恋する乙女のバスツアー
春の庭の行事も一段落。庭も夏の景色に変わってきました。
最近の庭の写真を・・と思ったのですが、まだ春の宿題が残っていました。オープンガーデンのバスツアーのことを書かなければ!
今日はバスツアーの反省会でした。すぐに美味しい泡をと、言いたいところですが、来年の土台を作る為に資料等の打合せをし、それから楽しい泡の会(笑)に突入です。
今年から会の責任のある係を仰せつかり、引き続きバスツアーをやると決めたのは、「これからもずっと続けられる行事にしていきたい。」という思いがあったからです。
1月にバスを3台押さえ、それからバスツアーの準備が始まりました。いろいろな作業がありましたが、みんなの苦労の甲斐あって今日の反省会に至りました。
泡を飲み交わす(笑)今となっては、ガッチリとスクラムを組めたことが何より嬉しい係のみなさん、本当にお疲れ様でした。
さて、こちらは県内バスツアーのしおりです。
相棒のNちゃんが創ってくれました。
表紙の円い切り取りからエキナセアが見える仕掛けになっていて、中面には当日のタイムテーブルが記載されています。裏面もNちゃんが撮影した画像。(名古屋港のブルーボネットだそうです。)
おみやげの右下の葉書は会員のHさんが撮影した画像を使っています。
会員さんはバスでこのしおりを受け取り~
さぁ、楽しい庭巡りの始まりで~す
☆これからの画像はバスツアー で出会った景色のほんの一部です。
バスツアーでは、参加した皆さんからバスの中で一人一言をいただきました。
そしたらあるご婦人からこんなお話が・・
「私は今、恋する乙女なんです。自分が庭に連れてきたお花が咲いたのが嬉しくて、昼だけでなく夜も会いたい。昼も夜も見ていたいんです。まるで恋する乙女のように。」
爆笑の中、皆が「わかるわぁ~!」と賛同し、いつの間にか今回のバスツアーのタイトルは「恋する乙女のバスツアー」 に決定しました。
恋する乙女たちはステキな景色にうっとり。
それからもう一人、こんなお話をしてくださった方がいました。
「自分は薔薇が大好きで、刺し芽で薔薇を育てるのが得意です。でももう自分の庭には植えるスペースがないから、ご近所の方に沢山配っているんです。自分の夢は自分の街を薔薇でいっぱいにすることなんです。」
何て夢のあるお話でしょう。
震災から3年。みやぎの人たちは今、元気になりたいんです。
自分一人で地域の為にできることはなかなかないけれど・・・
自分が好きな庭作りを通して、それを見た人がその人らしい素敵な庭をつくり・・・だんだん意識も高まって、また誰かが花を見て元気になれる。
そうして友だちの輪も広がっていきます。
そういった庭の活動なら自分たちにもできるし、何より自分たちも楽しい
まずは自分たちが楽しくなければね。
今年の春、私の人生アルバムにはバスツアーの出来事が追加されました。
雨の中で庭仕事をして落ち武者のようになったり、資料と格闘したり。先輩や相棒にもうんと助けてもらいました。
自分の記憶のアルバムを見れるのは自分だけ。
自分が忘れるまでは(笑)自分のものです。
花を通しての交流は友と楽しみを広げてくれます。
庭が好きだということで 花好きが偶然巡り合い、
こんな活動ができたことはちょっぴり不思議。
そんな偶然(必然?)に
改めて感謝する春でした。