薔薇の誘引
植物たちが陽を浴びて毎日目に見えて成長しています。
カサブランカ
耳をすませば・・・もしかしたら・・・育っている音が聞こえるのではないか・・・と思われるほどです。
ピオニー
秋に植えこみの微調整をしたはずなのですが、自分がどこに何を植えたのか結構覚えていなくて・・・出てきた植物を見て「おぉ、ここに植えたんだ~」と、まるで他人が植えたような独り言を言ってしまいます。秋のことを覚えていない自分にちょっとガッカリ。(笑)
ウォーカーズローとラムズイヤー
そんな時、今年オープンガーデンで初公開をされる庭主さんから連絡があり、草花が成長する前に植え込みを見せてほしいとのこと。我が家で良かったらどうぞ ということで、庭の様子を見てから旅で調達した紅茶を飲みながら庭の話やよもやま話を。
ここでまた元気を補充できたので、遅れている庭仕事をしなければね~。季節は自分に合わせてはくれません。
さて、春一番に慌てて取りかかったのは薔薇の剪定と誘引です。剪定は秋に少々してあるので、春は寒さで枯れた枝を落としたり、結んでいた枝を今年咲かせたい方向に誘引していきました。今年は春が突然やって来てしまったので、作業をした頃は品種によっては新芽も少し出てきていて焦りました。芽を傷めないように そ~っとそ~っと。
3月下旬
霧の立ち込める山の住宅地の気候に合わせて、春でも病気になりにくい環境を作る為に枝の重なりを減らして・・・間隔を多めに空けつつ・・・枝が混まないように風の通り道を作っていきました。そして何より強風で外れてバタバタしないように。
Ruiの剪定と誘引は花つきの多さ重視ではなく、その後の手入れの手間を省きたい誘引なので先端の枝の数は少なめです。あふれんばかりに咲かなくていいから、病気にならずに咲いてほしいな。
薔薇の剪定と誘引と言えば・・・・・
今年一月に発売された河合伸志さん著
「薔薇の剪定講座」の49ページに我が家の玄関アプローチの薔薇が掲載されています。(Rui 撮影) テッポウムシに入られた今は亡きシャンテ・ロゼ・ミサトちゃんの画像です。
ミサトちゃん、増刷までされた人気の本に載って良かったね。そんなことでもなければあの元気な姿を庭主も忘れていたよ~。
3年前の春
あの時はテッポウムシを憎さのあまり写真を撮らずに秒殺ブログで「グスン・・」と嘆いて庭ブロのに~のさんに笑われました。(笑)
「グスン」のブログはこちら→☆
その後、何を植えようか迷って同じデルバールのローズ・ポンパドールを植えたのですが、シャンテ・ロゼ・ミサトほど発育旺盛ではなく、思ったより花数が少ない品種だということが分かってきました。花はとても素敵だし 香りも良いのですが、玄関周りに大きく使うには少し無理があったみたい。
昨年の春
以前のミサトは枝の流れを楽しむ使い方でした。それはそれで楽しかったのですが、成長するとどうしても枝は太く古くなります。それを新しい枝に更新しながら流れを保つ為には 新しいシュート待ちというところもあります。「お~いシュートここから出てこ~い」みたいな。(笑)
その後(昨年の秋)に玄関周りは気分を変えて花を気楽に楽しむ丈夫な薔薇たちに変更しました。
フェンスの後ろ側にはフランソワ・ジュランビルを。オールドローズの一季咲きなのですが、夏の葉の丈夫さに惹かれて植えました。ヒュルル~ンと伸びて玄関周りを緑に保ってくれるといいな~。フェンスの前側にはフェリシアを。四季咲きで香りも良い元気な女の子です。
実は7~8年前にも同じ場所にフェリシアを植えていました。結局、大輪の貴婦人より元気な女の子の方が気楽に付き合えそう。
こうやって庭の中で何回も同じことを繰り返しているんですよね。
何やってんのかなぁ~~。(笑)