あるが なし
ナシ(梨)続きの 話が 続きます 僕は 梨が 大好物なので 結構 梨関連の話題は 多いんですよ
(さらに 好きなのは 洋ナシ 「ラ・フランス」です)
梨は 「ナシ」と 読みます。
「ナシ」は 「無し」に聞こえる と言うことから 「なし」ではなく 縁起良く「あり」にしようという人が 出てきました。
そのような訳で
「梨の実」 イコール「ありの実」ということになりました。
全国には ナシ園ではなく ありの実園と表現する梨園が 結構あります。
我が山武にある そして 友達の鈴木さんのところは 昔は 「鈴木梨園」と呼ばれていましたが いまでは 「有野実苑」に名称が 変わっています。現在は オートキャンプ場として 有名です。
今度 梨の食べることが あったら 「ありのみでも ひとつ 食べませんか?」と 言ってみたら どうでしょうか
声に出して残したい日本語
声に出して 残したい日本語 あるいは 日本人なら覚えておきたい日本語 などなど こんなネーミングの本が 結構 売っています。
NHKでも 「言葉おじさん」こと 梅津アナウンサーが がんばっています
先日のブログで 「梨園のセミ」なるタイトルを 書きました。
すると ひとりの方から 「なんで ナシ畑を見ていると 歌舞伎を 連想するの?」と 質問されました。
なるほど 説明が ないと 分からない方も いらしたかもしれません。
僕が 見ていたのは 「梨園」。この場合は 「ナシエン」と 読みます
歌舞伎界のことを 通称「梨園」と呼びます。 この場合は 「リエン」と読みます。
なんで そう呼ぶのかは 定かではありませんが きっと 稽古場の近くにナシの木が 多かったからでしょう。
日本語には 音読みと訓読みの違いが まったく異なる物を指すものが 多いです。
それを 解決するのは 知識しか ありません。
歌舞伎界の事を「梨園」という などということは 知っていなくても もちろん 生きていけますが 日本に住み 日本人と会話するときは 少し 知っていると 生活に 楽しみが 生まれます。
音読み 訓読みの違いとは 少し違いますが たとえば 雨のことを 「五月雨」「時雨」「涙雨」「雪消し雨」「きつねの嫁入り雨」・・・・・・いろんな表現をするのも 生活の楽しみの為です。
そういえば
「整いました」と Wコロンのねづっちが 活躍してブームになった「謎かけ」なども 日本語の言葉遊びとしては とっても 面白いですね。
本を読むより こんな方が いろいろ 覚えられるかもしれませんね