蔵王の風景
毎日暑い日が続いていますね~。
東北もあっという間に梅雨が明けていよいよ夏本番です。お庭に出る時は熱中症に気をつけないといけませんね。
さて、今日は先日のバスツアーの続きです。
まんさくの庭からバスでほど近い場所にある 蔵王ペンションビレッジに到着しました。
あれぇ~~何かこのへん見た事ある~
もしかして 昔パパさんと来たかも~あはは~~(汗)
歩道の緑は山の植物と庭の植物が仲良く混在していました。
おしゃべりしながら少し歩いてペンションあっぷるに到着しました。
何はともあれ まずは腹ごしらえですよ~。
皆でチキンカレーをほおばりながら また話に花が咲きます。
オット、昼ご飯も食べたことですし、森の探検をしなければ!
あっぷるさんには400坪のイングリッシュガーデンがあり、自由に散策することができるんです。
背景は美しい山目の前の視界が広がっているので解放感もあり、風が通って気持ち良いお庭でした。
でも植物を見たり話をしたりするのが忙しくて 写真は二の次になってしまいました~。家に帰ってから確認したら気合いの入ってない手ブレ写真続出。(汗)
植物はオープンガーデンで実際に見て 自分の庭に植える物も少なくありません。本やカタログはどうしても関東中心に書いてあるので、やはり自分で確認するのが一番です。
本当に越冬するのか
花期は薔薇の前か後か
高さや幅はだいたいどのくらいなのか
そして秋の様子 ・・・等
庭主さんにお聞きし、その植物や木の特徴を教えて頂ける良い機会でもあります。
今回「いいな~」と、思ったのはコチラです。
カンパニュラ ラクティフローラ
薔薇が終わる頃から咲き始める 立ち上がりの良い宿根草を探していたのですが、これは幅もとらずにすっきりとした姿でとても気になりました。
こちらは散策が楽しくなる小道。
自然な植栽でとってもなごみますねぇ。
このペンション村のオープンガーデンは「あっぷる」さんや「ビートル」さんだけでなく他のペンションも参加するようになり、緑の相乗効果のようになっていました。途中で休憩することもでき、この日は他のペンションにも入ってケーキセットをいただきました。
このペンションの生垣もいいですね~。
「コレ何かなぁ?」と言うと「それは草藤だよ~」と、庭友ののりちゃんが教えてくれました。自分が知らないことを友人たちに教えてもらえるのも お庭巡りの嬉しいところです。
枝垂れる習性を上手に使っていますね。下がコンクリートなのでお掃除もしやすいしこの場所にぴったりです。
あっぷるさんにオープンガーデンを始めたきっかけは?と、お聞きしたところ
BISESのガーデンコンテストに応募した際に、イギリスのBBGLのような会を作ってみませんか?との提案があり、「愛する庭のある宿BGL(ベッド&ディナーグリーンラバーズ)」の会ができたのだそうです。それをきっかけにオープンガーデンも始めたのだそうで、今では日本のBGLも岐阜、長野、北海道・・・いろいろな場所にあるのですね。
ところでイギリスのBBGLって何の略かご存知でしたか~?
ベッド アンド ブレックファースト フォー ガーデン ラバーズ
朝食付きで美しい庭も見ることができる宿のことです。さすが本場の文化という感じですね。いつか行けたらいいな~と思ってしまいますねぇ。それにはまず貯金しないとね~~(笑)
この蔵王のオープンガーデンの取り組みはクレマチス、薔薇、紅葉の四季の違った風景を見ることができ、スキーシーズン以外のお客様を呼ぶ為にもとても良い発想ですね。
今回は泊まりでなくてもゆっくり森林浴ができ、ビレジの自然を満喫することができました。
大満足の庭クラブバスツアー。日帰り旅行もいいものですねぇ。
オープンガーデンはせっかく日本にも広がってきた新しい文化ですから(日本しか経験ないですけど~)マナーを守って楽しく交流の輪が広がるといいですね~。ヽ(^o^)丿