白いタイヤ痕
朝方まで 雨が 時折 強く降っていたが 職人達が 現場に出かけていくころには 晴れ間が 見えてきた。予定通り コンクリートの打設を やろう。こんなことでも ひと安心だ。
お客様との打合せにいく。風の中の湿気も取れてきて さわやか。毛虫さえいなければ 庭の工事が したいな。
青空を映しはじめた水たまりが 道路の脇のあちこちにある。
そんな渇き間際の道路に 白いタイヤ痕 発見
100mくらい続いている白いタイヤ痕の出所を 見ると そこは 牛のえさの出荷場だった。
白い粉の正体は 消毒用の粉なのだろう。
千葉県は 森田建作知事が やっきになって宣伝しているように 酪農でも 全国有数の売上があるのだ。
牛は 肉牛よりも 乳牛が 多い と思う。また 養豚も 盛んだ。
千葉でも 酪農家および その関係者の緊張感 そして御苦労は 大変なものだろう。
毎日 トップニュースになっている今回の「口蹄疫」は 宮崎から 遠く離れた こんな道路にも はっきりと 爪痕を 刻んでいる。
目に見えない恐怖を しばらく 考えながら 車を 走らせた。