造園連のブロック会議に出席しました。5
さて、1枚目の写真が昨日に触れた柚の木(ゆのき)型燈籠、実際に窓の部分に照明が灯り、夕暮れ時をほのかに演出してくれます。そうですね、燈籠も種類が沢山あり、据える場所によって燈籠を選ぶのにも苦労しますが、ここにはぴったり、って感じかな?高さも丁度いい感じかもしれませんね、約六尺(180センチ)くらいかな?2枚目の写真は雨落ちの部分、この下に雨水桝が隠されて設置されていますが、この様に伊勢五郎太石とヒサカキの木をうまく使い、雰囲気を大事にしながら、実用的でもありますね。そう、こういうちょっとしたことがとても大事なことです、折角、いいものをつくったとしてもたった一つの小さなことで全てが死んでしまう・・なんてことも有り得ますから・・・
2007年02月12日弊社HP掲載分
造園連のブロック会議に出席しました。4
さて、門を潜るとそこは静寂?な世界が広がる感じ、奥には柚の木(ゆのき)型灯篭(オリジナルは平安時代末の作で、春日大社の柚の木の下にあったことからこの名称になったそうです。)が聳え、あとは延段(アプローチ)のみというシンプルなデザインですが、ごちゃごちした賑やかな庭に比べ、とても印象深いというか、心に残るというか、奥まで進んでみたくなる計算された巧みな演出がそこにある様な気が致しました。このデザイン、施工は我々の世界では有名な故・岩城亘太郎氏が創設した東京都世田谷区の岩城造園(全国から造園の門下生が集まる云わば庭師の養成所みたいなものでしょうか?私が東京農大の造園学科に進学しなければ多分、ここの門下生になっていたはずです。)さんが担当、流石ですね、私もこういう感じのものを東京在住時には随分と扱ったというか、携わりましたが、埼玉に戻ってからはちょっと・・って感じでしょうか?そう、こういう伝統的なものを継承させなければいけませんね。
2007年02月11日弊社HP掲載分
造園連のブロック会議に出席しました。3
さて、今日はフォレスト・イン昭和館(http://www.showakan.co.jp/)のファシリティー、「昭和の森 車屋」の紹介になります。そうですね、最近は、例えば旅館やホテルなど、その施設を利用する方々の意向などで、昔みたいにただ、温泉などに浸かり、宴会をやって寝る・・という昔のスタイルからはほど遠い感じとなりました。何と言うのかな?はっきりと利用目的があり、しっかりとしたホスピタリィティーがあれば、お客様はお金を少々高くても払ってくれる・・まあ、私に限って言えば、素泊まりで十分なのですがね(笑)今、サービスの資質を多いに問われる時代、そんな中でこの施設全体を考えるとちょっと異色?な存在のこの離れ、最初は、この門構えもちょっと入り難い感じですし、周りの樹木もあえて少し、中を伺い難くした手の入れ方をして、ちょっとした異次元の空間をあえて演出している様な気がします。そう、今はちょっとした「和」のブームだそう、どちらかというと「洋」にも飽きてしまった感がある昨今、この外観と、料理が美味しいことと、サービスが満足するものであれば、お客様は必然と訪れるものだと思いますね。
2007年02月10日弊社HP掲載分
造園連のブロック会議に出席しました。2
さて、フォレスト・インの違う側面というか、併設する特筆すべき施設の紹介は改めてにして、今回は、本題である会議の内容について述べさせて頂きたいと思います。この造園連、全国で働く造園業の方を対象とし、その業界をより発展させる為(掻い摘んで表現すればですが)にある団体、恐らく数有る中で、一番、活動している団体だと思われます。そんな活気ある会の議題は、「若手の育成」、長野や山梨など関東以外から参加なされた支部長さんなどからも貴重な意見を拝聴させて頂きました。どの業界も新人の育成には頭が痛いところ、この業界にはあまり関係がありませんが、「団塊の世代」の大量退職で、今の日本も、ターニングポイントに位置するのは周知の事実、また「地球温暖化」における、「今の我々にどの様なことが出来るのか?」など、将来を考えるにあたり我々に必要不可欠で、今後、無視出来ない事柄などが議題に上がり、わざわざ時間をつくり、来て良かったと改めて考えさせられた一時になりました。そう、緑の伝道師?として今後、社会や環境をより良くしなければいけない立場、ただ単に仕事をするだけではなく、環境というものを意識しながら活動をしなければなりませんね。
2007年02月09日弊社HP掲載分
造園連のブロック会議に出席しました。
今月の6日~7日、弊社代表取締役が埼玉県支部事務局長を務める(社)日本造園組合連合会(造園連 http://www.jflc.or.jp/)の関東・東京合同ブロック会議に代理として出席した模様をお届けしたいと思います。本来であれば、この時期、非常に多忙で、出来ればご遠慮したかったところになりますが、中々、お付き合いというか、この辺は難しいところになりますね。さて、早速、その会場となったフォレスト・イン昭和館(http://www.showakan.co.jp/)をちょっとだけ紹介させて頂きたいと思います。東京都昭島市に位置するこの施設、都心からも近く、武蔵野の自然を満喫出来るこのホテルは、私も披露宴をさせて頂いたホテル・オークラ東京(http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/)と同じグループに属し、流石と思わせるホテル内の充実や、スタッフの対応などを体感?した次第です。短い時間の滞在でしたので、施設を十分、利用させて頂いたわけではないのですが、特に10階にある「ラウンジ・ダコタ」は、遠くに横田基地の灯りを見ながらのちょっと薄暗い、とても雰囲気の良いスペース、久し振りのスコッチの水割りも美味しく頂きました。機会があれば、改めて訪れたいリゾート、(出来ればプライベート?ちょっと意味深な言葉ですが)皆様にもお奨めしたい特別な場所となりますね。
2007年02月08日弊社HP掲載分