とうほく蘭展薔薇とガーデニングフェスタ2011(2)
とうほく蘭展 薔薇とガーデニングフェスタ2011
仙台はとても寒い日が続いていますが、会場の中は一足早い春が来ています。
とうほく蘭展と言う限りは、まずは蘭でしょうか。
蘭また蘭の空間です。
栽培経験があれば植え込みを見てもその工夫やテクニックなども見ていて面白いのでしょうが・・・
残念ながら蘭はエリア外ですので~(笑)私の個人的趣味でのご紹介でお許しください。
まずはこの作品から。
白く気品のある作品ですね。
日々手をかけ、愛でて・・・作者の気合いが映っていて、見えない物が見えるとはこのことですね。
個人的にはこんな感じも好きだなぁ。
どうしても庭に植えるとしたら・・という目で植物を見てしまうんですよね。(笑)
この作品も愛好者的にはいい感じなのではないでしょうか。
いい味出してますねぇ。地球儀的にはどこのご出身のお方なのでしょうか書いてあったけど読めませんでした~。
お次はハンギング協会の会員さんの作品です。
ピンクが楽しそうに踊っていて、春が待ち遠しくなりますね。
寒い冬も 玄関にこんなハンギングがあったら元気になれそう
ちなみに今日の仙台の最高気温は1度でした。
クリスマスローズをハンギングに使うテクは昨年も拝見しましたが、この作品はまた違う感じだな~と、思ったら男性の作品でした。何と説明していいかはわからないのですが、何となく分るものですね。
そしてこれは困った時に寄せ植えのアドバイスをいただいているK先生の作品。国際薔薇とガーデニングショーで大賞を受賞されている実力派の方です。
さすがは「神の手」と呼ばれている先生の作品。
白とクリームイエローがふんわりと空間に浮かんでいる感じ。そして美しいラウンド
花が主張しすぎないので、きっちりしたラウンドだけれど柔らかいですね~。一足早い春の風を感じました。
蘭展は観賞するだけではなく、ガーデニングのお勉強をする良い機会でもあります。
初日に講演をしてくださったのはガーデンデザイナーの川口豊先生。
控室では楽しいお話もお聞きできました。
それぞれの地域によって庭の雰囲気があり、地域地域で醸し出す雰囲気が違うのだそうです。
例えば松でも・・ということから何故か松についてのお話になり・・。
松はそれぞれの地域で形も違い、その地域を物語っているとのことです。静岡を境に東西違う形の松になるとのことで、地域の文化や風土・・・風の強さや雪の量でもその土地らしい形ができる とのこと。
細かくは東京でも3種あって 皇居型 田園調布型 もう一つはえ~と・・え~と・・。(しっかりしろ~自分~)(゜゜)
剪定の時期もそれぞれだそうで、その地域なり理由があるようです。
さて、庭のお話になったところで今回展示された庭部門をご紹介します。
私が気になったお庭は・・
和のお庭がお得意な実力派の業者さん。今回は右がガレージという家の設定のようです。
小さなお庭ではタイヤの収納も悩みの種ですが、こうやってディスプレィしちゃうのもナイスですね。
オトナ小物たちのディスプレイ。
こちらは最優秀賞の作品です。
今まであった既存の庭の木を生かして寛げるスペースをリフォームした・・・という設定だそうです。
そうしたいと思っている人がとっても多いはず!!我が家もそうでした。
パーゴラは野菜のコンテナも兼ねていましたよ~。
「畑も作りたいけどそのスペースはないなぁ。でもちょっとだけやりたいな~」という声が聞こえてきそうですね。我が家もそうです。(笑)
既存の庭を「今」楽しめるものにする・・それは私たちのこれからの課題ですね~。
次回は主催者展示作品と「薔薇の診察室」の著者の真島先生のお話をご報告しま~す。