みんなの為なら頑張れる

テーマ:ブログ

 冷たかった冬の空気も、時折、ほんの少しだけ柔らかな日差しがやって来るようになりました。

記録的な大雪の残骸がまだ残っていて、昨日も吹雪でした。外に出ると寒さに身震いしてしまいますが、春がもうすぐそこにいるビックリマークと、自分に言い聞かせています。

 

 

 さて、先週の土曜日はRui 子の卒業式がありました。

庭のブログだけれど、いつものように話が脱線してしまいそうです。そして今回だけは親ばかをお許しください。そしてお笑いください。(≧▽≦)

 

 

 3年前、娘の中学生活は東日本大震災の被害の後から始まりました。

体育館は傾いて使えず、余震におびえながら武道館での入学式となり、式の途中にも大きな揺れがあって父兄の携帯の警報ブザーが一斉に鳴り響きました。こうしてちょっと大き目の制服を着て、不便な中で生活は始まりました。

 

                 

 今回の卒業式は、私にとっては長~い義務教育とのお別れの会でもありました。(笑) そして、年の離れた兄や姉たちを育てた頃には気付かなかったことや、育つことの意味のようなものを感じさせてもらえた3年間でした。

年とってからの子育ては(ププ・・)体力的には大変だったけれど、今だから感じ、楽しめたことも多かったと思います。

 

         

 

 長女と同じように、小さい頃から続けてきたピアノとソルフェージュ。一人での毎日のレッスンはある意味孤独ですが、続けてきたことでやっと子供なりの音の表現ができる年齢にもさしかかっていました。

でもRui 子が中学で選んだ部活は、音楽系ではなくコレでした!

 

バリバリの体育系女子にヘンシ~ン!(笑)

一人では決して成り立たないのが団体スポーツです。半端ない強い絆で繋がれた仲間に恵まれて、弱小バレー部(ごめ~ん)での3年間の出来事の一つ一つが娘の財産になりました。

 

  ピアノでも思い出す出来事があります。中二の夏に某コンクールでミスをして落選し、へこんで自信をなくした数日後に弾いた学校の合唱コンクールの伴奏。

ところが、その音色は 歌を引き立てようとする気持ちを強く感じることができ、思いが伝わる演奏でした。

 

            

 

「良かったよ!」と、思わず褒めると、娘が言った言葉は・・

「みんなの為ならうんと頑張れる!」というものでした。

その言葉に 何か心が育ったことの嬉しさを感じました。

友だちや先生との巡り会いは偶然の産物というところもありますが、とても絆が強いのです。みんなの為に役に立ちたいという気持ち、多少なりとも役に立てる喜び。それらは震災後だからこそ 学び合えたことなのかもしれません。言葉にはうまくできないのですが・・。

 

  中学最後の仕事は答辞。

  

 お役が無事に果たせて良かった。

 

      

 

 この3年間に娘が話してくれた出来事は 忘れかけた素敵な世界で・・

純粋な心に驚いたり、ちょっと笑えたり、カクッときたり、感動することもしばしばでした。

 

 

 これからも「なりたい自分」を目指して、

そして何をおいても健康に過ごしてほしいと願っています。

 

 

 

 

 

 

☆おまけです。

            

 この冬は本当に長かった。

途中でくじけそうになりましたが、とにかく終わってホッとしました。

これでやっと心おきなく生モノが食べれます。

刺身と牡蠣と明太子とあさりが食べたい。

それかっ?(笑)

 

 

 

 

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プロフィール

Rui

庭で過ごす時間が大好き。
小さな畑も作っています。

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