マダム・ハーディ
遅咲きのつる薔薇が雨の中ではらはらと庭に落ちてきます。
見ているだけならとても風情があるのですが・・・・
雨の中、つる薔薇を上で処理するのはやはり大変。
以前もお話しましたが、最近はあまり頑張らずに 出来る範囲だけ落ちそうな花びらを取ってあげて、あとは花びらが落ちたら朝か夕に下の植物をポンポン掃ってあげています。
花びらが雨で付いたままになっていると、植物の葉がカビたり穴があいたりしてしまいます。
届かない所はトマトの支柱でポンポン。
これだけで植物たちの雨の傷みはかなり防げています。
後の処理は時間がある時ね。
一期咲きのオールドローズのマダム・ハーディーは素敵なグリーンアイ(ボタンアイ)を持っています。
花の中央のグリーンが見えますか?
庭を拝見した時に、マダム・ハーディとピンクのグリーンアイの薔薇を合わせていらっしゃるお宅がありました。
Ruiだったらグリーンアイが二つあったら違う場所に植えていると思うのですが、ピンクのグリーンアイを重ねると特徴が際立ち、とても綺麗でした。
花の形や取り合わせで色々な楽しみ方があるのですね。
雨続きでも次々と咲き、病気に強いマダム。
葉が明るい緑なので、後ろが明るく見えればいいなぁと思い、ボーダー花壇の後面に植えています。
セント・セシリア
なんとか雨が止みましたが、今にもまた降ってきそうなお天気です。
ここ何日かで 虫たちがとても活発に動きだし、畑の葉物はRuiが食べる前に無くなってしまうのではないかと内心不安です。
セント・セシリアはとても上品な色の薔薇です。
セシリアさんのファンは多いですね。
清楚で美しい聖杯形と色が女性好みなのだと思います。
白に近い淡いピンクで、強香。
デビットオースチンの図鑑には「非常に強香でミルラ香にレモンとアーモンドの花の香りが混じった独特の芳香があります。」
と、書いてありますが、お解りになりますか?
想像だけで鼻をクンクンさせてみてもですよね。
結局、何なんですかぁ?とお聞きしたいところですが、
簡単に言うと、香りはとてもいいです。(笑)
この姿と香りにいつも癒されます。
アンチューサー、ジキタリス、デルフィニューム、セント・セシリアへと続きます。
庭の訪問者?
ファビラス!
ここ三日ばかり、ずっと雨でした。
庭がどうなっているか・・・
花びらは次々に雨で崩れ、西日のあたる通路側のシルバータイムも雨で部分的に黒くなってしまいました。
芝生をそろそろ刈りたいところですがこれでは当分無理かも。
その後の芝生の様子も後日ご報告します。できたら・・・。(かなり弱気)
ファビラス!はアメリカのJackson&Perkins社の薔薇です。
白い花びらはとてもしっかりしています。
ファビラスは、「」までが名前です。
だから「ファビラス!」といいます。
「素晴らしい!」という意味です。
なんだかファビラスと言うたびに京成の宣伝してるみたいな変な感じがしますが。
どこがファビラス!なのか?って?
「繰り返し咲いて雨に強くて耐病性,耐寒性に優れています。(省略)
翌年から勢いがついて太いシュートがどんどん出てきます。」
と、京成のカタログさんは言ってます。
人ごとなのはですねぇ・・・
Ruiは「強いならイケるでしょう。ファビラス!って言うくらいだしぃ。頑張れぇファビラスぅ」
と、とんでもない日陰に植えていましてぇ・・・「翌年」は過ぎてるんですが・・・
ご成長をお祈り申し上げております。
ファビラス!
スノーグース
小ぶりの花のつる薔薇です。
畑の南面のフェンスにどんな薔薇を植えようかを考えて、畑にあっても違和感のない素朴なつる薔薇にしたかったのでこれをチョイスしました。
スノーグースっていう名前がこの花の雰囲気にぴったりですよね。
全体を見ると・・・
ポタジェの入り口から見た風景
畑とのバランスも良かったので、めずらしくタイムリーに選べたかも・・・と、ちょっとうれしいコーナーになりました。
プロスペリティ
ホントのこと言っていいですか?
薔薇のウンチク語るの かなり飽きました。(爆)
見てくださっている方も きっとおばさんの延々と続く薔薇ウンチクにぐったりしてると思われます。
すみません。
あぁーどうして開花順に薔薇のタイトルを付けようなんて思っちゃったんだろ~。
たぶん、あと少し遅咲きの薔薇さんが残っていると思われますが・・・。
私はこの広くもない庭にいったい何本植えちゃったんでしょう
(実は何本植えたか数えたことないです。あり得ないですが・・・)
せっかくブログを始めたから今年は薔薇とのエピソードと開花順を記録して、今後どんな感じにしたいか考えたかったんでした。
それで、薔薇をタイトルにすると後々探しやすいかな?と思ってしまったのがきっかけ。
少しずつ書くつもりでしたが、ある時期から薔薇は待ってくれなかったぁ~
“庭にまつわる出来事を少しずつ”って誰が言ったの~(汗)
なんだか最近、自分のことばっかり話す、空気の読めないおばさんみたいじゃないですか。
薔薇のネタほど からみにくい物はないと思いますが笑ってお許しください。
薔薇ネタに付き合っていつもコメントをくださる方々、本当にありがとうございます。<(_ _)>
さて、 プロスペリティですが、(突然始まるよ)
畑を仕切るフェンスを作った時に、からませる為に購入。
初めはスナックエンドウをからませるつもりでした。
それがなぜ薔薇になったかと言うと、
庭側から見た時に庭と違和感のないスペースにしたかったからです。
入ってみたらポタジェだったみたいな感じにできないかな?と。
この薔薇はさりげないというか、仰々しくない感じで花も房咲きです。
そして、何と言っても「日陰に強い」と どのカタログにも載っているぅ~
カタログに惑わされることもありますが、日陰に強い薔薇はほとんどありませんから、このポイントは大事ですよね。
ホントかどうかは成長したらお伝えします。
おまけですが、庭と薔薇ばかり撮っていたら何だか思わず・・・・・
娘の通う英語教室にいるイケメンくんを激写
ワイルドです。
ピエール・ド・ロンサール
昨日の夕方からまた雨です。
花びらが下の植物に落ちたままになっていると下の植物が傷むので、最近は花びらが落ちたらポンポンっと掃ったりしています。
朝か夕方の庭とのコミュニケーションです。
とうとう登場です。
ピエール・ド・ロンサール
現代の王道庭の定番中の定番
少々ご紹介が遅くなり、一週間前に満開となりました。
薔薇に興味のない方でもピエールは植えているという方が多いような気がします。
なぜこんなに皆に人気なのか?
たぶん・・・ですが・・・
とにかく見ごたえがある。
病気に強くて育てやすい。
つる薔薇としての存在感がある。
夏~秋に返り咲きはしますが、一期咲きでババーンと咲いて終わる。
シャンテ・ロゼ・ミサトとピエ-ル・ド・ロンサールのコラボ
クレマチスのモンタナと同様に
たかがピエールされどピエールでもやっぱりピエール
なのですね。多分。
この存在感で病気に強い。
そこなのかな、と思ったりします。
花形が「立派」なので、周りには少し風情のあるものを植えるようにしています。
エブリン
エブリンの臭いを嗅いだことがありますか?
それはそれはオシャレな大人の香水のような素敵な臭いです。
実際、その香水はクラブツリー&エブリン社から「エブリン」として世に出ています。
Ruiは薔薇の咲かない冬に、エブリンが恋しくなって三越で購入。
「早く春が来ないかなぁ」と、時々つけて薔薇の香りを楽しみます。
初夏になったある日、お出かけした後にそのまま庭で花がらを摘んでいたら・・・蜂がブンブンRuiめがけて飛んできました。
「助けてぇー!どうしてストーカーみたいにみんな付いて来るのぉー
どうしてこんなにRuiが好きなのぉー」
その日は仕事にならず、仕方なく退散しました。
蜂の巣でも近くにできたんだろうか?
それとも何かで蜂を刺激しちゃった?
ちょっと待てよ。以前、似たような話を薔薇好きの人にも聞いたことあります。
もしかして・・・
あれです。
「エブリン」。
お出かけする前にシュッと付けました。
ピンクがエブリン クリームはリリー
蜂はRuiじゃなくてエブリンが好きなのね。
まぁいいんですけどね。
ローズムーア
小型の薔薇で小さな花びらが密集しています。
それらが開くと中からグリーンアイが顔を見せます。
グリーンアイが見えるものはRuiの庭にはマダム・ハーディーと、このローズムーアだけです。
小型なので前面に植えています。
花びらが細かいので、花びらの処理がしやすい所がいいと思います。
アイスバーグ
二度の移植に耐え、今年も咲きました。
本当にさりげない花ですよね。
でも白いくせのない花はどの薔薇にも合い、植物にも合わせやすいと思います。
アイスバーグの偉大(?)さは4月28日投稿の「付き合ったことのないタイプと付き合う」に載っていますのでそちらをご覧ください。
つるのアイスバーグは一期咲き 。
こちらも四季咲きだったらいいのに・・・
と、欲張りRuiの独り言。
クレア・オースチン
Ruiの都合や用事に関係なく、次々に薔薇たちは咲き誇り、もはや開花順はよくわからない状態になってきました。
そしていよいよ梅雨もやって来てしまいました。
この時期は落ちそうな花びらを確認してお手入れをします。
咲かせるまでよりも咲かせた後が薔薇との本当のお付き合いなのだな、と、ここ何年かで感じるようになりました。
イングリッシュローズの新品種は、昨年からお値段が上がってしまい、主婦にとっては安くない商品になってしまいました。
( 先日新しいカタログが届きましたが、景気の関係からか去年よりは少し抑え気味?かな?)
いよいよ薔薇を植えるスペースが無くなってきてしまったことと、値段のことが絡み合い、ここのところ薔薇選びは慎重になってきています。
一人で管理することを考えても、Ruiの場合は何かをお迎えする時は、何かを手放す時期に来ているように思えます。
それでも姿が見たかったのがこのクレアです。
今年の春にやって来たので、耐病性や花付き、秋にどのくらい咲くか、などはまだわかりません。
様子がわかってきたらお知らせしますね。