シャポー・ド・ナポレオン
シャポー・ド・ナポレオンは ロゼッタ咲きで、本当に“オールドローズの中のオールドローズぅ~”という花型です。
鉢に入れて、けっこう大切に育てています。
香りもオールドローズぅ~です。
でも、Ruiがこの薔薇が好きな理由はこの部分
蕾を包むこの緑の帽子
昔、うちのおじいちゃんが帽子のことを「シャポー」と言っていましたが、まさにナポレオンの帽子みたいなんですよね。
名前の由来まで真のオールドローズなんだなぁ。楽しいでしょ。
でも、そのナポレオン君に、今年、事件発生
横から新しいシュートが出たと思ったら・・・葉が明らかに違う・・・
接ぎ木という やつですか?台木でしたっけ?
本当はすぐに切った方がいいんですよね。浸食されないように。
でもね、見てみたかったんです。何でできているのか???
もしかして結構綺麗な花が咲いたりしてっ
オールドローズの突然変異でいい花が出来たとか、デビットおじさんの薔薇の本で見たことあるしぃ。
うふふ・・と、思って楽しみにしていたら・・
ちょっとぉ~!
これ、ただのノイバラじゃないのっ。
しかも花を咲かせてしまったからか、肝心のナポレオンくんが元気ないんですけどぉ。おーい素敵な帽子のナポレオン君元気出して~
Ruiはデビッオースチンでも薔薇のナーサリーの人でもなく、やっぱりただのおばさんでした。(当たり前でしょ)
奇跡よ来いっ!
(まだ言ってるし・・・)
ブル・ドゥ・ネージュ
やっと昨日の午後から雨が止み、雨で乱れた花たちを整理しました。
花の命は短いですねぇ。
「だからいいのよ」 と、おしゃる方もいます。
確かに一年中咲いてたら薔薇も植えた人も疲れるかも。
適度が大事??
ブル・ド・ネージュは「雪のような白い花を付けます」というカタログ特有の表現に魅かれてお呼びしましたぁ。(そういうのに弱いかも・・・)
ブルボン・ローズの中でも人気が高いらしいのですが、しかし、ウチでは庭の奥に追いやられました。
花型が悪いわけではないんですよ。
思ったより高さが出て、前に植えておけなかったんです。
前にはやはり色つきの薔薇とか、手のかかる薔薇(すぐ手入れできるように)を植えたいんですよね。
でもいつの間にかちゃんと咲いてました。えらいねぇ
二度の移動に耐えられる薔薇なんてそうそうありませんよね。
しかも翌年に病気にもかからずちゃんと咲いてくれたし。
でも散るのも結構早かったような気がする・・・
奥だからよく見てなかった・・・
香りもいいはずなんですけど、奥だから今年は確認できてないです。
せっかく咲いたのに ホントごめんね。
ジャック・カルティエ
オールドローズのロゼット形で、花首が短く、少し小ぶりで、真上を向いて咲きます。
おもしろい咲き方ですよね。
雨が降ると直撃だと思うんですけど・・・。
名前からするとかっこいい系かな?と思ったら、濃いピンクのかわいい女の子系でした。
ジョン・クレアとジャック・カルティエ
ジョン・クレア
ジョン・クレア
去年の秋に購入しました。
薔薇の足元は、ほとんどの場合は葉や花がないので、薔薇の前に植物を入れています。
でも足元に背の低い薔薇が欲しい場所もあるので、背丈のあまり高くない薔薇を探していました。
ジョン・クレアは今のところRuiの希望の高さで、ブッシュ形になり、存在感もあって、いいかもしれない~と、思っています。
背丈の低い薔薇は花も小ぶりのものが多いですが、これはかなり花も大きく
カップ咲きで、色もポイントにできます。
まだ二年目なのでこれからの樹高ははっきり解りませんけどね。
来年も♪何だかこれは~イケる気がする~っ♪て言えるといいな。
その詩吟、来年はみんな忘れてる?
クロッカス・ローズ
ここのところ本当に雨の日が多く、せっかく咲いた薔薇たちは花の重みでうつむいて、バラバラと乱れてきてしまいました。
東北の地域は花が始まると梅雨がすぐに追いかけてきて、せっかく育った薔薇にはちょっと可哀そうな気がします。
クロッカスローズはクリーム色から開きながらホワイトに近くなっていく感じで、色がとても上品です。そしてロゼット咲きで見ごたえがあります。
葉が少々うどん粉病に弱い気がしますが、この色のロゼット咲きはやはり素敵で、ボーダー花壇に二本植えにしています。
大輪になるので、堅さを取りたくて足元には花の細かいグルーテンドルスト・シュパリーズホップを合わせています。
(オープンガーデンでお庭を見せていただいた時に、私の好きな花合わせだったので参考にさせていただきました。)
クロッカス・ローズを追いかけてアラン・ティッチマーシュが咲いてきました。
グルーテンドルスト
小ぶりのカーネーションみたいな雰囲気の花です。
四季咲きの小ぶりの花はとても重宝で、大輪の薔薇に混じりあう感じで使っています。
ピンクだけだと何だかかわいくなってしまいそうな気がして白も混ぜてみました。
オープンガーデンで拝見したお庭での花合わせのチョイスです。
今日Ruiの庭を見にきてくださったお客様によると、赤のグルーテンドルストもあるそうです。
まさにカーネーションみたいかも・・・と想像しました。
庭を通じて知り合った方々は色々な情報やアドバイスをくださいます。
昔からの知り合いみたいにすぐに話が盛り上がるのは大好きな共通の話題があればこそです。
窓ごしにクロッカス・ローズとグルーテン・ドルストが見えます。
雨の前に撮ってればよかったぁ~雨で痛んだ薔薇を処理した後でした。
チャールズ・レニ・マッキントッシュ
薔薇が咲くまでは静かな庭も、一つ咲き始めると次々に咲いて毎日違う風景になります。
そして、これからしばらくは花がらを摘むのが庭の一番の仕事になります。
チャールズ・レニ・マッキントッシュはとても恥ずかしがり屋の美男子で、うつむいて咲きます。
花付きが良くて、晩秋まで花を付けるので驚きました。
せっかくイケメンなんだから前を向いて~
葉は少々弱いですが、青みがかったライラックピンクで、とにかく色が、花びらが素敵。
白い薔薇にとてもよく合います。
ウインチェスター・キャセドラル
かなり昔からうちにいます。
四季咲きの中輪です。
白が好きで白い四季咲きの薔薇を探したのですが、
昔は白いイングリッシュ・ローズがほとんどなくて、迷う余地がありませんでした。
時々その年によってウチのウインチエスターはピンクが混じります。
メアリーローズの枝替わりだからかな?
二種類楽しめた感じで、ちょっと得した気分になります。
細い枝の薔薇ですが、下にライラック色の薔薇を入れたかったので高く仕立てています。
雨の中であわてて撮ったので全然見えないですが(汗)
上がウインチェスター・キャセドラルで下がチャールズ・レニ・マッキントッシュです。
ジェントル・ハーマイオニー
イングリシュ・ローズの中では比較的新しい品種です。
ハーマイオニーはハリーポッターに出てくる女の子ではなくて、シエークスピアの「冬物語」の登場人物だそうです。
上品な色の花に、濃い色の葉がとても合います。
雨に強くて、少々の雨では花が崩れないので本当に助かります。
私的には葉も好きです。
いか~にも丈夫そうで安心感があるからです。
もちろん丈夫ですヨ。(笑)
手のかかる薔薇が多いと疲れますからねぇ。
そして・・・
こーんな樹の下だって咲いちゃいます。
君は偉いよ。ホント。
でも秋はもう少し咲いていいよ。
(さんざん誉めて、最後に注文をつける貪欲なRuiでした。)
グラミス・キャッスル
前回投稿の「薔薇の世界」の中にあった薔薇をタイトルごとに分けました。
まとまっている方が様子が見やすいのでは・・・と思っていたのですが、せっかくブログで記録できるいい機会なので、この際、タイトルで薔薇の名前が解る方がいいのではないかと考えました。
くださったコメントとその返信は、残してある「薔薇の世界」にありますので、お手数ですがそちらをご覧ください。
さて、今日はmissグラミスのその後です。
強風にさらされボロボロになり、最後にはRuiにお説教をされ、散々だったMissグラミスですが・・・。
(以前のmissグラミスの様子は、「薔薇に言い聞かせる」にありまーす。)
派手なうどんこ病のお化粧もやめて、葉がボロボロのピアスも取り、人生の立ち直りに成功しました。
そうだよぅ~グラミスぅ~
この方がずっと似合うよ~
顔立ちも上品だし、お化粧しない方がずっと綺麗だよ~
薄化粧ぐらいは仕方ないから許してあげるね。
細い枝が揺れて優しく美しいグラミス・キャッスルでした。(*^_^*)