御正月を飾るアイティムの紹介です。4
さて、昨日の雪吊の一番、天辺を飾るもの、それが藁(わら 藁とは稲・小麦等、イネ科植物の茎のみを乾燥させた物で、これを利用して様々な製品になっています。藁は古来より大切な副産物であって、様々な製品の原料として利用されてきました。農業地域の収穫期には大量の藁が発生するため、業者が大型トラックでその買い付けにやって来るという光景がごく当り前に見られましたが、今日の様にコンバインが収穫作業の中心となってからは、刈り取られたイネがその場で直ぐに裁断され圃場一面に排出されるため、かつてのような買い付けの光景を見ることはありません。今日では藁が貴重なものとして取扱われる傾向にあります)で作った所謂、ワラボッチと言われるものを飾りで付けてみました。このワラボッチも、先日お話した通り、様々なデザインのものが存在しますが、個人的にはどの様なものでもパッと見、問題が無ければそれでいいと考えています。2枚目が藁を一つずつ編み込んでいくシーン、この作業も垣根などで使用する棕櫚縄(シュロナワ)を結ぶときと一緒で、手袋などを使用するとどうしてもうまくいかないのですね、手荒れを覚悟で素手で仕事を進めなければなりません・・・(2006年01月05日弊社HP掲載分)