これも 運命か?
昨日は 九十九里浜からの海風に対する対策について ご相談頂いた工事を 紹介した。
本日は 僕が住む山の手側(昨日も書いたけれど 高級住宅地という意味の「山の手」でないのが 悲しい・・・)について 書こう。
畑が多い山側は 暑く そして 寒い
埼玉の比ではないにしても 同じ市内である九十九里浜と 比べてしまうと 暑く そして 寒い。
この自然をあるがまま 受け入れ
我慢すべきなのか?
これも 運命なのか?
いや ぼくらは 文化人だ。
そして 僕は 提案工事人だ。
ナントカ しようじゃ ありませんか
自然に対抗しようとは思わないけれど うまく付き合う方法は あるはず
たとえば この窓
この窓は ダイニングのテーブルの脇についている
出窓で 雨戸やシャッターがない
キッチンが近いので 水蒸気が多く 冬は結露がすごい。よーく見ると 出窓カウンターの右端が 結露の為ベニヤが 浮き上がってしまい クロスにカビが生えてしまっているのが 見えます
夏 窓を開けたくても 隣りの家が 接近しているので おおっぴらに開けることも ままならない
そこで
窓を 二重にしてみました。
トステム インプラス ガラス AGCペアガラス仕様
(ちなみに住宅エコポイント対象商品です!)
その後 「とっても良好!」と お聞きしております!
僕は もともと サッシ屋の息子ですから このような工事も 対応しますよ
和室のふすまも 張り替えました(自然とは関係ないけど・・・)。
僕は いろんな事を やってますよ。
商売では 何かに「特化」するということも大切だが 田舎では いろんな事に対応するということも とっても大切です。「せざるを得ない」というか「するべき」と言った方がよいかもしれません。
これも 運命なのか!
オンショア(海風)の恋人
僕の住んでいるところは 数年前の町村合併により 「山武市」(さんむし)という 海あり 山あり(正確には台地といった方がいいかな)の街になった。
僕の住む 山の手(よくいう高級住宅地の意味でないのが かなしいが・・・)は 暑く そして 寒いが 九十九里浜を臨む海側は 太平洋からの海風の為 暖かく そして 涼しい
しかし
この海風は 容赦なく いろいろな物を吹き飛ばし そして 車を始め 金属の寿命を短くさせてしまう。
海からの恩恵は ちゃっかり頂きながら なんとか この海風からのストレスを どうにかできないものだろうか?
この家のご夫婦は 共働き。
洗濯物が 雨でぬれてしまうことは 希でも 風によって 吹き飛ばされる頻度は とても高い。
リビングのドアは 観音開きで 開け放つと気持ちよいが 風が 吹くと ドアクローザーが ついていても 「バタン」と ガラスが 割れそうな勢いで 閉まってしまう。
アルミでできたドアの取っ手も この通り ブツブツと腐食し始めてきている
ちょうど デッキが 壊れ始めたことを きっかけとして この海風によるストレスを 軽減するための工事について ご相談を受けた。
そして できあがったものが こちら
TOEX サンクスペースⅡ メーターモジュール 3m×1.8m 木目調デッキ床仕様 ガラス5mm オプション網戸付き 床下コンクリート
おまけに テラスドアの取っ手とドアクローザーも 新しい物に交換しました。
今日も よく晴れています。こんな日は 午後から 風が 強くなりそうです。
でも 明日からは 安心して 仕事にいって 働いて頂けます。
ちなみに このお客様も リピーターです。
数年前に 頂いたお仕事は こちら
イナバ バイク保管庫 です。
バイクや 自転車を 雨 風 盗難から 守ってくれます。
今回の工事のご相談内容と 基本は 一緒ですね。
有難うございました
二礼二拍手一礼
本日のタイトルを 見て すぐ なんのことか分かった方は 「覚えておきたい大人の作法」を なかなか知っている方と お見受けいたします
これは 神社や神棚を お参りする作法です。神道にも いろいろな宗派があるので これが全てではありませんが 一般的には この方法が 多いようです。
さて 年末に リピーターのお客さまから 「店長さん 急なお願いなんですけれど 神棚を 移動したいので 来てください」と ご相談がありました。
「方向」(一般的に家相といわれることも多い)の関係で 今の場所から この場所に 神棚を移したいとの ご依頼です。
壁は 石膏ボードの上に クロス貼り 二階までの吹き抜けになっています。
ここでお仕事をさせて頂く上で 工事屋として 絶対言ってはいけない禁句が あります。
「ここは 取付しづらいので こっちにしましょう!」 です。
神棚という一家にとり 一番大事な場所を 扱わせて頂くのに 職人のこんな意見は 絶対無用です。
一家の主が 「ここ」と 決めたら 絶対「ここ」なのです。
他のことなら プロの提案をしてあげたほうが 良いこともありますが
神棚の場合は 「ここ」につけるために どんな種類の道具でも どんな工法でも 考えていくのが 職人です。
次に 取付にあたり 絶対 やってはいけない事を 言います。
「神棚が 強度不足で 落ちること」です。
石膏ボードには 釘が 効きません。
吹き抜けなので 上の天井を使うこともできません。
L型などの形をした「棚受け金物」(方杖などとも呼びます)を 使うことが多いのですが 釘が効く位置に取りつけると 棚板との位置関係が アンバランスになってしまいます。また 今回 「できれば このL型の棚受け金物は使わずに すっきりと取り付けたい」ということが お客さまのご希望だったので 一般的な方法は 却下しました。
時間をかけて 下地をいじってもよいのですが 今回 神棚の移動日 及び 時間は 暦の関係で 決められています。
そこで 今回は このような方法を取りました。
アルミ製のくちばし型をした棚板受け金具(銀色の部分)を取付ました。これならば この金具のどこかに釘の効く構造材があればよく どんな構造で作られた建物でも 絶対 釘を効かせることができます。 棚板の下も すっきりしています。
神棚をしっかりと取付させていただきました。山盛りのお供え物をしても もう大丈夫です。
最後に「お社」を 移動する際には 念には念を入れて 手をよく洗い 「二礼 二拍手 一礼」にて 移させて頂きました。
ご家族にとり 大切な場所を 扱わせていただき 有難うございました。
今年も スキーにいってきたぞ 2
昨日からの続き・・・・・
正月に 毎年恒例のスキーにいった 我が家
年末から連日の大雪報道にびびってしまい 車での移動を避け 大枚をはたき 新幹線で 新潟 湯沢へ GO
しかし そこには 雪が なく 道路は ノーマルタイヤでも 全然ok
スキー場には あちこち 芝が 現れ 滑走禁止の看板が・・・・・・・
山の上には 雪が 残っていたので なんとか リフトで 登っていき 滑ることができた。末娘も 最初の一本は 怖がっていたが 去年から 滑れるようになっていたので 助かった。
やはり 電車できたので 疲れ方が 違う。それだけでも 出費した効果が 実感できる。
夜にわずかに 雪が降ったので 二日目は 初日より まともだったが やはり 雪が少ない。
でも 朝から 天気は サイコー。まぶしくて 目が痛いくらい。
「よし 今日も 雪を求めて 上の方に いってみよう」
吹雪いた時のリフトは 最悪だが 今日は ホント 気持ちいい
「でも なんだ この違和感」
もう一度 辺りを 見まわす
「人だ 人が いないんだあ」
この日は 正月の5日
まだ まだ 学生も休みのはずだろう
だけど この有り様だ。
来ている我々は 空いていて うれしいが これでは スキー場もたまったものではないだろう。このスキー場は 我が家族にとっては 大事なところなので ぜひ 閉鎖や縮小などしてほしくない
去年と同じセリフですが ますますひどいので またまた 言います
「帰ってこい スキーヤーよ」
雪と スリルを求め どんどん 山の上に 登っていく
人が少ない為か 上級者コースにはコブが 少ないので 少し上手になってきた長男を 連れていく
高所恐怖症の僕だが やはり 晴れている山の上は 気持ちいい
周りを気にせず 一気に滑り降りる
「あ」
長男を 山の上に忘れてきた
さて みなさん ウチの息子 この写真の中から 発見して 頂けますでしょうか?
二日目の夜 大粒の雪が 降りだした。
次の朝 50~60センチ程度の雪が 積もっており スキー場の景色が 一変している。ふわふわの雪を 雪上車が転圧していないところでは スノボーの人たちが ひざまで もぐってしまい 脱出に苦労している。
この日は もう スキーをしなかったので よかったが
帰りは 財布の中身を気にしつつも 新幹線の有難みを 感じた今回のスキーだった。
今年も スキーに行ってきたぞ!
今年に入り ずっと サボっていたブログを 再び書き始めたら 知り合いから 「去年の正月は 家族でスキーに行ったブログ記事があったけれど 今年も どっか 行ったの?」と 質問された。
自分が 昨日の晩ごはんに 何を食べたかも 思いだせないのに よく人の家のことまで 覚えているもんだ。
と いうわけで 正月の話ですが スキーの話をしましょう。
正月4.5.6日に 新潟 湯沢の岩原スキー場にいってきました。
去年のブログ(2010 1.11参照)を 読んだ方は 知っていると思いますが 我が家は 毎年 同じスキー場の同じホテルの同じ部屋を 予約している。
当然 5年目となる今年も 同じ部屋を 予約した。子供たちは スキー場に 放っておいても もう全く心配なく 疲れたら 勝手に 部屋に帰れる。
年末から 各地で 大雪のニュースが 流れていたので 元来 長距離ドライブが嫌いな僕は 「新しいスタッドレスタイヤを買って 慣れない大雪の中 運転していくなら 電車で いこうや」ということになった。
普段 うちの家族は 電車にはあまり乗らないので たまには社会勉強でいいかなと思ったが やはり スキーは 荷物が かさばる。板やブーツは レンタルするが それでも 冬の旅行は 大変だ。
大荷物に 全員風邪予防のマスクをつけ いかにも 怪しい感じで 電車に乗り込む。4日から仕事はじめの人も多く サラリーマンの集団の中で とっても 場違いな感じだ。
新幹線は 空席が目立った。そのせいか 子供たちが だんだんと うるさくなってきた。
外の景色に意識を向けさせようと 思い
「おい うるさいぞ もうすぐ長いトンネルがあって 抜けると すぐ 到着するぞ トンネルを抜けたら もう真っ白だぞ」
長いトンネルを抜けると そこは 雪国
では なかった。
「雪がない」
スキー場にいくと 芝が あちこちに出ている
「あららー」
というわけで
明日へ 続く・・・・