人生の友達
先日 娘Rui子(小5)のピアノの発表会がありました。
Rui子は少々緊張気味でしたが、会場のスタンウェィの素晴らしいピアノに助けられて無事に弾き終わりました。
長女の発表会の時は色々なことを考える余裕はありませんでした。でも、子育ても長くなると ピアノの音色を聞きながら様々なことを考えている自分がいました。
緊張がとけてホッとしてピース
今回Rui子が弾いたのはショパンの「仔犬のワルツ」。長女が同じく5年生の時に某コンクールで予選落ちした(汗)思い出の曲です。
年の離れた 瓜二つの顔をした妹が同じ年で同じ曲を弾くと・・・・・長女が小さい頃の思い出が音色と共にやってきました。
毎日の練習の継続は少しの時間でも大変な時もあり、このかかわり方でいいのかな?と、思ったりしましたっけ。けっこう真面目だったなぁ。(笑) 難しく考えることなんてなかったのにね~。
高校2年で理系を選んだので、その後は趣味として弾いていたけれど、人生は自分の思い通りにならないことも多くて・・・ 大学受験では挫折も味わいました。
でも、今の長女の暮らしを見ていると、趣味で続けてきた音楽はいつも長女の「友達」で・・・思いがけずも彼女の暮らしを楽しく彩ってくれている。
その時々で思い出の曲があり、励みになってくれて、音楽が「友達」になっています。
今は、仲間のいろいろな楽器や歌と合わせて趣味で音楽を楽しんでいて、先週もRui 子と長女の演奏を聞きにいきました。
こんな楽しみ方もあるんだなぁ と、思うこの頃です。
立派な嫁入り道具は持たせられないけれど(笑)、目に見えない「人生の友達」は作ってあげられたかな・・・?
もしかしたら人生で無駄なことって無いのかもしれない。
色々な経験と現実を 前向きに受け入れればいいのかもしれないなぁ。
でも前向きって結構難しいことだよね・・・。
と、仔犬のワルツのメロディの中でとりとめもなく思うのでした。
いつの間にか 自分が娘たちから思い出の曲をもらっていたみたい。
あれ?
そう言えば、Rui 子の発表会でしたっけね。(笑)
Rui子 「ママの手抜きには慣れてます。」