夜汽車
昨晩 剣道の稽古から 帰ってきて 風呂に入り お茶を 飲んだ。
「眠れない・・・・・・」
昼間は 2つの現場を 駆け回り かなり 体は 疲れているのに。
もともと 剣道を やった日は 神経が興奮してしまうのか 遅くまで 起きていることが多い。
それプラス お茶のカフェインのせいだろうか?
目が 冴えてしまう。
「仕事でも するか・・・・」
頼まれているプラン作成が たまっているのである それも 気がかりだ。
パジャマから ジャージに着替え 外へでる。
それほど 寒くはない。夜露が 降りているので 空気が しっとりしていて 気持ち良い。
家の前にあるコンビニには お客が おらず 静かだ。
「あ 電車の音だ・・・・・・・」
ウチから 電車の線路までは かなりの距離が ある
途中 ひと山 超えなくてはならない。
でも 空気が 澄んでいるからだろうか 今晩は よく 聞こえる。
思えば 子供のころは 布団の中で この夜汽車の音を よく聞いたものだ。
そのころの方が 周りも静かだったからだろう
そのころの方が 電車のモーターの音も 大きかったのだろう
そのころの方が 家の防音性能が とても 悪かったのだろう
夜汽車の音を 聞くと いつも 唱歌「夜汽車」のメロディーが 頭を かすめる
いつもいつも とおる夜汽車
静かな ひびききけば
遠い町を 思い出す
のっている人達への 想像も かきたてられる
よっぱらい かな
恋人どうしかな
もうすぐ 読み終わりそうな小説を 焦りながら 読んでいるのかな
いつも 同じ時間の同じ車両に乗りあわせる人が 今日はいないので さびしいのかな
etc etc
そんな 想像を したり ネットで この曲の作曲者って誰だっけ? などと 馬鹿なことを しているうちに 時間が 過ぎ 眠くなってしまいました。(ちなみに これは ドイツ民謡が 基になっていました)
結局 ほとんど 仕事は やれず じまい
嗚呼 どうせ 思い出すなら アップテンポな曲である ブルーハーツの「トレイン トレイン」を 思い出せば よかった