芝生の決戦?!
こんにちは!
今日はこちらもちょっぴり暖かくてホッとする一日でした。このままずっとこのくらいの気温だと助かるんだけどな~。
さてさて、今回は書かなければと思って9月から保存していた記事をいよいよやっつけます 決して大事にしまっておいた訳ではないのですが、どう書いていいかわからず保留状態になっていました。
まぁ、どう書いていいかわかんない時は画像を並べるしかないカモシカね。(笑)
ちと長くなりそうなので、みかんでも食べながら見てやってださい。
では、画像紙芝居の始まり~
やるか、やらないかを決めかねて数年。
部分的に手を加えたおかげで、春はそんなに調子が悪くなかった芝生ちゃん。
しかし、梅雨時期から一か月以上続いた長雨で 救済不可能な状態になってしまいました。
部分的には水はけを良くしたつもりだったのですが、粘土質土壌なので一か月以上の長雨には耐えられず、芝生はボロボロになりました。
勿論このような年はまれなのですが、水のはけない土壌で芝生だけを手入れしても、結局基本的には改善されません。
そして、土が掘れる体力があるうちに策を打たなければ・・・という思いもあり、重い腰を上げました。
芝生全面の土を掘って砂に入れ替えるっ!
さて、まずは芝生を剥がないと。
8月30日
蒸れ蒸れでハゲハゲの芝生でも、手入れをしてきた緑には愛着があるものです。
「君たちもこんな日あたりと土壌でよく頑張ったよ~!ホント、ありがとね。」
9月23日
ちょうど木の剪定に来ていた庭師の村上さんに芝生剥ぎを少々手伝ってもらい、
「村上さん!業者さんに土の入れ替え作業をお願いしたら いくらくらいかかるの?」
「う~ん。○○万くらいッスね。砂や芝生は安いけど、土の撤去にかなり手がかかるんッス。」
「そうだよね、大変な仕事だもんね。でも高いもんだねぇ。」
という訳で、今後はパパさんを巻き込んで自分でやることを決断しました!
できれば自分でできる範囲のことは自分でやりたいんです。それが楽しみでもあるんだもの。
芝生を剥ぎ取りつつ、「本当に自分でやるの?」と自分に問いかけるRui(笑)
その予感は的中~。作業を始めて2時間で後悔し始めましたぁ。
芝生と残土であっという間に土がテンコ盛りになり、これからの作業を考えると気が遠くなりそう~。でももう後戻りはできません!
粘土質の残土との戦いはその後 延々と続きました。
この時期に咲いていた花たち
「ふはぁ~~!腰がきつ~い!」と言っては休憩。
「あぁ~!お花がぁ~。」と言っては違う作業に逃げる。
「うぅ~!フラフラする~お年ごろだからぁ。」と都合の良い時だけ調子が悪くなるRui。
願望と行動がバラバラのおばさんでございます。(笑)
それにしても・・
全く園芸に興味がなかったパパさんを引きずり込むまで数年かかりました。
数年前に仕事の環境が変わるまで、とにかく忙しくて 庭に目を向ける余裕も庭仕事を頼める時間もありませんでした。
それにの人に説明するのは忍耐と労力がいるんです。自分でやった方が絶対早いもん。(笑)
Rui の忍耐のおかげで、これからはやっと芝生係として正式任命できそう。
9月23日 この時期に咲いていた花
気を取り直して作業に取り掛かって、またまた疲れてくると・・・
「凄い凄い!さすがジムに行ってるだけあるわ!」
と、Rui は相棒を褒めちぎって楽をする作戦に出ました。
褒めて楽できるならいくらでも褒めるよっ!(笑)
8月28日
だんだん仕事をしていると、仕事をどう進めていいのかも分かってきました。
砂も初めはホームセンターで買っていたのですが、それではキリがないし経費もかさむので、砂の調達はプロにお願いしてトラック買いすることにしました。
まず、軽トラが砂を積んでやって来たら駐車場に降ろします。
9月25日
そして自分たちで掘って袋に入れた残土を軽トラに積み込みます。
残土の袋を開けているのは少しでも土の重さを軽くしたいから。ほんのわずかでも湿気があると土はうんと重くなりますから、少しでも軽くして作業したいぃ~。
そして軽トラに積み込みます。
よいしょ! よいしょ!
あぁ~指が~!
腕がぁ~!
腰がぁ~!
残土を入れる袋も何往復もするとボロボロ。(笑)
その作業を庭仕事のできる日曜日に・・・・軽トラックは計5往復しました。
砂を持ってきてくださるK氏とパパはすっかり顔なじみ。
9月25日
庭は夏の花からいつの間にか秋の花になっていました。
最初はしぶしぶだったパパさんは「さあ、今週も掘るよ~。」と、だんだん積極的になり、Ruiはその背後からしょ~がなくヨロヨロ参加する感じになっていました・・・立場逆転。(笑)
日曜日は掘って 袋に詰めて また掘って。
次の日曜日もまたまた掘って。
貸してもらって大活躍した一輪車君。
この子がいなかったらきっと冬までに終わらなかった。
おかげさまで全面交換完了。
この頃はもうすっかり紫陽花も紅葉していました。
そしてバーグ堆肥をトラック一台分敷きつめて・・
砂とバーグ堆肥を混ぜ合わせました。
そして日あたりの良い方向に多く水がはけるように傾斜をつけ、その後落ち着かせていきます。
ふはぁ~!
後は芝生を待つばかりなり~。冬になる前に活着させたいなぁ。
その間、ボーダー花壇にはデルフィニュームやジキタリスを植えこみました。
白、水色、ラベンダー、アプリコット、ブルー。
春の景色をイメージしながら色合わせをします。
パンパスグラスのプミラ(小型種)もモミの木の近くに移動しました。小型種とは言ってもパンパスなのでそれなりの空間が必要で、場所がなかなか決まらくて植え込みが遅くなってしまいました。
巻物の芝生が到着したのは冬になりかけの11月9日でした。
いよいよ貼れる 長い道のりだった~
敷きつめた芝生の隙間は最小限にして土の乾きを防ぎました。隙間はバーグと砂を混ぜたものを埋め込んでいきました。
とうとう完成~!
11月9日
超大変だったけど楽しかった~
園芸に関心のなかったパパさんを巻き込んで格闘した秋冬の芝生作戦。
最近、雪が降るたびに庭を見てパパさんが言うんです。
「芝生…大丈夫かなぁ・・。寒そうだなぁ。」
「春はホントに緑色になるかなぁ・・。」
人でも 物でも・・・
手をかけ 心をかけたその時から、
人には愛着が生まれて
そして大事なものになっていくものなんですねぇ。