多分 ビールが うまい縁台
春先 工事をしている現場のすぐ近所から ガーデンリフォームのご相談がありました。
「ご連絡ありがとうございます。今 すぐ 近くで工事していますので お伺いしたいのですが どの辺ですか?」
「四角い家だから すぐ わかりますよ」
なるほど おっしゃる通り すぐ わかりました。
「可もなく不可もなく と いう感じですが なにか ご希望が ございますか?」
「四角い家だから 少し変化をつけてほしい それから 和室前の縁台で ゆっくりしたいなあ
あと リビング側のタイルのテラスのところでは たまに人を呼んで バーベキューをしたいんだよね」
「なるほど 縁台で ゆっくりしたいですかあ。でも あまり縁台周辺を大きくすると 出入りが 不便になってしまうし 和風好みといっても 家とのバランスが あるから コッテコテの和風にするわけにも いけないし???・・・・・」
まさに 「どうすっぺ?」
悩んだ結果 こんなお庭になりました。
TOEXの「プラスG」の部材を使い 大きなフレームを作りました。そして 和室 リビングを 縦格子のパーティションを使い やわらかく区切っています。このようなパーティションは いわば 現代版の袖垣といってよいでしょう。まさに「温故知新」って感じです。材料は すべて アルミですが 木目調のためか あまり 固い印象が ありません。
リビングの上には 日よけのため ガーデンターフをとりつけ 和室の上には プラスGシステムの屋根を取り付けました。屋根には 半分 目隠し板を取り付けましたが 縁台に座ると これが なんとも 昔の家の軒下のような感じになり 良い感じです。いままで 外壁には なにも突起物がなかったのですが これが 落ち着かない原因だったのかもしれません。
縁台部分は 人工木材デッキを使用しました。奥行きは 1.2mですが 狭すぎず 広すぎず 座布団を引いて あぐらをかくには ちょうど 良い広さです。
ここで 夕涼みしながら ビールを 飲みたいなあ