
最近掘ってばっかりー。
土が落ち着いたら植える予定の第一弾の苗たち。だいぶお待たせ状態~!第一弾はハーブ物。
葉ものは一袋を三回くらいに分けて、少し時期をずらして蒔いています。
初めて畑を作ったのは、ちょっと昔()独身時代のことです。(汗)
園芸に直接はかかわりのない職種だったのですが、仕事がらみで100坪ぐらいの土地に数人で畑を作ることになり、教えてもらいながら二年間スタンダードな野菜を作りました。全く何も知らなかっただけに、この時の経験はとても貴重でした。
二回目の畑は今の家に住んでから。
すぐ近くの宅地を、家が建つまでという条件で、5人で等分して紐で仕切ってお借りしました。
まだ子供が小さかったので全然手もかけれず、思ったように収穫できない怪しい状態でしたが、育児中の気晴らしにもなり、何より子どもと外で過ごす気持ちよさが思い出されます。
その後、その土地に家が建って終了。
三回目の畑が今のミニキッチンガーデンです。
八年前に4つに仕切ってみた時は、あまりにも見た目優先すぎて自分でも笑えましたが、小さいと収穫にこだわらずに遊べるというか・・・思ったより楽しめています。
実は初めは洋モノ系??の野菜たちを植えてました。けっこう立派に育ってくれたのですが、オシャレだけど、育てた経験がないからタイムリーな食べ時がよくがわからない本のレシピを見て作ってみたら、思ってた味と違~う(笑) 家族に人気ない
スイス・チャードなどは赤い繊維模様が綺麗で、眺めて喜んでいたら食べる前に硬くなって観賞して終わりましたぁ。あれ?
これではだめだと翌年は実用主義で、ナス、キュウリ、ピーマンなどを植えましたが、家で2,3個採れる収穫時期にはスーパーでは一袋100円くらい・・・・うーん・・・・何だかなぁ・・・
深~く掘るとこんなコンクリートや石が・・・また掘ってます。(゜-゜)
それで現在は、4つのうちの一角は「スタンバイ畑」としてボーダー花壇で株分けしたものをとりあえず休ませたり、お友達にさしあげたり。ダメになった植物を補充できるように植えています。鉢と違って水やりがいらないのでお助けスペースになっています。
あとの3つは、連作しないことだけ気を付けてローテーションして “ざっくり植え”。家族のリクエストでミニトマトと唐辛子は毎年植えますが、私的にはしそとねぎ(手間いらずで、一番使える薬味だからでーす。) そして春菊!!(なべに必須だからでーす。) それからアスパラ。植えっぱなしです。(春に数本食べて、残りはアレンジに使います。)
八年経って仕切りの板の腐食が激しかったので、今年板を取り換えました。
ついでに八年前からずっと付けたかったキッチンフェンスも勢いで設置しました。デザインは自分でして、プロに作っていただきました。
本当はえんどうまめを誘引するつもりでしたが、イメージしていたより存在感があったので、庭側から見て違和感のないように、薔薇(プロスペリティ)とクレマチス(プリンスチャールズ)に変更してみました。
えんどうまめは使ってないオベリスクを畑に移動してからめてみようかなぁ。(笑)
ミニミニサイズの畑でも楽しめる野菜があったら、是非教えてくださ~い。
付き合ったことのないタイプと付き合う
昔からきれいな色の服を着るのが苦手です。だからクローゼットの中は黒、グレー、紺、ブルーなどの寒色ばかり。(あんまり入ってないけどね)
明るい色が嫌いなわけではありません。着てみたくて たま~には着てみます。でもなんだか自分が落ち着かないのです。
自分の庭も初めはほとんどが白っぽい花と斑入りの植物でした。小さな庭に大ぶりの主張の強い花や植物を入れるとそれだけでかなり目立ちます。やり過ぎも怖いし上手く使えないので、どうしても花は白っぽくなりました。
薔薇もアイスバーグ、サマースノー、ウィンチェスターキャセドラルなどの白系。
でも、好きな物だけでまとめてみたら、なんだか庭が締まらないというか、ぼけてしまうんですよね。もしかして刺し色が足りないのではないか、と思い始めたのが二年前です。
そう思い始めた頃に、庭友とお花屋さんに行きました。
彼女が選んだ薔薇は、私が一人で行ったら絶対選ばないであろう、濃いピンクのイングリッシュローズの“アラン、ティッチマーシュ”
ううーん・・・。私の選択肢にはない色です。
でも彼女は私が絶大な信頼を寄せている庭友です。選定は間違いありません。
“えーい!買っうぞー!”と、勢いで真似して購入しました。
サマースノーと アラン・ティッチマーシュ
家に帰ってきて、その薔薇をマジ凝視・・・・・な、なんて素敵な花びら!なんて繊細なディープカップ!なんて素敵な匂い!
その日、Ruiはアランの花びらの夢を見ました。(しかもカラーでした。)
今まで付き合ったことのあるアイスバーグやウチのパパ(爆)のようなタイプとは異なる、全くお付き合いをしたことのない とても華やかなタイプのアランくんと付き合ってしまったRuiは 完全にこの花びらの虜になってしまいました。
その後、ジェフ・ハミルトン と ジェームズ・ギャルウエイをつる仕立てにする為に購入!ジュビリー・セレブレーションも加えて、まさに、
イケメンパラダ~イス
ジュビリー・セレブレーション
でも、彼らは春はバーンと咲きますが夏の間少し休憩します。すると、秋がかなり待ち遠しい。まさに 遠距離恋愛~
秋の再会は やっと恋人に会えたプラットホームのお姉さん(何とかして~このおばさん)
ジェフ・ハミルトン
しかし、イケメンくんたちが咲きそろった去年の秋、はた、と気づきました。
自分は本当に綺麗色がたくさん入った庭にしたかったのか
刺し色に色の濃い薔薇を入れるのはずではなかったのか
自分の好みよりもかなり華やか系になってきているのではないか
これらが大きく育ったら(一年は鉢植えだった)さらに華やかな色合いが増える・・・ということに・・・・
アラン君、ジェフ君、ジェームス君。ひとつひとつはイケメンでも、庭全体として見渡した時に自分が落ち着ける色合いに収まるかどうかは別問題です。取り合わせに気をつけないと当初の目的と全く違うものになってしまうかも。
そういうわけで、今年は恋の反省点(笑)をもとに、道路に面したフェンス側は少し華やかに、中は自分の落ち着く路線をイメージして、ぼちぼちやってみたいと思います。はい。
先日、薔薇会の会員さんでたくさん薔薇をお持ちのOさんに「一番好きな薔薇は何ですか?」とお聞きしました。
すると・・・・
「本当にどれもかわいいけれど、結局シンプルなアイスバーグに辿り着きましたね。」とのこと。
えっ
確かに・・・主張しすぎず、地味だけれど病気に強く、いつも休みなくゆっくりと咲いてくれて・・・どの花にも合う・・・信頼できる薔薇・・・です・・・よ・・・ね。
家に帰ったら、庭の端に植え換えたアイスバーグとパパをもっと大切に扱ってあげよう~と反省するRuiでした(^^*)
ウォーキングの知人
庭仕事をしていると、それをきっかけに人との繋がりができたり、コミュニケーションがとれる機会に恵まれることがあります。
今回はその中のエピソードの一つです。
我が家の前の道は、遊歩道がほど近くにある為、ウォーキングの方やスーパーでお買いものをする方がちょくちょく通られます。
二年前の春、薔薇が咲き始めた頃、「綺麗ですねー」とウォーキングのご夫婦が声をかけてくれました。ちょうどアブラハムダービーとヘリテージが咲いたところだったので4,5輪切ってお渡ししました。
昨年の春のヘリテージ
後日、奥さんが「これは先日のお礼です。」と言ってレース編みのドイリー(花瓶敷き)をくださいました。「こんな手のかかった物はいただけません。」とお断りをしたのですが・・・
「実はいつも散歩のときに手入れしているのを見てたんです。
薔薇をくれた時、薔薇はもちろんだけど、その手入れをした薔薇を 何輪もくれた その気持ちがすごくうれしかったの。
家で花瓶に入れたら、それぞれの匂いがとてもよくて、とっても幸せな気持ちになったんですよ。
だから私が手をかけた物も受け取ってね。」と言ってくださいました。
なんだかうれしかったなぁ~
「では、今回だけ、遠慮なくいただきます 。」と、言ってしまいましたが、(結局、ちゃっかりもらった) 何が嬉しかったのかなぁー・・・本音を言えばドイリーも嬉しいけど・・・・((*^^) 煩悩だらけですみません。)
知らない人なのに、今まで話もしたことがないのに、喜んでもらえたこと?!・・・・うまく言えません。
昨年夏のアブラハムダービー
薔薇を育てているかたはお解りだとい思いますが、薔薇は姿も美しけれど匂いも美しいです。(デビットおじさん、ありがとう~)
だから、咲いてくれると自分だけで味わうのはもったいないという気持ちになります。
そんな立派な庭ではないし、剪定は適当だし、葉はうどんこ病だったりしますが、薔薇の美しさはほんの一瞬なので、見てやってほしいという気持ちになります。喜びを共有したくなるというか・・・
それを受け取ってもらえた…共有できたことがうれしかったのだと思います。
昨年秋のヘリテージ
秋はアプリコットが混じって趣があります
その後も、その方とは小さな苗を交換したり、ウォーキングの途中に会うと植物のお話をしたりします。だんな様は、ヘリテージの匂いが気に入ってお買いになったとのことです。
あとでお聞きしたところ、レース編みというのはとても手間暇かかるものらしく、頂いたものは一週間かかったとのこと。パイナップルなんとか・・・という模様と薔薇の花びらが立体的です。
あぁ!!もうー!!どうしてこんなに写真が下手なんだろう
勉強しときます!!
私が子供の頃はよく見かけましたが、今はレース編みを趣味にする人が少ないせいか、とてもクラシックで懐かしい感じがしますね。
ご本人の許可を得て、自分でスワロフスキーを付けて大切に使っています。
芝生のパッチワーク
「ルラルさんの庭」という絵本をご存知ですか?
この主人公はけっこう笑えます。
芝生を美しく保つことを何よりも優先して、庭にだれも入れようとしないのですが、ひょんなことからいろいろな動物たちがやってきて、みんなと芝生で過ごす方がずっと楽しいことに気がつく・・というお話です。
“芝生”この手のかかる魅力的な素材。
もしかしたら春の作業の3分の1は芝生の手入れかもしれません。
別にルラルさんみたいに芝生マニアなわけではありません。それから、芝生の面積が広ーいわけでもありません。
大昔、確かに家の庭にも暗渠排水が入っていて、さほど手入れしなくとも芝生は青々としていました。しかし、だんだん水はけが悪くなり、もともと粘土質の土地だったこともあり、かなり手をかけないと緑がキープ出来なくなりました。雑草とコケを抜いていたら芝生がほとんど残らなかった・・・という事もあったりして、ため息がでること しばしば・・・
結果、部分的に芝生を補修し、まさに芝生のパッチワーク!!
恥ずかしいから画像を小さくしちゃいました。(笑)
色の違う所はブラウンパッチではなくて(汗)、去年の晩秋にパッチワークしてしまった部分。
まだこの時期、芝生は緑になっていないので余計に目立ちます・・ 緑になるまで様子を見ようかなぁ。半分でもいいから貼り直そうかなぁ・・・
しかし、芝生の値段はさもないのですが、砂だ!傾斜だ!とあれこれ作業すると、ほんの少し敷くだけでも芝生の張り替えは、かな~りの重労働です。
不本意にもゴキッときてしまったら・・・
(;一_一)ァァ・・・・
しばらくはホンダの二足歩行ロボットみたいな変な格好のおばさんになっちゃいます。(経験済み )
広い面積の芝生を一日で張り替えてしまう業者さんはやはり凄いです。
「大変じゃない?芝生やめればー?」と言ってくださる方、けっこういます。そうなんですよね。でもねぇー。あの緑は捨てがたいんですよね~。だいたいでもいいから(笑)やっぱり芝生の緑が欲しいです。
もっとお姉さまになったら、またよーく考えてみようかな。