スープが全く冷めない現場にて・・・・
年末に 会社の隣りの工事をしていたことを ブログで書きました。
近くの現場(今回は 近すぎる現場)というのは 案外 記憶がなくなってしまうことがあるので ブログに 書いておこう!
ウチの隣りは 野菜を 農家から 収集し そして 出荷する場所(以下 野菜出荷場)です。
その脇にある家が 今回の現場。 もちろん 昔からのご近所さんです。
もともと 畑だったところに家を建てたので 家へのアプローチは 農道そのものです
「正月までに コンクリートやってよ!」ということで 工事することになりました。
息を止めても いける現場というのは 逆に 気の緩みが でるもの。
年末だったこともあり みんなに 「正月が近いのだから 気を張って ミスやケガに注意して!」と 気合を入れた。
出来上がったものは これです。
コンクリートのスロープです。 この写真の奥まで 続いていきます。
ツルツルに仕上げてしまうと 滑ってしまうので 「刷毛引き」という 滑り止め仕上げにしてあります。
正月に間に合わせる為に 職人を用意し 朝一番から コンクリートを施工するために 生コン車の手配をし
ワイヤーメッシュ(金網)や伸縮目地の準備も万端に整えました。
「あっ」
「ポンプ車頼むの忘れてた」
ポンプ車とは コンクリートミキサー車が 運んできたコンクリートを ホースを使って 高いところなどに上げてくれる車のことです。(コンクリート圧送車と呼ぶのが 正式かな)
ご覧のように 施工場所の脇は 野菜出荷場の為 広くポンプ車を使うには なんの問題もない。
スロープ工事では ポンプ車がいると 施工は とっても 楽なのです。(もちろん お金は かかりますが・・・・)
年末で その日のポンプ車の予定は どこに電話をかけても もう予約が取れない。
「仕方ない 一輪車で 運ぼう」
コンクリートのいっぱい入った一輪車が 坂道で どれだけ重いか 想像してください。
みんなで 湯気を出しながら 運びました。
「気合いれてけー」
と 言ってみたものの みんなの視線が 冷たい。
近くの現場で 一番 気が 張ってなかったのは 僕自身でした。
反省