愛するベル・イシス
昨日は楽天イーグルスがクライマックスシリーズで勝利し、ジャイアンツとの決戦の切符を手にしました。
我が家でもRui子とスイーツが土曜日に観戦に出かけました。
最近は知り合いとの会話も「楽天勝ったね!」「マー君は凄い!」等で始まり、仙台はイーグルスに楽しさを分けてもらっています。
さて、庭は気温の低下とともに葉も花も少しずつ色が変わってきました。
アジサイたちは紅葉し始め、秋の色遊びをしているようです。
紫陽花のアーリーセンセーションもニュアンス色に。
秋の薔薇は数輪でも美しいものですね。
リンゴの木の下ではマチルダが次々に咲き、花の少ない庭に淡く優しい色を届けてくれました。
温暖化の影響なのでしょうか。近年テッポウムシの被害がとても多いのです。ジャックカルティエの主幹も被害に・・・。
これから期待していたシンデレラも おかしいなぁ・・と思っていたら中はこのような被害にあっていました。
この時期に素敵な香りを運んでくれるラ・ローズド・モリナールも幹がガッチリ食べられてしまいました。
テッポウムシは日陰で湿気のある後ろ側から入ることが多いので、木くずが出るまで気がつかない場合が多いのです。ほとんど消毒をしない庭なので仕方がないのですが、毎年この時期のテッポウ虫被害にはガクッとさせられます。
春に庭にお客様がいらっしゃると どの薔薇が一番お好きなんですか?と、聞かれることがあります。どれも好きで庭に迎えたはずなのですが、植えてみたらイメージと少し違っていた・・・という場合もあったりします。
それとは逆で、植えてみて実際の花を見たら予想以上に自分の好みにドンピシャだった!という場合もあります。そんな一つがこの薔薇でした・・。
ベル・イシス
白に近い淡いピンクの中輪のオ-ルドローズ。
ベル・イシスはアーチに絡ませていたのですが、伸びてきたプロスペリティと入り混じって思いがけない景色を創ってくれました。おかげで自分の好きな雰囲気が再確認できて、これから自分がどんな花を迎えたいかのヒントを貰えたような気がしました。
花の命ははかないので綺麗なうちにと思い何枚も写真を撮ったのですが、これが全然撮れないんです。
理由は。。。白に近いピンク色で しかも細かい花びらなので 色が飛ぶということと、素敵な「ガク」の風情がなかなか撮れない!
この薔薇は買った時には葉も花も付いていない苗だったのですが、タグにこう書いてありました。
「がくが特徴です。」
大きいカップ咲きに少々飽きていたこともありますが、私は基本的に「がく」に超弱いのです。4年前にシャポード・ナポレオンのことを書きましたが、これもクラウンのようながくが決め手でガツンとやられました。
シャポード・ナポレオンのブログ→☆
大好きなシャポード・ナポレオンはその後テッポウムシの餌食となり、お別れすることとなりました。(泣)そしてこの秋、株が劣化したのか、それともテッポウムシなのか、ベル・イシスからも木くずが・・・・・グスン。
さあさあ、立ち直りましょう。
何回もこの経験をして 最近思うんです。
次は何を植えるか…
考えて過ごす冬もなかなかいいじゃない。
雨ニモマケズ・・・
テッポウムシニモマケズ・・
老眼ニモマケズ・・・
子供の学費ニモマケズ・・・
ホットフラッシュニモマケナイ(笑)
ソウイウモノニワタシハナリタイ (宮沢賢治風)
by Rui