ミタラシを・・・
「ミタラシ」
あなたは 何を 想像しますか?
甘しょっぱいタレのかかった「みたらし団子」ですか?
では 「みたらし」を パソコンに入力し 変換キーを 押してみましょう
そーです。「みたらし」とは 「御手洗」つまりトイレのことです。
今回は 「トイレ」の話
売りに出ていた工場に 新しい会社が引っ越してくるとの事で そこに プレハブの事務所が 建てられた。
しかし この工場には トイレがなかった。
山の中の為 下水道は 引かれていない。
浄化槽を入れようにも 敷地内には 分厚くコンクリートが敷かれ簡単には工事出来そうにない。
でも トイレは 人がいる以上 絶対必要になる。
社長さんは 「ちょちょいと 作って!」という。
しかも
「ちょちょいと 安く 早く作って」という。
外国で 以前 入ったことのあるような穴に渡り板が 貼ってあるようなものは まさか 作れない
そこで 今回 仮設トイレを 設置することになった。
工事現場やイベント会場にあるタイプより もう少し良いタイプ。
水洗式で しかも 水道をつなげれば 水は 自動的に タンクに供給できるタイプだ。
さらに 社長は
「仮設トイレでは 見た目が良くないので 囲って欲しい」という。
「手洗いも サービスで付けて欲しい」という。
「事務所から 雨にぬれずに 行けるようにしてほしい」という。
「大便器と小便器を 分けてくれ」という。
「ウオシュレットが 付けられるならば 付けてほしい」という。
「工場の作業員も使うから 外からも 入れるようにしてくれ」と いう。
「でも やっぱり 安くなるようにしてほしい」と いう。
僕は
「工事金額の半金を 先に振り込んでほしい」という
「トイレ自体は 無くては困るだろうから 即納入するので 囲いの方の納期は 数日間ください」という
「どんな製品でつくるか どんな工法でつくるか まかせてほしい」という。
「連絡先は 普段 ここにいない社長でなく 現場にいる責任者にしてほしい」という。
「仮設トイレにウオシュレットをつけるのは その予算では 勘弁してほしい」という。
契約成立
このようになりました。
ミッション クリヤー