ちっちゃい 働き者
昨日は 開店記念日でした。
先日 それが あったからではないのですが 15年頑張った自分への ご褒美を 買いました。
重機屋さんから 「社長!言われていた中古ユンボ(パワーシャベル)で 見てもらいたいものが 入りました」と 連絡があったので 行ってみた。
とっても 小さい ミニタイプです。
幅は 78cmなので 僕のウエストくらいかな(うそつきーーー)
この幅だと 普通の門扉から 庭へ 入ることができます。
あるいは クレーン車が あれば つりあげて 高台の庭に入れることもできます。
去年から 腰が痛く いつか 欲しいと思い 重機屋さんに 見つけたら 連絡をくれるように頼んでおいたのです。
「フムフム 乗ってみていい?」
「もちろんです。 はい 鍵」
「鍵は きたねえなあー でも なるほど なかなか ガタついてなくて いいね じゃあ これ 買うよ」
「えっ いいんですか もう 決めちゃって・・・・・」
この小さいクラスの重機は 大抵 水道屋さんか 植木屋さんが 持っている。
彼らは 利用頻度が 高い上に なかなか 手離さないので ほとんど 中古市場に出てくる場合は 倒産による処分か 故障などによる買い替えであり 総じて ボロボロの場合が多い。
今回は 重機のリース会社がモデルチェンジするために 中古市場に出した物だった。
重機は 距離数ではなく 可動時間数 そして キャタピラの摩耗や土をすくい上げるアーム部分のオイルもれなどを チェックする。
今回は リース機出身なので さすがに稼働時間数の値は 高い。
でも 逆に リース機は メンテナンスが しっかりしているので 故障部分は ないようだ。
「うん 買うよ。 それとも 何か 隠してること あるの?」
「いやいや・・・・ ありがとうございます」
買うと決める
値段交渉は 後から
いつもは 値切られる立場 ・・・・・うー うれしい
でも すっぱり言って さっぱり 決める
交渉成立
よし 俺の腰の分まで 働いてくれよ
子供たちは 今まで見たことない小さいかわいいユンボが きたので さっそくミニユンボに「○○ちゃん」などと 名前をつけて 運転席に乗って遊んでいる。
「ブルルルル・・・・・」
「」
小学4年の長男が キーを回して エンジンを かけやがった
「ダメだって いってんだろう」
安全に そして よく 働いてくれよ
雨のち開店
朝から 強い雨
現場は 中止。
今週は 予報が 悪いなあ
午後から 天気回復しても 遅いんだよね
本日は 開店記念日
でも 今年は 特に イベントを 仕掛けませんでした。
静かな アニバーサリー
初心 忘るべからず
晴れも大事
雨も大事
暑さも 寒さも 湿気も大事
「ブッダ」一気読み
手塚治虫のマンガ「ブッダ」が アニメ映画化され 今週末から 上映される。
「ブッダ」の名前を冠した本で 最近 有名なのは 異色の僧侶 小池龍之介氏が書いた「超訳 ブッダの言葉」だが やはり 「手塚治虫のブッダ」は 別格の人気を誇る。
いままで この「ブッダ」については かいつまんで 読んだことはあったが 通読したことはなかった。したがって 手塚マンガの中でも よくわからないマンガのひとつだった。
彼の代表作で しかも 映画上映ということであれば やはり 原作を 先に読んでおきたい。
僕は 「八日目の蝉」でも 「鬼平犯科帳」でも そうなのだが 原作を読む前に 映像をみてしまうと どうしても 読みながら 俳優の顔が 浮かんでしまうのだ
ちなみに 「八日目の蝉」では 壇 れい(NHKドラマ) 「鬼平犯科帳」では 中村吉右衛門 (フジテレビドラマ)が 浮かんでしまうのだ。特に 「鬼平」では ジプシーキングスの曲「インスピレーション」まで 浮かんできてしまう。
もし 映画を 先にみてしまうと 原作のマンガのブッダのセリフに 声優の声が かぶって聞こえてくると困るので これは ぜひ 避けねばならない。
そこで 図書館に行き 2回にわけて 全巻を 借り 一気読みすることにした。
真面目に仏教を 学ぼうとする人にとって 手塚マンガの「ブッダ」は どう思うのか? なんてことを 僕は あまり 考えない。
作品の中には 手塚マンガの主役達 「ブラックジャック」や「ヒョウタンツギ」「ヒゲオヤジ」なども 普通にでてくる。
とにかく 読み出したら 止まらない。
それに やっぱり マンガも本も 一気読みは 楽しい
なかなか まとまった時間が とりにくい世の中だが たまには やってもいいだろう。
今度 僕に会った時に 目の下にクマが できていたら 「仕事漬け」か「マンガや小説の一気読み」を したんだろうなあ と 思ってください。多分 口元に笑みが あったら 「一気読み」の方です。
寝苦しい夜に
昨晩は 蒸し暑かった。5月末で この調子では この夏が 思いやられる。
寝酒を 少し飲んだが 眠気が やってこない。
テレビをつけたが 電波状況が あまり良くないのか せっかく地デジ化したのに 見たい番組の映りが悪く あきらめた。
昼間 インターネットを使って 資料を いろいろ検索していたので もう 文字も読みたくなく 読書もやめた。
最近の家は どこも そうだが 1階より 2階の方が 熱がこもり 暑い。
シーツを 吸水性のよいものに変え 多少さっぱりしたが それでも 暑い。
「節電」が さけばれているので エアコンも やめた。
窓を あけた。外には 多少 風が ある。
木に囲まれている我が家には 風で 木々が こすれる音はしても あまり 風は 入ってこない。
寝室には 対角線上に窓がないので そもそも 風が ぬけやすい構造になっていないことも 原因だ。
網戸越しに しばらく 外気にあたっていると ある生き物の鳴き声が聞こえてきた。
ふくろう だ。
「ホーー ホホッ ホ ホーー」
恋の季節なのか 少し 鳴き声の調子(リズム)が 面白い。
裏山には 僕が 小さい頃から ふくろうが 住んでいたが 十数年以上 声を 聞かなかった。
防音性の良いサッシの為に 聞こえなかっただけか? いや また どこからか やってきたのだろう。
口笛で 鳴き声を 真似してみる
うぐいすみたいに 恋のライバルと思って 張り合って 鳴くかなと 思ったからだ。
「・・・・・・・・・・・・・・」
僕のものまねは あまり うまくなかったらしい
涼しくなってきたのか
酒が 効いていたのか
ふくろうの鳴き声のリズムのせいか
今朝は 7:10まで ぐっすり 寝てしまった。
心弾む! うれしい便り
1年前に 施工したお客様より お便りを頂いた。 庭の写真付きで。
このお客様については とても 手間が かかった。
作ったものというより 作る過程で 大変な 出来事があった。
役所へ行き 販売事務所へ行き 法律を調べ 条例を調べ 地区の計画を調べ 地区協定を調べ 隣家を訪ね・・・・・・・・・
一つの仕事をこなすのに これだけ あちこち 回ったのは 記憶にない。
いままで 自分の庭なのに 自由に ならなかった庭
これを 我々 エクステリア業者の力で なんとかなるのだろうか?
なんとか仕事が 終わった時 奥さんが 涙ぐんでいたのを いまでも 覚えている。
そういうところは 覚えているのだが ぼくが お客さんに対し 宿題というか 約束をしていたことは すっかり 忘れていた。
今回のお便りと写真は その約束についてだった。
僕もプロですから その庭の植物が どれだけ かわいがられているか すぐわかりました。
「あの苦労は 無駄ではなかった。」
心弾むとは こういうことなのでしょう。