高いキャベツの思い出
この天候不順で 連日 ニュースでは 野菜の高値について 報道している。
女房も 「かつて こんな高いキャベツの値段見たことない」と いって 「こっちの方が 安い」と すでにカットされ ドレッシングもついて盛り付けられたサラダセットを 買ってくる。
僕的には ただ サラダを 作るのが めんどくさいからなのではないか?と思っているのだが 実際 そうなのだから 流通とは 不思議なものだ。
16~17年前になるだろうか
大学時代 僕は 横浜 伊勢崎町にある有名なとんかつ屋さんで アルバイトしていた。
食べ盛りの男子学生にとって 食べ物屋さんでのバイトの楽しみといえば 「まかないごはん」だ。
とんかつ屋さんは ご飯食べ放題 キャベツ食べ放題が 基本だ。
その日の忙しさによって 「まかないごはん」の内容は 変わったが ご飯とキャベツだけは 我々も食べ放題だった。
ある時期 コメ不足が 起こった。
「とんかつ屋で タイ米は だせねえー」と豪語する料理長の信念の為 やっとの思い出 米をかき集めていた時期が あった。 当然 バイト学生にも 「おかわりは だめ」命令が 下った。
野菜不足の時期が あった。
キャベツが ない
お客さん達は 「とんかつ屋なら キャベツが 山盛り食べられる」と 期待してくる。
可能な限り 細く切ったキャベツを ふんわり と 盛り付ける
それなりに 技術が 必要だ。
濃厚な自家製ソースをかけると ソースの重みで キャベツの山が 低くなっていく
それでも 仕入れ分が 少なくなってくると
「お客さん すいません この天気で キャベツの仕入れが 少ないのです。おかわりできない代わりに これ食べてください。」と キャベツより 高い食材を サービスした。
「仕方ないよね でも こんなの頂いちゃっていいのかなー これ キャベツより高いでしょう」
そういう点で やはり有名店だけあって このお店は 高い顧客満足を 得ていた。
とんかつ屋でも キャベツ仕入れに困っていた時期だったので 当然 一般スーパーでは 野菜が 高かった。
当時 バイト先のまかないと 学食に頼っていた僕の食生活から 野菜が 消えていった。
そーいえば 当時 野菜不足を 解消するため 僕は カゴメの野菜ジュースを いっぱい買って飲んでいた。
「これの方が いろんな野菜が バランスよく入っているのに 安くて 手軽だ」
女房が サラダセットを 買ってくるのも これに近いのかもしれない
歴史は 繰り返すんだなー
選挙に いった?
昨日は 久々の晴れ
日曜日ですが この貴重な晴れの日に工事にしないと いい加減 困ってしまうので お客様の許可を得て 朝から フル活動
やっぱり 晴れは いいなー
雨で できなかった モルタル工事ができる
雨で できなかったアルミテラスのコーキング処理が できる
雨で できなかった雨樋の移動工事が できる
そーいえば 雨後 昨日は あまり 花粉症の症状なかったなー
そうなりゃ 絶好調ー 仕事が 進む
待ちに待っていた晴れだったので 今日の仕事の内容は 図面を見なくても 良いくらい頭に入っている
1.5日を 工期として予定していたテラス工事を 午後4時には 早々に終了し 後片付けを スタッフに任せて 会社に帰り 5時から 別のお客様と 庭作りの打合せ
6時30分ごろ ご契約を頂き 見送りをした。
事務処理をして 午後7時過ぎに 店を閉めた。
家に帰って ご飯を食べようとすると 女房が
「ちょっと まったー」
「何?」
「選挙まだ いってないでしょ 8時までだから いってきなよ」
そうだ 市長選を やっていたんだ
近くの投票所まで 歩いていく。いつもは 投票所でもらう風船目当ての為 子供達と一緒に午前中にいくのだが 今日は もう 投票終了間際。
「もう この時間じゃ 俺ぐらいだろうなー」
投票所にいくと 「あれ」
結構 この時間でも 投票する人 いるんだな 数人が 投票用紙を書いている
立会人が 同級生だったので 声を かける
「昨日ほどじゃないけれど 体育館は 寒くてまいったよ。ホッカイロ4つやってるよ。 晴れたけれど あんまり投票きてないよ」
今回の選挙は 確かに 争点が ぼんやりしていて 面白くない(不謹慎かな)選挙だが そうだとしても やはり 選挙にいき 投票することは 国民の義務だ。「成人」年齢引き下げの問題なんかより 重要な問題だ。
誰にも入れたくないならば 棄権じゃなく 無効票にして 選挙管理委員会なり 当の候補者達に 危機感を 持たせた方が いいと 僕は 思う。
先日 お会いした会社の社長さんが こう 言っていた。
「就職の面接では 必ず 「あなたは この前の選挙で 投票にいきましたか?」って 聞くんだよ。
一瞬でも 返答に躊躇した人は 採用しないんだ」
お見舞いは 何がいい?
現在 工事をさせて頂いているお客様の奥様から お電話を 頂いた。
「主人が 打合せを したいと 言っているのですが 実は けがで 入院しちゃって・・・・店長さん 悪いけれど 病院に来てくれますか。 しゃべるのは 大丈夫ですから・・・・」
ご主人は 電気設備会社の社長さん。話を聞くと 腰の骨を 圧迫骨折?してしまって 結構長い期間入院するとの事。
歳は 自分と大きく違わないのだが 病院で 寝ているのは つらいだろうな。
何か 入院生活の中で 気を紛らわすことのできるような見舞いの品を 持っていこう!
「さて なにが 良いかな」
内臓が悪いわけではないのなら 食べ物かな
テレビは いまや ほとんどの病室についているし
電気屋さんだから ラジオなども もっているだろうし
やっぱり 本かなー
本っていってもなー
僕の好きな「松下幸之助 語録」かな
話題の「1Q84」かな
「おぼえておきたい日本語」とか雑学系かな
「クロスワード」とか どうかな
本屋さんで 1時間 悩んでしまった(ホントは 半分くらい自分の趣味の本探しだったかも・・・)
「よし これに決めた」
「お姉さん これ 見舞い用に 包んでください。 それと 領収書もね」
何の本にしたと思いますか
永遠の巨匠 手塚治虫先生の 「ブラックジャック」第1巻~第3巻を お見舞いとしてもっていきました。
秋田書店から 文庫として 第17巻まで 出ています。(ちなみに僕は 全巻 所有しております)
さて お客さんが 僕と同じように この本に ハマるかどうか
そして 回復が 早くなってくれれば よいのですが・・・・・
ひと筋の光明
「うそだろー マジかよー どうすんだよー」
このところの週間天気予報を見ていると こんな驚きと怒りの後に あきらめのため息が出てくる。
晴れが 続かない。
我々 エクステリア業者は 農家の人以上に 天気に左右される。
本日も 冷たい雨
職人達とも 顔を見合わせる。
きつい仕事が 続く場合は たまの雨も 骨休めになるが こうも天気が安定しないと 大型連休もある今月は可動日数が 少ない為に かなり 焦ってくる
でも 雨の中 作業をして みすみす仕上がりを 悪くすることは できない。
朝 工事中止の電話を お客さん達に かける。
天気がよくなる日曜日に 工事をしてもよいか 尋ねる。
休日の工事は ご近所迷惑になる場合が あるからだ。
「大丈夫ですよ」という現場と「やっぱり 音がでる作業は まずいなー」という現場など それぞれ・・・・。
段どりが 難しいなあー
暗い気分のまま メールをチェックする。
昨日 僕が 工事してきた現場のお客さんからだ。
ご夫婦共にお仕事をされているので 帰宅後 わざわざ メールを してくれたのだ。
メールを読んだ瞬間 分厚い雨雲のすきまから 光が射し込むような気分になった。
紹介させていただきます。
件名 「ココマ・・ わくわく」 4/14 21:22
こんばんは
帰宅すると我が家に新たな屋根発見!!
もしや?
玄関へ向かった足をそっと、一歩・二歩、家の脇へ運んでみると・・・
ヤッタ~!いよいよだ。
しばし ひとりココマの足場から内側を見上げながら満面の笑み。
暗闇のなか 怪しい人になっていました。
主人も今帰宅。玄関あけるなり 「おー形になってきたな」 とっても嬉しそう。
建売を購入しただけに、自分たちの想いを形にしてもらえる工程を眺められる幸せを
この工事でいただいています。
明日からまた冷え込みそうです。
みなさん体を冷やさない様に 暖かい飲み物入れてください。
デッキの季節
つかの間の晴れ
寒くなったり 暑くなったり・・・・・ちょーどいい気温に 早くなってちょーだい。
ウッドデッキの見積もりが 増えてきた。
春だからだろうなー
今日は その中で 早速決まった現場へGO!
ウリン材でつくるオリジナルデッキだ。
相変わらず この材料は 重い
ビスも 専用ビスじゃないと 材が堅くて ねじ切れてしまう
手間のかかる奴だが 仕上がると レッドシダー材にはない良さが ある。言葉にするとすればなんといえば良いのか分からないが 確かに そのような雰囲気が かもし出されているのだ。
仕事している脇では 大きな犬が 静かに 見ている。犬は 好きなのだが 静かな犬は やっぱり ありがたい。
きっと お前の遊び場になるんだろうね。柱かじんなよ