月光
昨晩 子供を背負って 同じ敷地内の母屋と我が家の間を 歩いていると 意外と 明るいことに気づきました。雲の切れ間から 月光が 射していたからです。
先日の台風が チリを吹き飛ばした為か あるいは 秋の空にすっかり 変わってきているのか 南の空に はっきりと 月が見えました。
「今月は 十五夜だからね もっと きれいにみえるようになるさ」
「明日は 雨だね」
「なんで」
「月に輪が かかっているから」
「ああ なるほどね。 それは 困ったなあ」
なんていう短い会話をして 家に入りました。
母屋からは 僕の大好きなブドウ「巨峰」を もらいました。
食べ物も すっかり 秋になってきています。
もうすぐ 新米の季節ですね。
田んぼの色が だいぶ 黄色に変わってきました。
ズボンのサイズが 心配な秋です。
「昨日こそ 早苗とりしか いつの間に 稲葉そよぎて 秋風の吹く」
古今和歌集
自治会長さんは 大変だ
お世話になっている方が 「店長~なんか 安い物置ないかな?」
どうしたんすか?御自宅に置くんすかあ?」
「違うんだよ、私ね 今年 自治会の会長やっているんだけど 自治会で使っている物置が 壊れちゃってね。 まあ 物置っていっても ほったて小屋なんだけどね」
自治会といっても この方の所属している自治会は 10軒少々です。
大所帯の自治会よりも 小規模の自治会の方が こういう問題大変かも?
予算も集まりづらいし 一軒一軒の顔が はっきり見えるから 決め事は ほぼ全員賛成じゃないと 決まらないし。
持ち回りの会長職の場合 こういう大きな出費を伴う出来事があると 大変ですね。
「みんなで つくるのも 良いのだけれど 作った後に 完成祝いなんか やっちゃうと 結局 結構お金使っちゃうんだよね。だから つくることも 含めて 頼んじゃおうかな と思って」
「まあ 完成祝いで 騒ぐのも コミニケーションで いいんですけどね。 わっかりました、これ 買ってくれませんか?」
僕は 店に展示してある イナバ物置を 見せると
「おお ちょうどいいかも 知れない これで いいよ いいよ !」
「じゃあ 展示期間が 終わったら 販売しますので 待っててくださいね」
「いいよ いいよ 安くなるなら いつでもいいよ」
かくして 物置が 設置されました。
自治会のみなさんが 設置場所を きれいにしておいてくれたので 助かりました
ありがとうございました。
畑の真ん中なので 転倒防止のアンカー工事しておきましたよ。
設置前(これは ポンプ小屋。お水も 自治会で わけあっています)
設置後(本当に 自治会長さんの言う通り ぴったりでした)
夏休みの宿題 工作編 やっと終わった・・・
昨日は 台風すごかったです。
千葉の銚子を かすめながら 去っていき 今朝は 台風一過 青空です。
植木を植えたばかりの家や 雨漏りが 気になっている家に 朝一番で 電話を かけました。
おかげさまで その中では 被害がなく 安心しましたが まもなく 9時ですから いろんなところから 電話が かかってくるかも・・・・ 風の強い台風の場合 次の日は 気が気じゃないです。
昨日は 朝から 風雨が強かったので 現場は すべて中止。
お店も 途中で 閉めてしまいました。
子供たちも 夏休み最後の日でしたが これでは どこにも行けないので 新学期の準備をし 今朝は なんとか 元気に 学校に いきました。
昨日 夏休みの宿題「実験編」を 書いたのですが 「工作編」もあるので 書いておきます。
長男が 「夏休みの工作のテーマが 決まらない」と いってきました。
僕も 忙しかったので 適当に相手をしていると 「赤べこ」を 持っていくと 言いだしました。
「赤べこ」は 先日 福島に旅行に行った時に 色付け体験を したものでした。
「ちょっと待て、 それは 色つけただけじゃないか」
そこで 「じゃあ 最初から つくってみよう」ということになりました。
僕も 「赤べこ」は ちょっと つらいなあ と思いましたので 赤べこと 同じ作り方で 「鳥の巣」をつくることにしました。
まずは 風船をふくらまして 障子のりを べたべたに塗り 新聞紙を 何枚も何枚も 貼っていきます。
息子は これが 意外と 面白かったらしく やたら集中して やっていました。
「この接着剤 手についても 大丈夫?」
「でんぷんで できているから 大丈夫だよ」
「でんぷん・・・・・・・じゃあ きっと 鳥が喜んでくるね!」
「なんで・・・?」
「だって 舌切雀は でんぷんのりを 食べてしまって おばあさんに 舌を切られたんだから でんぷんは 鳥の好物なんだよ きっと」
「ホントかいな???」
といっているうちに 完成
乾燥に 結構時間が かかりました。
このまま 色を つけようと思ったのですが 「カラスに見つからないようにしたい」というので となりの木材工場のおじさんから 当地名産の山武杉の皮を もらってきて ボンドで 貼りました。
「チョーかっこいい」
赤べこの事は もう とっくに 忘れてしまったようです。
祭りで使う 「ひょっとこ」や 「おかめ」のお面も この方法で つくっているんだと 説明しましたが もう あまり そのあたりには 興味が ないみたいです。
いつか 思い出してくれることでしょう。
今朝 「友達に 見せて こわれちゃったら 大変だ 」といいながら 大きな袋に 大事そうに 持っていきました。