林檎の薔薇
寒さで夜に目が覚めてしまい、朝、カーテンを開けると・・・
ブリーズ
やはり雪が降っていました。
白い庭に白い薔薇・・・とっても寒い景色になってしまいました。
アイスバーグ
まだ葉を落としていない薔薇たち・・・。
上を向いて咲く薔薇のジャック・カルティエの顔には雪が直撃。
少しの時間 写真を撮っただけで手と鼻が冷たくなり、そそくさと家の中に退散しました。
これからはこうやって時々雪が降りつつ、庭は冬を迎えていくんですね~。
少々前のことになりますが・・・
10月にご近所の奥様から素敵な品を頂きました。
楽しみにしていた~ と言ったらずうずうしいとは思うのですが、この季節にしか作れないこの作品は本当に素敵なんです。
それは薔薇・・・・・・・
紅玉の果肉で作った薔薇なんです。
紅玉の収穫時期を待って 作りやすい硬さの果肉を選び、花びら形に切って煮るのだそうですが、長い年月をかけて試行錯誤して扱い方を改良され、完成した作品です。
もちろんリンゴが原料なのですが、着色料などは一切使わず 砂糖と紅玉だけで作られた薔薇です。芯は皮を使っているそうです。花びらを一枚ずつ重ねて薔薇を作っていくのだそうですよ~。あわわ。
家庭画報でも紹介されたこの薔薇の作品は、秋の恵で作る季節の贅沢です。
頂いた薔薇は特別な日の為の「食べる薔薇」として冷凍室に保管し、紅茶に入れて頂いています。
その他にも着物の生地を使った素敵な作品も沢山お持ちで、それらの個展も数年に一度開催されています。
もはや趣味ではない本物を作る・・その為の努力は惜しまない。何よりその工程を楽しんでいることが素敵だなぁ~と思います。
せっかくの作品なので自分だけで頂くのではもったいない!ということで、ご近所の薔薇友のお宅にリンゴの薔薇を持って行き「興奮のお茶会」(笑)の開催で~す。
紅茶の大好きな薔薇友がアフタヌーンティーの用意をしてくれました。
ここにゆっくり紅茶を注ぎま~す。
この薔薇を入れると紅茶がとてもマイルドになります。最後に薔薇をパクリと食べる楽しみも。
庭にも薔薇。
紅茶には観賞しつつ食べる薔薇。
一同 「う~ん。幸せ~♪」