重森三玲庭園美術館☆京都観光
テーマ:〇〇に行って来ました!
2010/09/10 11:54
こんにちは~!
今日から伊藤さんと課長が東京での展示会にバスツアーで出かけてしまったので、ちょっと静かな事務所になりました。
新宿の京王プラザホテルに泊まるんですってぇ、いいなぁ羨ましいです。
一度は泊まってみたい京王プラザホテルと東京ドームホテル!(笑)
大学卒業時の謝恩会が京王プラザ近くのハイアットリージェンシーであったのですが、そこから研究室の2次会に向かう途中に、いきなり進士先生が京王プラザホテルに皆を誘導して、雨の中ホテル外観の「雑木の庭」について最後の講義を行って下さったのを思い出します。
あそこのラウンジでゆっくりしてみたいw
(今日は野球に関して、話すことないので終了!)
まだまだ気長に続いていきます、関西旅行編!笑
私の記録日記と化していることは、お気になさらずに・・・。
(そして、長いこともお気にせずに笑)
今日は「重森三玲庭園美術館」です☆
場所は京都の出町柳駅より徒歩20分ぐらいでしょうか?
京都大学近くの路地の中にこじんまりと、誘導看板も何もなくありました。
(迷いそうだったのですが、近くまで来て緑がモコモコしている場所が目に留まり分かった次第です。)
ここはhory gardenのYさんもお好きな庭園として、私も以前行けなかったのでとても行きたい場所でした。
ちなみに要予約です。
一日3回(11時~14時~16時~)で、各回20人ぐらいずつしか入れないそうです。
私が行ったのはお盆の8月14日11時~でしたが、この日のこの時間のみぽっかりと空いていたそうで、見学人数はたったの8人ととてもゆったりして見学することができました。
(人数制限有りで断られることがありますので、ご予約はお早めに☆)
人数が多いと、書院と茶室で2グループに分けて見学するそうです。
見学料は茶室込みだと1000円ですが、書院のみだと600円です。
まぁ、ほぼここに来る方は茶室込みで見学されるのでしょうけど、1時間ぐらいじっくりと解説していただきながら見学できるので、1000円は高くないかな?っても思います。
以下、写真中心にご紹介しますが、詳しい説明は下のリンクよりHPに飛んでみてください。
☆重森三玲庭園美術館☆
まず、道路から重森邸の門をくぐると、ちょっと広い空間が。
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いきなり三玲っぽい空間ですが、ここで時間まで待てということらしいです。
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時間になると、ここの門が開きますと書いてありました。
ん~楽しみ!
11時ちょうどになると門が開き、おじい様が出迎えてくれました。
書院庭園を入口から眺めると、例のCMの風景が目に飛び込んできますが、

庭園内は通らずに建物犬走りをいそいそと通りながらお会計を済ませ、書院の中に入ります。
そしてこれだっ笑

ここに吉永小百合が座っていたのね、と思いつつ、おじい様の解説に目と耳を傾けます。
上についてるぼんぼりみたいな照明、重森三玲の友人だったイサム・ノグチの作品だそうです。
三玲がここに移り住んだとき、プレゼントとして送ったとか。
イサム・ノグチの照明なんて見る機会がなかったのですが、彼は照明デザイナーとしても有名なんですよねぇ。
ちなみに、まだ当時の紙だそうでです!
ここは、もともと重森邸ではなくて、以前は近くの吉田神社の神主さんのご自宅だったとか。
そのため、その当時の木を利用したものもあるそうですが、石は一番手前の平たい石のみ以前からあったもので他は三玲が持ってきたものだそうです。
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この石、神様を迎えたときに、神様が降り立つための石だそうです。
しかし、それを説明したにも関わらず、一部の観光客がこの上に立ってピースやらポーズをとったりして写真を撮ることが多かったそうで、ここの庭園には関守石が多くおかれております。
いちいち言わないと、苔にもヒールで登るそうで。
なので、ここの庭園はヒールやブーツが禁止ですが、これは飛石や延べ段を保護するためだそうです。
書院の中で聞く説明を受けたあとは、裏にある茶室へ。
下の写真の飛石は乗らないでくださいといわれました。
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ここでは、さっきのおじい様の半分ぐらいの年齢の方が説明してくださいました。
茶室の中に入ることはできても、写真撮影はできませんということで、茶室内部は外から撮影しました。
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これは有名な襖絵です。
重森三玲は茶人としても有名だったのですが、どこの流派にも属さないことがこういった大胆な茶室の構造を作り上げたそうです。
この敷地には3つのお茶室があるそうで、うち2つは非公開となっておりますが、全てのお茶室を自分で設計して作ったそうです。
三玲が開くお茶会にはお客様が何百人といらっしゃったそうですが、流派に属する方はこられなかったとか。
「きっと、三玲の作る茶室を見たかったでしょうね」
と、解説の方は言ってました。
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その茶室前からの庭風景と共に笑
州浜を表現した赤い石と、そこに迫る苔のラインがとても綺麗で。
真中の枯れ木みたいなのは、カクレミノでした。
(まだ上部はきちんと葉っぱが出ています。)
こんなに太いカクレミノを見るのは初めて!

とても参考になるような、ラインでした。
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書院前の庭風景も、中から見るのとは違った風景。
いろいろ、茶室を解説してくださった方と話しこんでいたら、帰るのが最後になってしまいました。
結構面白い方で、もっと打ち解けて話したかったなぁと。
最後にポストカードを買って終了です。
また行ってみたい、庭園の一つになりました^^
今日から伊藤さんと課長が東京での展示会にバスツアーで出かけてしまったので、ちょっと静かな事務所になりました。
新宿の京王プラザホテルに泊まるんですってぇ、いいなぁ羨ましいです。
一度は泊まってみたい京王プラザホテルと東京ドームホテル!(笑)
大学卒業時の謝恩会が京王プラザ近くのハイアットリージェンシーであったのですが、そこから研究室の2次会に向かう途中に、いきなり進士先生が京王プラザホテルに皆を誘導して、雨の中ホテル外観の「雑木の庭」について最後の講義を行って下さったのを思い出します。
あそこのラウンジでゆっくりしてみたいw
(今日は野球に関して、話すことないので終了!)
まだまだ気長に続いていきます、関西旅行編!笑
私の記録日記と化していることは、お気になさらずに・・・。
(そして、長いこともお気にせずに笑)
今日は「重森三玲庭園美術館」です☆
場所は京都の出町柳駅より徒歩20分ぐらいでしょうか?
京都大学近くの路地の中にこじんまりと、誘導看板も何もなくありました。
(迷いそうだったのですが、近くまで来て緑がモコモコしている場所が目に留まり分かった次第です。)
ここはhory gardenのYさんもお好きな庭園として、私も以前行けなかったのでとても行きたい場所でした。
ちなみに要予約です。
一日3回(11時~14時~16時~)で、各回20人ぐらいずつしか入れないそうです。
私が行ったのはお盆の8月14日11時~でしたが、この日のこの時間のみぽっかりと空いていたそうで、見学人数はたったの8人ととてもゆったりして見学することができました。
(人数制限有りで断られることがありますので、ご予約はお早めに☆)
人数が多いと、書院と茶室で2グループに分けて見学するそうです。
見学料は茶室込みだと1000円ですが、書院のみだと600円です。
まぁ、ほぼここに来る方は茶室込みで見学されるのでしょうけど、1時間ぐらいじっくりと解説していただきながら見学できるので、1000円は高くないかな?っても思います。
以下、写真中心にご紹介しますが、詳しい説明は下のリンクよりHPに飛んでみてください。
☆重森三玲庭園美術館☆
まず、道路から重森邸の門をくぐると、ちょっと広い空間が。
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いきなり三玲っぽい空間ですが、ここで時間まで待てということらしいです。
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時間になると、ここの門が開きますと書いてありました。
ん~楽しみ!
11時ちょうどになると門が開き、おじい様が出迎えてくれました。
書院庭園を入口から眺めると、例のCMの風景が目に飛び込んできますが、
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庭園内は通らずに建物犬走りをいそいそと通りながらお会計を済ませ、書院の中に入ります。
そしてこれだっ笑
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ここに吉永小百合が座っていたのね、と思いつつ、おじい様の解説に目と耳を傾けます。
上についてるぼんぼりみたいな照明、重森三玲の友人だったイサム・ノグチの作品だそうです。
三玲がここに移り住んだとき、プレゼントとして送ったとか。
イサム・ノグチの照明なんて見る機会がなかったのですが、彼は照明デザイナーとしても有名なんですよねぇ。
ちなみに、まだ当時の紙だそうでです!
ここは、もともと重森邸ではなくて、以前は近くの吉田神社の神主さんのご自宅だったとか。
そのため、その当時の木を利用したものもあるそうですが、石は一番手前の平たい石のみ以前からあったもので他は三玲が持ってきたものだそうです。
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この石、神様を迎えたときに、神様が降り立つための石だそうです。
しかし、それを説明したにも関わらず、一部の観光客がこの上に立ってピースやらポーズをとったりして写真を撮ることが多かったそうで、ここの庭園には関守石が多くおかれております。
いちいち言わないと、苔にもヒールで登るそうで。
なので、ここの庭園はヒールやブーツが禁止ですが、これは飛石や延べ段を保護するためだそうです。
書院の中で聞く説明を受けたあとは、裏にある茶室へ。
下の写真の飛石は乗らないでくださいといわれました。
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ここでは、さっきのおじい様の半分ぐらいの年齢の方が説明してくださいました。
茶室の中に入ることはできても、写真撮影はできませんということで、茶室内部は外から撮影しました。
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これは有名な襖絵です。
重森三玲は茶人としても有名だったのですが、どこの流派にも属さないことがこういった大胆な茶室の構造を作り上げたそうです。
この敷地には3つのお茶室があるそうで、うち2つは非公開となっておりますが、全てのお茶室を自分で設計して作ったそうです。
三玲が開くお茶会にはお客様が何百人といらっしゃったそうですが、流派に属する方はこられなかったとか。
「きっと、三玲の作る茶室を見たかったでしょうね」
と、解説の方は言ってました。
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その茶室前からの庭風景と共に笑
州浜を表現した赤い石と、そこに迫る苔のラインがとても綺麗で。
真中の枯れ木みたいなのは、カクレミノでした。
(まだ上部はきちんと葉っぱが出ています。)
こんなに太いカクレミノを見るのは初めて!
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とても参考になるような、ラインでした。
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書院前の庭風景も、中から見るのとは違った風景。
いろいろ、茶室を解説してくださった方と話しこんでいたら、帰るのが最後になってしまいました。
結構面白い方で、もっと打ち解けて話したかったなぁと。
最後にポストカードを買って終了です。
また行ってみたい、庭園の一つになりました^^