畑の宝物
先週の土曜日にパパさんの実家に行って参りました。
仙台から車で一時間半。
山形県の尾花沢市という所です。
おばあちゃんはこの地でずっと畑の野菜を育ててきました。おじいちゃんは公務員でしたが、収穫時期にはお手伝いして長い期間ある物を出荷していました。
その畑にご案内します。
本物の畑(Ruiの畑じゃなくてね)は整然としていて本当に美しいです。
この緑にいつも圧倒されます。
とうもろこし
ナス
日当たりもいいし、このくらいの間隔(1M)で植えてもらえるナスは本当に幸せ。Ruiの畑にビシバシ植えられたナスって・・・ホント可哀そうかも
豆と・・・何だったっけ?いもだったかな~(怪しい嫁)
ふふ・・・お盆のころは食べれるかも・・・。
そして目的地に到着しました~。
この畑は何の畑かご存知ですか
すいかでーす
ずっとこの土地でスイカを作り出荷していた元気なおばあちゃんですが、さすがに高齢になり、広い畑で重~いスイカを運ぶことができなくなってきました。
それで去年からスイカ畑を縮小し、家の隣の畑で自分たちが食べれる程度の栽培に切り替えたのです。
それで毎年楽しみに待ってくれる知り合いや親せきに送るスイカを収穫,発送するためにやって来たというわけです。
この土地は盆地になっていて、日中はとても暑く、夜はぐっと冷え込みます。
この寒暖の差が甘いスイカを作るのです。
4月の末に植え付けをします。
スイカの花
このくらいの卵大になったら印を付けていきます。
収穫時期を確実に知るために2~3日に一度ずつ違う印を着けていくのです。
つい4~5年前まではこの後、「玉返し」という手間のかかる作業がありました。太陽の光が均等にスイカに当たるように2回ほどスイカを回していたのです。
しかし最近はこんな便利なグッズが。
ただのプラスチックの台のように見えますが、これを下に敷くと日光が均等に下にも当たり、たま返しの手間がなくなりました。以前からあったら良かったのにねぇ~
そして印を付けてから約35日後。
収穫で~す。
収穫していたはずの娘はいつの間にか虫に夢中~
「殻があるよぉ~」
「蝉だぁ~」
「カナヘビあり得な~い
」
「オニヤンマ~」 (写真撮れなかった~)
そして重さを測り、箱詰めします。
みんな~もうすぐ届くからね~
帰りの車の中で、だんだん年とってきた両親のことを考えました。
ずっとあの土地で生きてきた両親。
自分たちの楽しみを上手に作って、自分たちの長年培った信頼関係の中で、そして地域の中で生活しています。
今の自分たちに出来ることって何なんだろう?
「来年も美味しいスイカが採れるといいね。ずっとずっと元気でいてほしいね。」と、しみじみ思うRuiでした。