ゆっくり 走ろう!
今日も 良い天気
銚子のお客さんのところへ 請求書の提出に行く。
青空に 銚子名物の風力発電の風車が 映える。
お気に入りのパン屋で 買った これまた お気に入りの「メープルシロップロール」を おみやげに 持っていく。
「社長すごく快適だよ。どこに頼もうか 2年間 悩んだけれど 頼んで良かったよ。早速 ガーデンルームの中に 椅子買って 楽しんでるよ」
うれしい言葉の オンパレード
うれしい気分で 会社に戻る。
しばらく走ると 会社から 電話。
「お客さんから いま 振り込み入金あったよ」
「えっ はやーい」
銚子から 会社に戻る国道126号線は ほとんど直線で ウインカーを 使わない。
車の流れも スムーズで 「春うらら」 ますます 良い気分だ。
突如
車の流れが 悪くなりはじめた。
前方に パトカーの列。
前の車も その先の車も さらに その先の車も 警察官に誘導されている。
自分の車の前でも 警察官が 旗を振っている。
「なんだ 検問か?みんな 停まっているってことは なんか すごい事件でもあったのか? まあ 僕は 飲酒もしてないし シートベルトも しっかりしてるし 大丈夫だろ。捜査に ちょっと 協力してやるか!」
車のウインドを 開ける。
「なんか 事故でも あったんですか?」
「今 スピードの取り締まりやってまして お宅 スピード違反ですので 路肩に車寄せてもらえますか」
「なにーーーーーーーーーーーーーー」
明日へ つづく