銚子 名物?
本日は お客様の依頼を受け 銚子市に 打ち合わせに いってきました。
当社からは 約50キロありますが 下り路線のため 意外と スムーズにいけます。
また ほとんど まっすぐ 国道を 走っていくので この距離なのに ウインカーは 3回しか 使いません。
今日みたいに 天気が 良いと 眠くなります。
銚子の名物というと 美しい姿をした 「銚子犬吠埼灯台」が あります。
その灯台にちなみ これからの季節 全国に出荷されるのが 銚子の名産「灯台キャベツ」です。
いたるところに キャベツ畑が 広がっています。
銚子は 漁港や 醤油だけでなく 野菜の名産地でも あるのです。
「灯台キャベツ」というくらいですから この美しく広がるキャベツ畑の向こう側に 白い灯台が 見えると 最高ですが 最近の銚子では こんな景色が 多くなりました。
「白くて 高いもの」イコール 「灯台」ではなく 「風車」が 何十機と キャベツ畑の向こう側に見えます。
あかりを照らしているのではなく あかりの元を つくっています。
強い風の下でも たくましく育つ 銚子名産「灯台キャベツ」を ぜひ ご賞味あれ
どうすっぺ?連立方程式 2
昨日の続き
(あらすじ)
門周りのリフォームを依頼された
規模は 小さいが 難問だらけ
提示されている問題は 3つ
でも その問題は 複雑にからまり ひとつを解いても 他が 解けない
この連立方程式を 解き お客さんの要望を 満たすことが できるか 否や!
葛藤の末 ひとつの結論が 出た。
お客さんのご了解も得た。
工事開始!
まず 解体
これから わかるように 門は リビング前に決めた。ブロック塀は もったいないので 一部カットし 残すことに決めた。
したがって 問題③「玄関ドアの前には 門をつくりたくない」という問題は これで クリアー
あとは 問題①「リビング前の目隠し」と問題②「大型の家具が出し入れできる導線確保」だ!
そして 工事は 進む・・・・・・・・でも お客さんとは 日曜日にしか 会えないので キーポイントの途中確認などのため なかなか 工事は 進まない。
紆余曲折ありましたが
めでたく 完成
では どうぞ 昨日 強雨でしたが なんとか 写真撮ってきました(すっかり葉っぱの色が変わっています)
施工前
施工後
施工前 内観
施工後 内観
連立方程式の答えは つまり 目隠し性のある大型門扉を 使えばよかったんですね
でも 狭い門周りの中で 大型門扉を 使うことは 両刃の剣
他の部分とのバランスを 考えることが 大切です。
目隠ししながらも 圧迫感がないよう 門扉には ポリカーボネートのスリット入りを採用しています。
また 縦の格子を使い 上品に かつ 風通しよくしました。
背の高い門扉とのバランスを 取る為に ブロック塀の上に 門扉の方から続く 梁を 取り付けています。(TOEX プラスG)
建物のサッシや 既存のカーポート・オーバーゲートは ブラックでしたが 威圧感を与えない為に 木目調アルミと 軽い印象を与えるシャイングレーのツートンカラーにしました。
吹きつけ仕上げだった元のブロック塀には 上品な細身のボーダータイルを貼りました。
門の中が 広く そして 上品に見えるように 玄関ポーチも含め 床タイルを 貼り直しました。
夜 背の高い門扉の後ろに 不審者が 隠れられないように 人感知センサー式の照明をつけています。
もちろん インターホンも録画機能付きです。
その他の防犯面は
この問題の解法として 模範解答になるでしょうか?
ご意見 お待ちしておりまーす
どうすっぺ?連立方程式
門周りのリフォームを 依頼されました。
問題① 変なところについた目隠しフェンス
袋地になった住宅地なので みんなが この家に向かって この住宅地に入ってきます。
リビングの正面が 門になっています。
リビング前には スペースが ありません。また リビングの窓には 雨戸もシャッターもありません。
当然 門に入ろうとする人はもちろん この住宅地に入ってきた人達の視線が 気になります。
そこで 門の上に そこだけ 白い目隠しフェンスが ついていました。
お施主さんは 購入当時 「なんか 変だな」と思いながらも 「これしか方法ないもんな」と 思いなおし この家を 買ったそうです。
でも 購入から 十数年経ち 「やっぱり なんとか ならないかな?」ということで ご相談に来ました。
問題② 冷蔵庫が 入らない
この家の門は 片開き門扉です。
そして この家で 一番大きい窓は このリビング前の履き出し窓です。
でも その前には ブロック塀と 白いフェンスがあり 広くありません。
以前 少し大きめの冷蔵庫を購入したら 運びいれるのに 大変だったそうです。
今後 ソファーなどの大きいものが この窓から 出し入れしやすいようにしたい という要望がありました。
問題③ 玄関前には 門はつくりたくない
問題①の目隠しの点を 考慮すると リビング前には 門が 欲しくない
しかし そうすると 作る場所は 左に移動し 玄関ポーチ前ということになるが 施主のご希望としては 玄関の前には 門を作りたくない。
縁起的側面と門が 外開きあるいは引き戸じゃないと開けられないという物理的な問題があるからだ。
しかも 玄関前の門だと 問題②が クリヤーできない可能性がある。
問題①をクリヤーしようとすると ②③ が 成り立たず
問題②をクリヤーしようとすると ①③ が 成り立たず
問題③をクリヤーしようとすると ①② が 成り立たず
この連立方程式を 解く方法 どうすっぺ?
普通の考え(従来のやり方)では クリヤーできない。
また 工事には 予算というものが ある
我々の仕事で これを無視して 提案することは 仕事放棄と 言われかねない。
時間は 過ぎていく・・・・
僕の中で 葛藤が 始まる 僕の中だけじゃない プランナーなら みんな この声を 聞くのだろう
(悪魔の声)
予算が 足りないって いっちゃうか?
できないって 謝ってしまうか?
問題のひとつを お客さんに 妥協してもらおうか?
エクステリアで解決できなくても インテリア(建物側)の問題として 処理してもらえないか?
左側の庭を つぶして 別ルートを 考えるか?
いくつかのメーカーに投げかけて 下駄をあずけちゃうか?
いくら考えたって 見積もり無料だよ
(良心とプライドの声)
でも
考えろ 考えろ 手を動かしながら 考えろ
写真を見返せ
現場を 探れ
寸法をもう一度 見ろ
地面に線を描いて イメージしてみろ
プロだろ この先もプロとして やっていくんだろう
もっと 考えろ 自分のために
もっと 考えろ お客さんのために
ワンチャンスしか ないぞ!
結論が 出ました
プランが できました
お客さんのご了解を 頂きました。
結果は また 明日!
伊能忠敬の居た町
日曜日に 行ってきた 佐原
千葉のスーパー偉人 伊能忠敬が 暮らしていた利根川沿いの町です。
小江戸 あるいは 江戸優り(えどまさり)と呼ばれ 江戸と銚子の中間にある要所として 発展しました。
いまでも 昔の建物が 大切にされ 風情ある街並みが たくさん残っています。
商売柄 町並みには 興味をもっていますが どんなに 立派なランドスケープデザイナーが つくった街並より よく見えてしまうのは なぜでしょうね?
結局 ここに 日本人は 帰ってきてしまうのでしょうかね?
木の格子戸が 素敵です。
最近の モダン住宅でも 縦格子が 人気です。もっとも アルミ製が 多いですが・・・
ちょっとした露地も素敵ですね。
右側に 隣の窓を隠す板塀が あります。
この露地が 落ち着いたものになる大きな要因が この板塀の存在です。
現代住宅で これと同じ手法を取ろうとすると 「圧迫感があるんじゃない?」とか 「暗くなるよね?」とか「風が入らないかも?」と 多くの人が抵抗します
もっと もっと この日本で 何百年も 普通の事として やられていたことを 受け入れましょうよ!
(遊びにきても ついつい このような目線で 写真を撮ってしまうので 家族に怒られました)
もちろん レプリカですが 伊能忠敬一行が 作り上げた日本地図です。
ほとんど 現在の地図と 変わりません。
それに比べ 僕の 現場測量は 良い道具を持っているにもかかわらず 幼稚なもんです
奮発して 船にのってみました。
ラッキーなことに 家族だけで 貸切状態でした。
はしゃぎまわる子供たちのせいで 船頭のおばさんは 途中で 街並の説明を 打ち切ってしまいました。 すみませーん。
視線が低くなるだけで まったく 違って見えます。
街を 高いところから 見降ろすことは あっても 見上げることなど 滅多にないことです。
保存地区のため 電柱や電線なども なく 雰囲気を 統一した街並は 同じ千葉とは 思えないほど 観光気分に 浸れました。
家の近くに こんな良いところが あったのに いままで 一度も来たことがなかったなんて 独身時代 どこでデートしていたっけ
そんなことも もう 思い出せなくなってきた 結婚記念日の一日でした。
青空 七五三 運命?記念!
11月15日 抜けるような青空
昨日の大雨が うそのよう
七五三を迎える皆さんには サイコーの日和となった。
11月15日は 仕事をお休みし 家族で でかける予定を 前々日から していた。
理由は 先日 長女が 病気で 楽しみにしていた校外学習に いけなかったからだ。
その場所は 千葉が誇るスーパー偉人 「伊能忠敬」記念館。利根川に近い 佐原というところにある。
うちからは それほど遠くないのだが ぼくも ここには 一度もいったことが なかった。
江戸時代に 隠居してから 学問を学び そして 衛星写真とほとんど変わらぬような日本地図をつくりあげた「伊能忠敬」を 尊敬しない千葉県人は まず いないので 僕自身も 楽しみだった。
ところで
不思議なことが 続いている僕の昨今だが 昨日も 「こんなことが あるんだなー」と 思われることが あった。
朝7時から 町の武道館で ひさしぶりに 朝稽古を したのだが そこへ お世話になっている先生の友達が 千葉市内から 稽古にやってきた。
ひとりは 「測量士」 ひとりは 「歴史学者」(現在 千葉県立中央博物館 大多喜城分館に勤務している)
こんなことって あるのだろうか?
日本地図を 作った歴史上の偉人「伊能忠敬」を これほど 連想させるお二人から 「記念館」へいく当日 稽古をつけていただく
偶然なのか 運命なのか 運命ならば いったい 何を 意味しているんだあー
稽古後 妙な テンションのまま 佐原へ向かう。
佐原は 小江戸 あるいは 江戸優り(えどまさり)と 呼ばれ 歴史と風情ある街並みが 特色の町
市内には 武運の神様 香取神宮もあり 街中には 七五三のお宮参りをした着飾った親子が 何組もいて 情緒ある街並をバックに 写真撮影を していました。
普通の日にくるより そのような光景が あるだけで お得な気分になります。
佐原の 紀行文は また 後日。
夜 子供たちから 花束をもらいました。
本日は結婚記念日
そーいえば あの日も 快晴だったなあ