暑い
「暑い」
たぶん 今年 この言葉 初めて使ったかも?
朝方のやんだ雨の為 予定が 良い意味で 狂った。
職人さんたちも 今日は コンクリート工事あきらめていた人多かったが 今は 年度末。雨さえ上がれば あわただしく動き出す。
当社も 今日は 午前中まで 雨が 残ると思っていたので 現場の仕事は 中止してしまった。
そこで 来月のスプリングセールに向けて お店の展示品を 作り始めた。
展示の入れ替えも なかなか お金が かかって 大変だ。
お客さんのところと違い 自社の工事だと 多かれ少なかれ 職人達の気合が 下がる。つまり のんびりしているのだ。
おいおい こんな日こそ ぼくに たまっている事務仕事 安心してやらせてくれよー
我慢できなくなった僕は ついに 展示品組み立てに 手を 出してしまう。
自分でいうのもなんだが みんなの緊張感とともに 工事のスピードが 一気に上がる。
作業服を 一枚 二枚と 脱いでいく
額からは 汗
これが やはり 労働なんだ 仕事なんだ
休憩時の冷たいお茶が 余計うまく感じる
明日のお茶は 冷たい方がいいかな それとも 熱いお茶に 戻っちゃうかな?
ガラス屋の息子です
このお客さまに お世話になった最初の工事は 「ガーデンルーム TOEX 暖蘭物語」でした。
そして 次に 「カーポート TOEX キューブポート プラス」を 工事しました。
さらに 和室前の目隠し 兼 シンボルツリーの背景を 「TOEX プラスG」で作りました。
さらに さらに プラスGを 気に入って頂き アプローチに 目隠し 兼 エントランスアーチを 作りました。
さらに さらに さらに 植栽工事を させていただきました。
思いつきで その都度 工事しているのでは ありません。
このお客様は 最初の出会いの時に 「最終的には こうなったら いいなー」という夢を 僕に話してくれたので 工事時期は 違えど 素材や寸法 家全体とのバランスを 考え 進んでいったのです。
この位 何度も お仕事をさせていただくと 僕の正体も だいぶ 見破られてきます。
そして さらに さらに さらに 今回 僕が ガラス屋の息子であることを 知ってしまったお客様は
「あのー ガラスの相談なんだけれど・・・・」
「はい なんでしょう。ガラスも ちょっとは 知ってますよ」
お客さんの家には 最初から ペアガラスが ついている。
断熱の点でいえば もう 合格点だ。
では どこを 変えるのか?
「和室のガラスを 取り換えたいんです。和室は 障子が 入っているから 障子を開けると 中が 丸見えになっちゃうでしょ。レースのカーテンみたいに ちょうど良い具合に 見えないようにしたいんですよー」
なるほど レースのカーテンの場合 外から 部屋の中は なかなか 見えない。
でも 中からは 外の様子は 見える。それに対し 障子は ある意味 ゼロか100%かだ。
障子との比較で改めて考えると レースは なかなか 便利だなあ。
しかしながら レースも万能ではない。 レースカーテンが効果を発揮するのは 昼間だけだ。
つまり 外が明るく 室内が暗い状態の時 光の反射の効果により 見えなくなるのだ。
この状態を 和室のガラスで 作り上げればよい。
現在のサッシに問題なく入り そして 断熱性などを 現在のペアガラスより 落とすことなく しかも 価格も適当なもの
「お客さん 反射効果の最たるものは 鏡です。でも それでは ガラスの意味がありません。
そこで 僕は Low-Eガラスを おすすめします。Low-Eガラスとは ペアガラスの内側に 薄い膜が入っているガラスです。
この薄い膜が 太陽光を 反射させ 特に 夏の暑い日差しが 室内に入ってくることを防ぎます。
第1次的な効果としては クーラーの効きが 良くなるなどの断熱効果が あります。
太陽光を反射させることでの副産物 2次的効果として 室内が見えにくくなるという「ミラー効果」が 生まれます。
あくまで 副産物なので 外が 薄暗かったり 室内が 明るかったりすれば この効果は 相対的に低くなりますが・・・」
「やってみましょう!」
と いうことで ガラス交換いたしました。AGCガラスの「サンバランス」です。
見事に 外の景色が 反射しています。かっこいいカメラマンの姿も うつっています。
窓際におかれた子供机は 隠せません。机に太陽光が 当たっているため 外の光量との差が でないからです。でも その奥は 見えないでしょ!あの奥には コートをかけたハンガーがあるんですよ。
ひとりのリピーター様からの 僕の今までの最高記録は 13回です。
器用貧乏を 自覚している僕ですが 「町医者のように」を 理念とする僕としては 今回のご相談 とても うれしかったです。 まだまだ このお客さんと共に この家と共に 記録を 伸ばしたいなー
つい さっきのおいしい話
本日 お客様の家に 打合せにいくと そこには 家具屋さんのトラック。
「店長さん ちょっと 待っててくださいね!今日は 日が良いので(大安) 新しいソファー入れたり バタバタしちゃってて」
家具屋さんが 帰り リビングにお邪魔すると そこには あたらしい 無垢の木でつくられたダイニングテーブルとソファーが あった。
「あっ この前 気にしていた家具 思い切って 変えたんですね」
「これで 我慢していたこと やっと ひとつ スッキリした」
「じゃあ インテリアの方が すっきりしたところで 今度は エクステリアの僕の提案聴いてください」
このお客さんは ほめ上手なのか 提案していて とても 気分が 良くなってくる。
お客と営業の立場 逆転しているような そんな錯覚が 起きてくる。
お客さんのところに 着いた時間は 午前11時。
話が 乗り始め パッと 時計をみると 12時40分。
「あ お昼だ。 お客さん ごはん 大丈夫かな?このまま 話していても いいのかな? 」
すると
「店長さん お昼 食べていってよ 一緒に 食べましょう」
「えっ」
出てきたのは お寿司。
結構 ボリュームが ありましたが 何といっても 僕は 38歳 食べ盛り(もう 25年くらい ずっとですが・・・) おいしく 遠慮なく 頂きました。
食後 話も 前向きに 進みました。
「工事 やれるとしたら いつごろになるかなあ?」
「はっきりと 今 お約束はできませんが 4月の2週目くらいですかねえ」
「4月6日あたりが 大安だし いいな」
「あっ それ いいですね 僕の 誕生日ですよ その日!」
「えー 僕は(ご主人) 4月5日なんだよー 近いなー」
と いうわけで
M様 ごちそうさまでした。最終見積もり金額 がんばります
つい さっきの うれしい話!
土日しか 会えないお客様と 打合せの連絡をとる。
お聞きしている電話番号は 奥様の携帯電話。
電話を かける
「あれ でないかなー?」
「もしもし・・・」
「あれ ちょっと 声が 眠そうだなー 今 電話かけたの まずかったかなー」
「ちょっと 主人と変わりますね」
「旦那さん こんにちわ 明日 ご都合よろしければ 打合せにお伺いしたいと 思いまして・・・」
「実は・・・・」
「ん なにか まずかったかな? プランの変更?それとも 断念?・・・・・」
「実は 子供が 生まれましてね 今 まだ 病院なんですー」
「ほ ほんとですか いま 奥様 電話に出られたってことは じゃあ 安産ですね」
「だから バタバタしてしまって しばらく 時間が とれないんですよ」
「いいんです いいんです。こちらは いつでも いいんです。そちらが なにより 一番優先ですから 僕の方は いつだって いいんですよ」
「どちらですか? あ 女の子ですか! 3月生まれの女の子は かわいくなりますよ!うちも そうですから!」
「はい がんばってくださいね 奥様にも よろしく 」
通常 打合せが 延びてしまったりすると 工事への熱も 冷めていく傾向があり 営業的には あまり 良いことではないのですが 今日は うれしいな
自分の子供のことではないですが そのようなタイミングの時に ご縁が あったということ自体が なんか うれしい
思わず 毎日会っているのに 3人の子供の顔を 今 見にいきたくなっています。
目が かゆいー
やっと 天気が 良くなってきた。
年度末 この晴れマークは ありがたい
でも
目が かゆーい
そうです。
杉花粉が 一気に 増えました。
朝 家の玄関を出た瞬間に もう 反応が 始まります。
わが街は 杉の名産地として 町の面積のほとんどが 杉で 植林されています。
半端な 花粉の量じゃ ありません。
僕の花粉症は 毎年 その症状が 違います。
今年は 鼻水ではなく 鼻づまりと目のかゆみが メインになりそうです。
鼻づまりは 起きているときは 別に それほど 苦ではないのですが 就寝時は とても 息苦しく なかなか 熟睡できません。
目のかゆみは 手で こすってしまうと よりひどくなってしまうので こすらないように じっと我慢しますが おかげで 目が うるうるしてしまいます。
このウルウルの目で 営業にいったら 契約が 大幅 アップ なんてことは ないよな きっと。チワワじゃないのだから・・・
いずれにしても これから 2週間くらいは だめそうです。マスクつけて メガネつけて 外から帰ってきたら 玄関で 服ぬいで 洋服は 外でほさない生活が 続きます