アントステラ
横浜へ 大学サークルの同窓会にいった帰り 横浜駅構内に入ると 甘い香りが 漂ってきた。
一緒にいた友達が 「すっかり横浜駅も変わったけれど この香りには 記憶があるよ」と言った。
「ふーん そうだっけ・・・・・・」と思いながら 歩いていくと 自分も なんとなく 思いだしてきた。
「アントステラ(ステラおばさん)のクッキーの匂いだったか」
人間の記憶というのは 視覚だけじゃないことを 改めて 感じる。
せっかくなので クッキーの詰め合わせを おみやげに買った。
次の朝
「ねえ パパ 机の上のクッキー 開けていいの 食べていいの?おみやげなの?」
といって起こされた。
起きていくと すでに 袋のリボンは 外され 「ひとり三枚ずつ チョコ味は 一枚ずつ」と 配給の割合まで 決まっていた。
今の時代 クッキーは めづらしいものではないし 「アントステラ」だって ここにしかないわけではないが 懐かしさを 感じながら 子供たちと このクッキーを一緒に食べていることに不思議な気持ちになった。
ノスタルジー?
御無沙汰をしておりました。
今年に入り あまりにも 更新をしていなかったので あちこちの方から 「身体の具合でも悪い?」とか 「コンピューターの調子が悪い?」など ご心配をかけてしまいました。
むしろ 絶好調です。体力も 忙しさも 食欲も コンピューターも
さて 土曜日の午後 大学の時のサークルの同窓会があり 横浜にいってきました。
自分でも すっかり まったく 忘れていたのですが 僕は 当時の大学生定番の「テニスサークル」に入っていたのです。
そのテニスサークルの後輩が 段取ってくれて 一つ上の先輩から 5世代くらいの範囲が 集まりました。
やはり 大学の同窓会になると 小中学校と違い 全国に散らばってしまうので 首都圏に住む者が中心となります。また 働き盛りの年代ですので 土曜日の夕方といえど 仕事で どうしても都合がつかない者もいましたが 30人弱が あつまりました。
まず 第一に 驚いたのは 少なくとも 16~17年くらい時間が 経っていますが 見た目も 雰囲気も 皆 ほとんど変わらなかったこと
成長が ないのか それとも 意識してそうであるのか・・・・・ おかげで 行くまでは 「こりゃ ちょっと 会っても すぐわからんのでは?」と思っていたけれど すぐ 記憶の引き出しが 開き始めました。
次に 驚いたのは いろんな仕事やっているもんだなー ということ。当たり前といえば 当たり前なんだけれど 「えー あの時 あんなチャランポランだった奴が・・・・」というのもあるし 「えー お前 外国語学部じゃなかったけー それなのに・・・・・」というのもあり 面白さを 倍増させてくれた。そーいう自分も 法学部出身で「俺は 検事になり 特捜部に入って 社会の悪を バッサバッサ切ってやる」と言っていたのが 今 庭作りをしているわけですから みんなからも 面白がられた。
僕は 実は 同窓会に 少し 苦手意識がある。
当時の記憶が どんどん なくなっていて 数人が 「あの時は ●●で あいつが こんなことを言って すっごく 楽しかった」と 事細かく覚えているのが とっても 不思議に思う時があるからだ。
それと まだ 若さあふれるアラフォーが 「昔は よかったなー 戻りたいなー」と ノスタルジックになるのも あまり好きじゃない。
でも 今回 昔の話は ほとんど なく 最後には また 今日の集まりが 大学サークルの同窓会であることを 忘れてしまったくらいだった。
今回 集まれなかった人たちとも また 会いたいです。
その時までには なんとか 痩せておきます。
あけまして おめでとうございます
みなさま
あけまして おめでとうございます
正月3ガ日には とにかく なーにもせずに 過ごそうと思いましたが 箱根駅伝や アニメ「メジャー」の総集編に 素直に刺激され いてもたってもいられず 自宅脇の店に 掃除と 観葉植物の水やりにきてしまいました。
こういう性分なんですね。やっぱり 店の中にくると さらに 違う想いが 沸き起こってきます。
心が静まらず ブログの中に 想いを はきだしてしまおうと思います。
今年 店を 立ち上げてから 15年になります。
企業の一つのサイクルが30年という説に従えば ちょうど 折り返し地点です。
「折り返し」
箱根駅伝のように 着た道を また たどっていくのか それとも 違うコースなのか?
ゾクゾクするような 緊張感と 責任感
うーん こういうの きらいじゃない
だけど
知識 知恵 経験は ついてきたとしても 体力の問題やいろんなことを知ってしまった分 怖さも知っている
どうしよう 僕は 大丈夫か まだ いけるのか?
年末 会社の忘年会で 気になっている一つの言葉について (一応 社長として) 発表した。
僕が このごろ 気になって仕方ない漢字
それは
「絆」 きずな
この漢字を バラバラにしてみると 「糸」と「半」
でも 「半」の方は 点々が 垂れていて なんとなく 頼りない感じ
でも これで いいんだよ 頼りないから この字に意味が あるんだよ
糸は 1本が 太いより 細い糸が 集まり そして より合わさる方が 強いって 去年 長女の夏休みの実験で 証明した。
人も 同じ
絡まりすぎは 困るけれど 細くても たくさん集まり 適度に よりあわさる方が 強い
大切なのは 「一本 一本は 弱いことを 自覚すること」
そして みんなで 「同じテンションで 力を出すこと」
強くなった糸で 引き寄せるのは 「幸運」
よし
心が 少し 落ち着いた
いける!
みんな 一緒に 頼むぞ
とっ とったどー!
ついに ついに 念願の
剣道 五段の審査に 合格したぞー
ありがとうございました
家族のみんな
従業員のみんな
稽古をつけてくださった先生達
いつも応援してくれた少年剣道のみなさん
合格の報告を しているだけで 涙がでてくる
ひさしぶりに 泣いた
本当にありがとうございます。
これからも精進いたします。
良いご報告が出来て 幸せです。
ギャップ
今週は 月曜日から 昨日まで ずっと 少し遠い現場へ 行っていた。
場所は 銚子。別のお客様からのご紹介で ガーデンルームを 作りに行っている。
銚子の現場は 今年は 4つ目。行くことには慣れてきたが なにしろ 今は 一番 昼間の時間が 短い時期。当然 作業時間も 短くなる。しかも 銚子は 本州の東端に位置するので 日暮れが 早い。
ということで スタッフのみんなには 30分早く出社してもらい 車内で 充分なミーティングを済ませ 現場に着くと それぞれの担当を すごい勢いで こなしていく。4時半には 撤収。
こういうスケジュールも たまには 新鮮で良い。遠い現場の方が 道具の忘れものもしないし 「テキパキ感」が あるみたい。
本日は 昨日までと違い 今までで もっとも近い現場。 会社の隣りの家へ コンクリート工事にいく。
職人達が 皆 口ぐちにいう。「店長の現場は 昨日と今日で 差が すごいなー」
車は 使わない。歩いていく。
「あっ あの道具忘れた」
「ちょっと 店に戻ってくるね」
「昼ごはん そっちで食べるから 用意しておいて」
仕事は 順調に進んだのだが 昨日まで現場とのギャップが あまりにも激しいので 気持ちも 油断になりがち。
こういう時は 何回も 何回も みんなに声をかける。
「近いときこそ ケガやミスに気をつけてね」
確か こんなことを 紀貫之も「徒然草」の中で 書いていたような・・・・
僕は ギャップ(差異・起伏)を 結構楽しむ方だ。
忙しかったり 暇だったり 遠かったり 近かったり 簡単だったり 難しかったり 面白かったり辛かったり 儲かったり 儲からなかったり(これは 困るな)・・・・・・・
これも AB型の変人体質のせいかな