畑の宝物 Ⅱ
本当に毎日晴天で、暑いですね~。
夕方になると ひと雨降ってほしいなぁ~と、空を見上げる日が続いています。
暑さの為に土もカンカンで水やりをしても柔らかさが出ず、「う~ん」と、土を見つめてしまいます。
梅雨が早目に開けてしまったので、混んでいるので少し移動しようと思っていた植物もそのままになっていて、梅雨の間に植えようと思っていたアジサイは植えずじまいで鉢で管理しています。
今は何をしても失敗してしまいそうなので、暑さがひと段落するまでは水やりしてしのぐしかありません。
さて、お盆はパパさんの実家に帰省しました。
美しい自然に囲まれた緑豊かな山形。
これは義姉家から見える最上川。
とても綺麗な緑が一望できる所で、花火大会のお祭りの準備が進んでいました。
堤防の遊歩道を散策すると、所々で茶色になっている部分があります。ブナの立ち枯れがいたるところで点在していました。
虫による被害とのことでしたが、暑さとのかかわりで起きた現象のようにも感じられたのですが、どうなんでしょうか。木も今年は大変です。
パパさんの実家のある山形県の尾花沢市はスイカの名産地です。
この土地の土は真っ黒な黒土初めて見た時はびっくりしたものです。
実家に帰省するたびに畑に向かい、土を見つめて「いい土ですねぇ~」と、感動する変な嫁のRui(笑)。
昨年、スイカの畑について記事を書いています。ご覧くださいね。
ココからどうぞ。
今年も素晴らしいスイカができました。
言うまでもありませんが、何しろスイカは重くて 上手に育てて収穫すればするほど 重労働が待っています。
年齢を重ねた両親には大変な作業になり、遠くにあるスイカ畑での栽培を止めて 家の側にある畑で縮小してスイカを作っていました。出荷しなくても親戚にだけでも美味しいスイカを送ってあげたかったのだと思います。
お義姉さんに助けてもらいながら何とか作っていましたが、今年でそのスイカ栽培も終了することになりました。
やはりスイカの重さは高齢の両親には大変です。
この風景とも今年でお別れ。
最後の収穫は帰省したみんなでお手伝いをすることになりました。
毎年この季節に送られてくるスイカを楽しみにしてきました。
盆地にあるこの土地特有である気温の寒暖の差が と~っても甘いスイカを作り出してくれました。
こんな重いスイカを 長い間作り続けてくれたんだな~と、改めて思いながらスイカを運びました。
来た時に収穫を少し手伝うだけでは 手伝いにはならないことはわかっていましたが、そうしないではいられなかったのです。
きっといろいろな思いがみんなの中にあったと思います。
次々と軽トラックにスイカが積まれていき、お父さんがチェックしながら並べていきます。
スイカを収穫した後には昨年ご紹介したお助けグッズが残りました。
これを使用してから長年やってきた玉返しの作業が必要なくなりました。
玉返しとはスイカに均等に光が当たるようにスイカを動かしていく作業です。ワラを取り換えたり玉返しをしたり、さまざまな工程があったのですね。
あぁ~これが昔からあればお母さんはもっと早く楽だったのに~と、思ってしまいます。
感謝を込めて()長女スイーツがポーズ
小さいころからおばあちゃんのスイカを食べてきたものね。
神奈川のめいも黙々と作業をお手伝いしてくれました。感謝の気持ちはみんな同じです。
家族たちが集まって最後の収穫に参加できたことは 両親にとってだけでなく、いつも美味しく頂いていた私たちにとっても幸せなことだったと思います。
私たちにできることは何か・・・・・・
長年の大変な労働に敬意と・・そして・・・言葉では言い表せないくらいの感謝でいっぱいでした。
これからは無理せずに楽に畑と付き合ってね。
皆の為に頑張り過ぎることなんてないからね。
本当にお疲れ様でした。
これからも体を大切に。
そう思う私たちでした。