電動シャッター
昨日から 車庫の電動シャッターを 組み立てている。
昨日のうちに 柱とフレームを組み 今日は シャッター本体と配線を仕上げ ほぼ 完成の予定を組んでいた。
本日の午前中には 電動シャッターの命であるシャフト(心棒)を取付け そして いわゆるシャッター部(スラット)の取付が終わった。
「よし この分なら 今日中には 使い物になりそうだな」
お昼ごはんにする
「ううー 冷えてきたなーー」
急に 温度が 下がり始めた 風も 出てきた。
電動装置のギヤクラッチを解除し 手動に変え シャッターを 閉める。
「おお 少しは 違うな」
「ヤバイ 雨も降ってきた」
「シャッターの電動部を 雨に濡らすな」
急いで シートを かける。
お昼休憩も そこそこに 急いで 障害物感知センサーや モーターの配線にとりかかる。
配電盤の前に じっと 座り込み 配線図を よむ。
「右柱の青線は こっち グレーの線は そっち 左柱のこの線は ここ・・・・・・・・」
直径0.5mmに満たないコードを 狭い配電盤に取りつける。手が 冷たくてかじかむ。
よりによって 頭上のブルーシートは 穴だらけ。冷たい雨水が ボタボタ落ちてくる。
お客さんが 見かねて
「はいよー バケツにお湯汲んできたから これで 手を温めればー」
「ありがとうございます」
「はいよー 缶コーヒー チリチリに 暖めてきたから 指先 温めながら 飲めばー」
「ありがとうございます」
決戦 いや 結線が 終わる。
動作確認をする
「ウイン ウイン ウイン・・・・・」
よかった。ちゃんと 動くし センサーも感知している。
少し小降りになったので 急いで シャッターボックスカバーを組み立て モーター部や配線基板を 守る。
もう かなり 身体も濡れてしまい 寒い。
電動シャッターには 「リミット調整」といって 上の限界 下の限界位置を モーターに覚えこませる作業が 必要なのだが
「もう 今日は 寒くて 限界(リミット)です」
その作業を 残し 本日は 終了となった。
明日は 暖かくなってね 頼むよ
犬の気持ち
昨日 以前に ガーデンルームで お世話になったお客様から お電話を頂いた
電話を受けた瞬間 「あ 声が 暗い」
いやな 予感!
このところの 雨で 雨漏りでも しているか?
それとも 何かをぶつけて こわしたか?
お客さんが 「実は・・・・・・」と 話し始める間の わずか2.3秒で 頭の中を マイナスイメージが 駆け巡る。マイナス事案に関しては スーパーコンピューター並みの検索の速さだ。
「実は ウチの犬が 部屋のフローリングで すべって 腰を おかしくしちゃって 手術になったんです」
このお客様は とっても 愛犬家。大型犬が2頭 小型犬を1頭 室内で飼っている。
ガーデンルームも この子たちの為といっても 過言ではないくらい犬のことを 考えてつくった。
僕も 子供のころから 犬を飼っているが 室内では飼ったことがないので 大変 良い勉強をさせていただいた。
けがをした犬は 僕も 良く知っている。写真もたくさん 一緒に撮った子だ。
2週間後に 退院してくる。
なんとか 環境を改善してあげたい
フローリングの代わりになるものって なんだ?
タイル でも コスト高 しかも 冷たい 工事期間が長い
カーペット コストは安い でも 掃除は 大変
セパレートのカーペット コストは安い 粗相をしても その部分だけ替えられる でも 一時的な措置でしかない
コルクタイル 意外と 滑る 良いものは 高い
ゴザ カーペットと 大差ないか
無垢の板貼り コスト高 時間がかかる
クッションフロアー んこれ いいな しかも ペット用もある コストも 他のものに比べ 安い 工期も 早い 薄いので 建具との関係も 悪くない
お客さんには クッションフロアー案を 提案したが・・・・・・
僕の検討は すべて 人間の思いのかたまり
犬の気持ちは どうなのだろうか?
ドラえもんの「ホンヤクコンニャク」が あればなあー
ちっちゃな満足!
増築している我が家。
サッシ屋の息子である僕が いうのも 変ですが 「暖かい家」を作る為には サッシや窓の面積は 少ない方が ベターだ。
いくら 高気密 高断熱の家をつくっても 窓ガラスからの 熱の流入 流出は 大きな影響を受けざるを得ない。
では どうすればよいか?
面積や窓の数を少なくすれば良い 実に簡単なことだ。
でも 日本人の気質として 窓のない部屋は 息苦しい
しかも ガラス サッシ屋も 儲からない。 それでは 困る
答えの選択肢として 考えられるのは
①窓の性能を上げる
建築当初から 性能の良い窓を入れる あるいは 今 盛んにトステムやYKKがコマーシャルをやっているように 二重サッシにする
これならば ガラス サッシ屋も 儲かり お客さんも喜び 地球にやさしい
②窓の位置を変える
窓の位置を変えるのは リフォームとしては なかなか難しい。建てる時に 良く計算しなければならないが 残念ながら 窓の位置 大きさ 機能に 精通している設計士は とても 少ない。
工事中の我が家に 話を戻す
断熱と壁面を多くして棚が置けるように 壁面の窓の面積を 少なくした。
しかし それでは 暗い 空気も 自然還流しない
そこで
天窓 トステム スカイシアターを つけてみた
前から 欲しかった 電動開閉タイプだ
しかも トステムが この3月1日から 発売した ピッカピカの新商品。
従来の欠点も 解消され ガラスの汚れにくさも 改善された。
夏の暑い空気は 上に昇るので 立面に 窓が 少なくても 煙突のように 空気が 引っ張られ 空気が自然循環する。
天窓は 光量の計算として その面積の3倍の立面窓と同等となるので 小さくても 明るいのだ!
3月1日に 発売開始
そして 納品 取付は 3月3日
大工さんと僕 ニヤリと 笑う
「(メーカーの展示場以外で) たぶん 日本でも ベスト5 千葉では もっとも 早い施工例だ」
しかも それが 3セット
「大工さーん これ 3セットも 連続で 取り付けたんだから この商品に関しては 日本で 一番 大工さんが くわしいよ 絶対」
施主としての僕は 何故か 新しい高速道路や 橋が できた時に テープカットの後 一番 先 わたるような気分。
職人としては 「俺が この商品については 一番」というのは うれしいものだ
ちっちゃな満足とは こんな ことなんですねー
たまには 施工例紹介!
たまには 施工現場の事を 書かないと 何屋さんだか わからなくなるぞ! と 友達に言われたので 僭越ながら ご紹介いたしましょう。
成田市内の新築の外構です。昨年末から プランを 練り始め 今年になってから 着工しました。
お客さんの要望を 大まかに まとめると
①車が2台 楽に入ること そして カーポートをつけてほしい
②門扉は 取付けたい
③自転車を 3台は収納したい
④カラーは 明るいものが良い でも 汚れやすい素材は だめ
それほど 特殊な要望はない・・・・・・と 思われる方も いらっしゃると思いますが これを 形にして 金額に評価して 承認を受けて 引っ越しの期限までに 仕上げるということは なかなか 大変なんですよ。
さて どうしたものか
担当させていただく以上 良い作品にしたい。それを お客様も期待しているから 当店に頼んでくれたのだ と プライドと責任感のテンションを ひとりで 勝手に高めていく
例によって 例のごとく
現場を ながめる
現場を見る
現場を診る
現場を観る
現場を視る
現場を看る
その結果 このような作品が できました。
成田 N邸 施工後1
成田 N邸 施工後 2
「2台の車が楽に」という要望に対しては 柱の位置が 自由になるカーポートを取りつけました。
大きいですね!でも 柱が ないので さっぱりしていて 気持ちいいじゃないですか
柱も 玄関ドアと同じ色(バロックチーク)に合せたアクセントを使用しました。下手に 門袖に小細工しているより
この方が 5年 10年経っても 飽きが こないと 思いますよ 僕は。
土留めにつかったアイボリーの化粧ブロックも 汚れ止めの特殊加工がされています。建物の外壁と色があって よかった。積みやすくて 好きになりそうだな このブロック
僕は お客さんに 「これだけは やりたいのです」といって OKをもらった点が あります。
それは この駐車場 兼 アプローチを 全部 化粧仕上げ つまり コンクリート以外の仕上げでやりたかったのです。
この家の格を あげるには ここに予算を配分するしかない と 思っていましたので 承認を頂けたときは 本当にうれしかったです。その分 他の予算の配分調整 大変でしたが・・・・
今回は インターロッキングを 全面に敷きました。今回 使用した商品は これです。
建物のベランダ部分に 似たようなパターンが 使われているので それとマッチングさせました。
この冬は 天候に悩まされましたが インターロッキングは 気温が低くても また 夜に雨が降りそうな時でも 施工可能ですし コンクリートのように 施工後の 養生期間が ないので 納期との関係でも この選択は とても 大当たりでした。
それと 自転車の件は どうしたか? というと このようにしました。
敷地の高低差は スロープで 解消し 自転車は 建物脇に収納することにしました。
生協の荷物も ここにおけて 安心ですね。
もうすぐ 暖かな春です。庭仕事 がんばってくださいね 植木と表札の追加注文を頂き ありがとうございました
ラジオデビュー
現場に行く途中 ラジオを聴いていると 本日 3月3日は 耳の日であると共に 「民放ラジオの日」だということだ。
DJが ラジオの中から 問いかける
「あなたのラジオデビューは いつですか?」
つまり 自ら 能動的に ラジオを聴きだしたのは いつですか?との質問。
いろいろな回答が ラジオ局に送られてくるし ゲストも いろいろな思い出話を 語っていた。
僕が 能動的に ラジオを聴きだした時期 いわゆる「ラジオデビュー」は 中学2年生だ。
ニッポン放送 「三宅裕司のヤングパラダイス」が はじめだ。
この中の人気お笑いコーナーに「恐怖のヤッチャン」というものがあり これが 当時の中学生の休み時間のネタになっていたからだ。
この「恐怖のヤッチャン」は その人気から ラジオの一つのコーナーなのに 単行本が出版され 映画化もされました。 僕も 当時 その単行本を わざわざ 隣り町の本屋まで 自転車に乗って買いにいき みんなで バカ笑いしていました。
もうひとつ 学生時代で 思い出深いラジオ番組は 「ラジオ 高校講座」 いわゆる 「ラ講」です。
眠くて まともに 聴くことができなかったので ラジオにタイマーをセットしておき カセットテープに録音していました。
高校までは 自転車で 12キロくらいでしたので それを ウオークマンで 聴きながら 通いました。
今は 何かと 勉強イコール「塾通い」や「予備校通い」になりがちですが 部活ばかりで 行く時間もなかったし そもそも ウチの周りには 大学受験の為の塾など なかったので 「ラジオ講座」は たぶん 役にたっていたと思います。
当時のラジオは 今ほど 音がクリヤーでなく しかも 千葉の杉に囲まれた家では なかなか 音を拾うことが むずかしかったです。 わかる人は わかると思うのですが アンテナを あちらこちらに 動かしてみたり あるいは 手で 触っていると (人間の体自体が アンテナになるのか)音が よくなったり アルミホイルをアンテナに巻いてみたりしました。
「真空管ラジオ」の時代ではないにせよ ラジオには いろいろ思い出があるので iPodで 育った若い奴が 徳永英明の「壊れかけのラジオ」を カラオケで 歌っていると なぜか ムカつく