千葉　エクステリアマートの「交建知愛」

土曜日の朝
子供たちは　学校が休みなので　昨晩は　かなり遅くまで　起きていた。
女房も　土曜日は　携帯電話の目覚ましアラームを　切ってしまう。

　僕は　今朝一番　コンクリート打設工事があるので　気が張っているせいか　まだ　暗いうちに目が　ぱっちり覚めた。まだ　タイマーセットしておいたファンヒーターも　動き出していない。

前日の天気予報で　知ってはいたが　とりあえず　布団の中で　耳をすまして　雨音がしないか　確認する。
大丈夫
軽く布団の中で　腰のストレッチをする。腰痛持ちは　朝　起きるときが　肝心なのだ。
大丈夫　今朝は　そんなに腰は張っていない

かなり冷え込んでいる。外は　霜で真っ白に違いない。先日の雪の為　地表には水分がいっぱいだからだ。日本海側では　大雪でどこもかしこも　真っ白の雪だらけだそうだ。
僕が　バイトしていた新潟の妙高高原では　記録的な大雪で　除雪がもう　間に合わないらしい。
布団の中で　千葉では　コンクリートの工事が　できることに感謝する

でも　寒さは　コンクリートの大敵だ。水を混ぜている以上　凍ってしまうからだ。
寒さに対抗するために　「耐寒剤」という液体を混ぜる。
さらに　「温度補正」と通常言っているが　コンクリートの中のセメント比率を高め　水：セメント比を他の季節と変える工夫もする
今日工事するところは　半分は　陽が当たるが　半分は　一日中日陰になる。同じ時間に生コンを流しても　仕上がり時間が　変わってくる。
そんな工事の段どりを　朝早く起きると　布団の中で　ゆっくりと考えられるから　やっぱり三文の得だ。

土曜日は　打合せが多い。今は　どこの家も　平日は　みなさん仕事に行って不在な事が多いからだ。明日　日曜日は　剣道の段審査の手伝いの為　お客さんと会うことができないから　今日が　勝負だ。
昨日までに　お客さんへ提出するプランは　出来上がっているので　今日は　いつもの土曜日のように早く出社して資料作りをしなくて良い。
今日会うお客さんは　4件だ。偶然　方向が同じなので　助かる。順序良く回るルートを　布団の中でイメージトレーニングする。



これらのことを　僕は　マイクロファイバー毛布に包まれながら　行っている。僕は　重量感のある布団が好きなのだが　マイクロファイバー毛布は　軽いくせに　暖かい<いや　暖かすぎる　心地よすぎる。

結果


本日　最悪の　二度寝

タイマーセットしていたファンヒーターは　すでに　その役割をきっちりこなし　安全のために自動的にスイッチが切れるモードに入り始めていた。急いで飛び起き　とりあえず　延長ボタンを押す。　
あれだけ　余裕があったはずなのに　朝ご飯を　口にかきこんで　飛び出る羽目になってしまった。

あー怖い　怖い
冬の朝

　昨日　積もった雪　　大分　溶けてきた。
でも
陽のあたらない我が家は　まだまだ　屋根も　真っ白。
見ているだけでも　寒々しい


「陽のあたる場所　」
あれ？こんなドラマ　あったよな？

調べてみた

そうしたら　古い映画はあるし　もちろん　90年代にフジテレビのドラマにもあった
浜田省吾・MISIAなどなど　同名の歌もある。

これだけ　同じタイトルで　いろんなものが作られているところをみると　「陽のあたる場所」　みんな　あこがれるからなんだよね。


この商売していると　いろんな家におじゃまする。
そうすると　やっぱり　陽のよくあたる家は　それだけで　財産だなって　すごく思う。
うらやましい


話は　ガラって変わるけれど　今日　全豪テニスオープンの錦織君　ベスト4を懸けて戦ったけれど　残念でした。
でも　君は　日本人として　立派に「陽のあたる場所」に立っているよ
また　粘り強いラリーを　見せてね

　朝　起きると　一面の雪景色。
子供たちは　いつもと違い　飛び起きる
見た目で　3～4ｃｍの積雪だが　道路の状況は　驚くほど　悪くない。
でも　ニュースをみると　「千葉　スリップ事故報告　390件」「総武本線　運航遅れ　東金線　パンタグラフ故障の影響で　運休」・・・・と　テロップが流れている。

小学校からの電話連絡網は　回ってこない。
小学校は　通常通りのようだ。

職人たちに連絡をする。
普段から　ツルツルのタイヤを履いているのだから　今朝は　もうヤバイだろう
とりあえず　自宅待機にしたが　中途半端の出勤も　困りもんだ。

とにかく　我々　関東人（特に千葉県人）は　雪に弱い。
本当に　雪の降ることが　常である地方の人々には　頭が　下がる。
学生の時　「雪下ろしがやってみたい」と軽い気持ちから　スキー場近くの民宿に一か月間バイトにいったが　本当に参った。さらさらの雪ならまだしも　一日サボると固くなり　何倍も疲れてしまう。次の冬は　もうバイトに行かなかった。

太陽が　出てきた。
いつもより　まぶしい
きれいさっぱり　溶かしてくれますように

　子供たちの通う小学校は　今年度　「防災教育」の指定校になっている。
春先から　地域の住民を巻き込み　様々な取り組みが　行われた。くしくも　3.11があった為　子供たちや地域住民　行政の関心も高く　その成果は　多大なものがある。

本日　その総まとめとして　「防災教育授業公開」および「防災教育講演会」が　行われた。

「防災教育授業公開」は　千葉県下より百数十名の教職員・地域住民・保護者が参観する中　行われた。
僕も　「地域学習支援ボランティア」として　4年生のクラスを担当し　家の中の耐震化について　講義を行った。
本校の先生達にとっては　重大な行事ということで　準備など大変だったと思う。本当にお疲れ様でした。


「防災教育講演会」では　「美人過ぎる地震学者」として有名な東京大学地震研究所　助教　大木　聖子先生をお招きして行われた。
最初は　教頭先生が　しつこく「とっても美人ですから・・・・」と誘うので　そこに興味をもっていったが　なかなか話が上手で　また　テレビでは見たことのない被災地の映像などもあり　講演に引きこまれてしまった。

「防災教育」とは　すなわち　「生き抜け！」ということ
地震は　まず　間違いなく来る
予防しておけることもあるかもしれない。
だけど　大混乱は　必至だろう。
子供たちに　今までのような型通りの「避難訓練」では　意味がないことを　強く主張していた。

地震学者のいう「生き抜け！」の意味を　再考しながら　生きていきたい

　ウチの長女は　小学校6年生
あと　数十日で　卒業です。
学校で　なにやら　卒業記念の製作が　はじまっているような感じ。
「何　つくってるの？」と聞いても　はっきりと教えてくれない。　　僕は　PTAで　よく学校にいっているので　本当は　ちょっと　知っているんですけどね

僕は　彫刻刀で　ひと文字ひと文字　校歌を掘りました。今でも　体育館に飾ってあります。どの字を担当したか　今でも　覚えています。
娘達の卒業記念も　そんな記憶に残る作品になるといいですね


僕らは　毎日　お客さんのところで　作品をつくっているわけですから　　僕らにとっては　「日常」でも　　お客さんにとっては　その場所の工事は　最初で最後であることが通常です。
ですから　お客さん達も　そこに　なんらかの記念を　残したい　とご希望される方も　結構います。

記念樹を植える方
デッキの目立たないところに　文字を入れる方
土間コンクリートの隅に　文字を書いたり　子供が遊んだビー玉を入れる方
タイルの塀に　新婚旅行先で買ったタイルをはめ込んでほしいという方

そうそう　こんなご家族もいらっしゃいました

いかがですか？　デジタルな記憶も良いですが　アナログな記憶は　とっても　素敵ですよね